第25回参議院議員通常選挙

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第25回参議院議員通常選挙
日本
2016年 ←
2019年(令和元年)
→ 2022年

任期満了日 2019年7月28日
改選数 124(3増)
選挙制度 選挙区制 74
非拘束名簿式比例代表制 50
有権者 満18歳以上の日本国民
参議院245議席(124議席)

第25回参議院議員通常選挙(だい25かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、2019年令和元年)7月28日の任期満了に伴い、実施が見込まれている参議院議員通常選挙である。

概要[編集]

令和に改元して初めて行われる通常選挙である。衆議院の解散がなければ、令和で初の国政選挙となる。第196回国会最終盤の2018年(平成30年)7月18日公職選挙法改正案が成立したことから、第23回参議院議員通常選挙定数の半分である改選数121に、定数増加分3(埼玉県選挙区1・参議院比例区2)を加えた計124議席が争われる[1]

前回参議院選挙から導入され、改選半数に適用されていた参議院合同選挙区である徳島県・高知県選挙区鳥取県・島根県選挙区が、今回の選挙で全数について適用され、完全に合区(本来の定数)となる。

「特定枠」導入[編集]

本選挙から、参議院比例区にて、政党の判断で一部の候補者を拘束名簿式の「特定枠」として設定することにより、優先的に当選させる候補者とすることができるようになり、これによって参議院比例区では拘束名簿式と非拘束名簿式の両方が混合することになる。特定枠に掲載された候補者は、候補者名を冠した選挙運動を行うことはできず、当該候補者への投票は、政党票としてカウントされる。

定数[編集]

選挙区[編集]

改選定数3以上
東京都
埼玉県
神奈川県
愛知県
大阪府
北海道
千葉県
兵庫県
福岡県
改選定数2
茨城県 静岡県
京都府 広島県
改選定数1
青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県
福島県 栃木県 群馬県 山梨県 新潟県
富山県 石川県 福井県 長野県 岐阜県
三重県 滋賀県 奈良県 和歌山県 鳥取・島根
岡山県 山口県 香川県 愛媛県 徳島・高知
佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県
鹿児島県 沖縄県

比例代表 [編集]

定数50(2増、改選前欠員1)

議員[編集]

この選挙で引退・不出馬[編集]

自由民主党[編集]

立憲民主党[編集]

日本維新の会[編集]

希望の党[編集]

社会民主党[編集]

沖縄社会大衆党[編集]

無所属[編集]

補足[編集]

2019年(平成31年)前期補欠選挙から6月までに辞職等があった場合、同日に補欠選挙になる。兵庫県選挙区は2018年(平成30年)12月に議員死去による欠員が生じたが、2019年(平成31年)4月の補欠選挙は執行せず、任期満了まで兵庫県選挙区は1人欠員。島根県選挙区では2019年(令和元年)5月議員死去により欠員が生じたが、補欠選挙の実施期間が無いので、欠員のまま廃止。選挙区は任期満了時点で2人が欠員状態になる。比例区は繰上無効で任期満了まで1人欠員。

当選議員の補欠選挙の最終期限は、2024年(令和6年)9月15日である。

本選挙から、参議院議員選挙において平成生まれの立候補が可能になり、平成生まれの参議院議員が誕生する可能性がある[注 1]。衆議院は2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙から立候補可能になり実際に立候補事例もあったが、2019年(令和元年)5月1日現在平成生まれの国会議員は当選した事例はまだない[注 2][注 3]

今回の政見放送から、選挙区政党所属・推薦候補については映像の自主制作が選択可能となる。[20]

12年に一度の亥年選挙である[21]

今回の通常選挙に合わせ衆議院を解散し、衆参同日選挙を行う可能性が指摘されている [22][23]。 同日選を行う場合、会期末の解散なら7月21日、会期を延長した場合は8月4日が投票日になると見られている[23]第198回国会通常国会)の会期終了後に予定される参議院議員選挙であり、同国会会期中に衆議院が解散された場合には、1986年(昭和61年)の死んだふり解散以来、33年ぶりとなる衆参同日選挙になる可能性があり、この場合は6つ全ての選挙が2019年(平成31年/令和元年)内に実施(選挙が成立)される地域があることになる。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 公職選挙法の規定で、これで平成生まれの人も、全ての地方議会議員・首長・知事・国会議員の被選挙権の有する年齢(満30歳)になった。また、21世紀生まれが選挙権を有する年齢(満18歳)になった
  2. ^ なお衆議院議員においては、2013年(平成25年)6月3日の鈴木貴子(1986年(昭和61年)1月5日生まれ)の繰り上げ当選以降、2014年の第47回・2017年(平成29年)の第48回を経て鈴木が最年少衆議院議員の座を維持し続けている。
  3. ^ すなわち、平成時代に平成生まれの国会議員は一人も誕生しなかったことになる。

出典[編集]

  1. ^ 参院定数6増改正案成立 参院定数増は昭和45年以来”. NHK政治マガジン. 日本放送協会 (2018年7月18日). 2018年8月23日閲覧。
  2. ^ “伊達参院議長、引退へ 来年参院選出馬せず”. 産経新聞. (2018年11月10日). https://www.sankei.com/smp/politics/news/181110/plt1811100007-s1.html 
  3. ^ “自民の山本一太参院議員、来夏の群馬県知事選に出馬へ”. 朝日新聞. (2018年12月5日). https://www.asahi.com/articles/ASLD52HF0LD5UTFK001.html 2019年1月15日閲覧。 
  4. ^ “自民・吉田参院幹事長、参院選不出馬へ 体調不良で引退決断”. 産経新聞. (2019年4月22日). https://www.sankei.com/politics/news/190422/plt1904220097-n1.html 
  5. ^ “柳本参院議員が引退表明=自民”. 時事通信. (2018年5月10日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2018051900422&g=pol 2018年12月16日閲覧。 
  6. ^ “参院愛媛選挙区 らくさぶろう氏擁立決定 自民県連”. 愛媛新聞. (2019年1月22日). https://www.ehime-np.co.jp/article/news201901220073 2019年4月21日閲覧。 
  7. ^ “自民・石井みどり氏参院選不出馬 日歯連は高橋氏支援”. 産経新聞. (2018年11月8日). https://www.sankei.com/smp/politics/news/181108/plt1811080027-s1.html 
  8. ^ <参院選>自民・中野氏出馬せず 衆院比例代表転出も”. 河北新報 (2019年3月18日). 2018年3月18日閲覧。
  9. ^ “ワタミ元会長の渡辺美樹氏が参院選不出馬表明”. 毎日新聞. (2019年2月13日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190213/k00/00m/010/089000c 
  10. ^ “立民・風間氏、参院選不出馬表明 衆院選へ意欲”. 産経新聞. (2019年1月23日). https://www.sankei.com/politics/news/190123/plt1901230044-n1.html 2019年1月24日閲覧。 
  11. ^ “立憲から擁立 組織内候補、来夏の参院選比例”. 毎日新聞. (2018年5月14日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180515/k00/00m/010/089000c 2019年1月30日閲覧。 
  12. ^ “参院選:日教組も立憲支援へ 比例代表に水岡氏擁立”. 毎日新聞. (2018年3月23日). http://mainichi.jp/senkyo/articles/20180324/k00/00m/010/108000c 2018年3月24日閲覧。 
  13. ^ “維新・儀間氏が不出馬 参院比例、高齢理由”. 産経新聞. (2019年6月12日). https://www.sankei.com/politics/amp/190612/plt1906120030-a.html?__twitter_impression=true 2019年6月12日閲覧。 
  14. ^ “中山恭子・元拉致相、参院選不出馬の意向 FBで表明”. 朝日新聞. (2019年4月8日). https://www.asahi.com/articles/ASM48451ZM48UTFK004.html 2019年4月8日閲覧。 
  15. ^ “又市氏が議員引退 参院選不出馬 党首は続投”. 北日本新聞. (2019年6月16日). http://webun.jp/item/7573161 2019年6月16日閲覧。 
  16. ^ “参院選沖縄、糸数議員が4選出馬辞退”. 毎日新聞. (2019年1月10日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190110/k00/00m/010/225000c 2019年1月10日閲覧。 
  17. ^ “希望行田邦子氏が参院選不出馬”. ロイター. (2019年1月8日). https://jp.reuters.com/article/idJP2019010801002333 2019年1月8日閲覧。 
  18. ^ 薬師寺氏、自民で衆院くら替えへ 愛知2区で調整2019年5月10日 中日新聞
  19. ^ “アントニオ猪木氏が参院選不出馬「出ない」と明言”. 産経新聞. (2019年6月5日). https://www.sankei.com/politics/news/190605/plt1906050035-n1.html 2019年6月5日閲覧。 
  20. ^ “参院も政見放送に事前収録映像 改正公選法が成立”. 日本経済新聞. (2018年6月19日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31955420Z10C18A6PP8000/ 2019年4月9日閲覧。 
  21. ^ 亥年選挙スタート、11知事選告示 北海道は与野党対決
  22. ^ 衆参同日選、揺らぐ公明=懸念に交じり容認論も時事通信(2019年5月23日)
  23. ^ a b 会期末解散なら7月21日=延長で8月4日も-衆参同日選シミュレーション時事通信(2019年5月22日)
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