第35郷土防衛師団 (韓国陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
第35歩兵師団
創設 1955年4月20日
所属政体 大韓民国の旗 大韓民国
所属組織 Flag of the Republic of Korea Army.svg 大韓民国陸軍
部隊編制単位 師団
兵科 歩兵
愛称 忠敬(朝鮮語: 충경
上級単位 第2軍
テンプレートを表示

第35郷土防衛師団(だい35きょうどぼうえいしだん、朝鮮語: 제35향토보병사단、第三十五步兵師團、ROK Army 35th Infantry Division)は大韓民国陸軍の師団の1つ。 愛称は「忠敬部隊」。第2作戦司令部隷下の郷土歩兵師団で、衛戍区域は全羅北道である。

1955年4月20日、江原道華川郡で創設され、同年6月、全羅北道全州市松川洞に移した。第9軍団韓国語版隷下であったが、2007年の軍団解体に伴い第2作戦司令部直轄となる。2013年12月、師団司令部が任実郡任実邑大谷里に移転した。

2015年までに海岸警戒作戦によって101回の対スパイ作戦、617人の密入国者を検挙した実績を持ち、また智異山開発事業や湖南高速道路建設事業[1]、自然浄化事業、災害復興支援事業[2]、遺骨発掘事業などの公共事業にも参加している[3]

編成[編集]

隷下には3個連隊がある。これらの部隊はかつては「白虎部隊」など瑞祥動物の名を充てていたが、2014年に起こった漣川後任兵暴行致死事件で低下した軍のイメージアップを図るべく、同年10月より管轄地域にゆかりのある偉人の名を当てる事になった。例えば、南原市を管轄する第103歩兵連隊は李成桂同地で倭寇の軍勢を破った韓国語版事、第105歩兵連隊は1589年李舜臣が井邑県監に赴任した事、第106歩兵連隊は壬辰倭乱当時、李舜臣が仙遊島で休息をとった事に由来する[4]

  • 第103歩兵連隊(通称号:李成桂将軍連隊 / 第7733部隊[5]、南原市、茂朱郡、淳昌郡、任實郡、長水郡、鎮安郡)
  • 第105歩兵連隊(通称号:李舜臣連隊 / 第8098部隊[6]、金堤市、井邑市、高敞郡、扶安郡)
  • 第106歩兵連隊(通称号:忠武連隊 / 第9585部隊、群山市、益山市、全州市、完州郡)
  • 動員支援団
  • その他直轄部隊

師団長[編集]

氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
漢字/片仮名表記 原語表記
趙澈権韓国語版 조철권 1974[7] 陸士8期 陸本人事勤務処長[8] 予備役 准将
沈裕善 심유선 1977? 国保委財務委員長
姜允鍾 강윤종 1980[9]  ? 第5空輸特戦旅団長 1軍副司令
黄仁秀 황인수 1980[10] - 1982? 陸士12期  ? 陸軍本部情報参謀部長 ハナフェ
呂明鉉 여명현 陸士21期 ? 第2軍参謀長[11] ハナフェ
24 安周燮韓国語版 안주섭 1993.10.11[12] - 1995.10[13] 陸士24期 陸本監察室検閲課長 2軍参謀長
25 宣映済 심유선 1995.10 - 1997.10[14] 陸士25期 合参本部作戦企画本部作戦部長 2軍参謀長
27 金寛鎮 김관진 1999.4.16 - 2000.10.31[15] 陸士28期 陸本戦略企画所長 陸本企画管理参謀部長
28 金聖培 김성배 2000.10.31 - 2002.10.28 陸士29期 合参本部作戦次長[16] 教育司戦力開発部長
29 イ・ヨンジェ 이영재 2002.10.28 - 2004.10.25 三士5期 3軍管理処長[17]
30 イ・ソンチョル 이선철 2004.10.25[18] - 2006.5.2 陸士31期 第103旅団長[19] 国防部軍需管理官[20]
31 金賢基[21] 김현기 2006.5.2 - 2008.4.4 三士9期 第105連隊長
32 ジョン・ドンウン 전동운 2008.4.4 - 2010.6.29 陸士35期 合参軍需部長[22] 国防部軍需管理官
33 安秉台 안병태 2010.6.29 - 2012 学士19期 第201特攻旅団長 教育司令部
34 チョン・ハンギ 정한기 2012 - 2014.4.29 陸士39期
35 チェ・チャンギュ 최창규 2014.4.29 - 2016.5.2 三士19期[23] 陸軍本部情報作戦1次長[24] 砲兵学校長
36 キム・ギョンス 김경수 2016.5.2 - 陸士43期 陸軍人事本部人事行政処長[25]

脚注[編集]

  1. ^ “陸軍第35歩兵師団、部隊創設60周年記念行事(35사단 이성계 연대 대민지원봉사 앞장)”. 全北連合新聞. (2015年4月20日). http://www.jbyonhap.com/news/articleView.html?idxno=132083 2016年5月24日閲覧。 
  2. ^ “【月曜デート】就任1年6ヶ月 金聖培35師団長([월요데이트] 취임 1년6개월 김성배 35사단장)”. 全北日報. (2002年4月28日). http://www.jjan.kr/news/articleView.html?idxno=60036 2016年5月24日閲覧。 
  3. ^ “6・25遺骨発掘の戦死者、35師団で合同告別式(6·25 유해발굴 전사자, 35사단서 합동영결식)”. 全北日報. (2006年6月16日). http://www.jjan.kr/news/articleView.html?idxno=314768 2016年5月24日閲覧。 
  4. ^ “陸軍35師団異色部隊名 '注目'(육군 35사단 이색 부대이름 ‘눈길’ )”. ハンギョレ. (2014年10月7日). http://www.hani.co.kr/arti/PRINT/658671.html 2016年5月24日閲覧。 
  5. ^ “35師団李成桂連隊、対民間支援ボランティア先頭(35사단 이성계 연대 대민지원봉사 앞장)”. 南原ニュース. (2016年2月2日). http://www.namwonnews.com/news/articleView.html?idxno=4245 2016年5月24日閲覧。 
  6. ^ “井邑35師団李舜臣連隊、49代連隊長ソ・ビョングク大領就任(정읍 35사단 이순신연대, 49대 연대장 서병국 대령 취임)”. 井邑時写. (2015年7月7日). http://www.jsisa.net/news/articleView.html?idxno=33021 2016年5月24日閲覧。 
  7. ^ 趙澈權”. 国立大田顕忠院. 2016年5月25日閲覧。
  8. ^ “【訃報】趙澈權前労働部長官([부고]조철권 前노동부 장관)”. 東亜日報. (2007年8月3日). http://news.donga.com/ISSUE/Vote2016/News?m=view&date=20070803&gid=8474222 2016年5月24日閲覧。 
  9. ^ 姜允鍾”. 国立大田顕忠院. 2016年5月25日閲覧。
  10. ^ 姜允鍾”. 国立大田顕忠院. 2016年5月25日閲覧。
  11. ^ “将官級ハナフェ会員に対する新政府の人事措置の内容(장성급 하나회원에 대한 새정부의 인사조처 내용)”. sisapress. (1993年8月5日). http://www.sisapress.com/journal/articlePrint/105974 2016年8月17日閲覧。 
  12. ^ “安周燮警護室長 博士号(안주섭 경호실장 박사학위)”. 全北道民日報. (2002年8月27日). https://domin.co.kr/news/articleView.html?idxno=571007 2016年5月24日閲覧。 
  13. ^ 安周燮
  14. ^ “戦争記念事業会長に宣映済予備役中将(전쟁기념사업회 신임 회장에 선영제 예비역 중장)”. コリアニュース. (2011年7月18日). http://www.ikoreanews.com/news/articleView.html?idxno=72566 2017年9月2日閲覧。 
  15. ^ “インタビュー - 離任する金寛鎮35師団長(인터뷰-이임하는 김관진 35사단장)”. 全北道民日報. (2000年10月29日). http://www.domin.co.kr/news/articleView.html?idxno=627481 2016年5月24日閲覧。 
  16. ^ “第35師団新任金聖培 師団長に就任(육균 제35사단 신임 김성배 사단장 취임)”. 全北道民日報. (2000年10月30日). https://domin.co.kr/news/articleView.html?idxno=627383 2016年5月24日閲覧。 
  17. ^ “新35師団長のイ・ヨンジェ少将(신임 35사단장에 이영재 소장)”. 全北日報. (2002年10月23日). http://www.domin.co.kr/news/articleView.html?idxno=565041 2016年5月24日閲覧。 
  18. ^ “第30代35師団長就任 イ・ソンチョル少将(제30대 35사단장 취임 이선철소장)”. 全北日報. (2004年10月25日). http://www.jjan.kr/news/articleView.html?idxno=134959 2016年5月24日閲覧。 
  19. ^ “インタビュー - イ・ソンチョル103准将 - 地域社会と一緒に部隊指向(인터뷰-이선철 103여단장-지역사회와 함께하는 부대 지향)”. 仁川日報. (2004年9月1日). http://www.incheonilbo.com/news/articleView.html?idxno=188835 2016年5月24日閲覧。 
  20. ^ “キム・ヒョンギ新任35師団長に就任(김현기 신임 35사단장 취임)”. 全北中央新聞. (2006年5月2日). http://www.jjn.co.kr/news/articleView.html?idxno=130058 2016年5月24日閲覧。 
  21. ^ “軍将星定期人事... 20人進級 - 補職変更(軍장성 정기인사…20명 진급-보직 변경)”. 東亜日報. (2006年4月22日). http://news.donga.com/View?gid=8298762&date=20060422 2015年11月18日閲覧。 
  22. ^ “ジョン・ドンウン陸軍35師団長4日に就任(전동운 육군35사단장 4일 취임)”. 全北日報. (2008年4月3日). http://www.jjan.kr/news/articleView.html?idxno=264171 2016年5月24日閲覧。 
  23. ^ “陸軍35師団長にチェ・チャンギュ少将就任(육군 35사단장에 최창규 소장 취임)”. ニューシス. (2014年4月29日). http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20140429_0012885845&cID=10808&pID=10800 2016年5月24日閲覧。 
  24. ^ “[インタビュー]チェ・チャンギュ35師団長「今年一年、師団60年の歴史の中で最も素晴らしい年となる」([인터뷰]최창규 35사단장 “올 한 해, 사단 60년 역사상 가장 멋진 해로 만들 것”)”. ニュース1コリア. (2015年4月19日). http://news1.kr/articles/?2191893 2016年5月24日閲覧。 
  25. ^ “陸軍35師団長にキム・ギョンス少将就任(육군 35사단장에 김경수 소장 취임)”. 京郷新聞. (2016年5月2日). http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201605021421001&code=100100 2016年5月24日閲覧。 

関連項目[編集]