第4機甲師団 (シリア)

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第4機甲師団
الفرقة الرابعة
Syrian 4th Armoured Division SSI.svg
第4機甲師団の肩章
創設 1984年
所属政体 シリアの旗 シリア・アラブ共和国
部隊編制単位 師団
兵種/任務/特性 機甲師団
人員 ~14,000[1][2]
所在地 シリア国内各地
編成地 ダマスカス
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第4機甲師団アラビア語: الفرقة الرابعةAl-Firqat ur-Rābaʿah)は、シリア陸軍英語版師団の一つ。第4装甲師団もしくは単に第4師団とも呼ばれる。

概要[編集]

第4機甲師団は、共和国防衛隊特殊戦力師団と同様、装備の供与や訓練の面において、一般部隊より優遇されており、シリアの地上戦力における最精鋭部隊の一つに数えられる。

当該部隊を構成する将校および兵士の大部分は、現大統領バッシャール・アル=アサドの出身宗派であるアラウィー派出身者であり、概ね80パーセントを占めるとされる。また、徴集兵からなる一般部隊と異なり、90パーセントが職業軍人だとされる[3]。ゆえに当該部隊は大統領および与党バアス党政権の権力基盤の一つと看做される。

シリア陸軍の師団は名目上その全てが軍参謀本部の所轄であり、その指揮下にある(共和国防衛隊は大統領直轄との説もある)が、第4機甲師団は現大統領の弟マーヘル・アル=アサドの強い影響下にあるため、実質的に当該人物が指揮権を握っており、軍参謀本部の指揮権は表面的とされる。

シリア内戦では、一般部隊が動揺するなか一貫して政府への忠誠を維持して当初から反政府勢力鎮圧を担い、現在も反体制武装勢力と激しい攻防を展開している。

編制[編集]

現在、第4機甲師団は3個機甲旅団と1個機械化旅団および特殊戦力連隊、そして1個砲兵連隊を有する。 各旅団・連隊の定員は、機械化旅団が3500人、機甲旅団が2500人、特殊戦力連隊ならびに砲兵連隊は1500人からなる。旅団および連隊は大隊を基幹に編成され、大隊の定員は500人である。第4機甲師団は、シリア陸軍の他の師団と同様、旅団および連隊を基幹とする編成である。

  • 第4機甲師団
    • 第40旅団(機甲旅団)
    • 第41旅団(同上)
    • 第42旅団(同上)
    • 第138旅団 (機械化旅団)
    • 第154連隊(師団砲兵)
    • 第555連隊(特殊戦力連隊)

脚注[編集]

関連項目[編集]