第41回社会人野球日本選手権大会

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第41回社会人野球日本選手権大会(だい41かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、2015年10月30日から11月9日の間の11日間[1]京セラドーム大阪で行われた社会人野球日本選手権大会である。

概要[編集]

  • 対象大会からは信越硬式野球クラブ長野大会を制し、第34回大会2007年)から地区連盟主催大会の優勝チームに本大会出場権が与えられるようになって9年目で初めて、クラブ登録チーム(広域複合企業チームを除く)が本制度による出場権を獲得した。クラブ選手権からは和歌山箕島球友会が3回目(最終予選経由を含めて4回目)の本戦出場を決めた。
  • 最終予選では、出場枠が2つ拡大された近畿地区からはカナフレックスが、信越硬式野球クラブが対象大会優勝で最終予選が免除された北信越地区からはフェデックスがそれぞれ夏秋通じて初めての全国大会初出場を勝ち取った。また、永和商事ウイングが秋初出場を決めた。
  • 同年夏の都市対抗で躍進を見せた近畿勢は本戦も席巻し、8強のうち4チームを占めた。大会唯一のコールドゲームを決めた日本生命が勝ち上がり、第29回大会と同じ顔合わせの決勝でHonda相手に9回逆転サヨナラ勝ちで3度目の優勝を遂げ、東芝JX-ENEOSに次ぐ3チーム目の夏秋連覇を達成した。最優秀選手賞は決勝でサヨナラタイムリーヒットを放った古川昌平捕手が獲得した。

予選[編集]

出場チーム[編集]

代表枠 チーム 出場回数
都市対抗野球優勝
東北大会優勝
京都大会優勝
日本生命 4大会連続32回目
クラブ選手権優勝 和歌山箕島球友会 2大会ぶり4回目
北海道大会優勝 JR東日本 4大会連続8回目
日立市長杯優勝 NTT東日本 2大会連続11回目
東京スポニチ大会優勝 富士重工業 2大会ぶり15回目
静岡大会優勝 Honda 4大会連続19回目
長野大会優勝 信越硬式野球クラブ 5大会ぶり14回目
ベーブルース杯優勝 JFE西日本 7大会連続10回目
岡山大会優勝 パナソニック 21大会連続36回目
四国大会優勝 新日鐵住金かずさマジック 2大会ぶり8回目
九州大会優勝 日立製作所 3大会ぶり10回目
北海道 JR北海道 2大会連続7回目
東北 TDK 6大会ぶり9回目
北信越 フェデックス 初出場
関東 JFE東日本 5大会連続9回目
関東 鷺宮製作所 2大会連続10回目
代表枠 チーム 出場回数
関東 日本通運 8大会連続18回目
関東 セガサミー 4大会連続4回目
東海 永和商事ウイング 初出場
東海 トヨタ自動車 12大会連続15回目
東海 西濃運輸 4大会連続17回目
近畿 三菱重工神戸・高砂 3大会連続21回目
近畿 日本新薬 8大会連続18回目
近畿 新日鐵住金広畑 2大会ぶり13回目
近畿 カナフレックス 初出場
近畿 大阪ガス 3大会連続19回目
近畿 NTT西日本 4大会連続17回目
中国 三菱重工広島 4大会連続15回目
中国 伯和ビクトリーズ 3大会ぶり6回目
四国 四国銀行 2大会ぶり22回目
九州 三菱重工長崎 4大会ぶり10回目
九州 JR九州 8大会連続12回目

大会[編集]

トーナメント[編集]

※ 1回戦はトーナメント表の上から順に試合を行うものではない。

  1回戦 2回戦 準々決勝 準決勝 決勝
                                     
 カナフレックス 1  
 西濃運輸 3  
   西濃運輸 2  
   Honda 3  
 パナソニック 1
 Honda 2  
   Honda 2  
   日立製作所 0  
 JFE西日本 1  
 日立製作所 4  
   日立製作所 3
   セガサミー 2  
 セガサミー 8
 フェデックス 1  
   Honda 1  
   大阪ガス 0  
 三菱重工長崎 0  
 大阪ガス 3  
   大阪ガス 7
   永和商事ウイング 2  
 永和商事ウイング 3
 TDK 2  
   大阪ガス 3
   NTT東日本 1  
 NTT東日本 10  
 和歌山箕島球友会 5  
   NTT東日本 2
   日本通運 0  
 日本通運 4
 JR北海道 2  
 Honda 2
 日本生命 3
 JR九州 1  
 新日鐵住金かずさマジック 7  
   新日鐵住金かずさマジック 1  
   日本新薬 7  
 日本新薬 1
 信越硬式野球クラブ 0  
   日本新薬 0  
   伯和ビクトリーズ 6  
 伯和ビクトリーズ 7  
 富士重工業 4  
   伯和ビクトリーズ 3
   三菱重工神戸・高砂 0  
 JFE東日本 0
 三菱重工神戸・高砂 3  
   伯和ビクトリーズ 0
   日本生命 6  
 鷺宮製作所 1  
 日本生命 6  
   日本生命 11
   JR東日本 1  
 JR東日本 8
 新日鐵住金広畑 3  
   日本生命 3     
   NTT西日本 0       
 四国銀行 0  
 NTT西日本 2  
   NTT西日本 5
   三菱重工広島 0  
 トヨタ自動車 2
 三菱重工広島 3  

1回戦[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西濃運輸 0 0 1 0 2 0 0 0 0 3
カナフレックス 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

勝:佐伯 敗:大西

  • 第2試合(10月30日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
フェデックス 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
セガサミー 0 2 0 4 0 0 2 0 X 8

勝:横田 敗:押江

  • 第3試合(10月30日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工長崎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
大阪ガス 2 0 0 0 1 0 0 0 X 3

勝:酒居 敗:奥村

1 2 3 4 5 6 7 8 9
永和商事ウイング 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3
TDK 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2

勝:渡辺康 敗:阿部正

  • 第5試合(10月31日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
三菱重工広島 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3

勝:鮫島 敗:藤田

  • 第6試合(10月31日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
和歌山箕島球友会 0 0 0 0 0 0 2 3 0 5
NTT東日本 0 2 0 4 0 1 0 3 X 10

勝:横山 敗:寺岡 本:喜納、上田(以上NTT東)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鐵住金広畑 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3
JR東日本 3 2 2 0 0 0 0 1 X 8

勝:田嶋 敗:森原 本:東條航、畑中(以上JR東)

  • 第8試合(11月1日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR九州 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
新日鐵住金かずさマジック 0 2 0 5 0 0 0 0 X 7

勝:玉井 敗:濱野

  • 第9試合(11月1日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
信越硬式野球クラブ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本新薬 0 0 0 0 0 0 1 0 X 1

勝:榎田 敗:高橋雄

1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士重工業 0 0 0 1 0 0 0 2 1 4
伯和ビクトリーズ 0 0 2 0 0 0 3 2 X 7

勝:池原 敗:角田

  • 第11試合(11月2日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日立製作所 1 0 1 1 0 1 0 0 0 4
JFE西日本 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

勝:山本 敗:森川

  • 第12試合(11月2日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
パナソニック 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
Honda 0 1 0 0 0 0 0 1 X 2

勝:オスカル 敗:北出 本:多幡(Honda)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
JFE東日本 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
三菱重工神戸・高砂 0 0 3 0 0 0 0 0 X 3

勝:守安 敗:幸松

  • 第14試合(11月3日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 1 3 0 0 0 0 0 0 4
JR北海道 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

勝:渡辺 敗:清原

  • 第15試合(11月3日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
鷺宮製作所 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
日本生命 2 0 4 0 0 0 0 0 X 6

勝:清水 敗:渡辺政 本:村上(鷺宮)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
四国銀行 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
NTT西日本 0 0 0 2 0 0 0 0 X 2

勝:吉元 敗:亀岡

2回戦[編集]

  • 第1試合(11月4日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
西濃運輸 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
Honda 0 0 0 0 1 0 2 0 X 3

勝:福田大 敗:野田

  • 第2試合(11月4日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
セガサミー 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2
日立製作所 0 0 2 0 0 0 0 0 1x 3

勝:荻野 敗:前原

1 2 3 4 5 6 7 8 9
大阪ガス 0 0 3 2 1 0 0 1 0 7
永和商事ウイング 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2

勝:小畑 敗:高橋 本:中居(永和)

  • 第4試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東日本 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
日本通運 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:横山 敗:高山

  • 第5試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鐵住金かずさマジック 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
日本新薬 0 0 0 0 1 0 0 6 X 7

勝:榎田 敗:加藤 本:黒川(新薬)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工神戸・高砂 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
伯和ビクトリーズ 0 0 1 0 0 0 2 0 X 3

勝:椙山 敗:守安

  • 第7試合(11月6日)-7回コールド
1 2 3 4 5 6 7
日本生命 1 0 0 4 2 4 0 11
JR東日本 0 0 0 1 0 0 0 1

勝:小林 敗:進藤 本:福富(日生)、岩澤(JR東)

  • 第8試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
NTT西日本 0 0 0 1 3 0 0 1 X 5

勝:浜崎 敗:大下

準々決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
Honda 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2
日立製作所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:石橋 敗:山本

  • 第2試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東日本 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
大阪ガス 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3

勝:酒居 敗:大竹

  • 第3試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
伯和ビクトリーズ 0 2 1 0 1 2 0 0 0 6
日本新薬 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:佐原 敗:榎田

  • 第4試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本生命 0 0 0 1 0 0 0 0 2 3
NTT西日本 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:清水 敗:吉元

準決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
大阪ガス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Honda 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 1

勝:福島 敗:小畑

  • 第2試合(11月8日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
伯和ビクトリーズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本生命 0 2 1 0 0 3 0 0 X 6

勝:藤井 敗:椙山

決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
Honda 0 0 1 0 0 0 0 1 0 2
日本生命 0 1 0 0 0 0 0 0 2x 3

勝:藤井 敗:石橋
(日本生命は12大会ぶり3回目の優勝)

表彰選手等[編集]

表彰 選手 所属
最高殊勲選手賞 古川昌平(捕手) 日本生命
敢闘賞 石橋良太(投手) Honda
打撃賞 廣本拓也(内野手) 日本生命
福富裕(外野手)
首位打者賞 後藤大輝(外野手)
4試合 13打席10打数5安打 打率.500
伯和ビクトリーズ
優秀賞 投手 小林慶祐 日本生命
清水翔太
石橋良太 Honda
福田大輔
佐原圭亮 伯和ビクトリーズ
小畑彰宏 大阪ガス
酒居知史
山本淳 日立製作所
横山弘樹 NTT東日本
榎田宏樹 日本新薬
吉元一彦 NTT西日本
浜崎浩大
捕手 古川昌平 日本生命
山崎裕貴 Honda
一塁手 廣本拓也 日本生命
伊藤諒介 大阪ガス
二塁手 西銘生悟 Honda
峰下智弘 大阪ガス
三塁手 多幡雄一 Honda
遊撃手 山本真也 日本生命
野中祐也 日立製作所
外野手 福富裕 日本生命
藤原大輔 大阪ガス
伊藤淳 伯和ビクトリーズ
後藤大輝
北道貢 NTT東日本
目黒聡
指名打者 高橋英嗣 日本生命

脚注[編集]

  1. ^ 当初はオリックス・バファローズクライマックスシリーズ進出に備え、A案(10月26日から29日までの4日間+11月3日から9日までの7日間)とB案(10月30日から11月9日までの11日間)が日本野球連盟ホームページに掲載されていたが、オリックスのクライマックスシリーズ進出が絶たれたことでB案が正式日程となった。

参考[編集]

関連項目[編集]