第59回朝日杯フューチュリティステークス

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2007年12月9日中山競馬場で施行された第59回朝日杯フューチュリティステークスについて記述する。

レース概要[編集]

2008年より施行週が1週ずれるため、12月の第2週に施行されるのは今回が最後である。

レース施行前の状況[編集]

各オープン競走の結果[編集]

施行日 レース名 着順 競走馬名 出否
8月11日 ダリア賞 1着 スズジュピター 出走
8月25日 ひまわり賞 1着 メッサーシュミット 回避
クローバー賞 1着 ウイントリガー 出走
9月2日 第27回小倉2歳ステークス 1着 マルブツイースター 回避
2着 ミリオンウェーブ 出走
9月16日 野路菊ステークス 1着 オースミマーシャル 回避
9月29日 芙蓉ステークス 1着 フォーチュンワード 出走
第42回札幌2歳ステークス 1着 オリエンタルロック 回避
2着 サブジェクト 出走
10月13日 第42回デイリー杯2歳ステークス 1着 キャプテントゥーレ 出走
2着 タケミカヅチ 回避
3着 ウイントリガー 出走
10月27日 萩ステークス 1着 フローテーション 回避
11月4日 福島2歳ステークス 1着 スマートギャング 出走
11月10日 第43回京王杯2歳ステークス 1着 アポロドルチェ 出走
2着 ドリームシグナル 出走
3着 レッツゴーキリシマ 出走
11月17日 第12回東京スポーツ杯2歳ステークス 1着 フサイチアソート 回避
2着 スズジュピター 出走
11月23日 京都2歳ステークス 1着 アルカザン 回避

各馬の状況[編集]

上記にも示した馬のうち、ミリオンウェーブは11月10日の第43回京王杯2歳ステークス8着を経て本競走に出走する。

その他500万下競走の勝ち馬では、11月3日に京都の500万下競走を制したエーシンフォワード11月11日の黄菊賞でトールポピーに勝利したヤマニンキングリーなどが本競走に出走する。11月18日のもちの木賞を制したレインボーペガサス(後に回避)、11月18日に東京の500万下競走を制したギンゲイ、11月24日のベゴニア賞を制したドリームガードナー、11月25日に東京の500万下競走を制したセレスハントなどが本競走に出走する。

なお、地方からの出走馬はなかった。

レース施行週の状況[編集]

11月25日に発表された最終登録時点では、出走可能頭数(フルゲート)16頭に対し29頭の特別登録があり、収得賞金上位16頭は出走可能となっている。それ以下の収得賞金400万円の11頭は上位馬の回避がなければ除外される。12月6日出馬投票が行われ、収得賞金上位馬のレインボーペガサスが回避し、収得賞金400万円の11頭うち8頭による抽選が行われ、ゴスホークケンが当選した。そして登録のあったアグネスクリスタル、オーロマイスター、シルクストレングス、スマートファルコン、ダンジグマスター、ノットアローン、フェイムロバリー、マルターズオリジン、ミスティフォレスト、ミッキーチアフルの10頭が出走に至らなかった。

12月7日に枠順が発表され、12月8日より馬券が発売された。前日最終オッズ時点では、アポロドルチェが4.4倍で1番人気、スズジュピターが4.7倍で2番人気、キャプテントゥーレが7.3倍で3番人気、ゴスホークケンが7.8倍で4番人気、エーシンフォワードが8.2倍で5番人気で続き、5頭が10倍を切るオッズとなった。

出走馬と枠順[編集]

天気:晴、馬場状態:良、発走時刻:15時25分
枠番 馬番 競走馬名 騎手 オッズ 調教師
1 1 ゴスホークケン 牡2 勝浦正樹 6.2(3人) 斎藤誠
2 セレスハント 牡2 蛯名正義 119.2(15人) 松永幹夫
2 3 レッツゴーキリシマ 牡2 幸英明 28.2(10人) 梅田康雄
4 ドリームシグナル 牡2 C.ルメール 13.4(8人) 西園正都
3 5 ギンゲイ 牡2 北村宏司 67.7(14人) 岩戸孝樹
6 ウイントリガー 牡2 四位洋文 40.6(12人) 山内研二
4 7 キャプテントゥーレ 牡2 川田将雅 8.3(4人) 森秀行
8 フォーチュンワード 牝2 松岡正海 27.1(9人) 古賀慎明
5 9 スズジュピター 牡2 柴田善臣 4.2(1人) 高橋裕
10 エーシンフォワード 牡2 福永祐一 11.7(6人) 西園正都
6 11 ヤマニンキングリー 牡2 武豊 10.7(5人) 河内洋
12 ミリオンウェーブ 牡2 小牧太 148.7(16人) 宮本博
7 13 スマートギャング 牡2 岩田康誠 58.5(13人) 畠山吉宏
14 アポロドルチェ 牡2 後藤浩輝 4.3(2人) 堀井雅広
8 15 ドリームガードナー 牡2 吉田隼人 37.1(11人) 中村均
16 サブジェクト 牡2 安藤勝己 12.1(7人) 池江泰郎

負担重量は牡馬55kg、牝馬54kg。

レース結果[編集]

レース展開[編集]

好スタートを決めたのはゴスホークケンで、そのまま逃げの体勢でレースを進め、最後の直線でも後続を引き連れずスタートからゴールまで先頭で走りぬけた。

レース着順[編集]

着順 枠番 馬番 競走馬名 タイム 着差
1 1 1 ゴスホークケン 1.33.5
2 2 3 レッツゴーキリシマ 1.33.9 2馬身1/2
3 4 7 キャプテントゥーレ 1.33.9 クビ
4 2 4 ドリームシグナル 1.34.1 1馬身1/2
5 5 9 スズジュピター 1.34.7 3馬身1/2
6 4 8 フォーチュンワード 1.34.8 クビ
7 6 11 ヤマニンキングリー 1.34.8 ハナ
8 1 2 セレスハント 1.34.8 クビ
9 5 10 エーシンフォワード 1.34.9 1/2馬身
10 3 6 ウイントリガー 1.35.0 クビ
11 7 14 アポロドルチェ 1.35.0 アタマ
12 8 15 ドリームガードナー 1.35.1 1/2馬身
13 8 16 サブジェクト 1.35.2 1/2馬身
14 6 12 ミリオンウェーブ 1.35.3 3/4馬身
15 7 13 スマートギャング 1.35.4 クビ
16 3 5 ギンゲイ 1.36.2 5馬身


データ[編集]

1000m通過タイム 58.3秒(ゴスホークケン)
上がり4ハロン 47.2秒
上がり3ハロン 35.2秒
優勝馬上がり3ハロン 35.2秒

払戻[編集]

単勝 1 620円
複勝 1 260円
3 730円
7 330円
枠連 1-2 2,530円
馬連 1-3 8,290円
馬単 1-3 13,340円
3連複 1-3-7 23,810円
3連単 1-3-7 139,620円
ワイド 1-3 2,590円
1-7 1,220円
3-7 3,250円

エピソード[編集]

  • 優勝騎手の勝浦正樹、優勝調教師の斎藤誠、優勝馬主の藤田与志男は朝日杯フューチュリティステークス初勝利で、調教師及び馬主にとってはJpnI(GIも含めて)初勝利となった。
  • 調教師の斎藤はレース後「中山マイルは大外に入るときつい。だからあまり使いたくなかった」と発言した。これを受けて東京スポーツ記者の山口心平は、「枠順による有利不利が大きい」朝日杯フューチュリティステークスが「クラシックを目指す馬にとって適切な舞台でないのは明白」と評した。[1]

脚注[編集]

  1. ^ 大阪スポーツ 2007年12月11日、21面