第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント
ジャンル 趣味番組 / 教養番組
放送時間 日曜 10:30 - 12:00(90分)
放送期間 2017年4月~2018年3月
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
出演者 藤田綾(司会)ほか
音声 ステレオ放送
外部リンク 公式サイト
テンプレートを表示

第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント(だい67かいえぬえいちけいはいテレビしょうぎトーナメント)は日本放送協会(NHK)が主催する将棋棋戦であるNHK杯テレビ将棋トーナメントの67回目の大会であり、2017年4月から2018年3月にかけてNHK Eテレで放送されたテレビ番組である。本項では第67回の出場者と対局結果・各対局の放送日のみについて記述する。

本戦出場棋士[編集]

シードとなった棋士[編集]

タイトル称号と段位は2017年4月の本戦開始時点のもの。

2回戦シード
II-(1). 前年度ベスト4
佐藤康光 NHK杯、佐藤和俊 六段、佐藤天彦 名人、橋本崇載 八段
II-(2). タイトル保持者
羽生善治 三冠(王位・王座・棋聖)、渡辺明 竜王(棋王)、郷田真隆 九段[1]
II-(3). 順位戦A級の棋士
行方尚史 八段、屋敷伸之 九段、森内俊之 九段[2]広瀬章人 八段、深浦康市 九段、稲葉陽 八段、三浦弘行 九段
1回戦シード
I-(1). 永世称号呼称者(「名誉NHK杯」を含む)
(1回戦シードの該当者はなし)[3]
I-(2). 順位戦B級1組の棋士
久保利明 王将[1][4]松尾歩 八段、木村一基 八段、豊島将之 八段[4]丸山忠久 九段、谷川浩司 九段、阿久津主税 八段、山崎隆之 八段、畠山鎮 七段[5]糸谷哲郎 八段、飯島栄治 七段[5]
I-(3). 公式棋戦優勝者[6]
藤井猛 九段(銀河戦優勝)、増田康宏 四段(新人王戦優勝)
I-(4). 成績優秀による選抜者
千田翔太 六段[7]佐々木勇気 五段[8]青嶋未来 五段[9]三枚堂達也 四段[10]

予選を通過した棋士[編集]

1組 八代弥 六段 2組 川上猛 六段 3組 中村修 九段 4組 菅井竜也 七段 5組 藤井聡太 四段
6組 桐山清澄 九段 7組 佐々木慎 六段 8組 森下卓 九段 9組 中村太地 六段 10組 斎藤慎太郎 七段
11組 宮本広志 五段 12組 畠山成幸 八段 13組 宮田敦史 六段 14組 髙見泰地 五段 15組 塚田泰明 九段
16組 佐々木大地 四段 17組 近藤誠也 五段 18組 阿部健治郎 七段
女流棋士 加藤桃子 女王

佐々木大地四段・青嶋未来五段・三枚堂達也四段・藤井聡太四段・宮本広志五段は本戦初出場。そのうち藤井四段は新四段として初の予選を勝ち抜いて本戦に出場した。

本戦トーナメント[編集]

※各棋士のタイトル称号及び段位は決勝戦放送日のもの

決勝戦の結果[編集]

Aブロック進出者
決勝戦
Bブロック進出者
山崎隆之 八段
(13年ぶり2度目の優勝)
- 稲葉陽 八段

本戦トーナメント表[編集]

第67回NHK杯本戦トーナメント表
Aブロック
Aブロック
準決勝
山崎 郷田
準々
決勝
第2局 第4局
斎藤 山崎 郷田 菅井
3回戦 第7局 第6局 第1局 第8局
佐藤
斎藤 青嶋 山崎 郷田 増田 畠山
菅井
2回戦 第12局 第8局 第15局 第16局 第10局 第1局 第2局 第11局
佐藤
飯島 斎藤 佐々木 屋敷 青嶋 山崎 羽生 郷田 糸谷 増田 深浦 広瀬 畠山
菅井 橋本
1回戦 (BYE) 第4局 第15局 第1局 (BYE) 第12局 第16局 (BYE) (BYE) 第13局 第3局 (BYE) (BYE) 第8局 第14局 (BYE)





NHK
























(初)
























(初)














































































(初)



















II
(1)
6
I
(2)
I
(2)
10
16
I
(2)
II
(3)
1
I
(4)
I
(2)
9
II
(2)
II
(2)
14
I
(2)
I
(3)
12
II
(3)
II
(3)
15
I
(2)
I
(4)
4
II
(1)
II-(1)~(3)=本戦2回戦から参加(予選免除)。I-(1)~(4)=本戦1回戦から参加(予選免除)。組番号=予選会での対戦組。(初)=本戦初出場。
Bブロック
Bブロック
準決勝
豊島 稲葉
準々
決勝
第1局 第3局
豊島 三浦 稲葉 渡辺
3回戦 第2局 第4局 第3局 第5局
佐藤
豊島 中村 三浦 藤井
稲葉 渡辺 阿久津
2回戦 第14局 第7局 第3局 第9局 第5局 第4局 第13局 第6局
佐藤
宮田 木村 豊島 行方 中村 宮本 三浦 森内 藤井
阿部 稲葉 渡辺 近藤 阿久津 佐藤
1回戦 (BYE) 第9局 第18局 第10局 (BYE) 第2局 第5局 (BYE) (BYE) 第7局 第11局 (BYE) (BYE) 第6局 第17局 (BYE)































































(初)


















(初)


































































II
(1)
13
I
(2)
I
(2)
2
8
I
(2)
II
(3)
3
I
(4)
I
(3)
11
II
(3)
II
(3)
5
I
(4)
I
(2)
18
II
(3)
II
(2)
17

I
(2)
7
II
(1)
II-(1)~(3)=本戦2回戦から参加(予選免除)。I-(1)~(4)=本戦1回戦から参加(予選免除)。組番号=予選会での対戦組。(初)=本戦初出場。

本戦対局結果と放送日一覧[編集]

※各棋士及び解説者の段位は対局当時(1回戦第18局の木村一基 八段は本局の勝利により勝数規程で九段に昇段)

1回戦
回戦 局数/ブロック 放送日 先手(7勝) 後手(11勝) 解説者 収録日(開始・終局時間)
1回戦 第1局・Aブロック 2017年04月02日(日) 佐々木大地 四段 079手 丸山忠久 九段 深浦康市 九段 2017年03月20日(11:13-12:10)
第2局・Bブロック 2017年04月09日(日) 中村修 九段 105手 佐々木勇気 五段 佐藤康光 NHK杯 同日(15:11-16:14)
第3局・Aブロック 2017年04月16日(日) 畠山成幸 八段 066手 増田康宏 四段 豊島将之 八段 2017年03月24日(11:07-11:59)
第4局・Aブロック 2017年04月23日(日) 桐山清澄 九段 100手 飯島栄治 七段 豊川孝弘 七段 同日(15:08-16:13)
第5局・Bブロック 2017年04月30日(日) 宮本広志 五段 085手 藤井猛 九段 畠山鎮 七段 2017年04月03日(11:03-12:10)
第6局・Bブロック 2017年05月07日(日) 加藤桃子 女王 116手 近藤誠也 五段 佐藤紳哉 七段 同日(15:06-16:20)
第7局・Bブロック 2017年05月14日(日) 千田翔太 六段 090手 藤井聡太 四段 杉本昌隆 七段 2017年04月17日(11:03-12:04)
第8局・Aブロック 2017年05月21日(日) 塚田泰明 九段 114手 畠山鎮 七段 高橋道雄 九段 同日(15:01-16:23)
第9局・Bブロック 2017年05月28日(日) 宮田敦史 六段 113手 久保利明 王将 渡辺明 竜王 2017年05月01日(11:00-12:10)
第10局・Bブロック 2017年06月04日(日) 森下卓 九段 114手 豊島将之 八段 南芳一 九段 同日(14:59-16:14)
第11局・Bブロック 2017年06月11日(日) 谷川浩司 九段 098手 阿部健治郎 七段 屋敷伸之 九段 2017年05月15日(11:15-12:31)
第12局・Aブロック 2017年06月18日(日) 青嶋未来 五段 117手 八代弥 六段 永瀬拓矢 六段 同日(15:08-16:32)
第13局・Aブロック 2017年06月25日(日) 髙見泰地 五段 126手 糸谷哲郎 八段 中村太地 六段 2017年05月29日(11:03-12:07)
第14局・Aブロック 2017年07月02日(日) 菅井竜也 七段 137手 三枚堂達也 四段 千田翔太 六段 同日(15:03-16:16)
第15局・Aブロック 2017年07月09日(日) 松尾歩 八段 086手 斎藤慎太郎 七段 糸谷哲郎 八段 2017年06月12日(11:06-12:15)
第16局・Aブロック 2017年07月16日(日) 中村太地 六段 108手 山崎隆之 八段 森内俊之 九段 同日(15:07-16:24)
第17局・Bブロック 2017年07月23日(日) 佐々木慎 六段 080手 阿久津主税 八段 西尾明 六段 2017年06月26日(11:06-12:05)
第18局・Bブロック 2017年07月30日(日) 木村一基 八段 127手 川上猛 六段 行方尚史 八段 同日(15:02-16:21)
2回戦
回戦 局数/ブロック 放送日 先手(9勝) 後手(7勝) 解説者 収録日(開始・終局時間)
2回戦 第1局・Aブロック 2017年08月06日(日) 深浦康市 九段 142手 増田康宏 四段 森下卓 九段 2017年07月10日(11:04-12:28)
第2局・Aブロック 2017年08月13日(日) 畠山鎮 七段 101手 広瀬章人 八段 佐藤和俊 六段 同日(15:01-16:13)
第3局・Bブロック 2017年08月20日(日) 中村修 九段 141手 行方尚史 八段 藤井猛 九段 2017年07月24日(11:15-12:40)
第4局・Bブロック 2017年08月27日(日) 阿部健治郎 七段 152手 稲葉陽 八段 飯島栄治 七段 同日(15:04-16:41)
第5局・Bブロック 2017年09月03日(日) 森内俊之 九段 094手 藤井聡太 四段 佐藤康光 NHK杯
中村太地 六段
2017年09月03日(10:08-11:21)
※生放送で実施
第6局・Bブロック 2017年09月10日(日) 阿久津主税 八段 119手 佐藤天彦 名人 野月浩貴 八段 2017年08月07日(11:06-12:26)
第7局・Bブロック 2017年09月17日(日) 豊島将之 八段 099手 木村一基 九段 三浦弘行 九段 同日(15:03-16:06)
第8局・Aブロック 2017年09月24日(日) 斎藤慎太郎 七段 143手 佐々木大地 四段 阿久津主税 八段
2017年08月14日
第9局・Bブロック 2017年10月01日(日) 宮本広志 五段 134手 三浦弘行 九段 北浜健介 八段 2017年08月21日(15:15-16:41)
第10局・Aブロック 2017年10月08日(日) 糸谷哲郎 八段 098手 郷田真隆 九段 井上慶太 九段 2017年09月04日(11:03-11:52)
第11局・Aブロック 2017年10月15日(日) 橋本崇載 八段 114手 菅井竜也 王位 船江恒平 六段 同日(14:59-16:10)
第12局・Aブロック 2017年10月22日(日) 佐藤康光 NHK杯 137手 飯島栄治 七段 村山慈明 七段 2017年09月18日(11:06-12:40)
第13局・Bブロック 2017年10月29日(日) 渡辺明 竜王 111手 近藤誠也 五段 広瀬章人 八段 同日(14:59-16:09)
第14局・Bブロック 2017年11月05日(日) 佐藤和俊 六段 099手 宮田敦史 六段 松尾歩 八段 2017年10月02日(11:02-12:10)
第15局・Aブロック 2017年11月12日(日) 屋敷伸之 九段 094手 青嶋未来 五段 木村一基 九段 同日(15:07-16:01)
第16局・Aブロック 2017年11月19日(日) 山崎隆之 八段 087手 羽生善治 棋聖 稲葉陽 八段 2017年10月16日(11:02-12:16)
3回戦
回戦 局数/ブロック 放送日 先手(3勝) 後手(5勝) 解説者 収録日(開始・終局時間)
3回戦 第1局・Aブロック 2017年11月26日(日) 増田康宏 四段 094手 郷田真隆 九段 丸山忠久 九段 2017年10月30日(10:49-11:53)
第2局・Bブロック 2017年12月03日(日) 豊島将之 八段 109手 佐藤和俊 六段 橋本崇載 八段 同日(14:50-15:59)
第3局・Bブロック 2017年12月10日(日) 稲葉陽 八段 169手 藤井聡太 四段 谷川浩司 九段 2017年11月13日(10:50-12:36)
第4局・Bブロック 2017年12月17日(日) 中村修 九段 150手 三浦弘行 九段 塚田泰明 九段 同日(14:54-16:16)
第5局・Bブロック 2018年01月07日(日) 阿久津主税 八段 118手 渡辺明 棋王 藤井猛 九段 2017年11月27日(10:53-12:10)
第6局・Aブロック 2018年01月14日(日) 山崎隆之 八段 117手 青嶋未来 五段 戸辺誠 七段 同日(14:54-16:24)
第7局・Aブロック 2018年01月21日(日) 佐藤康光 NHK杯 117手 斎藤慎太郎 七段 阿久津主税 八段 2017年12月11日(10:48-11:57)
第8局・Aブロック 2018年01月28日(日) 畠山鎮 七段 110手 菅井竜也 王位 久保利明 王将 2017年12月11日(14:50-15:54)
準々決勝・準決勝・決勝
回戦 局数/ブロック 放送日 先手(3勝) 後手(4勝) 解説者 収録日(開始・終局時間)
準々決勝
第1局・Bブロック 2018年02月04日(日) 三浦弘行 九段 106手 豊島将之 八段 深浦康市 九段 2017年12月25日(10:49-11:54)
第2局・Aブロック 2018年02月11日(日) 斎藤慎太郎 七段 112手 山崎隆之 八段 阿部隆 八段 同日(14:50-16:08)
第3局・Bブロック 2018年02月18日(日) 稲葉陽 八段 085手 渡辺明 棋王 佐藤天彦 名人 2018年01月05日(10:49-11:59)
第4局・Aブロック 2018年02月25日(日) 菅井竜也 王位 0112手 郷田真隆 九段 木村一基 九段 同日(14:49-15:55)
準決勝
第1局・Bブロック 2018年03月04日(日) 豊島将之 八段 122手 稲葉陽 八段 斎藤慎太郎 七段 2018年01月22日(10:50-12:13)
第2局・Aブロック 2018年03月11日(日) 山崎隆之 八段 087手 郷田真隆 九段 屋敷伸之 九段 同日(14:52-15:54)
決勝
2018年03月18日(日) 山崎隆之 八段 113手 稲葉陽 八段 谷川浩司 九段 2018年02月26日(14:39-15:51)

※▲先手 22勝 - ▽後手 27勝(全対局 結果)

脚注[編集]

  1. ^ a b 2016年12月末時点では郷田が王将のタイトルを保持していた。
  2. ^ 2017年4月の本戦開始時点ではフリークラスに在籍。
  3. ^ 2016年12月末時点で永世称号呼称者に該当する現役棋士は、名誉NHK杯の称号を有する羽生善治だが、羽生はタイトル保持者の資格で本戦2回戦にシードされた。
  4. ^ a b 2017年4月の本戦開始時点ではA級に在籍。
  5. ^ a b 2017年4月の本戦開始時点ではB級2組に在籍
  6. ^ 朝日杯将棋オープン戦の優勝者も1回戦シードの該当者になるが、2015年度(2016年2月に決勝戦が行われた)の優勝者である羽生善治は、タイトル保持者の資格で本戦2回戦シードされた。
  7. ^ 千田翔太 六段の前年1月~12月の成績=対局数63・勝数49・勝率0.77778
  8. ^ 佐々木勇気 五段の前年1月~12月の成績=対局数63・勝数48・勝率0.76190
  9. ^ 青嶋未来 五段の前年1月~12月の成績=対局数52・勝数42・勝率0.80769
  10. ^ 三枚堂達也 四段の前年1月~12月の成績=対局数56・勝数41・勝率0.73214

参考文献[編集]

  • 内藤國雄、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、森内俊之、佐藤康光、渡辺明 (監修) (2013), NHK出版, ed., NHK杯伝説の名勝負 次の一手, NHK将棋シリーズ, NHK出版 

関連項目[編集]