第68回全国高等学校ラグビーフットボール大会

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第68回全国高等学校ラグビーフットボール大会(だい68かいぜんこくこうとうがっこうラグビーフットボールたいかい)は、1988年12月から1989年1月まで近鉄花園ラグビー場にて行われた、全国高等学校ラグビーフットボール大会である。昭和63年度全国高等学校総合体育大会を兼ねた。昭和天皇崩御に伴い、決勝戦が中止となり茗溪学園高校(初優勝)と大阪工大高校(3回目)の両校優勝となった。

概要[編集]

日程[編集]

  • 1988年12月28日 1回戦
  • 12月30日 2回戦
  • 1989年1月1日 3回戦
  • 1月3日 準々決勝
  • 1月5日 準決勝
  • 1月7日 決勝(後述)

出場校[編集]

※マークはシード校

北海道
  • 北北海道代表 - 北見北斗 (7年連続23回目)
  • 南北海道代表 - 芦別 (6年ぶり7回目)
東北
関東
北信越
東海
近畿
中国
四国
九州・沖縄


試合時間[編集]

※全試合30分ハーフで行う。同点で終了した場合は1.トライ数2.ゴール数3.抽選の順にて次回出場校を決める。

試合[編集]

1回戦[編集]

  • 淀川工 28 - 9 芦別
  • 鹿児島工 32 - 4 新潟工
  • 三沢商 13 - 8 倉吉東
  • 日大山形 8 - 4 坂出工
  • 東筑 23 - 6 木本
  • 日川 24 - 6 佐賀工
  • 報徳学園 37 - 3 勿来工
  • 大分舞鶴 17 - 3 東海大一
  • 若狭東 9 - 0 羽咋工
  • 関商工 26 - 4 津山工
  • 高鍋 16 - 13 岡谷工
  • 西陵商 39 - 0 脇町
  • 石巻工 10 - 6 長崎北
  • 作新学院 38 - 0 出雲
  • 広島工 19 - 8 千葉東
  • 男鹿工 14 - 0 和歌山工
  • 八幡工 12 - 6 砺波
  • 北見北斗 24 - 0 熊本工

2回戦[編集]

  • 淀川工 12 - 12 熊谷工
  • 鹿児島工 20 - 6 三沢商
  • 明大中野 30 - 0 日大山形
  • 東山 25 - 6 東筑
  • 大東大一 16 - 16 日川
  • 天理 20 - 0 報徳学園
  • 茗溪学園 30 - 7 大分舞鶴
  • 新田 33 - 0 若狭東
  • 相模台工 12 - 6 関商工
  • 高鍋 11 - 6 コザ
  • 西陵商 17 - 8 黒沢尻工
  • 啓光学園 31 - 0 石巻工
  • 作新学院 16 - 4 東農大二
  • 大津 31 - 3 広島工
  • 八幡工 10 - 0 男鹿工
  • 大阪工大高 45 - 3 北見北斗

3回戦[編集]

  • 淀川工 22 - 4 鹿児島工
  • 東山 14 - 13 明大中野
  • 天理 24 - 4 大東大一
  • 茗溪学園 24 - 18 新田
  • 相模台工 39 - 6 高鍋
  • 啓光学園 3 - 0 西陵商
  • 大津 16 - 11 作新学院
  • 大阪工大高 18 - 3 八幡工

準々決勝[編集]

  • 淀川工 10 - 8 東山
  • 茗溪学園 11 - 9 天理
  • 相模台工 22 - 3 啓光学園
  • 大阪工大高 51 - 13 大津

準決勝[編集]

  • 茗溪学園 32 - 7 淀川工
  • 大阪工大高 16 - 10 相模台工

決勝[編集]

決勝戦は1月7日に開催される予定であったが、この日の朝に昭和天皇崩御。政府が国民に服喪を呼び掛けたことや、3学期の日程が始まる都合なども鑑みて大会運営本部の協議の上で決勝戦の代替開催を設定せず、試合を中止として茗溪学園と大阪工大高の両校を優勝とする措置を執った。試合開始時刻には大会運営本部並びに両校の選手及び関係者[1]を集め、表彰式・閉会式のみを執り行った上、両校選手による優勝記念写真の撮影が行われた[2]

この試合から26年後の2015年4月26日、近鉄花園ラグビー場にて行われた第9回関西ラグビーまつりの「花園オールドボーイズ交流戦」として、当時の両校の選手が集まり「幻の決勝戦」を実施。64-19で大阪工大高OBが勝利した[3][4][2]

  • 茗溪学園(初優勝) 中止 大阪工大高(7年ぶり3回目)

関連試合[編集]

第12回高校東西対抗試合[編集]

  • 大会で特に活躍した選手を選抜した上で、東西に分かれて行ういわば高校ラグビー版オールスターゲームである。
1989年1月15日 国立競技場
試合結果 西軍 61 - 17 東軍
東軍監督:山田耕一(名古屋市立西陵商業高等学校
西軍監督:前田豊彦(報徳学園高等学校

脚注[編集]

  1. ^ 当時、両親が近鉄ラグビー部関係者であったことから花園ラグビー場で暮らしていた谷口真由美(法学者。当時東大阪市立英田中学校2年生)も、近鉄ラグビー部員と共にその場に立ち会った。
  2. ^ a b “昭和最後の王者茗渓学園 最後の平成で日本一飾るぞ”. ニッカンスポーツ・コム. (2018年12月27日). https://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/201812270000145.html 2018年12月27日閲覧。 
  3. ^ “高校ラグビー:26年前の「幻の決勝戦」…花園で実現”. 毎日新聞. (2015年4月26日). http://mainichi.jp/sports/news/20150427k0000m040030000c.html 2015年4月26日閲覧。 
  4. ^ 「幻の決勝」26年越しのノーサイド 高校ラグビー 朝日新聞 2015年4月26日閲覧

参考文献[編集]

日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1

外部リンク [編集]