第93回東京箱根間往復大学駅伝競走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本の旗 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走
試合日程 2017年1月2日 - 1月3日
出場校 21校
総合優勝校 青山学院大学(3年連続 3回目)
往路優勝校 青山学院大学(3年連続 3回目)
復路優勝校 青山学院大学(3年連続 3回目)
金栗四三杯 秋山清仁日本体育大学
 < 20162018 > 
テンプレートを表示
第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(2017年箱根駅伝)スタート地点

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(だい93かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、2017年1月2日から1月3日まで開催された93回目の東京箱根間往復大学駅伝競走である。第92回大会の上位10校(シード校)と、2016年10月に行われた予選会の上位10校に加え、関東学生連合チームを合わせた全21チームが参加して行われた。87回連続で出場していた中央大学が予選会で敗退し本戦に出場しなかったことで話題となった。

実施日程[編集]

区間[編集]

総距離 217.1km 区間 給水地点
往路 (107.5km)
第1区 (21.3km) 大手町・読売新聞東京本社前 - 鶴見 (給水なし)
第2区 (23.1km) 鶴見 - 戸塚 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)
第3区 (21.4km) 戸塚 - 平塚 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)
第4区 (20.9km) 平塚 - 小田原 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)
第5区 (20.8km) 小田原 - 箱根町芦ノ湖駐車場入口 給水地点 2箇所(7.1km地点、15.8km地点)
復路 (109.6km)
第6区 (20.8km) 箱根町芦ノ湖駐車場入口 - 小田原 (給水なし)
第7区 (21.3km) 小田原 - 平塚 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)
第8区 (21.4km) 平塚 - 戸塚 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)
第9区 (23.1km) 戸塚 - 鶴見 給水地点 2箇所(10km付近、14.4km地点)
第10区 (23.0km) 鶴見 - 日本橋 - 大手町・読売新聞東京本社前 給水地点 2箇所(10km付近、15km付近)

参加大学[編集]

第92回大会の上位10校(シード校)と予選会通過校10校に加えて、オープン参加の関東学生連合チームを合わせた全21チームが参加して行われた。

シード校(10校)
No. 大学名 前回順位 出場回数
1 青山学院大学 前年1位 09年連続 22回目
2 東洋大学 前年2位 15年連続 75回目
3 駒澤大学 前年3位 51年連続 51回目
4 早稲田大学 前年4位 41年連続 86回目
5 東海大学 前年5位 04年連続 44回目
6 順天堂大学 前年6位 06年連続 58回目
7 日本体育大学 前年7位 69年連続 69回目
8 山梨学院大学 前年8位 31年連続 31回目
9 中央学院大学 前年9位 15年連続 18回目
10 帝京大学 前年10位 10年連続 18回目
予選会通過校(10校)/連合チーム
No. 大学名 予選成績 前回順位 出場回数
11 大東文化大学 予選1位 前年18位 05年連続 48回目
12 明治大学 予選2位 前年14位 09年連続 59回目
13 創価大学 予選3位 第91回20位 02年ぶり 02回目
14 法政大学 予選4位 前年19位 02年連続 77回目
15 神奈川大学 予選5位 前年13位 07年連続 48回目
16 上武大学 予選6位 前年20位 09年連続 09回目
17 拓殖大学 予選7位 前年16位 04年連続 38回目
18 國學院大學 予選8位 第91回14位 02年ぶり 10回目
19 国士舘大学 予選9位 第90回21位 03年ぶり 45回目
20 日本大学 予選10位 前年11位 05年連続 87回目
21 関東学生連合 オープン参加(前年11位相当)

※ナンバーカードの数字はNo.1-No.10が前年順位、No.11-No.20が予選会順位の順。

関東学生連合チーム 参加校
走行した大学
往路 1区 専修大学
2区 中央大学
3区 駿河台大学
4区 東京農業大学
5区 関東学院大学
複路 6区 日本薬科大学
7区 武蔵野学院大学
8区 城西大学
9区 亜細亜大学
10区 東京国際大学
エントリーのみの大学

出場選手[編集]

チームエントリー 箱根駅伝公式サイト (PDF)関東学生陸上競技連盟 (PDF)
区間エントリー 箱根駅伝公式サイト (PDF)関東学生陸上競技連盟 (PDF)
往路
往路 選手リスト 箱根駅伝公式サイト (PDF)
往路 当日エントリー変更 箱根駅伝公式サイト (PDF)
復路
復路 選手リスト 箱根駅伝公式サイト (PDF)関東学生陸上競技連盟 (PDF)
復路 当日エントリー変更 箱根駅伝公式サイト (PDF)関東学生陸上競技連盟 (PDF)

変更点[編集]

http://www.kgrr.org/event/2016/kgrr/93hakone_ekiden/hakone_ekiden4ku5ku_hennkou.pdf

区間距離の変更
第 4区 18.5km → 20.9km
第 5区 23.2km → 20.8km
第4中継所の位置の変更
メガネスーパー前 (小田原市本町) → 鈴廣前 (小田原市風祭
記録の取り扱い
・走行距離が変更となる第4区・第5区の区間記録と往路・総合記録は、第93回大会以降の記録を新規として取り扱う(第92回大会以前の記録は参考記録)。
・第4区・第5区以外の各区間記録と復路記録は、第92回大会と変わらないため第92回大会以前と同様の記録取り扱いする。
給水地点
・第5区の給水地点の数が前回大会の3箇所から第93回大会では2箇所に変更されている。

概要[編集]

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2017年1月2日に往路の1区から5区までの5区間107.5km、翌1月3日に復路の6区から10区までの5区間109.6km、2日間で合計10区間217.1kmを20大学と選抜チームである関東学生連合の全21チームにより争われた。総合優勝は3年連続優勝となる青山学院大学で、同時に3年連続往路優勝と3年連続復路優勝を達成する3年連続「完全優勝」の達成となった。また青山学院大学は2016年度の出雲駅伝と全日本大学駅伝の2つの大会を制しており、箱根駅伝を加えた「大学駅伝年度3冠」を達成した。今大会の2位から10位までは順に、東洋大学、早稲田大学、順天堂大学、神奈川大学、中央学院大学、日本体育大学、法政大学、駒澤大学、東海大学が入り、この上位10校が94回大会のシード権を獲得した。今大会で新たにシード権を獲得したのは、神奈川大学、法政大学の2校である。一方、前回のシード校のうち今大会でシード権を逃したのは、山梨学院大学、帝京大学の2校である。

往路[編集]

1区

当日エントリー変更は駒澤大、帝京大、大東文化大、拓殖大の計4校。レースは5km付近で東洋大・服部が飛び出し、東海大・鬼塚と日大・石川がそれを追う形でリードを取ったが、7km付近で早大・武田が引っ張る集団が先頭に追いついた。以降、残り1kmまで10人が集団走を繰り広げたが、服部と鬼塚がペースを上げて集団を振り切った。最後は1秒差で服部が区間賞を獲得し、東洋大、東海大、早大、青学大、神奈川大、駒大の順で襷を繋いだ。16位の日大までは1分以内という大接戦になった中、前年まさかのシード圏外に終わった明大は18位、優勝争いに加わると目された山学大も5km過ぎで早くも遅れ2分53秒差の20位と大きく出遅れた。

2区

当日エントリー変更は東洋大の1校のみ。レースは2km付近で東洋大・山本に青学大・一色らが追いつき、6人での集団走を展開。15km付近から東海大・關、東洋大・山本、早大・永山が集団から脱落し、18km付近で首位に立った神奈川大・鈴木が1時間7分17秒の好記録を残し、神奈川大史上初めて往路戸塚中継所を首位で通過した。以下、青学大、駒大、拓大、帝京大、早大、順大の順で襷を繋いだ。後方からは14位スタートの拓大・デレセ、15位スタートでリオ五輪代表の順大・塩尻、17位スタートの創価大・ムイルがごぼう抜きを仕掛け、デレセが4位、塩尻が7位、ムイルが10位まで順位を上げた。鶴見中継所をトップ通過した東洋大・山本は区間11位で8位まで順位を下げ、区間賞候補だった東海大・關も権太坂以降ペースを落とし11位転落。昨年この区間2位の山学大・ニャイロはペースが上がらず区間9位に甘んじ2人抜きに留まった。

3区

当日エントリー変更は帝京大、上武大、国士館大の計3校。レースは前回3区で区間賞を獲得した青学大・秋山が13km過ぎで神奈川大・越川を捕らえ首位逆転。徐々に差を広げ2年連続平塚中継所をトップで通過した。越川は区間15位とブレーキとなり3位転落。変わって早稲田の平が青学と1分22秒差の2位で浮上。東洋大・口町も5位集団から抜け出し4位に浮上。前々回この区間最下位の創価大・蟹沢も区間7位と安定した走りを見せ3人を抜き7位浮上した一方、駒大・下は区間8位ながらも6位転落、拓大も今滝が区間最下位で17位に転落した。区間賞は2年連続で青学大・秋山となった。

4区

距離変更で20.9kmとなった4区では往路最多の計8校が当日エントリー変更。変更したのは駒澤大、東海大、順天堂大、山梨学院大、中央学院大、法政大、神奈川大、拓殖大。レースは全日本6区区間賞でMVPに輝いた青学大・森田が区間2位の走りを見せ早大・鈴木と7秒差を広げ1分30秒差で小田原中継所を通過した。以下、早大、東洋と続いた。帝京大・畔上が区間7位で3つ順位を上げ4位、創価大・セルナルドも区間5位で2つ順位を上げ5位、順大・栃木が区間賞の走りで4つ順位を上げ6位、拓殖大・宇田が区間6位で7つ順位を上げ10位に入った。そんな中、故障明け最初のレースであり、当日エントリー変更で4区に入った駒大のエース・中谷が序盤に突っ込んだことが仇となり以降大ブレーキを起こし区間18位で9位となり往路優勝争いから脱落した。

5区

20.8kmに短縮された5区では今大会唯一の当日エントリー変更無し。レースは青学大・貞永と前回5区5位の早大・安井との往路優勝争いとなった。貞永が一時は2分近い差を広げるも安井が残り4kmの下りで一気に差を詰める。安井は元箱根地点でタイム差45秒にまで迫るも貞永を捕らえることができず青学大が逃げ切り3年連続の往路優勝となった。早大は33秒差の2位で往路を終えた。順大が6位で襷を繋いだ山田が区間5位の走りを見せ2分24秒差の3位、4位に東洋が2分40秒差、4区で大ブレーキとなった駒大が前回5区4位の大塚が区間賞の走りで4分1秒差の5位でゴールした。以下10位までに神奈川大、中学大、上武大、創価大、日大の順でゴールした。親子鷹同士の対決で注目された大東大・奈良と山学大・上田は区間18位、7位と上田が勝る結果となった。1位青学大と7位中学大との差が4分35秒差、8位上武大と14位拓大との差が1分23秒差にひしめき優勝争いもシード争いも混戦模様になった。因みに例年と比べて低調なレース展開となったため、復路芦ノ湖一斉スタートの対象となるトップと10分以上の差がついた大学は明大・國學院大・大東大・国士舘大・学生連合の5チームに留まった。

復路[編集]

6区

当日エントリー変更は山梨学院大、中央学院大、明治大、創価大、国士館大の計5校。レースは前回6区2位の青学大・小野田に早大・石田が追いつけるかが焦点となったが、小野田は前回より17秒遅いタイムながらも区間2位の快走で首位を維持し小田原中継所を通過。石田は区間12位で青学大との差を2分8秒まで広げられた。往路12位でスタートした法大は佐藤が区間3位の力走で8位にまで順位を上げた中、前回この区間で区間新を樹立した日体大・秋山が今回も激走を見せ自身の区間記録を8秒更新する58分1秒を叩き出し2年連続で区間記録を更新し順位を7位まで押し上げた。一方、往路5位でスタートした駒大は4区の中谷に続いて物江が区間18位と大ブレーキを起こし9位転落。その他往路10位以内では日大が11位、上武大が13位、創価大が14位とそれぞれ順位を落とした。

7区

当日エントリー変更は青山学院大、早稲田大、東海大、日本体育大、山梨学院大、帝京大、大東文化大、明治大、創価大、法政大、国士館大、日本大の全10区間中最多の計12校。レースはその当日エントリー変更で旧4区区間記録保持者の青学大・田村が一時は二宮のポイントで2位早大と2分52秒まで差を広げたが残り5km地点で脱水症状を起こし失速、蛇行状態となる。それでも区間11位で踏ん張り平塚中継所をトップ通過。早大は前回9区で区間賞を獲った井戸が区間3位の走りで青学大との差を1分21秒まで縮めた。東洋は小笹が1つ順位を上げ3位になるも青学大との差が4分10秒となり逆転優勝が厳しくなった。日体大は城越が区間2位の快走で5位浮上。東海大は石橋が84回大会の佐藤悠基の7区以来の区間賞の走りで順位を4つ上げ11位に浮上し、10位帝京大と54秒差、9位駒大とは1分差となりシード権争いに加わった。国士舘大は戸澤が区間19位と振るわず繰り上げ回避まで23秒間に合わず平塚中継所で繰り上げスタートとなってしまい、69回・70回大会以来23年ぶりに2年連続復路の平塚中継所で繰り上げスタートが発生した。

8区

当日エントリー変更は青山学院大、東洋大、駒澤大、早稲田大、順天堂大、日本体育大、大東文化大、創価大、上武大、國學院大、日本大の全10区間中2番目に多いの計11校。レースは7区・田村と同じく当日エントリー変更で前回大会8区区間歴代3位で区間賞を獲った青学大・下田が早大・太田との差を徐々に広げ前年と同じ1時間4分21秒のタイムで区間賞を獲得。早大との差を5分32秒と広げた。早大・太田は区間12位と振るわず3位・東洋との差が1分6秒、4位神大との差も1分12秒まで縮められた。シード権争いは東海大・春日が残り1km付近で帝京大を抜きシード圏内の10位に浮上し、9位駒大と11位帝京大との差が18秒にまで縮まる大接戦となった。後方では15位で襷を受けた創価大・米満が区間3位の力走で順位を12位まで上げるが10位東海大との差が2分9秒となりシード権獲得が厳しくなった。関東学生連合の城西大・金子が繰り上げまで残り47秒で襷を繋ぐも国士舘大は平塚に続いて戸塚中継所でも繰り上げスタートとなってしまった。因みに7区まで区間賞を獲得した大学が全て異なっていたがこれは第77回大会以来16年ぶりの珍事となった。

9区

当日エントリー変更は東洋大、早稲田大、日本体育大、明治大、法政大、神奈川大、上武大、拓殖大、國學院大の計9校。レースは三大駅伝最初で最後の出場となった青学大・池田が終始無難な走りで区間2位となり首位をキープした。東洋大・野村が区間賞の走りで17km付近で早大を抜き2位に浮上するが青学大との差は6分30秒となり逆転優勝は絶望的になった。一方、シード権争いはさらに混戦模様と化す。9位の駒大・片西が区間4位、10位の東海・川端が区間5位、11位の帝京大・平田が区間8位で好走した一方、6位の日体大・室伏が区間14位、7位の中学大・藤田が区間12位、8位の法大・城越が区間11位とふた桁順位に留まった結果、6位・法大と11位・帝京大との差が1分25秒差にひしめく混戦模様となった。12位の創価大・三澤は区間13位と踏ん張れず10位・東海大との差が3分29秒に広がりシード権争いから脱落した。そして鶴見中継所では国士舘大に続いて16位の山学大が途中棄権による繰り上げを除けば29年ぶり、18位の明大が28年ぶり、3区間連続区間最下位に沈んだ19位の日大が3年連続、関東学生連合チームが2年ぶりに繰り上げスタートとなってしまった。

10区

当日エントリー変更は青山学院大、東海大、順天堂大、中央学院大、法政大、國學院大、日本大の計7校。レースは前々回大会の優勝テープを切った青学大・安藤も確実に2位東洋との差を広げフィニッシュ。史上4校目の大学駅伝三冠を達成、往路・復路両方を制しての三冠は史上初の快挙となった。7分21秒差で東洋大学が2位、早大は復路9位と失速し3位、順大は作田が区間賞の走りで1つ順位を上げて4位、神奈川大は1つ順位を落とすも5位に入り12年ぶりにシード権を獲得した。中学大は村上が区間3位の好走を見せて6位に入り大学史上初の3年連続のシードを獲得、鶴見中継所で9位だった日体大は小野木が区間2位の走りで2つ順位を上げ2年連続の7位に入った。法大は順位を2つ下げるも8位に入り4年ぶりのシードを獲得、駒大は復路11位とブレーキになりながらも辛うじて9位に入り最後のシード枠である10位は往路15位から巻き返した東海大が入った。11位の帝京大は加藤が区間19位と大ブレーキし10位・東海大との差は3分24秒にまで広がり2年連続のシード権とはならなかった。因みに参考記録ではあるが関東学生連合の東国大・照井が区間賞を獲得した順大・作田よりも2秒早く走っており、第89回大会の中大・永井以来4年ぶりに”幻の区間賞”が発生した。なお、ゴール直前の国道1号日比谷交差点での交通規制が徹底されておらず、ワゴン車(トヨタ・ハイエース)が規制の中を強引に通過しようとして神奈川大・中神と接触事故寸前になるという事態が発生した。ワゴン車に気付いた中神が減速して車を避けたため負傷者などは出なかったが、警視庁は「規制のタイミングが遅れた」と説明し、警察官の増員を検討している[1]

成績[編集]

大会成績 第92回大会までの最高記録
総合優勝
(217.1km)
青山学院大学
(3年連続 3回目)
11時間04分10秒 10時間49分27秒
(参考記録)
青山学院大学
(第91回、2015年)
往路優勝
(107.5km)
青山学院大学
(3年連続 3回目)
05時間33分45秒 05時間23分58秒
(参考記録)
青山学院大学
(第91回、2015年)
復路優勝
(109.6km)
青山学院大学
(3年連続 3回目)
05時間30分25秒 05時間25分29秒 青山学院大学
(第91回、2015年)
完全優勝
(総合・往路・復路の全部門優勝)
青山学院大学 - 3年連続 3回目(大会史上42回目)
大会連続優勝
3年連続優勝
青山学院大学 - 大会史上6回目(駒澤大学 第78~81回[4年連続優勝]以来)
3年連続完全優勝(全部門優勝)
青山学院大学 - 大会史上2回目(日本大学 第16~19回[4年連続完全優勝]以来)
大学駅伝年度3冠
同一年度での3大大学駅伝(出雲駅伝全日本大学駅伝、箱根駅伝)全ての優勝達成
青山学院大学 - 史上4校目(大東文化大[1990年度]、順天堂大[2000年度]、早稲田大学[2010年度]以来)
完全優勝(全部門優勝)と大学駅伝年度3冠の同時達成
青山学院大学 - 史上初

金栗四三杯(最優秀選手)[編集]

秋山清仁(日本体育大学) - 6区 区間新記録での区間賞
日本体育大学の選手の受賞は服部翔大(第89回)以来2人目。
総合優勝校以外での受賞は第87回大会の東海大・村澤明伸以来6年ぶり。

総合成績[編集]

往路成績[編集]

復路成績[編集]

区間賞[編集]

区間記録[編集]

その他の記録[編集]

資料[編集]

大会記録[編集]

往路
復路

大会要項等[編集]

観戦・応援の注意事項[編集]

予選会[編集]

  • 予選会:2016年10月15日 9:35スタート
(20.0km) 陸上自衛隊立川駐屯地(スタート)~立川市街地~国営昭和記念公園(ゴール)

概要[編集]

第93回箱根駅伝予選会は2016年10月15日、陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を経て国営昭和記念公園内をゴールとする全長20kmのコースで行われた。 本大会出場権を得ることができる予選会上位10校を目指し過去最多の50校(大学院、大学校含む)、エントリー全675人のうち、各校10 - 12人の計589人が参加した。 レースは各校上位10人の合計タイムで争われ順位を決定した。

その結果、上位10校となった大東文化大学、明治大学、創価大学、法政大学、神奈川大学、上武大学、拓殖大学、國學院大学、国士舘大学、日本大学が本大会出場を決めた。創価大学と國學院大学は第91回大会以来2大会ぶり、国士舘大学は第90回大会以来3大会ぶり、その他の7校は第92回に続いての出場となった。一方、第92回大会出場校のうち、中央大学、城西大学、東京国際大学は今大会の出場権を逃し、城西大学は初出場の第80回大会から続いた連続出場記録が13で、中央大学は1925年の第6回大会から続いた連続出場記録が87で途切れた。

出場資格[編集]

「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」[2]および「競技注意事項」[3]における出場資格は以下のとおりである。

1) 平成28年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満である者に限る。なお、出場とはエントリーした時点で出場とする。ただし、別個加盟の大学院の競技者は、学部での出場回数に関係なく新たに4回まで出場できる。
2) 1校1チームとする。ただし、エントリーは10名以上14名以下とし出場人数は10名以上12名以下とする。
3) 平成27年1月1日より申込み期日前日(編注:平成28年9月30日)までに各校エントリー者全員が5000m 16分30秒以内もしくは10000m 34分以内のトラックでの公認記録を有していること。

順位決定方法[編集]

「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」における順位決定方法は以下の方法で行われる。

各校上位10名の合計タイムにより10校を選ぶ。

1)競技成績での上位10名の合計タイムが少ない大学を上位とする。
2) 1)で同タイムの場合には上位10名の合計順位が少ない大学を上位とする。
3) 2)によって順位が決定しない場合には、各校最上位選手の順位が上位の大学を上位とする。

注意点[編集]

「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」および「競技注意事項」による注意事項(抜粋)

(1) レースは1時間20分を以て終了となる。
(2) 以下に該当する場合、当該選手については予選会の競技は中止となる。
(2a) スタート後38分を経過しても10km地点に到達していない場合
(2b) 先頭走者が国営昭和記念公園内の最終周回(18.2km地点付近)に入った時点で合流点(13.4km地点付近)に到達していない場合
(3) 出場者が10名に満たない大学は出場を認めない。
(4) 出場する10~12名を申告する「第1次招集」(編注:当日8:00完了)後の競技者の変更はいかなる理由であっても一切認めない。
(5) 緊急車両がコース上を通過する場合は、車両を優先する。なお、その間ロスタイムは不可抗力とし所要時間に含める。
(6) 完走者が10名に満たないチームは、チーム記録なしとするが個人記録については公式記録として認める。

予選会エントリー校[編集]

今大会の予選会には50大学(大学院、大学校を含む)がエントリーしている。

  • 登録選手数はエントリー時の人数(最大14名)。予選会に実際に出場できるのは12名まで。

リンク(箱根駅伝公式サイト) (PDF)

No.1-10:第92回箱根駅伝 出場校
No. 大学名/選手数(登録数/出場数)
1 日本大学 14 12
2 城西大学 14 12
3 神奈川大学 14 12
4 明治大学 14 12
5 中央大学 14 12
6 拓殖大学 14 12
7 東京国際大学 14 12
8 大東文化大学 14 12
9 法政大学 14 12
10 上武大学 14 12
No.11-48:前回大会予選会 不通過校/
No. 大学名/選手数(登録数/出場数)
11 国士舘大学 14 12
12 東京農業大学 14 12
13 國學院大學 14 12
14 創価大学 14 12
15 専修大学 14 12
16 亜細亜大学 14 12
17 平成国際大学 14 11
18 麗澤大学 12 11
19 駿河台大学 14 12
20 流通経済大学 14 12
21 日本薬科大学 14 12
22 筑波大学 14 12
23 関東学院大学 14 12
24 武蔵野学院大学 14 12
25 東京経済大学 14 12
26 東京情報大学 14 12
27 松蔭大学 14 12
28 明治学院大学 14 12
29 東京大学 14 12
30 桜美林大学 14 12
No.49-50:前回大会予選会 不参加校
No. 大学名/選手数(登録数/出場数)
31 慶應義塾大学 14 12
32 立教大学 14 12
33 芝浦工業大学 14 12
34 埼玉大学 12 12
35 東京理科大学 14 12
36 学習院大学 11 10
37 東京学芸大学 14 12
38 千葉大学 14 12
39 東京工業大学 14 12
40 国際武道大学 14 12
41 東京大学大学院 11 10
42 横浜国立大学 10 10
43 一橋大学 13 12
44 高崎経済大学 12 12
45 首都大学東京 13 12
46 防衛大学校 13 12
47 上智大学 13 11
48 帝京平成大学 13 12
49 茨城大学 13 12
50 東京工業大学大学院 11 10

エントリー選手リスト[編集]

  • 大学別エントリー選手リスト
  • スタートリスト
  • 欠場者リスト

スタート時並び順[編集]

「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」による注意事項(抜粋)

  • スタートの並び順は第92回東京箱根間往復大学駅伝競走及び同予選会の順位順とする。その他の大学は申込み順に関係なく、抽選により決定する。なお、50校を超える申込みがあった場合、51校以降の大学は50校が整列した後方に、スタートラインに対して並行に並ぶこととする。
    • 実際の出場校は50校であったため、上記の50校超申込時の規定は適用されなかった。

予選会競走成績[編集]

第93回 箱根駅伝予選会総合公式記録

予選会成績(上位15位まで)
順位 No./大学名 予選総合成績 10位との差
1 8 大東文化大学 10時間08分07秒 -
2 4 明治大学 10時間08分17秒 -
3 14 創価大学 10時間10分18秒 -
4 9 法政大学 10時間10分18秒 -
5 3 神奈川大学 10時間11分47秒 -
6 10 上武大学 10時間12分12秒 -
7 6 拓殖大学 10時間12分36秒 -
8 13 國學院大學 10時間14分09秒 -
9 11 国士舘大学 10時間14分45秒 -
10 1 日本大学 10時間16分17秒 -
11 5 中央大学 10時間17分01秒 0分44秒
12 2 城西大学 10時間19分10秒 2分53秒
13 12 東京農業大学 10時間20分50秒 4分33秒
14 15 専修大学 10時間25分00秒 8分43秒
15 7 東京国際大学 10時間25分29秒 9分12秒

第93回 箱根駅伝予選会個人記録

メディアによる中継[編集]

本大会

  • テレビ
    • 日本テレビ系列(【番組記事】・全国30局ネット)
      • 2017年1月2日(月)7:50-14:05(生中継[4]
      • 2017年1月3日(火)7:50-14:18(生中継)[5]
    • BS日テレ
      • 2017年1月2日(月)21:00-22:54(録画・ダイジェスト)
      • 2017年1月3日(火)21:00-22:54(録画・ダイジェスト)
    • 日テレジータス
      • 2017年1月9日(月)11:15-翌0:00(G+完全版)

予選会

  • テレビ
    • 2016年10月15日(土)9:25-11:25(生中継、日本テレビ[7]
    • 2016年10月15日(土)19:00-20:54(録画中継、BS日テレ)
    • 2016年10月21日(金)19:00-21:30[8](日本テレビ放送分に追加映像を加えた特別版、日テレジータス

脚注・参考文献[編集]

  1. ^ “箱根駅伝であわや事故 選手と車、警視庁連絡遅れ”. 日本経済新聞. (2017年1月5日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG04H89_U7A100C1000000/ 2017年1月6日閲覧。 
  2. ^ 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項 リンク (PDF)
  3. ^ 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 競技注意事項 リンク (PDF)
  4. ^ 別途7:00-7:50に『まもなく 箱根駅伝往路』を生放送。
  5. ^ 別途7:00-7:50に『まもなく 箱根駅伝復路』を、一部系列局を除き終了後引き続き15:00まで『続報!箱根駅伝』を生放送。
  6. ^ CBCラジオのみJRN単独加盟局
  7. ^ ミヤギテレビ福島中央テレビテレビ信州静岡第一テレビも同時ネット
  8. ^ 同年10月23日・10月30日・11月1日にも再放送した