筑波駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
筑波駅 | |
---|---|
![]() 旧筑波駅舎(1997年7月13日) | |
つくば Tsukuba | |
◄常陸北条 (4.5km) (2.7km) 上大島► | |
所在地 |
茨城県筑波郡筑波町 (現・つくば市)沼田 |
所属事業者 | 筑波鉄道 |
所属路線 | 筑波線 |
キロ程 | 20.2km(土浦起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1918年(大正7年)4月17日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)4月1日[1] |
← 土浦 |
|
→ 岩瀬 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
凡例 出典:脚注参照[2] 1964年頃 |
筑波駅(つくばえき)は、茨城県筑波郡筑波町(現・つくば市)沼田にあった、筑波鉄道筑波線の駅(廃駅)。1987年(昭和62年)の同鉄道廃止と同時に廃止された。
概要[編集]
茨城県土浦市と岩瀬町(現・桜川市)を結んでいた筑波鉄道筑波線の主要駅の一つであり、営業当時は筑波山の玄関口として観光客で賑わっていた。また、駅前からまっすぐ筑波山方向(県道42号方面)へ伸びる道路には、筑波山神社の鳥居が建てられ、現在も駅前通りの面影を残している。
廃止後、長い間ホームと上屋はそのまま残されたが取り壊された後、土浦方の場所に筑波鉄道廃線跡を利用したサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」(茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線)の休憩所が設置され、ベンチ、公衆便所、駐輪場、駐車場がある。旧島式ホームを活用しているが、旧構内踏切よりも土浦方の末端部分であり、普通列車の乗車位置ではなかった部分で、改修されているため当時の面影はない。
旧駅舎は関東鉄道つくば北営業所として再利用されており、駅前のバスターミナルは筑波山口(つくばさんぐち)という名称で現在も引き続き利用されている。
駅構造[編集]
駅舎側の片面ホームの1番線と、島式ホームの2、3番線から成る、2面3線の地上駅だった。構内踏切が存在し、旅客はこの踏切を渡って、駅舎側と島式ホームを移動する形になっていた。
歴史[編集]
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d e 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。
- ^ 臼井茂信・小石川多助・中川浩一「常総筑波鉄道1(私鉄車両めぐり)」『鉄道ピクトリアル』通巻155号、1964年3月。
外部リンク[編集]
- 鉄道駅時代の様子
- 筑波鉄道Page2 - ウェイバックマシン(2002年10月30日アーカイブ分) - 1984年10月
- ある日の筑波鉄道 - ウェイバックマシン(2008年4月6日アーカイブ分)[リンク切れ]
- 筑波鉄道541
- 鉄道駅廃止後、改修前の様子
- 鉄道のある風景 筑波駅[リンク切れ]- 鉄道駅廃止後、鉄道ホームが残された時期の、改修前の元駅舎の様子と、改修後の様子を比較できる。
- 列車の来ない筑波駅 - ウェイバックマシン(2001年3月4日アーカイブ分)[リンク切れ]- 鉄道駅廃止後、鉄道ホームが残された時期の、改修前の元駅舎の様子がわかる