美保飛行場

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美保飛行場(米子空港)
Miho Airbase (Yonago Airport)
旅客ターミナルビル(米子空港)
旅客ターミナルビル(米子空港)
IATA: YGJ - ICAO: RJOH
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 鳥取県境港市米子市
種類 軍民共用
所有者 防衛省
運営者 航空自衛隊
運用時間 7:00 - 22:00
開設 1943年
標高 6 m (20 ft)
座標 北緯35度29分32秒 東経133度14分11秒 / 北緯35.49222度 東経133.23639度 / 35.49222; 133.23639座標: 北緯35度29分32秒 東経133度14分11秒 / 北緯35.49222度 東経133.23639度 / 35.49222; 133.23639
公式サイト 米子鬼太郎空港
地図
飛行場の位置図
飛行場の位置図
YGJ/RJOH
飛行場の位置図
飛行場の位置図
YGJ/RJOH
飛行場の位置図
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
07/25 2,500×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
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上空俯瞰(2007年9月19日) 日本海上空から中海方向
空中写真(1976年9月25日) 滑走路延長前
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
空中写真(2009年6月26日) 滑走路延長後
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

美保飛行場(みほひこうじょう)は、鳥取県境港市(敷地の一部は米子市)にある飛行場空港)である。

防衛省が管理しており、航空自衛隊美保基地(みほきち、JASDF Miho Airbase[1]滑走路を民間航空機が利用する共用飛行場である。通称米子空港(よなごくうこう Yonago Airport)、愛称米子鬼太郎空港(よなごきたろうくうこう Yonago Kitaro Airport)としている[2][3]

概要[編集]

美保飛行場(米子空港)は米子市中心部から約11km(バスで30分)の弓ヶ浜半島中心部に位置する。風光明媚な観光地に恵まれた環境にあり、鳥取県西部・島根県東部の空運を担うのみならず、山陰観光の空の玄関口としての役割も果たしてきた。

滑走路長は2,500mで、一部は中海に突き出すような形で配置されている。着陸帯の幅は300mであり、計器着陸に対応している。 滑走路に面して北側に航空自衛隊の専用エプロンハンガーなどの施設が立ち並び、滑走路の管理や航空管制などは航空自衛隊が行なっている。そのため、山陰の飛行場において唯一航空管制が行われている。 また、航空自衛隊エプロンの一角や東側の空港エプロン周辺に国土交通省関連の複数の施設が置かれ、2011年には第八管区海上保安本部美保航空基地と称される海上保安庁の航空機を格納する施設や事務所が東側エプロンに増設された。

空港ターミナルビルは航空自衛隊美保基地の東側にあり、国内線・国際線で区画を分けて使用している。ボーディングブリッジは3基を有する。ターミナルビルに接するエプロンには大型ジェット機用2バース、中型ジェット機用1バース、小型ジェット機用1バース、プロペラ機用1バースがある。

年間利用客数は、国内572,122人、国際52,142人(2016年度)[4]

2001年度からの再延長事業[5]は、滑走路東側の県道47号線、JR境線、市道を500m迂回させる大規模なもので、境線には最寄り駅として米子空港駅が設けられた。 供用開始は2008年度目標だったが、境線の付け替え方法が地下化から迂回へ紆余曲折した関係で、1年ほど延びた。

沿革[編集]

施設[編集]

米子空港ビル株式会社
YONAGO AIRPORT BUILDING Co.,Ltd
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
684-0055
鳥取県境港市佐斐神町1634番地
設立 1977年(昭和52年)6月4日
業種 不動産業
法人番号 8270001003868
事業内容 空港ターミナルビルの運営
代表者 代表取締役社長 池口由紀彦
資本金 1億5,000万円
従業員数 12人
外部リンク https://www.yonago-air.com/
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空港ターミナルビル
空港ターミナル、エプロン

空港ターミナルビルは米子空港ビル株式会社が運営している。

  • 1階
    • 案内所
    • 航空会社カウンター
    • 到着ロビー
    • 手荷物受取所
    • ATM
    • コンビニエンスストア(セブン-イレブン
    • バス・タクシーターミナル
    • レンタカーカウンター
  • 2階
  • 3階
    • 見学・送迎デッキ(無料)

税関・出入国管理・検疫体制[編集]

CIQ:税関・出入国管理・検疫(Customs Immigration and Quarantine)について[13]

※出入国管理のみ常設。他は出張。

就航路線[編集]

航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便(コードシェア便)

国内線[編集]

航空会社就航地
全日本空輸 (ANA) 東京国際空港
かつての定期就航路線
(米子空港発)就航路線別旅客数/順位[15]
行き先 旅客数 国内線順位
東京国際空港 約51万人 上位46位

国際線[編集]

航空会社就航地
香港航空 (HX) 香港の旗 香港香港国際空港 (2016年9月14日より就航)
エアソウル (RS) 大韓民国の旗 韓国仁川国際空港(ソウル)(2016年10月23日より就航)

利用状況[編集]

旅客数[編集]

以下に定期便とチャーター便を合計した乗降客数を示す[16]。マウスポインタを棒グラフに合わせると、該当年度の数値がポップアップする。

100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000
800,000
900,000
  •   国内線
  •   国際線

防衛省[編集]

航空自衛隊美保基地[編集]

美保基地の基地司令は第3輸送航空隊司令が兼務。

航空支援集団隷下部隊[編集]

防衛大臣直轄部隊[編集]

陸上自衛隊美保分屯地[編集]

2018年(平成30年)3月27日[17][18]米子駐屯地の分屯地として開庁、以下の部隊が駐留する(分屯地管理業務は米子駐屯地業務隊から一部が分派され担任)。

中部方面隊隷下部隊[編集]

  • 中部方面航空隊
    • 中部方面ヘリコプター隊
      • 第3飛行隊(隊長が分屯地司令を兼任)
    • 中部方面管制気象隊
      • 第4派遣隊
  • 中部方面通信群
    • 第104基地システム通信大隊
      • 第312基地通信中隊
        • 美保派遣隊
  • 米子駐屯地業務隊
    • 美保派遣隊

国土交通省[編集]

航空祭[編集]

航空自衛隊美保基地の航空祭。近年は5月中旬〜6月初旬の日曜日に開催されている。一番の見所は美保基地に配備されているC-2型輸送機やT-400型練習機の大編隊等の展示飛行。近年はブルーインパルスが美保基地展開し曲技飛行を実施している。なお、戦闘機の展示飛行は他の基地からリモートで実施される。

交通[編集]

運行本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。

鉄道[編集]

バス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 航空自衛隊美保基地 鳥取県境港市小篠津町2258
  2. ^ 米子鬼太郎空港命名記念イベント - 境港市観光協会
  3. ^ a b “妖怪の名がついた空港誕生! 米子空港の愛称が「米子鬼太郎空港」に正式決定”. マイナビニュース. (2010年4月13日). https://news.mynavi.jp/article/20100413-a049/ 2019年7月18日閲覧。 
  4. ^ “管内空港の利用状況概況集計表(平成28年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局, http://ocab.mlit.go.jp/about/total/report/pdf/riyou_h28d.pdf 2017年10月11日閲覧。 
  5. ^ 境港湾・空港整備事務所-美保飛行場(米子空港)滑走路延長事業
  6. ^ 平成19年防衛省告示第214号
  7. ^ 米子鬼太郎空港 - 鳥取県
  8. ^ a b スカイマーク株式会社による米子鬼太郎空港への新規就航について”. 鳥取県. 2017年10月11日閲覧。
  9. ^ “スカイマーク、米子就航 14年4月から札幌や那覇にも”. Aviation Wire. (2013年12月20日). https://www.aviationwire.jp/archives/30115 2019年7月18日閲覧。 
  10. ^ a b c d スカイ最終運航 米子空港、1年8カ月で幕 日本海新聞 Net(archive)
  11. ^ “スカイマーク、米子空港から完全撤退へ 搭乗率低迷で”. 朝日新聞デジタル. (2014年12月19日). https://www.asahi.com/articles/ASGDM44FCGDMULFA00R.html 2019年7月18日閲覧。 
  12. ^ “米子空港に15年ぶりの国際定期便 香港便、観光振興強化へ”. 産経WEST. (2016年9月15日). https://www.sankei.com/west/news/160915/wst1609150019-n1.html 2019年7月18日閲覧。 
  13. ^ 中国地方の空港概要(平成28年度版) (PDF)”. 中国運輸局. p. 22 (2017年3月). 2017年10月11日閲覧。
  14. ^ スカイマーク米子撤退が映す地方空港の煩悶”. 東洋経済 (2014年10月25日). 2017年10月11日閲覧。
  15. ^ “平成25年度の航空輸送統計の概況について” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省総合政策局, (2014年6月3日), http://www.mlit.go.jp/common/001041866.pdf 上位50位までを記載
  16. ^ 暦年・年度別空港管理状況調書(PDF形式)(平成29年8月29日版) (PDF)”. 国土交通省. p. 93 (2017年). 2017年10月11日閲覧。
  17. ^ 中国四国防衛局 (2014年9月). “美保基地における陸自輸送ヘリコプターの配備について”. 2018年1月21日閲覧。
  18. ^ 中部方面総監部 美保基地及び周辺におけるCH-47の飛行訓練等について (PDF)”. 島根県 (2017年7月31日). 2017年10月11日閲覧。

関連項目[編集]