紀の川市

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きのかわし
紀の川市
粉河寺
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
団体コード 30208-2
法人番号 4000020302082
面積 228.21km2
総人口 59,989[編集]
推計人口、2018年10月1日)
人口密度 263人/km2
隣接自治体 和歌山市海南市岩出市伊都郡かつらぎ町海草郡紀美野町
大阪府泉南市泉佐野市貝塚市岸和田市
市の木 キンモクセイ
市の花 モモ
市の鳥 ウグイス
紀の川市役所
市長
[編集]
中村愼司
所在地 649-6492
和歌山県紀の川市西大井338番地
北緯34度16分10.4秒東経135度21分45.2秒座標: 北緯34度16分10.4秒 東経135度21分45.2秒
紀の川市役所 本庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

紀の川市位置図

― 市 / ― 町・村

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紀の川市(きのかわし)は、和歌山県の北部に位置するである。

地理[編集]

紀の川市は和歌山県の北部(紀北)に位置し、西側は岩出市和歌山市、東側は伊都郡かつらぎ町、南側は海南市および海草郡紀美野町に接している。北側はすぐ大阪府で、岸和田市貝塚市泉佐野市泉南市に接している。ただ、貝塚市については現在のところ、同市と紀の川市を直接結ぶ道路は整備されていない。

紀の川市は北に和泉山脈、南に紀伊山地を控え、この間を東西に市名の由来でもある一級河川紀の川が貫流している。南部からは貴志川が紀の川に合流しており、平野部はこれらの河川に沿って発達している。

なお、紀の川市の総面積は228.21km2で、和歌山県全域の約5%を占める。

沿革[編集]

行政[編集]

市長[編集]

  • 中村愼司(初代、2005年(平成17年)12月11日就任、4期目、旧貴志川町長)

副市長[編集]

  • 林信良

市章[編集]

紀の川市の「紀」の文字をデフォルメし、自然の豊かさに包まれた快適な都市をデザインしたもので、市を象徴する「紀の川」の流れや、澄んだ空をイメージしたブルーを基調に、中心から交流の輪が広がる様子を描いている。全国から募集し、神戸市在住の女性の作品が採用された。

経済[編集]

産業[編集]

主な産業[編集]

第一次産業が盛んであるが、工業製品も数多く生産されている。紀の川市の発足前から業務を営む地元の中小企業が多い。老朽化・手狭になった都心・郊外から移転してきた大手企業の事業所・工場もある。

農業が盛んであり、特に果樹栽培で知られ、市場出荷のほか、阪神圏に近いために観光農園や直売所販売も多い。合併前の各自治体が特産物育成に注力していた背景もあり、モモ(旧桃山町、旧粉河町など)、イチゴ(旧貴志川町、旧打田町)、ハッサク(旧粉河町)、イチジク(旧打田町)、キウイフルーツ(旧那賀町、旧粉河町)においては県内一の生産量を誇り、他にウンシュウミカンウメカキなどの生産が盛ん。とりわけ、モモ、イチゴ、ハッサク、イチジク、キウイ、カキ(紀の川柿)の6種は県外への出荷も多いためPR用にマスコットキャラも作っている。また、タマネギナスなどの野菜や花卉栽培も盛んで、葉ボタンの生産は日本一となっている。

就業人口の構成について[編集]

紀の川市における就業人口の構成を見ると、第一次産業従事者は21.0%で、和歌山県全体の平均の10.6%の2倍近い割合で、農業が盛んである。特に旧粉河町と旧桃山町では第一次産業従事者割合が高くなっている。一方、旧貴志川町はこれらと対照的に第一次産業従事者が県の平均を下回り、第二次産業の割合が高くなっている。ちなみに最近では、市内でサービス業IT関連事業を営む事業者も増えている。

紀の川市で事業を営む主な企業[編集]

パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場

金融機関[編集]

  • 紀陽銀行 粉河支店(粉河)、桃山出張所(桃山町元)、貴志川支店(貴志川町神戸)、名手支店(名手市場)、打田支店(上野)
  • 南都銀行 粉河支店(粉河)
  • きのくに信用金庫 桃山支店(桃山町元)、打田支店(西大井)、貴志川支店(貴志川町前田)

日本郵政グループ[編集]

集配郵便局


無集配郵便局

  • 打田郵便局(打田)
  • 打田南中郵便局(南中)
  • 丸栖(まるす)郵便局(貴志川町丸栖)
  • 貴志川長山郵便局(貴志川町長山)
  • 粉河北石町(きたいしまち)郵便局(粉河)
  • 川原郵便局(野上)
  • 粉河鞆渕(ともぶち)郵便局(中鞆渕)
  • 粉河荒見郵便局(荒見)
  • 紀伊長田駅前郵便局(嶋)
  • 桃山黒川郵便局(桃山町黒川)
  • 麻生津(おうづ)郵便局(北涌)


簡易郵便局

  • 細野簡易郵便局(桃山町中畑)


簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施(2012年9月現在)。

※紀の川市の郵便番号は以下のとおり。

  • 640-04xx」=旧貴志川町域。貴志川郵便局の管轄。
  • 640-13xx」=旧桃山町域(桃山町峯、桃山町中畑、桃山町垣内(かいと))。国吉郵便局(海草郡紀美野町田(た))の管轄。
  • 649-61xx」=旧桃山町域(前述以外の地域)、旧打田町域(高野、竹房(451番地以上))。桃山郵便局の管轄。
  • 649-64xx」=旧打田町域(前述以外の地域)。池田郵便局の管轄。
  • 649-65xx」=旧粉河町域。粉河郵便局の管轄。
  • 649-66xx」=旧那賀町域。名手郵便局の管轄。

地域[編集]

人口[編集]

平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、2.97%減の65,845人であり、増減率は県内30市町村中5位。

Demography30208.svg
紀の川市と全国の年齢別人口分布(2005年) 紀の川市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 紀の川市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
紀の川市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政サービス[編集]

市役所・支所・出張所[編集]

市役所本庁舎のほか、基本的な窓口業務を行う支所・出張所が設置されている。

  • 本庁舎 - 紀の川市西大井338
  • 粉河支所 - 紀の川市粉河580
  • 那賀支所 - 紀の川市名手市場144-1
  • 桃山支所 - 紀の川市桃山町元376
  • 貴志川支所 - 紀の川市貴志川町神戸331
  • 鞆渕出張所 - 紀の川市中鞆渕1041

図書館[編集]

  • 2005年の紀の川市誕生後、旧5町の施設運営は財政難や老朽化になったきっかけで、5館から2館に再編した[2]。打田図書館は河北図書館、貴志川図書館は貴志川支所後に移転して河南図書館に改名した。粉河図書館は2015年6月に、那賀図書館は2015年7月に、桃山図書館は2015年8月に閉館した。
  • 統合後、市民や小中学校を知るために図書館の愛称を応募したところ、当時7歳が考案した「おりひめ」(河南図書館)と「ひこぼし」(河北図書館)が決定した[3][4]

教育[編集]

小学校[編集]

中学校[編集]

高等学校[編集]

大学[編集]

交通[編集]

JR打田駅(市役所の最寄り駅)
国道480号線(紀の川市と大阪府有田市方面を結ぶ一般国道)
国道24号線(紀の川市と和歌山市方面、奈良県方面を結ぶ一般国道)
紀泉高原林道線(和泉葛城山頂を経由して、大阪府岸和田市へ行くことができる)

市外への通勤・通学先としては、和歌山市が最も多い。

鉄道路線[編集]

路線バス[編集]

コミュニティバス[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

一般国道[編集]

県道[編集]

紀の川市道[編集]

  • 紀泉高原林道線(通称:紀泉高原スカイライン)
  • 重谷林道線

道の駅[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

祭事[編集]

  • 春季(3〜5月)
    • 秋葉山公園桜まつり
    • 百合山花まつり
    • 桃山まつり
  • 夏季(6〜8月)
    • 粉河まつり
  • 秋季(9〜11月)
    • 青洲まつり
    • 百合山ウォークラリー
  • 冬季(12〜2月)
    • 長田観音初午・二の午

神社・仏閣[編集]

自然景勝地・公園・レジャー施設等[編集]

  • 神通温泉
  • きしべの里
  • 平池(平池緑地公園)
  • 屋形船
  • 秋葉山公園
  • 桜池
  • 龍門山の磁石岩
  • キイシモツケ群生地
  • 深山渓谷
  • 雄滝雌滝
  • 大池遊園

歴史遺産・文化財・博物館等[編集]

アウトドア・スポーツ関係[編集]

和泉葛城山展望台
紀の川市切畑
大阪府岸和田市塔原町
大阪府貝塚市蕎原

特産品の施設[編集]

  • めっけもん広場
  • 花野果さん
  • 雨山観光農園
  • 観光特産センターこかわ
  • 貴志川観光物産センター
  • 桃山特産センター

著名な出身者[編集]

歴史上の人物[編集]

政治家[編集]

美術・芸術家[編集]

芸能人[編集]

漫画家[編集]

スポーツ選手[編集]

アナウンサー[編集]

出身有名動物[編集]

ゆかりのある人物[編集]

  • 藤原秀郷 - かつて旧打田町一帯を荘園として治めていた。西行は秀郷の嫡流であり、9世孫。
  • 藤堂高虎 -天正13年(1585年)紀伊国粉河に5,000石を与えられ、猿岡山城(現・秋葉山公園)を築く。その後2万石まで加増され、天正20年(1592年)まで7年間粉河を領する。粉河寺の再興や粉河祭の復活に努め、大きな功績を治めた。
  • 杉良太郎 - 紀の川市桃山町で桃園を借りて、杉良太郎果樹園を営む。[5]
  • 藤原紀香 - 母親が旧那賀郡出身ということもあり、2015年より紀の川市のフルーツ大使を務める。[6]

脚注[編集]

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関連項目[編集]