細見和之

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細見和之(ほそみ かずゆき、1962年2月27日 – )は、日本の詩人京都大学教授、大阪文学学校校長、ドイツ思想専攻。

来歴[編集]

兵庫県丹波篠山市生まれ。丹波篠山市在住。兵庫県立篠山鳳鳴高等学校大阪大学文学部卒業、同大学院人間科学研究科博士課程満期退学。2007年「アドルノの場所」で大阪大学から博士(人間科学)。大阪府立大学講師、助教授、教授を経て、2016年4月から京都大学 大学院 人間・環境学研究科 総合人間学部教授。専門はドイツ思想、特にテオドール・アドルノ

2013年5月より自分の詩に曲を付けはじめるとともに、高校時代のバンド仲間とtheチャンポラパンbandを結成、丹波篠山市を中心に大阪でもライブ活動も行ない、ソロでの展開をふくめて活動を模索している。2014年から大阪文学学校校長兼任。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『沈むプール――詩集』(イオブックス, 1989年)
  • 『バイエルの博物誌』(書肆山田, 1995年)
  • 『アドルノ――非同一性の哲学』(講談社, 1996年)
  • 『アイデンティティ/他者性』(岩波書店, 1999年)
  • 『言葉の岸』(思潮社, 2001年)、第7回中原中也賞候補
  • 『アドルノの場所』(みすず書房, 2004年)
  • 『言葉と記憶』(岩波書店, 2005年)
  • 『ポップミュージックで社会科』(みすず書房, 2005年)
  • 『ホッチキス』(書肆山田, 2007年、第13回中原中也賞候補)
  • ベンヤミン「言語一般および人間の言語について」を読む――言葉と語りえぬもの』(岩波書店, 2009年)
  • 『「戦後」の思想――カントからハーバーマスへ』(白水社, 2009年)、第7回日本独文学会賞
  • 永山則夫――ある表現者の使命』(河出書房新社, 2010年)
  • 『家族の午後――細見和之詩集』(澪標, 2010年)、第7回三好達治賞受賞
  • 『ディアスポラを生きる詩人 金時鐘』(岩波書店, 2011年)、第3回鮎川信夫賞候補
  • 『闇風呂』(澪標, 2013年)
  • フランクフルト学派』(中公新書, 2014年)
  • 石原吉郎――シベリア抑留詩人の生と詩』(中央公論新社, 2015年)
  • 『「投壜通信」の詩人たち <詩の危機>からホロコーストへ』岩波書店、2018

共編著[編集]

  • (エンゲルベールト・ヨリッセン、小岸昭)『ヨリッセン先生と言葉――出会いからはじまる異文化論』(朝日出版社, 1996年)
  • (崎山政毅・田崎英明)『歴史とは何か――出来事の声、暴力の記憶』(河出書房新社, 1998年)
  • (山田兼士共編著『小野十三郎を読む』(思潮社, 2008年)
  • (山田兼士)『対論 この詩集を読め 2008-2011』(澪標, 2012年)
  • 『対論 この詩集を読め 2 (2012-2015)』山田兼士共編 澪標、2016
  • ニーチェをドイツ語で読む』編著(白水社, 2017年)

訳書[編集]

  • アルミン・ツヴァイテ ほか『アメリカ――大恐慌時代の作品』(リブロポート, 1994年)
  • ショシャナ・フェルマン『声の回帰――映画『ショアー』と「証言」の時代』(太田出版, 1995年)
  • テオドーア・W・アドルノ『認識論のメタクリティーク――フッサールと現象学的アンチノミーにかんする諸研究』(法政大学出版局, 1995年)
  • ユルゲン・ハーバーマス ほか『過ぎ去ろうとしない過去――ナチズムとドイツ歴史家論争』(人文書院, 1995年)
  • エルネスト・ルナン ほか『国民とは何か』(インスクリプト, 1997年)
  • イルミヤフ・ヨベル『スピノザ異端の系譜』(人文書院, 1998年)
  • イツハク・カツェネルソン『滅ぼされたユダヤの民の歌』(みすず書房, 1999年)
  • アドルノ『社会学講義』(作品社, 2001年)
  • ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』(全5巻、岩波現代文庫、2003年)
  • カール・マルクス『マルクス・コレクション(6)フランスの内乱、ゴータ綱領批判、時局論(上)、インド・中国論』(筑摩書房, 2005年)
  • T・W・アドルノ『否定弁証法講義』(作品社, 2007年)
  • ハンス・ヨーナス『生命の哲学――有機体と自由』(法政大学出版局, 2008年)
  • 村岡晋一小須田健フランツ・ローゼンツヴァイク『救済の星』(みすず書房, 2009年、第12回レッシング翻訳賞受賞)
  • T・W・アドルノ『哲学のアクチュアリティ』(みすず書房、2011年)
  • イツハク・カツェネルソン『ワルシャワ・ゲットー詩集』(未知谷、2012年)

参考[編集]

  • 文芸年鑑