終末のハーレム

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終末のハーレム
ジャンル 近未来エロティックサスペンス[1]
ディストピアSF[2]
漫画:終末のハーレム
原作・原案など LINK[1]
作画 宵野コタロー[1]
出版社 集英社[1]
掲載サイト 少年ジャンプ+[9][10]
レーベル ジャンプ・コミックス+[1]
発表期間 2016年5月8日[9][10] - 連載中
巻数 既刊8巻(2019年3月現在)
その他 詳細は#書誌情報を参照
ボイスドラマ
原作 LINK(原作)[11]
宵野コタロー(作画)[11]
制作 ネットコンプレックス株式会社[11]
脚本 南出祐司[11]
発表期間 2017年5月28日 - 6月5日[11]
話数 全9話[11]
その他 詳細は#ボイスドラマを参照
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

終末のハーレム』(しゅうまつのハーレム / world's end harem)は、LINK(原作) / 宵野コタロー(作画)による日本漫画作品[1]ウェブコミック配信サイト少年ジャンプ+[9][10]集英社 / 以降、『J+』と表記)にて、2016年5月8日[注 1]から隔週日曜日に隔週更新で連載中[注 2]

難病を治療するためのコールドスリープから目覚めた主人公が、ウイルスによって男性が99.9%死滅した世界に直面し、出会ったばかりの女性たちとの子作りを懇願されて困惑する一方、残りわずかな男性たちを救うために必要な特効薬の開発を目指す姿を描く[話 1][話 2][話 3][話 4][話 5][話 6]

なお、本作から世界観を一新したシリーズ作品については、『終末のハーレム ファンタジア』を参照。

目次

概要[編集]

J+』の2016年新連載春の陣第5弾として、連載が開始された[9]成人向け漫画作品を中心として知られる宵野の、一般誌連載作品である[10]

「きわめて高度な機械化とAI技術が普及した世界において、男性だけを殺害するウイルスの影響によって男性がほぼ死滅したうえ、それまで成功していた人工授精が必ず失敗するようになり(詳細は後述)、受胎が成功する手段はウイルスへの免疫を持つ男性とのセックスによる子作りのみと判明したため、女性たちは人類の絶滅を防ぐためにもその条件を満たす生き残りの主人公にセックスを迫る」という、レトロフューチャー要素を交えた舞台設定と、それを根幹として交錯する人々の思惑がもたらす性的に過激な内容を踏まえ、作品紹介の際にはジャンルを「近未来エロティックサスペンス」と称している[1]ほか、連載時の第1話冒頭の柱コメントでは「超異色ディストピアSF」とも称している[2]。また、更新時刻についても連載開始当時における他の掲載作品と同じ午前8時ではなく、午前0時としている[注 3]

女性の裸体や乳首については普通に描き込まれている(女性器は除く[注 4])が、連載時には後述の午前0時の公開直後を除いてブロックノイズや湯気、光による修正が大部分に被せられている(場合によっては、湯気とはまったく無縁の状況で湯気に包まれるといった修正になることもある[15]ほか、連載初期は女性のもみあげを長くして乳首を隠す[話 2]ボディーソープの泡を増やして女性たちの乳首や股間を隠す[話 12]といった、手描きの修正も用いられている)。また、後述のアップルほど表現規制が厳しくないパソコンでも、午前0時に無修正版(箇所によっては、この時点ですでに修正されている場合もある)で公開した後、午前8時に修正を被せた修正版へ差し替えるという措置が取られている。そういった経緯を経て、『J+』公式サイトでは連載時の第8話の本編終了後に「光…湯気…謎のノイズ…その全てが。消滅する時、来たれり。」というキャッチコピーを掲げた単行本第1巻の広告[16]、第15話の本編終了後に「全人類に告ぐ。2016年12月31日。2016年12月31日。準備は、いいか。」というキャッチコピーを掲げた第2巻の広告、第23話の本編終了後に「あなたが600円で手に入れるものは、200ページ足らずのコミックスではない。それは、見果てぬ青春の夢。閃光の如き、魂の昂ぶり――。メイティングシーン、大幅描き下ろし。」というキャッチコピーを掲げた第3巻の広告[17]が、それぞれ掲載された。ただし、単行本化の際には完全無修正になるというわけではなく、連載時以上に修正されることもある。詳細は#評価を参照。

セックスについては、男性の身体を半透明に描いて読者の視線を男性の身体越しに女性の裸体へ集中させる[話 13]など、一部の成人向け漫画で見られる手法が連載時から用いられている場合こそあるものの、それ以上の露骨な描写は用いられておらず[注 5]、基本的には行為の途中までしか描かれていない。また、行為の激しさを示唆する事後の姿が連載時から描かれている場合こそある[話 8][話 9][話 16][話 17]ものの、絶頂を迎えて精液がほとばしる様子が描かれることもない[注 6]が、前述の状況や目的ゆえに必須であることから、物語序盤には主人公に先駆けてコールドスリープから目覚めた男性とのセックスで受胎を試みた女性の存在が登場人物の台詞で説明されているほか、その初の成功例である胎児羊水に浮かぶ萌芽状態で描かれている[話 2]。また、その男性がグループセックスにも励み始めた[話 14]以降には、受胎する女性たちがさらに増加したことすら説明されている[話 18]

台詞については、一般的な少年漫画で伏字にされることが多い卑語も、本作では放送禁止用語を除いて普通に用いられている[話 14][話 19][話 18]

担当編集によれば、上記の設定や描写ゆえに連載開始当初から物議を醸しており[18][19]、単行本は書籍版も電子書籍版も驚異的な売り上げだそうである[20]が、販売サイトや販売国によっては年齢指定が入っている。また、2017年4月からは東立出版社による繁体字中国語翻訳版をはじめ、各国語翻訳版の発売も開始されている。詳細は#評価#書誌情報を参照。

表現規制と公開停止[編集]

iOSアプリではアップルによる表現規制が厳しい[21]という理由からたびたび公開停止となっており、第3話の公開時点では全話が公開されていたが、第4話の公開直前に全話が一時公開停止となったことを経て、第21話の公開直前の2017年4月12日には全話が公開停止となった[22]。また、同年4月14日にはAndroidアプリでも全話が公開停止となった[23]。この事態に際し、iOSアプリとAndroidアプリではそれぞれ作中の台詞をもじったお詫び漫画が第21話のパソコン用公開に合わせて公開され[24][25]、同年4月26日には公開停止前以上に修正を被せたうえでの復旧作業を進めていることが発表された[26]が、同年5月28日現在のiOSアプリでは公開停止となっている[27]。その後、同年10月4日に発売された単行本第4巻の初版帯では、『J+』公式アプリから削除されたことが売り文句として用いられている[28]。また、同年12月11日には『J+』公式アプリで好きなページをTシャツにして購入できるサービス「少年ジャンプ+ TシャツSHOP」が開始されたが、本作についてはやはりAndroidアプリのみとなっている[29][30]

なお、2017年9月20日にナイルのアプリ情報マガジン「Appliv」のインタビューに答えた『J+』編集長(当時)の細野修平によれば、iOSアプリでの公開停止は想定内だったという[31]

こういった経緯について、漫画評論家稀見理都は自身の公式Twitterに、半分は「外圧」で日本にはなかった修正基準との戦いでもある旨を述べている[32]。また、宵野は『J+』の2018年新年会に出席した際、漫画家天望良一によるインタビューにて本作を「『週刊少年ジャンプ』(以降、『WJ』と表記)では題材の時点でアウト」と断言したほか、「直接的な表現を使わずに描けるラインを探るのは楽しいが、やりすぎちゃって色々あった」旨を述べている[33]

あらすじ[編集]

第1話 - 第6話[編集]

西暦2040年。東京では「細胞硬化症」に罹患した青年・水原怜人が、兄・龍、妹・まひる、幼馴染・橘絵理沙に見送られ、特効薬の開発を待つコールドスリープに入る。5年後、目覚めた怜人の前に専属担当官・周防美来が現れ、男性の99.9%を死滅させた「MKウイルス」の免疫は細胞硬化症を治療した怜人たち5人「ナンバーズ」のみが持つことを告げ、子作りを要請する。

怜人は「UW日本支部」の施設内にて、先に目覚めた青年・火野恭司がセックスで子作りに成功したこと、龍がコールドスリープ中であること、絵理沙が行方不明であること、龍ら生き残りの男性たちがあと1年足らずでMKウイルスによって死亡することを、まひるとの再会を経て知る。怜人が絵理沙を捜し出すまで美来に1か月間の猶予を求める一方、恭司は専属担当官・石動寧々子による案内のもと、若手女優・北山玲奈ら好みの美女たちとの優雅な子作り「メイティング」の日々を満喫する。

怜人はナース・龍造寺朱音やボディーガード・山田翠と合流し、絵理沙の研究からMKウイルスの特効薬の開発を決意する。

第7話 - 第14話[編集]

UW日本支部の首脳陣は、UW世界本部に極秘で「メイティング計画」を進める。絵理沙の残した映像からMKウイルスが人工ウイルスであることを知った怜人は、日本支部にて技術長官の薬で発情した女性たち4人に襲われたところを、救出される。

警戒する怜人に、国務長官・鬼原は「世界宣言」を依頼する。施設外への外出許可と研究施設の使用許可を条件に応じた怜人は、全世界の女性たちに希望を捨てないよう呼びかける。それを難民に扮して見ていた絵理沙は、無言で立ち去る。

首脳陣は恭司の子を受胎する女性たちが増加しつつある成果にほくそ笑み、さらなる増加に期待する。まもなく、いじめと細胞硬化症に苦しめられた果てのコールドスリープから、男子高校生・土井翔太が目覚める。翔太を歓迎した専属担当官・神谷花蓮は、驚愕した彼に高校生活のやり直しを提案する。翔太はかつての教室で授業を受けた後、花蓮に案内されて担任教師・羽生柚希と再会する。感涙した柚希は、花蓮に翔太への「ご褒美」を薦められる。

第15話 - 第21話[編集]

翔太は女子生徒たちの存在に動揺しながらも柚希の招きに応じてその夜に彼女の自室を訪れ、導かれるまま結ばれる。翌日、翔太は一条奈都や柊春歌と打ち解け始め、体育館で黒田・レイン・ちふゆと東堂晶のバレーボール対決に立ち会うが、ボールで額を負傷する。翔太を心配した柚希が音楽室で再び身体を開く一方、花蓮は怜人と恭司への対抗心を燃やす。

1週間後、それまで柚希と日々愛し合った翔太は自室で奈都の突然の来訪に動揺するが、柚希と会えない状況に際して奈都とも結ばれる。その後、柚希の態度から自分の環境を察した翔太に花蓮はメイティングの詳細を明かし、欲情した女子生徒たちは翔太の目の前で制服を脱いでいく。その光景に満足した首脳陣は、美来を解任する。

特効薬の開発が進まない怜人のもとへ、新たな専属担当官として黒田マリアと片桐麗亜が現れる。怜人は美来の旧友でもある麗亜に酷評されるが、研究者でもあるマリアに引率され、日本で最初にMKウイルスの犠牲者が出た慶門市へ向かう。

第22話 - 第28話[編集]

怜人たちは、犠牲者の妻・谷口の入院先を訪れる。絵理沙とひそかに連絡していた谷口は、怜人の思想を批判する。宿泊先の温泉旅館で入浴した怜人は、サウナ室に現れたアメリカからの留学生・クロエ・マンスフィールドに翻弄される。翌日、美来と怜人の思いを聞いた谷口は亡夫のことを明日に話すと誓うが、その夜に何者かが谷口の点滴に毒物を混入させる。

翌日、谷口の昏睡を知った怜人は彼女の夫が収容されていた病院跡をマリアや翠と共に訪れ、朱音は麗亜に不審を抱く。谷口の持つMKウイルスの論文を入手した怜人が慶門市から、荷物をまとめた柚希が高校からそれぞれ立ち去るのと平行し、フリーター当時の先輩・リカともメイティングに励める現状に飽きを覚え始めていた恭司は、まひるに着目する。

自分の立場に動揺していた翔太は、逃げ込んだ先の用務員室で自分と同様の過去を持つ春歌に惹かれて結ばれたうえ、翌日には体育用具室で自分への欲情を抑えきれなくなった晶に拘束されて結ばれる。

第29話 - 第34話[編集]

晶と結ばれた翌日、翔太は保健室で春歌・奈都・晶に流されるまま、彼女たち3人との4Pに励む。その後、柚希の「転任」を知っての自暴自棄から進んで女子生徒を求めるまでに至った翔太のもとへ、彼をかつて無視していた元級友・星野汐音が「転校」してくる。翔太は、男性の死滅によってタレントになり損ねていた汐音が年下の女子生徒たちから蔑視される姿を嘲笑して花蓮の勧めに応じ、UW日本支部による後ろ盾を求める汐音に昼休みの校舎屋上でのメイティングを強要する。

まひるがメイティングを拒否し、首脳陣がUW世界本部の使者に備える中、怜人への暗殺計画を察した朱音はマリアと共に彼のもとを訪れ、自分が鬼原の娘であることや麗亜への不審を明かし、難民地区に隠れ家を構える。一方、自分でも暗殺計画を察した麗亜は配給に参加する怜人への狙撃を美来のために阻止し、その首謀者を推察する。マリアは渡米したはずの研究者たちの消息が病院跡で途絶えていたことを知り、怜人はそこがMKウイルスの製造場所かと疑う。

第35話 - 第41話[編集]

UW世界本部からの飛行機が到着した当夜、怜人・マリア・朱音・翠は病院跡を訪れて地下施設を発見し、そこにいた技術長官たちに殺害されそうになるが、クロエたちが現れて技術長官たちを射殺し、自分が世界本部の使者にしてUW日本支部を内偵していたUW平和維持活動局局長であることや、現在の絵理沙がテロ集団に身を置いていることを怜人たちに明かす。

クロエの補佐官・ポープに詰問されて本性を現した鬼原は、総務長官・首藤や護衛たちによる造反に遭い、首藤以外の首脳陣共々拘束される。一方、慶門市では爆破テロが発生し、東京ではコールドスリープ中の会社員・木根渕善がテロ集団に拉致される。その数日前、さらなる女子生徒とも結ばれていた翔太は、花蓮にかつて自分をいじめていたエリカの調達を依頼し、彼女への復讐を遂げる。勢いづく花蓮が女子生徒たちを煽った結果、翔太を巡る争奪込みのメイティングは激化し、彼もそれに応じて女子生徒たちを満喫するが、校内には絵理沙への内通者が潜伏していた。

第42話 - 第48話[編集]

翔太が荒淫の限りを尽くすようになってまもなく、一帯は爆破テロに遭う。花蓮は世界で一番偉くなるという野望を明かし、翔太と結託する。一方、善はテロ集団に目覚めさせられ、妻・ミキや我が子と再会できない状況に直面する。テロ集団のもとで「村」を率いる元上司・出芽輝奈から隷属を命じられ、絵理沙から2045年の現状を聞かされて驚愕した善は、さらに輝奈から「村」の希望者たち全員を受胎させる「聖奴隷」となることを強制される。

クロエによる説明に怜人は困惑し、朱音の件からも鬼原との面会を考えるが、そこにテロ集団から電波ジャック放送が入る。絵理沙は自分たちを「イザナミ」と称して善を披露し、UW世界本部の首脳陣が5年前にMKウイルスを散布した可能性が高いことや、単為生殖によって完全に女性だけの世界を作ろうとしていることを暴露する。朱音が拘束中の鬼原から世界本部やクロエのことを聞き出し、怜人がUW日本支部からの出奔に動く中、彼のもとに翔太と花蓮が現れる。

第49話 - 第55話[編集]

花蓮は翔太と共にクロエとの会談に臨み、彼女に中止させられたメイティングを翔太のみ再開させる取引を経て、国務長官の地位を要求する。怜人は美来にも出奔を提案して断られたところを共にポープに拘束されかけるが、麗亜に救出される。難民ホームにてまひると合流した怜人・朱音・翠は港に残った美来や麗亜に見送られ、イザナミの協力者たちと共に台湾へ向かう。恭司が寧々子の手配で船上の怜人とひそかに連絡を取り、玲奈が恭司の子を受胎した女性たちへの羨望や彼への思いから寂しさを募らせる中、花蓮は玲奈らまだ受胎していない女性たちを翔太に提供する。

クロエは美来と麗亜を拘束し、怜人は台湾にてついに絵理沙と再会する。絵理沙は怜人にイザナミが2つの派閥に分かれていることを明かし、香港経由でヨーロッパへの同行を依頼する。一方、「聖奴隷」となって久しい善のもとへは元取引先の娘・安保恋子が母・ころんと共に現れ、「祭」が近いことを告げる。

第56話 -[編集]

精力剤の服用とメイティングの一時中止によって常時興奮状態に置かれ、「聖奴隷」として完成していく善の姿に、輝奈らの派閥の班長たちは祝杯を挙げる。「祭」の当夜、輝奈たちによる責め苦に遭った善はイザナミの主・イザナギとして豹変し、欲情した彼女たちとの乱交に没頭する。

香港へ向かう船内ではマリアと絵理沙が怜人への思いを募らせ、UW日本支部では民生長官となった花蓮が首藤へのとある依頼や翔太と汐音のさらなるメイティングの実現、そして玲奈への接触を行なう。香港にてMKウイルスの情報収集に動く怜人たちが武装集団に連行されそうな危機を少女の介入によって回避した頃、玲奈を狙うも柚希を思い出して断念した翔太はエリカとのメイティングに励み、花蓮は玲奈の件を知った恭司の激怒にほくそ笑む。

「火野恭司の華麗なる一日」[編集]

コールドスリープから目覚めて数か月後、恭司は玲奈ら数十人の美女たちと日々メイティングに励んでいた。それに恭司が飽きを覚え始めたある日、彼のもとへリカが現れる。夕食中、リカとツインテールの少女から今夜の相手を選ぶよう迫られた恭司は、悩んだ果てに両方を寝室へ招く。リカたちは動揺するも恭司に惹かれ、3Pでのメイティングに励む。

数日後、寧々子との散歩中にリカたちと再会した恭司は相変わらずの反発ぶりに苦笑するが、3Pで乱れる彼女たちの姿に興奮したことを寧々子に明かす。立ち去っていく恭司たちの後方では、リカたちが微笑み合うのだった。

登場人物[編集]

ナンバーズ[編集]

怜人グループ[編集]

水原怜人みずはら れいと
本作の主人公。青い瞳孔が特徴。細胞硬化症に罹患した2040年時点では、親しい医師・高木たかぎから「国立先端医科大学の麒麟児」と称えられるほどの医学生だったが、コールドスリープ中に特効薬の投与を経て目覚めた2045年現在では完治していたうえ、恭司と同じくMKウイルスへの免疫を持っていたことから、メイティング候補たちとのセックスを美来に要請される[話 1][話 2]。そういった立場ゆえ、UW日本支部の首脳陣には「ナンバー2」と称されている[話 14]
身体は下戸であることを除いて何も問題が無く[話 2][話 5]、美来の誘惑に全裸の美女たちが群がる光景を妄想して生唾を飲む[話 3]、淫夢を見て危うく夢精してしまいそうになる[話 7]など、素直に性的な反応を返している。美来に2045年の現状を説明された際には人工授精に協力的な態度を見せたものの、必ず失敗する状況であることも説明されて困惑し、メイティングを拒否する[話 2]。絵理沙の意志を継いでMKウイルスの特効薬の開発を決意し[話 6][注 7]、技術長官による監禁を経た後には首脳陣への不審をさらに募らせたうえ、鬼原による依頼で世界宣言の場に出た後にはそれ以前にも増してメイティングを拒否している[話 18]。また、恭司には溜まり続ける性欲を、朱音には童貞であることを、それぞれ看破されている[話 20][話 21]
一変した世界への順応を拒んで絵理沙への操を貫き、理性を保ったまま龍らコールドスリープ中の男性たちを救おうとする姿は、前述の理由からも首脳陣には散々に酷評される[話 14]一方、美来が後述の理解と否定の入り混じった好意を抱き、朱音や翠も各々なりに慕うほか、谷口が心を開く一因となっている[話 22]。また、恭司には初対面以降も友人として親しまれている[話 23]うえ、初対面を果たした際の翔太には恭司より知性があると評価されている[話 24]
絵理沙の個人情報や彼女との相思相愛について詳しい者は、一般市民ではまひるや龍だけである。それゆえ、まひると恭司の会食に同席して玲奈・リカ・ツインテールの少女からガラス越しに直視された際には、まだ誰ともメイティングに励んでいないことをリカから聞いたツインテールの少女に驚かれたほか、玲奈には「女の人があまり好きじゃないんですかね…」と分析されている[話 9]
世界宣言以降はUW世界本部にも着目されており、クロエからは慶門市の温泉旅館での件でも一目置かれている[話 25]ほか、マムからはナンバーズの中でも特に慎重に扱うようクロエへの命令が下されている[話 26]
しかし、MKウイルスの手がかりを求める際には、檻から脱走したクマに襲撃される[話 5][話 6]、谷口が点滴に毒物を混入されて昏睡させられる[話 22][話 13]、自分への暗殺計画が立案される[話 27][話 28]など、何者かによる妨害工作がたびたび起きているうえ、ついには技術長官による射殺の危機に遭う[話 21]。それらを経て出奔した台湾にて絵理沙と再会を果たし、香港経由でヨーロッパへの同行を依頼される[話 11]。絵理沙の台詞によれば、怜人の肉体には世界を救うヒントが隠されているという。
周防美来すおう みら
年齢:?? / 身長:165cm / スリーサイズ:90(Gカップ)-60-89[34]
本作のメインヒロイン。怜人の身辺の世話や外界との接触を務める、専属担当官[話 1]。容貌は、コールドスリープから目覚めた直後の怜人が見間違えるほど絵理沙に似ている[話 1]が、実際には白い睫毛(モノクロページだけでなく、カラーページでも同様)や左目尻の小さなほくろ、そしてUWの制服越しに主張する豊満かつ妖艶な肢体などの差異があり、口調や表情も淡々と大人びたものになっている。
怜人をメイティングへ誘うためには、自分の乳房を怜人の身体に密着させること[話 1]や、彼を身体で慰めようと夜中に全裸で迫ってキスしながら子種を望むこと[話 2][話 3]すら行なうが、その際には表情の変化が乏しいうえ、平時から欲情する描写も見られない。怜人には献身的に接していたが、彼のメイティング成果をまったく得られなかったことから第20話で解任され[話 7]、第21話以降は麗亜への引き継ぎも兼ねて怜人グループにメイティング候補として所属する[話 20]。そういった献身的な態度はやがて怜人に警戒を解かせ、第49話で彼がUW日本支部の上層部へ通報されることを考えず出奔を提案することにつながるが、それを悲壮な表情で拒否して怜人に自分とのメイティングを行なうよう懇願し[話 24]、本心では彼に同行したい思いを吐露しながら落涙した[話 29]ことからも、第51話では港にて怜人の方から抱擁して再会を約束する[話 16]、第52話では台湾へ向かう貨客船の甲板にて絵理沙に思いを馳せていたはずの彼が美来に思いを馳せ、まひるにそのことを看破されて動揺するに至った[話 17]
実は大食いである[話 4][話 9]うえ、メイティング施設の中庭にて怜人と遭遇した際にはメロンパンの屑が頬に付着したままの顔を見られて赤面する[話 14]、慶門市の温泉旅館にて彼と混浴した際にはタオルで前面を隠して顔を直視できない[話 30]といった一面も持っている。その後、慶門市中央病院にて谷口と面談した際にはメイティングを拒否する怜人に理解を示すも勝手と思う一方、だからこそ世界を救えるかもしれないと思っている[話 22]ことが明かされている。
日本支部には2043年から勤務している[話 14]が、当初から怜人だけのために用意されたことが、技術長官の台詞から示唆されている[話 18]
黒田マリアくろだ マリア
美来の後任として新たに着任した、専属担当官の1人[話 20]。ちふゆの姉でもあるが、彼女とは違ってボサボサの毛先が跳ねた赤毛のロングヘアが特徴。また、怜人のMKウイルスの研究に役立てようと派遣された研究者でもあり、技術長官に信頼されている[話 20]
着任前には、研究中の休憩に入ろうとした怜人の前にパンティーと白衣だけの姿で現れるが、考え事をしていたためにぶつかり、あわてて悲鳴と共に逃走する姿を麗亜に目撃される[話 7]。また、麗亜と共に美来の後任を拝領する場にはキャミソール・パンティー・白衣だけの姿で現れ、男性を苦手として弱気な口調や服装に無頓着な言動で振る舞っていたが、慶門市へ向かうリニア内ではそれゆえの不注意で飲み物をこぼしたことから、トイレにて着替えながら室外の怜人との会話中に饒舌な口調や強気な表情に豹変し、全裸に白衣を羽織っただけの姿で室外へ出てきたうえ、彼の前に開脚しながらしゃがむほどの大胆さを見せている[話 20]
浮つきやすい一面も持っており、慶門市の温泉旅館では到着早々に温泉を薦めて朱音や翆と枕投げを始めたことから麗亜に怒鳴られているが、怜人と混浴した際には初めての状況への動揺からも弱気な口調で恥じらっている[話 30]
UW日本支部の首脳陣には、ちふゆの飛び級の件もあって感謝や尊敬の念を抱いているが、首脳陣の本性や「メイティング計画」についてはまったく知らない[話 13]。怜人と名前で呼び合うようになってからは彼に気を許し[話 20]、MKウイルスの研究データへのアクセス権限はおろか時代遅れの設備しか与えられていないという不満を漏らした[話 27]うえ、第15地区の隠れ家にてアングラネットへのアクセスを行なうという独断行為に走る[話 9]。さらに、慶門市中央区第三病院跡の地下施設にて技術長官の人体実験による学生時代の友人たちの末路を悟った[話 21]ことから、怜人・朱音・翠・まひると共に台湾へ出奔する[話 31][注 8]。それに先駆け、ちふゆから怜人とメイティング済みかを尋ねられた際には赤面しながら動揺する[話 24]など、彼のことは先述の混浴の件もあって異性としても意識するようになっており、香港へ向かう船上では同行の理由を尋ねてきた怜人に思いを告白しそうになっている[注 9]
なお、ちふゆとの姉妹関係はそれぞれの登場当初は明示されず台詞で示唆される程度だったが、第49話で実際に再会したことから判明した[話 24]
片桐麗亜かたぎり れあ
美来の後任として新たに着任した、専属担当官の1人[話 20]。黒髪のハーフアップとつり目、細めな身体が特徴。前役職はUW日本支部を代表して一般市民と交流する撫民官ぶみんかんだったうえ、メイティング施設外のことにも詳しいため、怜人の身辺の世話や外界との接触を引き継いでいる[話 20]
着任前にはマリアの件もあって怜人のことを「変態」「醜悪」と酷評した[話 7]うえ、マリアと共に美来の後任を拝領した際には彼女の解任を「更迭」とまで称して怜人の非を責め、MKウイルスの研究以外の行動を制限することを通告する[話 20]
生真面目な性格から、まひるのことは部外者と見なしているほか、朱音とは怜人への接し方について反発し合っている[話 30]。また、谷口が毒物で昏睡させられた際には不審な態度から朱音に関与を疑われた[話 13][話 32][話 28]ほか、着任に際して彼女の亡弟の個人情報や朱音の持つ鬼原への嫌悪感まで詳細に調べ上げていたため、改めて軽蔑されている[話 32][注 10]
本性は、旧友の美来に容姿を高評されて恥じらう[話 20]だけでなく彼女のもとを訪れて求愛する[話 28]一方、後輩から「お姉さま」と慕われてキスに応じるほどのレズビアンであり、後者のもとを再訪した際には美来を悲しませないため、怜人への狙撃の阻止を依頼している[話 27]。その結果、第34話では狙撃の阻止に成功して首謀者の見当をつけている[話 9]ほか、第50話ではポープに拘束された朱音と翠、そして拳銃を突きつけられた美来の危機をそれぞれ救っている[話 29]。さらに第51話では難民ホームへ逃れさせた怜人・マリア・朱音・翠をあらかじめ連れ出させておいたまひると合流させ、短髪の女子生徒に託して台湾へ向かわせる[話 16]が、彼らを見送った後には美来と共にクロエに拘束される[話 11]
日本支部による統制が(特に難民たちにとっては)独裁に相当することについては自覚していなかった[話 30]ため、イザナミによる爆破テロの発生理由をクロエに説明されて思わず反論した際には、それ以上の言葉に詰まっている[話 33]。一方、怜人たちの出奔を自分の計画したことと偽って美来をかばう姿はクロエに着目されており、拘束後には2人だけでの提案を予告されている[話 11]
龍造寺朱音りゅうぞうじ あかね
怜人の健康管理と同衾のため、美来が選んだナースの美女[話 4][話 6]。赤紫色のポニーテールや青い瞳孔[35]、そして美来に並ぶ巨乳や屈強な腕力を持つ背高な身体が特徴。怜人をはじめグループ内の皆のことを呼び捨てにするうえ、美来のことも「アンタ」と呼ぶ[話 20]ほどの姉御肌にして、小瓶を持ち歩く酒豪でもある[話 5]
怜人が恭司との初対面後に自室の浴室にてシャワーを浴びていた際、無断で入室して照明を消すと暗闇に乗じて平然と全裸で現れ[話 4]、ドアノブを左手で叩き壊して怜人に密着しながら口移しで酒を飲ませたうえ、ボディーソープを手に身体を愛撫するなど妖しく迫ったところ、そこで彼が昏倒してしまったためもあり、挨拶を兼ねたセックスは未遂に終わる[話 5]。その後日にもメイティング施設内の一般トイレへ入った怜人のもとに健康管理を口実としてナース服姿で現れ、下半身を露出した状態の彼に跨って自分の身体を触らせる[話 14]など、誘惑しては拒否される姿が散見される。しかし、怜人が技術長官の研究助手たち4人に襲われかけた後に見た淫夢では美来と共に全裸でメイティングを迫る[話 7]、マリアに慶門市の温泉の存在を聞かされた彼が浮かべた妄想では美来と共に全裸で混浴を迫る[話 20]など、怜人には無自覚のうちに美来と並ぶ異性として意識されていることが示唆されている。
怜人の昏倒を好機と見なさずに彼をベッドへ寝かせる[話 5]、谷口のカルテ生命維持装置の数値から容態の急変は毒物が原因と看破する[話 13][話 32]など、ナースとしての立場は一応わきまえている。また、UW日本支部の首脳陣の本性を知った後には怜人への暗殺計画を察してマリアと共に彼のもとへ伝えに訪れる[話 27][話 28]、第15地区に隠れ家を構えてアングラネットへのアクセスを可能とする[話 28]、拘束中の鬼原からUW世界本部やクロエのことを聞き出した後は怜人に日本支部からの出奔を提案する[話 26]など、状況を把握する洞察力や監視を回避する行動力にも長けている。
怜人への暗殺計画を伝えに訪れた際には、自分が鬼原の娘であることや、幼少時に離婚した父の苗字を名乗っていることを明かしている[話 28]。また、弟をMKウイルスによって失っていたことが、麗亜や怜人との会話で明かされている[話 32][話 33]
山田翠やまだ スイ
怜人の安全確保と同衾のため、美来が選んだボディーガードの少女[話 4][話 6]。緑色の三つ編みロングヘアや赤い瞳孔[35]、そしてまひるより小柄で貧乳の身体が特徴。幼げな口調で話し、ベッドでの就寝時にはぬいぐるみを手放さない[話 5]
朱音に口移しで酒を飲まされての昏倒を経てベッドで目覚めた怜人に苗字を尋ねられた際には、「山田?」と尋ね返したために困惑されている[話 5](これは翠の天然によるものではなく、後にポープが怜人と美来を連行する際に「スイ・ヤマダ」と翠のフルネームを述べていることから、本当に苗字だったことが示唆されている)。しかし、狂暴なクマを跳躍から首への手刀打ちだけで昏倒させる[話 6]など、有事の際には常人を超越した身体能力を発揮する。クマを昏倒させる際にこそ朱音に叱咤されるまで動揺している[話 6]が、技術長官に監禁された怜人を救出する際には彼の拘束具を引きちぎっている[話 19]ほか、後述のお化けの話を怖がった際には壁を殴り壊している[話 21]。また、怜人がクロエへの不審からUW日本支部を出奔する話を自室にて行なおうとした際には、いち早く室内に知らない者たち(翔太と花蓮)がいることを自動ドア越しに察知し、怜人を引き止めている[話 26]。その後、ポープの部下たちには拘束されたもののマリアと麗亜[注 8]による助力で朱音と共に反撃に転じ、皆で怜人と美来のもとへ駆けつけている[話 29]。美来の台詞によれば、翠の強さは特殊な訓練を受けたためである[話 14]という。
怜人には着任早々に懐いており、普段は家政婦のように彼の世話を担当している[話 34]ほか、慶門市の温泉旅館では怜人との混浴に朱音の横で喜んで参加しており、彼に背中を流してもらう際にも真っ先に身を預けている[話 30]。また、怜人に露天風呂を手配した際に入ってきた学生客たちには、小柄な身体で飛び跳ねる姿から幼児と見なされている[話 35]
温泉旅館の脱衣場にて怜人とクロエの姿をメイティング中と誤解する[話 22]、第15地区の隠れ家にて暗い室内や朱音の被った怪物マスクを怖がる[話 28][話 9]、慶門市中央区第三病院跡の廊下にて彼女から聞かされたお化けの話を怖がる[話 21]など、早とちりにしてウブな怖がりの一面もある。

恭司グループ[編集]

火野恭司ひの きょうじ
MKウイルスへの免疫を持っている可能性があるとして日本で発見された、最初の男性。まもなく免疫が確認され、UW日本支部の首脳陣によって「ナンバー1」の通称が付けられた[話 2]
短髪の大半を明るく染めて色付き眼鏡をかけた容貌[36]に気さくな性格を持ち、2045年の現状をすぐに受け入れている[話 4]。寧々子のスケジュール管理下で自信満々に励むメイティングについては、玲奈を経てさらなる自信からグループセックスにも励んでいるほか、彼女を侍女に加えた後はスケジュールを独断で前倒しするほど旺盛になっている[話 34]。一方、後述のように子作りも含めた生活のすべてを保障される満ち足りた現状には飽きを覚え、刺激を欲しがるようになっている[話 34][話 23][話 13]
一変した世界にいち早く順応して美女たちと優雅な子作りの日々を満喫し[話 4][注 11]、その合間に子供たちの誕生を楽しみに待つ姿は、まだ踏み切れない怜人に男性としての複雑な思いを抱かせている[話 20]ほか、美女たちに欲望を素直に明かして巧みな性技と甘い言葉で求める姿は、寧々子や玲奈などが立場を超えた思いを寄せる[話 34][話 32][話 9]理由にもなっている。一方、そういった立場ゆえの陽気な言動は、まひるには彼女の抱える怜人へのブラコンからも後述のように災いしてしまう[話 9]ほか、玲奈には献身的な奉仕やメイティングに励む彼女が受胎しないことへの寂しさを募らせてしまう[話 17][注 12]理由にもなっている。
怜人とは彼の立場を理解して明るくからかうなど、同性の友人として接している[話 4][話 23][話 20]。また、まひるのメイティング拒否を怜人に知らされて謝られた際には、彼女への一目惚れを理由として会食を懇願し、怜人を半ば拝み倒す形で了承させて喜びながら「お兄さん」と呼ぶ[話 27]、その後はまひるにあえなく振られて呆然となる[話 9]など、コミカルな一面も見せている。
UW世界本部による日本支部への介入以降は先日の会食時に自分を振ったまひるへの思いからクロエの指示に応じてメイティングを中止しており、待機(実質的には軟禁)中の自室にてイザナミによる電波ジャック放送を寧々子と共に驚きながら見つめていた[話 33]が、まもなく彼女の計らいで得たアングラネット経由の秘密回線を介し、台湾へ向かう船上の怜人と通信を行なっている[話 17]。玲奈が翔太と花蓮による一方的なメイティングの危機に遭ったことを救出に駆けつけた寧々子を介して知った際には激怒し、彼女を連れて日本支部の花蓮のもとへ抗議に訪れている。
なお、酒については怜人と違って普通に飲める身体であり、自室の壁の戸棚には装飾に映える何本もの瓶やグラスが飾られている[話 4]うえ、侍女たちに奉仕される際やメイティングに励む際には傍らに置かれたそれらが散見される[話 14][話 13][話 9]
「火野恭司の華麗なる一日」では、2040年時点はバンド活動が趣味のフリーターだったこと、2045年現在は寧々子の要請で種馬としての立場を受け入れたこと、そしてグループセックスもいとわない姿勢はかつてリカから贈られた言葉が根幹にあることが、それぞれ明かされている[話 23]
石動寧々子いするぎ ねねこ
恭司の専属担当官[話 3]。赤毛のショートポニーヘアや縦長の赤い瞳孔[36]が特徴。端末を手にメイティング候補たちを恭司に提案しては気さくに対応されるという良好な関係を築いている[話 4]うえ、個人的にも彼の存在を異性としての魅力を含めて高評している[話 3]ことが、後述する美来との会話や恭司への監視カメラ越しの言動から示唆されている。
初登場時は美来の目の前で怜人のことを酷評し、彼女に気圧されてたじろぎながら退散する[話 3]が、恭司と玲奈の初めてのメイティングを成功させて彼と共に怜人との初対面を経た[話 4]後日、恭司が自室の浴室にてチューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女と4Pでのメイティングを始めた際には、名前で呼ばれて求められる彼の姿を見つめながら切ない表情や口調でオナニーに耽るなど、恭司には異性として立場を超えた思いも持つようになり[話 34][注 13]、それ以降は彼の心中を汲んで怜人のことを酷評しなくなっている[話 27]。また、恭司への思いが高じて喜ばせようと案内した難民地区にて彼がまひるに着目した[話 32]際には、事態の複雑化への懸念も重なって怜人に恭司の説得を依頼し、彼女とのメイティングを穏便に回避させて安堵している[話 27][注 14]
恭司を管理してメイティングを順調に進めさせる手腕は、第11話時点で100人近くのうち28人の受胎が確認されたという成果からも、鬼原に高評されている[話 18]。しかし、UW世界本部によるUW日本支部への介入でメイティングが中止された後はイザナミによる電波ジャック放送を恭司と共に驚きながら見つめている[話 33]ことから、日本支部や世界本部の本性についてはまったく知らなかったことが示唆されており、腹の目立ち始めた女性たちへ思いを馳せる彼のためにも、怜人との秘密回線を開いたタブレットを用意するに至っている[話 17]。また、玲奈が翔太による一方的なメイティングの危機に遭った際には、上司となったことを強調する花蓮に断腸の思いで頭を下げ、恭司にとって玲奈は大事な女性であることを吐露している。
「火野恭司の華麗なる一日」では、恭司との初対面を経て美女たちとのメイティングを要請する姿や、それに飽きを覚え始めた彼を再び奮い立たせようと一計「女の争い作戦」を案じ、その成功に安堵する姿が描かれている[話 23]

翔太グループ[編集]

土井翔太どい しょうた
恭司と怜人に続き、コールドスリープから目覚めた「ナンバー3」の男性[話 36]。黒縁の眼鏡と、現役の高校3年生だった18歳の2040年時点で大半が白髪の頭髪が特徴。当時はその容貌にちなんで「ドジイ」と罵られていたうえ、年齢の割にやや小柄な体格[注 15]も災いし、男子生徒・高松たかまつたち不良生徒4人による凄惨ないじめや級友・汐音たちによる無視から鬱屈した思いを抱え、ひそかに異性として意識していた担任教師・柚希に心配される日々を送っていた[話 37]
胸から下にはいじめによるが多々存在しており、2045年現在でも残っている[話 38]
花蓮には、柚希との再会や1週間の逢瀬を経て自身が貴重な存在であることを父母やマユの現状と共に自覚させられており[話 39][話 38][話 40][話 15][話 41]、再開した高校生活中に奈都とも結ばれて喜ばれる[話 42]という異常な環境が自分を利用した実験場であると推論した[話 41]結果、メイティングの詳細に驚愕する一方で理性のタガが緩くなって春歌や晶とも結ばれ[話 43][話 44]、その後日には彼女たち3人との4Pにすら励む[話 45][話 8]。また、柚希の「転任」を知った後には黒いロングヘアの女子生徒を指名して励んだ[話 8]うえ、かつての復讐として汐音を励ませ[話 46]、花蓮に調達させたエリカを隷属させる[話 47]。葉句露や小雪との3Pに励んだ[話 48]翌日以降は奈都たちの「工夫」も重なってさらに次々と励むようになった[話 49][話 50]うえ、ついには放課後の教室にて春歌・奈都・晶・葉句露・小雪との6Pにすら狂喜しながら励む[話 51]など、自分から望んで荒淫の限りを尽くすようになる[注 16]
上京した後には花蓮の勧めに応じて成長促進器に入り、眼鏡が不要となって額を露出させた髪型に変え、怜人と同年齢程度の姿となって彼のもとへ花蓮と共に現れる[話 26][注 17]。体力も向上しており、メイティング施設での自室にて爆破テロから数日ぶりに春歌・奈都・晶と4Pでのメイティングに励んだ際には、以前と違って事後に呼吸を乱す様子すら見せていない[話 16]。また、UW日本支部の一室に汐音を招いてメイティングに励んだ際には、以前から変わった雰囲気も相まって彼女の嫌がる様子は薄まっている。
なお、2040年時点で高松ら級友たちを罵るモノローグが散見される[話 37][話 36][話 46]うえ、2045年現在では落ちぶれた汐音やエリカへの執拗な復讐に身震いして喜ぶ[話 46][話 47][話 50][注 18]、エリカの目の前で高松の「死」を嘲笑する[話 50]、怜人たち4人の存在を高松ら級友たちに重ねて敵視して花蓮と結託する[話 52]薬物中毒から脱したエリカに嗜虐的な興奮を覚えてメイティングに励むなど、自分を蔑んでいた者たちを思いやる一方で秘めていた攻撃的な一面が、メイティングに絡めて復讐を煽ることで翔太の殻の破壊を目論む花蓮の誘導[話 53][話 51][話 52]によって露呈されている。
神谷花蓮かみや かれん
翔太の専属担当官[話 18]。外側に跳ねたロングヘアと金色の瞳孔が特徴。常に笑顔を絶やさず明るい口調で話すが、その中には表情に反して威圧や揶揄なども含まれている。翔太のメイティング環境を変えて恭司や怜人よりも効率良く進めさせようと、彼に高校生活をやり直させる環境を民生長官に希望して用意させており、鬼原からも期待されている[話 18]
個人情報は不明[注 19]。表向きは翔太の補佐役として、彼の級友の女子生徒たちと同じ女子用制服姿や体操着姿で彼女たちを紹介する一方、柚希を翔太と再会させたうえで彼への「ご褒美」を強く薦め、翔太と柚希を結ばせることに成功している[話 38]。また、奈都とも結ばれた翔太による詰問に答えて教室で女子生徒たちを脱衣させ、欲情した彼女たちとのメイティングを翔太に強く薦める姿は、鬼原に高評されている[話 41]。その後も翔太と女子生徒たちのメイティングを成功させようと双方を煽り、さまざまな手段を用いている。
恭司や怜人には役職上の対抗心を持っており[話 40]、当初は翔太についても軽く見ていたことが台詞からうかがえるが、彼が1週間程度で現在の環境の推論に至ったことについては、内心で驚嘆している[話 41]。しかし、柚希との初体験から1か月未満で春歌・奈都・晶との4Pに励むまでに至った翔太については、褒める一方で「中国皇帝みた〜い!」[注 20]と嘲笑している[話 45]
民生長官を介して「メイティング計画」を知る者の1人でもあり、その開始数日前には自室で美貌に磨きをかけながら通信に明るい口調で答えている[話 18]ほか、汐音が翔太とのメイティングに至った後には「研究所」の増加を提案している[話 46]。イザナミによる爆破テロ後には翔太に怜人たち4人の存在を明かして彼らへの敵意を煽り、UW世界本部によるUW日本支部への介入で民生長官による後ろ盾を失うが、利害の一致する翔太を「世界一の男性」に据えて自分は指揮に回り、世界で一番偉くなるという野望をサッカーに例えながら明かして翔太と結託する[話 52]。メイティング施設への避難後には、クロエに会談や取引を経て三賢者との面会や国務長官の地位を要求し[話 29]、翔太のメイティングを再開させて彼に恭司のメイティング候補たちを提供する[話 11]。この時点で民生長官の役職を引き継いでいたことから、首藤への意見もできるようになっている。それゆえ、翔太が玲奈に着目した際には彼女を睡眠薬で眠らせての一方的なメイティングすら目論んだうえ、「部下」となった寧々子からの抗議にも彼女のことを見下して凄んでいる[注 21]。また、それらの件に激怒してきた恭司を軽くあしらって彼が立ち去った後には、怪訝な意見を述べてきた首藤に恭司と揉めること自体が目的だったことを明かし、彼女を身震いさせている。

善グループ[編集]

木根渕善きねぶち ぜん
恭司・怜人・翔太とは違い、イザナミによって目覚めさせられた「ナンバー4」の男性[話 54]。ウェーブのかかったショートヘアが特徴。製薬会社の営業マンだった30歳の2040年時点では、取引先の安保や上司の輝奈と軽薄な後輩・佐藤さとうの間で板挟みに遭うという時代遅れの矛盾した仕事に勤しむ一方、超高層マンションの25階の自宅にてすでに肉体関係にある恋人・ミキと愛を育む生活を送っていたが、細胞硬化症への罹患を知らせようと呼び出したところ、彼女から受胎を知らされる[話 55]。現行の婚姻制度については時代遅れと考えており、ピロートーク中にミキから結婚を匂わされた際にも当初は乗り気でなかった[話 55]が、彼女の受胎をきっかけに思い直して結婚式を挙げる[話 54]。その後、新都心第三病院にて自分と同じくコールドスリープ用カプセルに入る直前の怜人のほか、彼の見送りに訪れていた絵理沙や龍の姿を見かけている[話 54]
2045年現在では新都心第三病院からイザナミによってカプセルごと拉致された後、彼女たちの「村」にて目覚めさせられたうえで額に「聖痕」を刻まれるという儀式に遭い、輝奈ら「村」の希望者たち全員を受胎させる「聖奴隷」となることを強制される[話 10]。まもなく輝奈にメイティングを強行された[話 10]うえ、翌日には絵理沙たちと共に電波ジャック放送の場にて全世界の視線に晒される[話 33]。その後、さらなる儀式を経て何度か脱出を試みるも失敗した結果、室内にて自発的な咀嚼すら不可能な口移しでの食事を含む監禁生活や、場所を問わず拘束状態でのメイティングを強制される[話 31][話 56]。さらには、精力剤を服用させられたうえでメイティングを1週間中止されたことによって常時興奮状態に置かれた結果、女性たちの胎内へ精子を供給する「工場」として性的に開花したうえ、自分から求めそうになるほど追い詰められる。そして、「祭」では参加者たちからの責め苦に感謝したうえで水中へ沈められる「聖心祓穢」を経て、イザナミの主・イザナギとして豹変する。「祭」が終わった後には身体が限界を迎えて昏倒し、輝奈と亜咲美による介抱のもとで我に返るが、豹変中の記憶は残っていない。

ナンバーズの家族たち[編集]

怜人の家族たち[編集]

水原まひるみずはら まひる
年齢:16歳
怜人と龍の妹[話 1]ツインテールの髪型や青い瞳孔八重歯[20][39]が特徴。兄たちを「怜にぃ」「龍にぃ」と呼び、懐いている[話 1]
2040年時点では怜人と絵理沙の仲について野暮なことを言った龍に肘打ちを入れる、コールドスリープ用カプセルへ入る直前の怜人に抱きついて泣きじゃくるといった幼い一面を見せていた[話 1]が、2045年現在では龍の不在に耐える、コールドスリープ中の彼を優しく見守るといった心身ともに成長を見せ、メイティング施設にて怜人との再会を果たす[話 2]
メイティング施設では怜人とは別の部屋で生活しており、大食堂で一緒に食事することもある[話 4]。世界が一変する前なら子作りに励むにはまだ早い多感な年頃であることからも、現在の怜人の立場には複雑な思いに駆られるブラコンを抱えている[話 4]。それゆえに怜人の頬へのキスを平然と行なう[話 34]うえ、彼の不覚な姿を見ては不機嫌になる姿が散見される[話 2][話 4]。そういったウブさやブラコンから、番外編1では朱音に「そんなだから怜人に女扱いされないんだよ」と指摘されている[話 12]ほか、第34話では恭司への素っ気無い様子を見たツインテールの少女に、怜人との相思相愛を疑われている[話 9]
難民ホームや難民地区では家族同然に親しまれており[話 34]、怜人の世界宣言以前はそれらへの外出を美来に黙認されていたが、世界宣言以後は彼の妹であることを知られた場合の危険性を懸念され、控えさせられる[話 7]。しかし、怜人たちが慶門市を訪れていた当時には子供たちのことを放っておけず難民地区を訪れていたうえ、明るく戯れる姿に一目惚れした恭司からメイティング候補に選ばれる[話 32]。その旨を寧々子から知らされた際には前述の理由からも断固拒否した[話 27]うえ、恭司の懇願に折れた怜人を同席させての会食でもまったく興味を示さず、立ち去っている[話 9]
怜人たちがメイティング施設から出奔する際には、それに先駆けて麗亜に依頼された難民ホームの面々によってメイティング施設から連れ出されており[話 16]、怜人たちと合流して共に貨客船台湾へ向かう[話 17]。乗船前には恭司との秘密回線が開かれたタブレットを託されており、後に甲板にて怜人へ渡している[話 17]
なお、『ジャンプフェスタ2018』の『WJ』ブースでは、寧々子と間違われて展示されている[40][41]
橘絵理沙たちばな えりさ
怜人の小学校から幼馴染の女性[話 1]。怜人の好意には早くから気付いており、一連の告白にはコールドスリープによる別離への不安からも心配する[話 1]。すでに先輩・前田まえだから告白されていたことで、怜人に曖昧な態度を取られてたまらず走り去るが、彼がコールドスリープ用カプセルへ入る直前には駆けつけ、託されたペンダントを手に待ち続けることを涙ながらに誓う[話 1]医大を卒業した後は動物研究所にてMKウイルスを研究していた[話 6]が、2042年に行方不明となり、2044年には絵理沙の母でも連絡がつかなくなっていた[話 2]。後日、研究室から発見されたぬいぐるみには、MKウイルスの真実による人間不信から怜人に会いたがる絵理沙の映像を記録した、スマートリングが隠されていた[話 34][話 57]
幼少時には自宅の飼い犬・ジロが罹患した難病を医者になって治そうと決意しており、そのことは怜人も絵理沙と同じく医者を目指すきっかけとなっている[話 6]。また、成長後に地元のお祭りへ怜人と共に繰り出した際にはニュースで見た世界情勢から医療の未発達地域における子供たちの食糧事情を懸念しており、当時の怜人からはNGOへの加入や難病のワクチン研究を薦められている[話 11]
美来による指示のもとで彼女の部下たちによる捜索が続けられていた[話 14]が、その開始時点ですでに日本国外に滞在していたことから発見をまぬがれており、やがて怜人の世界宣言を難民に扮して目元を隠した姿で目撃し、短髪の女子生徒と共に立ち去る[話 18]。その後、慶門市中央病院に入院中の谷口とひそかに連絡を取った[話 30]際にはやや大人びた姿となっており、彼女から世界の救済の放棄や怜人との駆け落ちを薦められるも断ると、彼への一途な思いを持ち続けていることを明かす[話 22]。UWの統治に反対するテロ集団(イザナミ)に身を置いていることがクロエの調査によって明かされた[話 25]後、慶門市への爆破テロの際には慶門市立西高等学校に潜伏中の短髪の女子生徒とひそかに連絡を取った[話 50]ほか、善を目覚めさせる儀式の際には狂喜に沸く輝奈たちと違って困惑の表情を見せる[話 52][話 10]
イザナミに身を置いてからは胸元に「聖痕」を刻んでいる[話 33]が、善との「契約」を結ぶ女性たちの列には参列せず、彼の体調を診察する際には2045年の現状を明かす[話 10]。やがて、電波ジャック放送の場にてイザナミを表明したうえで善を披露し、UWの上層部がMKウイルスを散布した可能性が高いことや、UWが完全に女性だけの世界を作ろうとしていることを暴露する[話 33]。その後は再び日本を出て台湾へ渡っており、九份にて再会した怜人に自分たちの男性復帰派は輝奈のイザナギ派と違ってMKウイルスの特効薬の開発を目指していることを明かし、香港経由でヨーロッパへの同行を依頼する[話 31]。香港へ向かう船内では怜人を独占できない現状への複雑な思いや、すべてが終わったら改めて彼と結ばれたいという思いを明かしている。
イザナミでは医療班を率いていることが第55話での輝奈と恋子の会話から示唆されている[話 56]が、現在のイザナミの実質的な中核を輝奈らイザナギ派が掌握していることからも、役職はころんに取って代わられた状態にある。
水原龍みずはら りゅう
怜人とまひるの兄[話 1]。2040年時点では亡き父母に代わって怜人とまひるを守りながら育てていた社会人だったが、コールドスリープに入る怜人をまひるや絵理沙と共に見送った[話 1]後、MKウイルスの発生を経てまもなくコールドスリープに入っており、2045年には怜人と逆の立場で再会することとなった[話 2]。カプセル内の姿は、怜人に今度は自分が守る側に立つことや、コールドスリープ中の男性たち全員を救うことを決心させている[話 2][話 27]
怜人と同様にまひるから懐かれているほか、彼女と同様に怜人と絵理沙の仲の進展も気にしており、怜人がコールドスリープ用カプセルへ入る直前には見送りに駆けつけた絵理沙のことを家族として温かく迎え入れ、まひるを連れ出して怜人と絵理沙を2人きりにさせる配慮も見せている[話 1]
怜人には多大な期待を寄せており、彼が医大へ入る前には激励していたことが、第32話での回想で明かされている[話 27]
なお、怜人から絵理沙へ託されたペンダントは龍が幼少時の怜人にお守りの代わりとして与えた安物であるが、国内の携帯電話GPSを内蔵しているため、彼が絵理沙の捜索を決意する理由の1つとなっている[話 5]。また、怜人の携帯電話に表示される位置情報は、イザナミの絵理沙ら男性復帰派が翔太の確保に、輝奈らイザナギ派が善の拉致にそれぞれ取りかかるまでの準備期間に絵理沙が日本国外に滞在していたことや、美来の部下たちによる捜索に発見されなかったことを示唆する一因ともなっている。

翔太の家族たち[編集]

マユ
翔太の妹[話 36]。父母が2040年時点で離婚済みだったこともあり、苗字は不明。2040年時点では特効薬の開発を待つ難病に罹患し、入院していた[話 36]。コールドスリープに入る前の翔太との通信で、彼がコールドスリープから目覚めた後には自分がマユより年下になることを茶化している[話 36]ため、翔太との年齢差は5歳以下である模様。
翔太とマユの父母
父母とも実際に登場しないが、父は仕事で自宅を留守がちにして家族を気にかけていなかったことや、母は別居を経てマユを引き取ると働き始めた一方で翔太の病状を心配していたことが、2040年時点での翔太とマユの通信からそれぞれ示唆されている[話 36]。また、父はコールドスリープに入る翔太の見送りにも来なかったため、彼は孤独なまま5年間の眠りに就くこととなった[話 36]
2045年現在では父はコールドスリープ中、母はマユと共に渡米中であるうえに安否は不明であることが、翔太に現状を説明する花蓮の台詞で明かされている[話 39]

善の家族たち[編集]

ミキ
善の恋人[話 55]。苗字は不明。2040年時点ですでに善とは彼の自宅でセックスに耽るなど肉体関係にあるうえ、時代遅れの矛盾した仕事を続ける善に退職や自分との結婚、海外生活を勧めていたところ、受胎が発覚する[話 55]。善との結婚式での仲睦まじい姿は大半の出席者たちから祝福と羨望を受けるが、輝奈や恋子には善への執着を高じさせている[話 54]
善が新都心第三病院にてコールドスリープに入る直前には、胎内の我が子と共に無事の帰還を待ち続けることを誓っている[話 54]

メイティング候補たち[編集]

怜人のメイティング候補たち[編集]

怜人のメイティング候補として、メイティング施設へ集められた女性たち。大部屋や大浴場にてマジックミラー越しに選ばれることを全裸で待つ者たち[話 1][話 3]など、その誰もが怜人の魅力に惹かれてUW日本支部の募集に応じた[話 3]こと、彼と子作りしても良いと考えている[話 3]こと、そして怜人にメイティングを開始させるためだけでも数百人の選りすぐりの美女たちが集められた[話 3]ことが、第1話 - 第3話の美来の台詞や端末に表示されるナンバリングで明かされている[話 2][注 22]

当初、怜人が絵理沙を捜し出すまで1か月間の猶予を求めたため、美来はその交換条件としてメイティングの機会を作ろうと女性を選んでは怜人の自室へ向かわせ、毎晩の彼との同衾やその最中に誘惑を行なわせるという手筈を取る[話 3]。しかし、朱音と翠が着任した後に怜人がMKウイルスの特効薬を作ると宣言した[話 6]うえ、美来も絵理沙への興味から彼の意志を酌んで協力した[話 18]ことから、手筈は朱音と翠が同衾する[話 5][話 7]だけの保留状態となったほか、美来が解任されて麗亜が怜人の行動をさらに制限するなど強要に等しい方針を取った[話 20]ことや、UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止されたことから、猶予は形骸化したことが示唆されている。

なお、第3話での怜人の妄想や第21話での麗亜の説明では、それぞれ複数の女性たちが仰向けの怜人に彼と同じく全裸で群がり、一方的なメイティングに励む光景がイメージとして描かれている[話 3][話 20]

大部屋にてマジックミラー越しに披露された女性たち
第1話冒頭の扉ページで動揺する怜人に、美来が背後から密着しながらマジックミラー越しに披露して選択を迫った女性たち[話 1]。確認できるだけでも10人以上が大部屋に全裸で立ち並び、怜人とのメイティングを待ち望んでいる[話 1]
フルカラーで描かれた容貌や肌色からさまざまな人種とうかがえる面々のうち、最前列には股間に陰毛を描かれた者も並んでいるが、単行本第1巻では重なっていたタイトルロゴを大きく変更するなど、向かって左端の者の股間(連載時から陰毛が描かれていない)以外はまったく見えないように修正されている[単 20]
なお、第1巻の発売当時に各書店へ配布された試し読み用小冊子[43]に連載版第1話が収録された際には、この扉ページは女性たちの首から下のほぼ全身が白く修正され、まったく見えないようにされている。一方、フランス語翻訳版では独自のタイトルロゴが見開きに渡らない程度の大きさで配置されているためもあり、陰毛は日本語版の連載時と同様に見えている[44]。また、英語翻訳版では独自のタイトルロゴが大きいものの日本語版のように女性たちの股間を完全に隠す配置にはなっておらず、陰毛は日本語版の連載時とほぼ同様に見えている[45]
強制的に発情させられた女性たち4人
第9話で技術長官が怜人をUW日本支部にて別室に監禁し、彼に絵理沙への操を捨てさせてメイティングに没頭させようと差し向けた、アップヘア、セミロングヘア、金髪ロングヘア、ショートヘアの美女たち4人[話 57]。正体は技術長官の研究助手である[話 19]。技術長官曰く「元気になるお薬」で強制的に発情させられており[話 57]椅子に拘束されて技術長官に同薬を注射されそうな怜人を荒い呼吸と共に見つめながら、彼とのセックスを求めて火照った全裸にチョーカーを着けただけの四つん這いの姿で迫る[話 19][注 23]。怜人のシャツを破いて乳首舐めで勃起させたズボンの前を開き、我先に結合しようとして技術長官に蹴り飛ばされても不満を述べず、鬼原たちの前でも技術長官に従って共に立ち去るなど、絶対服従の立場にある模様[話 19]
技術長官曰く「特製」でもある前述の薬は4人の身体を確実に受胎する状態にもさせており、怜人を「肉バイブ」にさせる「仕上げ」と称して彼の身体にも注射されそうになっていたが、技術長官の暴挙を察知した美来たちが鬼原の許可を得て共に突入してきたことにより、未遂に終わる[話 19]。その後、アップヘアの研究助手は第26話にも登場しており、何者かと通信中の技術長官が片手間にたしなむダーツの標的として、発情した全裸で技術長官室の壁際に立たされている[話 32]
なお、アップヘアの研究助手の容貌は恭司に奉仕する水着姿の侍女たち2人のうち1人(マイクロビキニ姿の侍女)と酷似しているが、セミカラー版では瞳の色で判別できる(アップヘアの研究助手は紺、マイクロビキニ姿の侍女は紫)。

恭司のメイティング候補たち[編集]

恭司のメイティング候補として、メイティング施設へ集められた女性たち。早々に現状を受け入れた恭司の要望に応じ、よりセックスに抵抗を持たないさまざまな美女たちが、日々メイティングに励む[話 4]。恭司の好みを把握した寧々子による手配で芸能界から転身した者も多く、怜人と恭司の初対面当日までは1日に1人ずつ(一昨日はモデルの女性、昨日はアイドルのマヤ、当日は女優の玲奈)がセックス[話 4]に、その後は一度に複数人がグループセックス[話 14][話 23][話 13]にそれぞれ励んでいるほか、風俗嬢のような過激な状況や扇情的な衣装すら受け入れた者は、混浴中の奉仕を経てのグループセックス[話 34]や一方的なソフトSMプレイ[話 9]にも励んでいる。また、前述の経緯ゆえに特に選りすぐられたことから、初めてのメイティングを経て恭司の好みにより適合した者は平時の奉仕も担当する侍女として寵愛され、さらなるメイティングに励む姿が描かれている。

女性たちの間にはグループセックスの愛撫や結合を巡ってのささいな競争こそ見られる[話 34][話 23][話 13]ものの、恭司の人柄や性技によって大きな対立には至らず共に励む姿が散見されるほか、怜人の世界宣言以降は平時に彼や恭司の話題で話し込む[話 9]など、受胎を求める同志としての姿も見られる。寧々子の手際も相まってメイティング済みの者は第11話時点で100人近くにおよび、そのうち28人の受胎が確認された[話 18]後、第21話では恭司が胎児たちの空中投影映像を眺める姿を経て、全裸の女性たちの姿がイメージとして怜人のモノローグと共に描かれた[話 20]ほか、第26話では寧々子が恭司を送迎車で難民地区へ案内して新たな女性たちの確保に努める姿が描かれる[話 32]など、受胎する者は順調に増えつつあることが示唆されている。また、第4話に相当するボイスドラマ版のepisode.2[1/2]では、その時点で寧々子の端末に登録されている面々のうち大半とメイティング済みであることを嬉々として述べる、恭司の台詞が追加されている[47]

UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止された後、第52話ではクロエが候補たちを受胎した者たちと受胎していない者たちに分け、食事も入浴も別々にして生活させていることや、寧々子が受胎した者たちの生活保持に努めることを恭司に告げているうえ、彼が腹の目立ち始めた者たちと個別に撮影した写真が描かれている[話 17]ことから、受胎した者たちは「研究所」に収容されていない模様。一方、受胎していない者たちは花蓮とクロエの取引によってメイティングを再開した翔太へ提供され、大浴場にて美貌に磨きをかける姿は皆が恭司にこだわらず自分とのメイティングに励むことを翔太に確信させる[話 11]が、花蓮が玲奈の提供を目論んだことはまもなく恭司の知るところとなり、彼を激怒させている。

恭司が最初に受胎させた女性
恭司がセックスでのメイティングに励み、最初に受胎させた女性[話 2]。本名や容姿など、詳細な情報は不明。恭司の精子を用いた人工授精胚形成に至らなかったが、彼とのセックスで受胎したことから、出産を待つ状態にある胎児は「人類の希望」と評されている[話 2]。この成功を受け、メイティングは必ずセックスで行なわれることとなった[話 2]
なお、この女性の受胎が確認されるまで恭司が何人の女性とセックスに励んだのかは不明である(#恭司のために初めて用意された女性たちも参照)が、第2話で怜人が美来に2045年の現状を説明された際にはすでにこの女性の受胎が確認されているうえ、彼女の羊水に浮かぶ萌芽状態の胎児が描かれている[話 2]ことから、恭司は怜人が目覚めるより7週間以上前の時点で励み始めたことが示唆されている[注 24]。その後、第21話で恭司が胎児の空中投影映像を眺めながら性別がまだ不明であることを怜人に明かしていることから、恭司が目覚めてからの経過時間はこの時点で18週間以下であることが示唆されている[注 25]
恭司をマッサージする侍女たち2人
第4話でマッサージ台にうつ伏せて『セイフクの涙』を鑑賞中の恭司に寄り添い、タオル姿の彼の裸身をマッサージするショートヘアとロングヘアの侍女たち2人[話 4]。本名は不明。2人とも胸元や四肢を露出した同じ衣装やネックレスで着飾っており、前者は恭司の尻に跨って背中を、後者はマッサージ台の傍に立って左足をそれぞれ担当する[話 4]
ショートヘアの侍女は恭司が画面の中の玲奈を美人と評した際に嫉妬して彼の背中をつねり、ロングヘアの侍女はその光景に苦笑する[話 4]。恭司が寧々子の端末を手に次のメイティングの相手を選ぶ際には、2人とも選ばれることを赤面しながら期待するも寧々子に玲奈を優先されて落胆した顔が描かれている[話 4]が、第11話ではメイティング済みの女性たちの顔写真に2人のものも並んでいる[話 18]ことから、同話までに選ばれていたことが示唆されている。また、第4話に相当するボイスドラマ版のepisode.2[1/2]では、マッサージの時点ですでに2人とも初めてのメイティングは経験済みであることや、2人のうち1人はその3日前にも選ばれていたことを明かす台詞が、恭司との会話に追加されている[47]
その後、第21話では恭司の子を受胎した全裸の女性たちが怜人のモノローグと共に描かれたコマに、両手を腹に添えながら微笑むロングヘアの侍女とうかがえる女性も並んでいる[話 20]。また、第52話では腹の目立ち始めた女性たちが恭司と個別に撮影した写真に、2人とうかがえる女性のものも並んでいる。
北山玲奈きたやま れな
第4話で恭司が寧々子と共に怜人との初対面を果たす少し前、メイティングに励んだ美女[話 4]。恭司にとっては特に好みの若手女優[注 26]であり、彼が自室にて鑑賞していた主演映画『セイフクの涙』の撮影当時以上の美貌[注 27]を持つ[話 4]
第4話で映画本編の衣装を着て恭司の自室を訪れ、恥じらいながら初めて励んだ[注 28]後は侍女の1人として彼の傍に置かれ、第8話ではマイクロビキニ姿の侍女やスリングショット姿の侍女と同様にチューブトップ姿[注 29]での混浴中、共に恭司のことを名前で呼びながら奉仕するボディ洗いを経て[注 30]自身はまだ恥じらいながら初めての4P[話 34][注 31]に、第25話ではリカやツインテールの少女と共に下着姿での奉仕を経て欲情のまま彼を求める4P[話 13][注 32]に、それぞれ励む。第34話ではボールギャグを着けたショートウェーブヘアの女性や目隠しを着けたロングヘアの女性と共に鎖付きの首輪姿でソフトSM調の4Pに励んだ結果、その激しさから恭司に芽生えたまひるへの思いを察したうえ、事後にはシャワー中の彼に単独で抱きついて切ない表情で心配の言葉をかける[話 9]など、献身的な奉仕やメイティングを重ねるにつれて性的な大胆さを増す一方、異性としての思いを寄せるようになっている[注 33]
UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止させられた後も、恭司への奉仕は寧々子による案内で続けていたが、クロエに改めて彼との無断接触を禁じられたうえ、恭司に思いを馳せられる腹の目立ち始めた女性たちへの羨望も重なり、自分がまだ受胎していないことへの寂しさを募らせる[話 17]。そういった美貌や立場から翔太と花蓮にも着目され[話 17]睡眠薬で眠らされて一方的なメイティングの危機に遭うが、彼が柚希を思い出したことや寧々子が花蓮に頭を下げて駆けつけたことにより、無事に救出される。
恭司が怜人と初めてアングラネット経由による通信を行なった際には寧々子と共に同席しており、彼女と並んで怜人に挨拶していたうえに通信の内容も聞こえていたことから、メイティング施設内の候補たちでは唯一彼の出奔を知っている模様[話 17]
前述の設定や第4話での描写、後述の#制作背景といった理由から読者人気が高く、単行本第1巻ではそれに応えて初めてのメイティングシーンが加筆された[単 21]後、第2巻でも初めての4Pでのメイティングシーンが加筆された[単 24]。また、2016年9月18日には『セイフクの涙』の公開当時に撮影したことをうかがわせる体裁のトライアングルビキニ姿[注 34]が、『J+』にて特別グラビアとして公開された[注 35]
「火野恭司の華麗なる一日」では、寧々子・リカ・ツインテールの少女と共に下着姿で扉ページを飾った[37]ほか、恭司の自室にてウェーブヘアの侍女と共に3Pでのメイティングを経ての同衾から目覚めた朝に彼の身支度を手伝う、バルコニーにて恭司と寧々子の昼食に同席して談笑する、マッサージ台にて就寝前のメイティングに備える彼のストレッチ・マッサージを本編第4話の侍女たち2人と同じ衣装姿で担当するなど、侍女の1人として馴染んで久しい姿が描かれている[話 23]
モデルの女性とアイドルのマヤ
第4話で恭司が寧々子と共に怜人との初対面を果たした際、その当日以前に選ばれてメイティングに励んだ実績を挙げられた女性たち2人[話 4]
モデルの女性はウェーブヘアの前髪を上げ、後方へまとめた髪型が特徴。本名は不明。第4話ではメイティング中の光景こそ描かれていないものの一昨日に励んだ実績を挙げられたほか、素肌を晒して微笑むバストアップ姿がマヤや玲奈と並ぶ形で恭司に回想されている[話 4]。その後、第11話ではメイティング済みの女性たちの顔写真にモデルの女性とうかがえる女性のものも並んでいる[話 18]ほか、第52話では腹の目立ち始めた女性たちが恭司と個別に撮影した写真に、モデルの女性とうかがえる女性のものも並んでいる[話 17]
アイドルのマヤは童顔やツーサイドアップの髪型、フリル付きの衣装が特徴。名は第4話で恭司が玲奈との初めてのメイティングに先駆けてマッサージ中に端末から女性を選ぶ際に明かされているが、苗字は不明。メイティング中の光景こそ描かれていないものの昨日に励んだ実績を挙げられたほか、胸元のみの衣装から下乳や腹部を露出させて微笑む上半身の姿がモデルの女性や玲奈と並ぶ形で恭司に回想されている[話 4]
なお、連載時の恭司の台詞では一昨日がアイドル(のマヤ)、昨日がモデル(の女性)と紹介されていたが、回想コマでの配置と合致していなかったため、単行本第1巻では合致するように台詞が入れ替えられている[単 26]
恭司の初めての4Pでメイティングに励む女性たち3人
第7話でUW日本支部の首脳陣が隠しカメラによる空中投影映像を監視する中、ヘッドボードが四角形の寝室に置かれたダブルベッドにて全裸の恭司とのメイティングに励む、全裸の美女たち3人[話 14]。本名は不明。作中で確認できる限り、恭司の初めての4Pが描かれる相手でもある。
左腕で抱かれる黒髪の女性が左手で尻を掴まれながら、太腿に跨るポニーアップの女性が右手で唇を弄ばれながら、右側に寄り添うショートヘアの女性が股間に顔を埋めながら、それぞれ監視されていることを気にする様子も無く夢中で励む姿は、単行本第1巻の巻末に収録された第2巻の予告で怜人と恭司の言動を思い思いに評価する首脳陣の姿や、彼女たちの思惑を示唆する説明文にボディ洗いで恭司に奉仕する玲奈と水着姿の侍女たち2人の姿を絡めながら、取り上げられている[単 27]
第11話ではメイティング済みの女性たちの顔写真に1人も確認できないが、第52話では腹の目立ち始めた女性たちが恭司と個別に撮影した写真に、ポニーアップの女性とうかがえる女性のものも並んでいる[話 17]
恭司に奉仕する水着姿の侍女たち2人
第8話で自室にてMKウイルスを研究していた怜人が休憩に入る少し前の17時過ぎ、自室の浴室の入浴用椅子にてくつろぐ恭司に寄り添いながら、彼とのメイティングに備えてチューブトップ姿の玲奈と共にボディ洗いで奉仕する、マイクロビキニ姿とスリングショット姿[注 36]の侍女たち2人[話 34]。前者は黒髪のアップヘアと後者を上回る巨乳[注 37]、後者は茶髪のロングヘアがそれぞれ特徴。本名は不明。
第8話では恭司の右腕を担当する前者が別の刺激を欲しがる彼にディープキスで応えてみせたうえ、恭司の左腕を担当する後者もディープキスを望んだことから、調子に乗った彼がその場での4Pを提案し、予定を乱せば寧々子に叱られることを懸念しながら恥じらう玲奈をディープキスで蕩けさせ、4Pを了承させる[話 34]。2人も玲奈と同じく驚いて赤面したものの、寧々子の見つめる監視カメラの画面では、恭司の正面から身を任せて嬌声を上げる玲奈に続いて左右から身を任せる姿が描かれている[話 34][注 38]
その後、第11話ではメイティング済みの女性たちの顔写真に、前者のものも並んでいる[話 18]。また、第21話では恭司の子を受胎した全裸の女性たちが怜人のモノローグと共に描かれたコマに、左手を腹に添えた前者とうかがえる女性も並んでいる[話 20]。さらに、第52話では腹の目立ち始めた女性たちが恭司と個別に撮影した写真に、前者とうかがえる女性のものも並んでいる[話 17]
なお、前者が恭司とディープキスに耽るシーンは、連載時の第15話の本編終了後に掲載された単行本第2巻の広告でも取り上げられている。
恭司のために初めて用意された女性たち
「火野恭司の華麗なる一日」で、恭司が寧々子との初対面を果たした当時、彼のために初めて用意された美女たち[話 23]。恭司をメイティング施設へ案内した寧々子が彼に「あなたのものです」と紹介した見開きページに確認できるだけでも12人、その他のページにも数人ずつといった数十人が、全裸や立場ゆえの恥じらいを見せながら(あるいは色目を使いながら)長い廊下の左右にそれぞれ立ち並び、恭司とのメイティングを待ち望んでいる[話 23]
信じがたい光景に驚愕した恭司を寧々子が「遠慮する必要はございません」と鼓舞しながら女性たち50億人の存在を印象付けてメイティングを要請し、彼以外にも男性が4人生き残っているという重大な情報を明かしたうえ、玲奈ら数十人の美女たちと日々メイティングに励む「種馬」としての生活を受け入れた恭司がモノローグと共に玲奈やウェーブヘアの侍女との同衾から目覚める時点で数か月が経過していることから、この数十人にはまもなく彼が最初に受胎させる女性が含まれていることや、さらなる大人数が寧々子によってすでに手配されており、本編第11話での成果につながったことが示唆されている[話 23]
11時の「趣味の時間」に恭司と3Pでのメイティングに励む女性たち2人
「火野恭司の華麗なる一日」で、医務室にて10時の「健康診断」を終えた恭司が、11時の「趣味の時間」にヘッドボードが楕円形の寝室に置かれたダブルベッドにて3Pでのメイティングに励む、全裸の美女たち2人[話 23]。本名は不明。
2時間前まで玲奈やウェーブヘアの侍女が恭司と同衾していたそこでシーツを乱れさせながら、ウェーブのかかったリップラインボブの女性はバスローブ姿の彼の左側から身を任せて左手で左肩を抱かれながら露出している胸板へのキス、ストレートロングのポニーテールの女性は右側から身を任せて右手で腰を抱かれながらディープキスを行なうなど、それぞれ午前中から夢中で励む姿が描かれている[話 23]。しかし、「種馬」として数か月を経た現在の恭司にとって、もはやこの程度の内容は子作りというよりもいちゃつきでしかないことが時間名やモノローグから示唆されているほか、彼がその後に寧々子や玲奈と摂った12時の「昼食」では美女たちに囲まれた日々を「言う事なし」「少し飽きてきちゃったけど」と評し、玲奈に「贅沢な悩みですね」と微笑まれることにつながっている[話 23]
リカ
「火野恭司の華麗なる一日」で、メイティングに飽きを覚え始めた当時の恭司の前に現れたシニヨンヘアの美女[話 23]苗字は不明。2040年時点ではパスタ店で働いており、フリーター当時の恭司のことを「くん」付けで呼ぶ親密な先輩にして彼の憧れの存在でもあったが、2045年現在ではメイティング施設で働いていたことから恭司と再会し、彼のメイティング候補となっている[話 23]
恭司や寧々子との夕食では、同席したツインテールの少女と反発し合いながら同じく今日が排卵日であることを明かし、今夜の相手に自分を選ばなければメイティング希望を取り下げる旨を挙げ、彼に迫る[話 23]。悩んだ果てに両方を寝室へ招いた恭司に動揺するが、かつて自分の贈った言葉「自分を大事にしなさい」に沿って欲望を素直に明かす彼に惹かれ、3Pでのメイティングに励む[話 23][注 39]。数日後、恭司に再会した際には、3Pも含めてそれらが寧々子の案じた一計によるものだったことが、ツインテールの少女と微笑み合いながら彼らを見送る姿や、掲載時の柱コメントから示唆されている[話 23]
その後は本編第25話に登場し、玲奈やツインテールの少女と共に下着姿でバスローブ姿の恭司に奉仕していたところ、相変わらず旧知ゆえの親密さで接したことがきっかけとなり、欲情した彼女たちと共に4Pでのメイティングに励む[話 13]。第34話ではまひるとの会食で空回りする恭司の姿に幻滅して食事中の皿を下げた後、怜人の話題で玲奈やツインテールの少女と話し込むほか、食事のおかわりに勤しむ美来への対応に追われる[話 9]
UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止された後、第53話では玲奈やツインテールの少女ら他の候補たちと共に大浴場にて入浴中の姿を、翔太と花蓮からマジックミラー越しに眺められる[話 11]
ツインテールの少女
「火野恭司の華麗なる一日」で、健康維持のためのテニスに励む恭司の相手や、その後の混浴でディープキスやボディ洗いを担当したツインテールの少女[話 23]金髪かつ金眼であることに加えて寧々子・玲奈・リカを上回る巨乳でもあることが、扉ページで彼女たちと並んだ下着姿[話 23][単 31]のほか、本編第25話で玲奈やリカと並んで恭司に愛撫される姿[話 13]から確認できる。本名は不明。
リカとの反発を経て共に恭司の寝室へ招かれた際には動揺し、彼女のことを「オバサン」と酷評するが、恭司に抱き寄せられて鎮静も兼ねたディープキスで蕩けさせられる姿は、彼がメイティングへの欲望を素直に明かしたこともあり、リカを欲情させて3Pを了承させる[話 23]。ベッドにてリカと共に乱れる姿[注 39]は恭司を激しく興奮させており、彼がメイティングへの意欲を取り戻すきっかけとなったことが、数日後の再会時に恭司が寧々子に明かす台詞から示唆されている[話 23]
その後は本編第25話に登場し、玲奈やリカと共に下着姿でバスローブ姿の恭司に奉仕していたところ、リカに対抗心を燃やして彼に抱きつきながら飲み物を口移しで与える[話 13]。そのままディープキスに移行して蕩ける姿は玲奈を欲情させて加わらせ、彼女に続いて恭司に身を任せたリカと共に4Pでのメイティングに励む[話 13]。第34話ではまひるとの会食で空回りする恭司の姿を眺めながら怜人の話題で玲奈やリカと話し込み、まだ受胎していないことを愚痴りながら恭司への幻滅や怜人への乗り換えを口にしてリカにたしなめられるほか、食事のおかわりに勤しむ美来を見て呆れる[話 9]
UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止された後、第53話では玲奈やリカら他の候補たちと共に大浴場にて入浴中の姿を、翔太と花蓮からマジックミラー越しに眺められる[話 11]
恭司とソフトSM調の4Pでメイティングに励んだ女性たち2人
まひるとの会食で空回りする恭司の姿に幻滅したリカとツインテールの少女に代わる形で、それからまもなく彼の自室のベッドにて鎖付きの首輪を着けた玲奈を交えながらメイティングに励んだ、ボールギャグを着けたショートウェーブヘアの女性と目隠しを着けたロングヘアの女性[話 9]。本名は不明。
事後に佇む恭司の位置から見て、ショートウェーブヘアの女性が中央にうつ伏せ、ロングヘアの女性が左側に仰向け、そして鎖付きの首輪姿の玲奈が右側に仰向けでそれぞれ横たわっていることや、余韻に浸りながら行為の激しさを評する玲奈の台詞と合わせ、ソフトSM調の4Pを行なっていたことが示唆されている[話 9]。まもなく、浴室にてまひるへの思いを抱えたままシャワーを浴びていた恭司は後から入室してきた玲奈に抱きつかれ、心配する彼女を改めて抱き締める[話 9]。その後、ショートウェーブヘアの女性は第53話にも登場しており、玲奈・リカ・ツインテールの少女ら他の候補たちと共に大浴場にて入浴中の姿を、翔太と花蓮からマジックミラー越しに眺められる[話 11]
クロエに「気の毒」と評された女性たち3人
UW世界本部によるUW日本支部への介入でメイティングが中止された後、マリアと麗亜を叱責したクロエが怜人との会話中に恭司を挙げる際に描かれた、4Pでのメイティングに励む美女たち3人[話 33]。第7話に登場した、恭司の初めての4Pでメイティングに励む美女たち3人とは別人。本名は不明。
1人は恭司の背後から、もう1人は左側からそれぞれ身を任せているほか、さらにもう1人は右側から身を任せて右乳房を愛撫されている[話 33]。3人とも全裸かつ嬉しそうな表情で励む姿は、これまで励み続けてきた候補たちも含めてクロエに「気の毒」と評されたうえ、同じく励んで候補たちを受胎させてきた恭司の姿は、「半強制的」と評されている[話 33]。そういった評価に対して怜人は「でも火野さんも望まない女性とはしてないんじゃ…」と反論しているが、クロエは答えず会話を打ち切り、その場を立ち去っている[話 33]

翔太のメイティング候補たち[編集]

翔太のメイティング候補として、集められた女性たち。コールドスリープに入った時点で高校生だった翔太の環境を考慮し、彼の通っていた慶門市立西高等学校ごと用意された[話 18][話 41]。怜人の世界宣言以前に外界から隔離されたため、それ以降のことは何も知らないまま翔太を世界で唯一の男性であると思い込まされた[話 40]うえ、UW日本支部による生活保障を経て生じる人生序列を盾として彼の争奪を花蓮に煽られた際には、翔太の夫人たちとなって人生の優位に立つ将来像を意識するなど、2045年現在の日本は一夫多妻制を基盤とした極端な格差社会であると思い込まされている[話 47]

柚希ら教職員たち以外は女子生徒たちが大半を占めており、普段は翔太の級友として授業を受けている[話 39]

最初にメイティングを果たした柚希と同様、女子生徒たちは当初から翔太への興味が高かったためもあり、教室で花蓮がメイティングの詳細を明かした際には、驚愕する彼の目の前で女子生徒たちが起立し、欲情しながら制服を脱いでいくという事態に至る[話 41]。その後、翔太が花蓮のさまざまな手段によって現状に慣れていくに伴い、メイティングが叶う者は独占欲から彼を巡っての対立に花蓮の煽りも加わって恭司の候補たちに迫る勢いで増え続け[話 46]、彼女たちと同様の環境(ベッドや浴室)でのグループセックスはおろか、授業時間の内外や校内の場所、果ては人目を気にせずセックスに励むという事態にまで至る[話 51]。学生生活よりもメイティングを優先し、翔太を共有する友人にしてライバル同士であることを自負するその様子は、校舎屋上での強要に恥辱の涙を流す汐音の姿を見て疑問に思う女子生徒たち[話 46]と合わせ、校内の狂態の象徴となっている[話 8]。そういった展開を経た第39話のサブタイトル「2045年の金瓶梅」は明代の小説『金瓶梅』にちなんでおり、男性への欲望にまみれた人生を経てその報いを受ける主要な女性たち3人(潘金蓮、李瓶児、龐春梅)に春歌・奈都・晶を例えたものとなっている[話 48]

メイティング施設へ避難した後にはその立地ゆえに授業が中止されたため、クロエとの取引を経て再開されたメイティングは避難完了までの数日間の禁欲や成長促進器による翔太の変貌という理由も重なり、さらに存分な内容で行なわれている[話 16][話 17]。ただし、男児の誕生を拒絶するUW世界本部への対処から、候補たちにはホルモンバランスを調整して胎児の性別を女性に固定する薬品の注射という「処置」が翔太と花蓮による思惑のもとで行なわれているうえ、彼女曰く「アメリカの男女産み分けの最新の研究成果」も用いられている[話 17][注 40]

なお、汐音は春歌・奈都・晶との4Pに励む翔太の姿を見せてから彼に再会させる[話 45][話 8]、エリカは翔太による復讐や彼への隷属を経験させてから改めて対面させる[話 47][話 50][話 51][話 52]など、それぞれ例外的に用意されている。また、第31話後編で汐音が翔太とのメイティングに至った後における花蓮と民生長官の会話によれば、受胎した者たちは「研究所」に収容されている模様[話 46]

羽生柚希はにゅう ゆずき
年齢:27歳 / 身長:167cm / スリーサイズ:94(Hカップ)-56-85[55]
細いフレームの眼鏡と黒いロングヘア、高めの背丈をより高く見せるハイヒール(第19話まで)と落ち着いた印象に見せるフラットシューズ(第26話)、そしてブラウスを押し上げる巨乳が特徴の美女。2040年時点では担任教師兼吹奏楽部顧問[単 32]としての立場から翔太を心配し、まっすぐに勇気づけようとするうえ、教え子たちに「ゆず先生」と愛称で慕われていたが、翔太以外の教え子たちには軽く見られる立場でもあった[話 37][話 36]。2045年現在でも、前述の美貌や立場は健在である。
音楽室にて翔太との再会に感涙した後は彼へ「ご褒美」を与えるよう花蓮に薦められ、翔太を夜の自室へ招く[話 39]。風呂上がりの薄着姿で応じ、ベッドにて再会までの5年間のことを語ると、「病気に勝ったご褒美」と称して翔太を優しく押し倒して全裸になり、初めてのメイティングに励む(第15話に相当するボイスドラマ版のepisode.3[2/2]では、翔太のモノローグに被せる形でMKウイルス発生当時のことを語る柚希の台詞が追加されている[56][話 38][注 41]。それ以降、額を負傷した翔太には「痛くなくなるおまじない」と称した額へのキス[注 42]をきっかけとして乳首を吸わせるなど積極的になり[話 40]、彼と1週間に渡って校内や自室にて昼夜を問わずさらなるメイティングに励む[話 15][注 43]。その後は仕事や体調を理由として彼に会わなくなるが、それは翔太を奈都ら教え子たちともメイティングに励ませたい花蓮の指示による不本意な拒否だったため、後に再会した彼の前から駆け去る際には悲涙を浮かべている[話 41]
怜人たちが慶門市を発つ直前には、まとめた荷物と共に花蓮に引率され、校舎から立ち去っている[話 32]。真相を知らない翔太には花蓮から「ご家族の事情で転任」と報告された[話 8]うえ、立ち去ったのは受胎が確認されたためであることが、汐音が翔太とのメイティングに至った後における花蓮と民生長官の会話から示唆されている[話 46]
なお、2040年時点での22歳で高校教諭に就くことは、現実世界の日本では早生まれの者が全課程を現役で終了しない限りはありえない。詳細は教員免許高等学校教員教職課程を参照。
柊春歌ひいらぎ しゅんか
年齢:18歳 / 身長:157cm / スリーサイズ:78(Bカップ)-54-76[57]
シニヨンが特徴の女子生徒。ちなみのことを「ちな」と呼び、翔太のことを「土井ちん」と呼ぶ自分のことも名前で呼ばせてQ'sのアニメ主題歌の話題で盛り上がるなど早々に打ち解けている[話 40]が、そういった態度が災いして周囲が見えなくなってしまうこともある。バランスの取れたプロポーションのうち、奈都や晶より小さい胸の大きさを気にしている[単 32]
当初、教室では翔太の前の席だったため、授業中には彼が透けブラを目の当たりにし、動揺している[話 39]。また、「1週間翔太様と同じ部屋で過ごす権利」を賭けた競泳の速さは、晶に「もう少しで負けそうだった」と言わしめている[話 15]
胸板や腹には中学生当時に遭ったいじめによる痣がいくつも残っている[注 44]。用務員室にて見せたそれが翔太にさらなる親近感を覚えさせたことから、奈都に続いて彼と結ばれる[話 43][注 45]。こうして翔太への独占欲をたぎらせ、呼称も「翔ちん」に変えた後の保健室では、奈都と晶の目の前で彼の痣へキスによる愛撫を行ない、4Pでのメイティングの口火を切っている[話 45][注 46]。その後も、プールでは奈都と晶に出し抜かれる形でメイティングが叶わなかった[話 49]ものの、共同浴場では奈都や晶と共に4P[話 51][注 47]、その直後に律香を加えての5P[話 51][注 48]、教室では奈都・晶・葉句露・小雪と共に6P[話 51][注 49]でのメイティングにそれぞれ励む。メイティング施設へ避難した後には、翔太の自室にて奈都や晶と共に4Pでのメイティングに励む[話 16][注 50]
一条奈都いちじょう なつ
年齢:17歳 / 身長:160cm / スリーサイズ:87(Eカップ)-60-86[58]
カチューシャを着けたセミロングヘアが特徴の女子生徒。富裕層の歴史ある古い家の令嬢であり、着替えすら単独ではできず、就寝時に添い寝を必要とする(本人の台詞から、実家では家政婦に、女子寮では相部屋の女子にそれぞれ世話されていたことが示唆されている)[単 40]。本来は高校卒業後に父の事業のため、家の決めた20歳年上の許婚と結婚させられる予定だった[話 42]。尻の上部には幼少時に負った傷痕が残っている[話 42]が、それが判明した以降は描かれていない。
教室での当初の席は翔太の右隣であり、授業中に彼と視線が合った際には赤面しながら微笑む[話 39]、休み時間には自分との会話を止めて春歌とQ'sの話題で盛り上がる翔太に立腹する[話 40]、彼の自室のベッドにて結ばれた翌朝には交代日への切なさを吐露する[話 41]メイティングを強行する晶とそれに応じる翔太の様子を体育用具室のドア越しに聞いた際には不穏な表情で爪を噛む[話 44]など、彼への意識や独占欲は強い。
競泳の速さは晶を上回り、前述の権利を勝ち取ったその夜に翔太の自室を訪れる[話 15]。着替えや添い寝の件は翔太を動揺させるが、添い寝中に好意を告白して結ばれた[話 42][注 51]うえ、前述の晶の強行を経て翌日の保健室では、春歌に愛撫される翔太の姿に欲情して自分も制服を脱ぎ、晶と共に4Pでのメイティングに励む[話 45][注 46]。その後も、欲情しては誰よりもグループセックスに積極的となる姿が散見されており、プールでは晶と共に3P[話 49][注 52]、共同浴場では春歌や晶と共に4P[話 51][注 47]、その直後に律香を加えての5P[話 51][注 48]、教室では春歌・晶・葉句露・小雪と共に6P[話 51][注 49]でのメイティングにそれぞれ励む。メイティング施設へ避難した後には、翔太の自室にて春歌や晶と共に4Pでのメイティングに励む[話 16][注 50]
東堂晶とうどう あきら
年齢:17歳 / 身長:175cm / スリーサイズ:92(Gカップ)-58-90[59]
ポニーテールが特徴の女子生徒。バレーボール部のエース。高身長で巨乳という体格や照れ屋で負けず嫌いな性格に反し、感情を表に出すことがあまり得意ではないため、傍目には沈着冷静な言動が人気の的となっている[単 40]
翔太が柚希と結ばれた翌日、翔太を意識してちふゆのバレーボール対決を受けるが、彼女のレシーブの失敗によって翔太が額を負傷したため、彼に土下座して涙ぐみながら謝罪する[話 40]。その後、春歌に競泳で勝つもちふゆには翔太の目の前でスクール水着から乳房を露出させられ、赤面しながら彼女をプールへ放り込んでいる[話 15]
奈都に続いて翔太と結ばれると信じて1週間待ち続けるが、彼の動揺とそれによるメイティングの中断を知った花蓮がゲームをくじ引きでやり直し、律香を差し向けたために呆然となる[話 43]。しかし、後日の夜には寮外にて理性の緩んだ翔太の一言に応じて体操着から露出させた乳房を触らせたことが高じて欲情を抑えきれなくなり、翌日の体育用具室にて彼を拘束してメイティングを強行した[話 44][注 53]うえ、我に返って深謝した翌々日にも保健室にて春歌に愛撫される翔太の姿に欲情して制服を脱ぎ、奈都と共に4Pでのメイティングに励む[話 45][注 46]。その後も、欲情のままグループセックスを始める姿が散見されており、プールでは奈都と共に3P[話 49][注 52]、共同浴場では春歌や奈都と共に4P[話 51][注 47]、その直後に律香を加えての5P[話 51][注 48]、教室では春歌・奈都・葉句露・小雪と共に6P[話 51][注 49]でのメイティングにそれぞれ励む。メイティング施設へ避難した後には、翔太の自室にて春歌や奈都と共に4Pでのメイティングに励む[話 16][注 50]
黒田・レイン・ちふゆくろだ・レイン・ちふゆ
年齢:??? / 身長:147cm / スリーサイズ:???(Aカップ)-???-???[60][注 54]
ショートヘアが特徴の女子生徒でマリアの妹。翔太の肩にも届かない小柄の幼児体形走り幅跳びの際に鼻を強打して鼻血を出すなど運動神経はいまいちだが、頭脳についてはUW日本支部に見出されて飛び級で入学した全教科トップの成績を誇るハーフであり、強い自尊心から高圧的な男言葉で喋る[話 38]
晶には極端な体格差からも露骨な対抗心を持っており、何にでもすぐ首を突っ込む負けず嫌いかつ悪戯好きである[話 15]。特に競泳については、「ライン川トビウオ」を自称するも晶に「川にトビウオはいないんじゃない?」と一蹴されるうえ、放り込まれたプールの底に足がつかない深さで溺れかける[話 15]、翔太の当番を賭けた競泳を開始する際に飛び込みで腹を打って溺れかける[話 49]など、水泳自体が不得意である様子が散見される。また、幼児体形かつ年下である自分のことをメイティング候補としては見ていない翔太を、自分で開発した薬を用いて振り向かせようと躍起になっており、彼とのメイティングに備えて自分の身体も成長させようと成長促進器に入りたがっている[話 8]
メイティング施設へ避難した後にはマリアとの再会に喜ぶが、春歌・奈都・晶への高圧的な態度やメイティングへの無配慮の意欲をマリアにたしなめられている[話 24]
「天才少女の巨乳への道」や「天才少女の欲望感知マシン」では、花蓮に調達してもらった材料で巨大扇風機や眼鏡型欲望感知マシンを組み立てる姿、そしてそれらの顛末が描かれている[61][62]
柳律香やなぎ りっか
日焼けした肌に明るいウェーブヘア、派手なネイルチップや下着が特徴の女子生徒。
花蓮のくじ引きを経て、奈都に続くメイティング候補として翔太へ差し向けられる[話 43]。軽薄な口調で翔太を動揺させたうえ、男子トイレに入った彼のもとへ踏み込んで押し倒し、平然と女子用制服を脱ぎながらメイティングを迫ったため、高松たち4人にいじめられた当時を思い出した翔太はたまらず逃げ出し、その光景は花蓮に天を仰がせる[話 43]。用務員室で春歌と結ばれた後の翔太が彼女を連れて自室へ戻った夜には、室内で待ち受けて彼らの肉体関係を看破したうえ、平然と下着姿になって翔太にメイティングを迫ったことから、春歌との掴み合いの喧嘩に発展する[話 44]が、花蓮が回転率を上げようと翔太の世話に日替わりの当番制を導入したことから、教室で彼とのディープキスだけは叶う[話 45]
やがて、翔太との校内敷地一周の肝試しを花蓮に命じられた際には、幽霊の類を怖がるあまり野良猫の出現に腰を抜かして亡兄への思いを明かしたことがきっかけとなり、かつて高松とエリカが青姦に耽っていた茂みにて翔太と結ばれる[話 53][注 55]。その後は春歌とも打ち解けたうえ、翔太の当番を賭けた競泳に春歌・ちふゆ・小雪と共に参加する[話 49]が、それに際して彼と奈都が自分の話題で談笑していたことから焦り、後日には共同浴場にて翔太との4Pを終えてまもない春歌・奈都・晶のもとへ乱入して自分の思いを伝え、彼女たち3人と共に5Pでのメイティングに励む[話 51][注 48]
黒いロングヘアの女子生徒
黒いロングヘアが特徴の女子生徒。本名は不明。
翔太の「転入」当初はクラスの右前の席に座っていた[話 39][話 41]が、花蓮が日替わりの当番制を導入した結果、第30話では彼の当番が叶って右隣の席に座っている[話 8]。柚希の「転任」を知らされて自暴自棄となっていた翔太からの突然のディープキスを受け入れた後、級友たちの可愛さに改めて気づいた彼から花蓮への提案を経て、当夜に翔太の自室へ招かれてメイティングに励む[話 8]靴下以外をすべて脱ぎ捨てて正常位で結合しながら翔太の腰使いに喘ぐ姿は、それを淡々と見つめる彼に校内の狂態と同調した自分の変容を、自覚させている[話 8]。その後、第37話では女子更衣室にて翔太の制服を脱がせようとする面々の1人として、上半身裸の姿で彼に迫っている[話 53]
なお、翔太とのメイティングに至った汐音が民生長官に「6人目」と称されている[話 46]ことから、この女子生徒は柚希・奈都・春歌・晶に続く5人目としてナンバリングされている模様。また、連載時からメイティング中の男性の身体を含める構図で結合しながら腰使いをうかがえる姿や、女性がそれに合わせて嬌声を上げる姿が描かれたのは、この女子生徒が初めてである。その後、翔太のメイティングの際には同様の描写が散見されるようになっている。
星野汐音ほしの しおん
一部を編み込んだポニーアップが特徴の美女。慶門市出身。2040年時点では翔太の級友の1人であり、男子生徒たちの注目を浴びていたが、翔太のいじめられていた姿を見ても淡々と哀れむ[話 37]か、その場にて気にも留めず食事する[話 8]ほど無関心だった。また、コールドスリープによる休学の挨拶中の翔太を無視して芸能事務所へ向かうなど、タレントの卵として活動中でもあった[話 36]
2045年現在では5年分成長した23歳の姿で花蓮のもとに控えており、彼女の見せた監視カメラの映像で春歌・奈都・晶との4Pに励む翔太の姿を赤面しながら見つめた[話 45]後、彼のクラスへの「転入」という形で翔太と再会する[話 8]。男性の死滅や芸能人需要の激減によってタレントになり損ねており、翔太を介してUW日本支部による後ろ盾を得ようと接するが、彼への愛情をまったく持っていないことから翔太だけでなく奈都や晶にも蔑視されたうえ、本気度を試そうという花蓮にスカートを穿かずの登校、下着姿での登校、そして翔太の当番を命じられる[話 46]。さらには、下着姿のまま翔太に教室にてディープキスを強要されたうえで昼休みの校舎屋上へ呼び出され、年下の「同級生」たちの視線に晒されながら命じられた日本支部への口添えを交換条件としてのメイティングでは、どこかの室内で励むことになると思っていた予想を裏切られたうえ、かつての復讐でもあることを悟って愕然となった後、乳房を触られただけでへたり込むという反応から処女を守り通していたことを悟った彼に全裸で身を任せ、恥辱の涙を流す[話 46][注 56]
その後、翔太が荒淫の限りを尽くすようになっても約束を守らない花蓮にさらなる不審を抱くようになり、ついには東京への脱出を図ったところを警備員たちによって花蓮のもとへ連れ戻されるが、日々メイティングに励むようになった面々と違って理性を保っており、慶門市立西高等学校を用意したことの真の目的を質問する、翔太をメイティングに没頭させる手段の異常さを指摘するなど、彼女の真意が子作りの推進や人類の救済とは別にあることを察する[話 51]。翔太たちのメイティング施設への避難後も彼らに連行されており、日本支部では首藤による国民向けテレビドラマ『ボヴァリー夫人』の面接を受け、翔太による「最終面接」との名目のメイティングに改めて約束(交換条件)を挙げながら励まされる。
葉句露はくろ
セミロングヘアや眼鏡が特徴の女子生徒。苗字は不明。他人の名前に「氏」をつけて呼ぶうえ、小難しい口調で喋る毒舌家であり、紙の書籍の人文科学を好む現実主義者でもある[話 53]。寮では小雪と同室[話 48]
第19話で黒いロングヘアの女子生徒の左隣にて級友たちと同じく制服を脱ぐ姿が描かれた[話 41]後、第37話で小雪と共に水泳の授業を嫌って図書室へ潜み、スクール水着姿で読書に耽っていたところ、女子更衣室から逃げ出してきた翔太と出くわす[話 53]
花蓮に翔太の争奪を煽られた後、夜の自室のベッドにてTシャツパンティーだけの姿でくつろいでいたところ、彼を招き入れてきた小雪に動揺して激怒するも彼女の行為そのものは黙認したうえ、氷を口に含みながらのディープキスを目の当たりにしたことから、促されるまま自分も欲情して加わったうえで共にパンティー姿となり、翔太と3Pでのメイティングに励む[話 48][注 57]。その後日には、荒淫の限りを尽くすようになった翔太と図書室にてメイティングに励んだ[話 51]うえ、教室では春歌・奈都・晶・小雪と共に6Pでのメイティングに励む[話 51][注 49]
小雪こゆき
ショートポニーや柔軟性の高い身体が特徴の女子生徒。苗字は不明。新体操部部員。翔太のことを「翔やん」と呼ぶ。葉句露と同じく紙の書籍の小説や芸術を好むが、そのために彼女からは「破滅主義者」と酷評されている[話 53]。寮では葉句露と同室[話 48]
第19話で黒いロングヘアの女子生徒の背後にて級友たちと同じく制服を脱ぐ姿が描かれた[話 41]後、第37話で葉句露と共に水泳の授業を嫌って図書室へ潜み、スクール水着姿で読書に耽っていたところ、女子更衣室から逃げ出してきた翔太と出くわす[話 53]
花蓮に翔太の争奪を煽られた後、彼の当番が叶った朝には授業の開始直前までディープキスに耽って級友たちの反感を買う一方、放課後には翔太にレオタード姿での部活を見学させ、彼を夜の自室へ招く[話 48]キャミソールホットパンツだけの姿で翔太を出迎えた後、氷を口に含みながらのディープキスを経て葉句露と共に欲情のままパンティー姿となり、彼と3Pでのメイティングに励む[話 48][注 57]。その後日には、荒淫の限りを尽くすようになった翔太と教室にて、春歌・奈都・晶・葉句露と共に6Pでのメイティングに励む[話 51][注 49]
なお、第19話で制服を脱いだ際には臍ピアスを着けているが、その後の話では着けている様子は見られない。
杉山兎水すぎやま うすい
ツインテールの髪型と幼児体形が特徴の女子生徒。まだ1年生にして、フルートのコンクールで優勝した経験を持つ吹奏楽部部員でもある[話 50]
翔太がプールにて奈都や晶との3Pでのメイティングを終えた後日、次の相手を物色しに教室を訪れた彼に選ばれ、その夜に下着姿で彼の自室を訪れる[話 50]。エリカの目の前という状況もあって恥じらいながら翔太に押し倒されてメイティングに励んだ[注 58]後、同衾する[話 50]
メイティング施設へ避難した後には、医務室にてホルモンバランスを調整する薬品を女医に注射され、それへの追求を翔太にディープキスでうやむやにされながら室内のベッドにてメイティングに励む[話 17][注 59]
桐原理子きりはら りこ
ウェーブのかかったショートヘアが特徴の養護教諭。柚希や女子生徒たちと同様、翔太を世界で唯一の男性と思い込まされていることや、保健室をメイティングの場として提供していることが、手に軽傷を負った彼を手当てする際の会話から示唆されている[話 45]。また、翔太を全身スキャンする際に覗いた胸の谷間や、後の身体測定の合間に室内のベッドのシーツを直そうとして掲げたタイトスカート越しの尻に彼がそれぞれ興奮する[話 45][話 47]など、翔太にとっては性的に好みの女性でもあることが示唆されており、その後日には荒淫の限りを尽くすようになった彼と室内のベッドにてメイティングに励む[話 51]
「保健室の勝負下着」では、それまでの漫画本編で不明だった姓名が明かされたほか、昼休みに自分のパンティーを女子生徒の忘れ物と偽って翔太に探索を依頼し、彼が真相にたどり着いた際には自分がノーパンであることを匂わせ、着用中のブラジャーとの「答え合わせ」と称した初めてのメイティングへ誘うといった、一計を案じる姿が描かれている[63]
エリカ
ウェーブのかかったポニーテールが特徴の美女。苗字は不明。2040年時点では翔太をいじめる高松たちのグループの1人であり、女子用制服の蝶ネクタイを外して着崩すなど、服装の乱れを気にしない喫煙者でもあった[話 37]。いじめの際には、男子トイレにて笑みを浮かべながら喫煙中のタバコを高松に手渡し、制服のズボンを脱がされて剥き出しになった翔太の太腿に押しつけさせる[話 37]ほか、校舎屋上では高松たちにリンチされる翔太を喫煙中に眺めながら嘲笑する[話 8]など、残虐な性格を覗かせている。高松とは肉体関係にもあり、休学の挨拶を終えて帰宅の途に就いた翔太に高松との学内青姦を偶然目撃された際には、激怒した彼と共に翔太を蹴り倒して侮蔑している[話 36][注 60]。そのため、高松共々翔太には深く恨まれており[話 36]、彼が後々までトラウマに苦しむこととなった。
2045年現在では高松を失ったうえに難民地区にて薬物中毒となっており、律香と結ばれた後の翔太に依頼された花蓮によって彼のもとへ鎖付き首輪につながれた制服姿で連れて来られた後、結果的に自分の得となるメイティングではなく翔太の痣を舐めさせられるという復讐に遭い、恥辱の涙を流す[話 47]。その後も翔太の自室にて粗雑に扱われながら禁断症状に苦しむが、彼に懇願して侮蔑されては治療薬を与えられる[話 50]日々を経て美貌を着目されるようになり[話 51]、イザナミによる爆破テロの際にはかばわれている[話 52]
翔太たちのメイティング施設への避難後も彼らに連行されており、花蓮による指示で待機していた一室にて翔太を出迎える。花蓮に薬物中毒から脱したことを明かされたうえで翔太と共に室内へ押し込まれた後、爆破テロの件を経て現在の彼に惹かれていることをうかがわせ、まだ服用中の治療薬をかつてのように口移しで飲ませて欲しい旨を懇願したことから、彼に口腔内へ薬ごと指を差し込まれる。薬を飲み込んだ後もそのまま口腔内を弄ばれることに恍惚となる姿が翔太を嗜虐的に興奮させた結果、ベッドへ押し倒されて彼と初めてのメイティングに励む[注 61]

善のメイティング候補たち[編集]

イザナミのもとで善の子を受胎しようと、一方的なメイティングに励む「村」の女性たち。UW日本支部のもとで励むメイティング候補たちとは意味合いが異なるが、便宜上からここに記述する。

出芽輝奈
#出芽輝奈を参照。
有手美鈴
#有手美鈴を参照。
美鈴の部下たち2人
センターパートミディアムヘアの女性とボブヘアの女性。本名は不明。どちらも美鈴に敬語を用いて従っていることから、彼女の部下であることがうかがえる[話 31]
第46話のラストの見開きページでは美鈴の右側にて同じく全裸で順番を待っており[話 10]、彼女の次に善との初めてのメイティングを果たしたことがうかがえるほか、第54話後編では美鈴に従って飲料水や夕食を持参して善のもとへ現れ、前者は飲料水、後者は夕食をそれぞれ口移しで与えると彼の衣服をまくり上げ、前者は左側、後者は右側にそれぞれ乳首舐めを行ない、美鈴と共に4Pでのメイティングに励む[話 31]。その後、センターパートミディアムヘアの女性は第57話前編で振魂の池にて身を清めて畔へ上がってきた輝奈ら参加者たちに切ったレモンを振る舞い、第57話後編で「祭」の「聖心祓穢」に参加した後、第58話でボブヘアの女性と共にイザナギに貪られる面々の円陣に並んで描かれている。
輝奈に続いて励む女性たち
岬の木のもとで善との初めてのメイティングを果たした輝奈に続き、彼に結合しようと立ち並ぶ全裸の女性たち。第46話のラストの見開きページに確認できるだけでも輝奈の右側に美鈴や彼女の部下たち2人を含む5人、それに先駆けての「契約」の時点でも参列者たち数十人が善の子を受胎しようと、自分の順番を待ち望んでいる[話 10]。また、その場には第33話で日本海側にいる友達から聞いた「村」のことを第15地区にて立ち話の話題に挙げた[話 28]後、出奔してきたとうかがえるオールバックの女性も参列しており[話 10]、第56話では善の自室にて自分の後に指フェラを善に強制してから正常位でメイティングに励むこととなる、ウェーブのかかった黒いリップラインボブの女性を含む女性たち3人に眺められながら、騎乗位でメイティングに励む。また、第57話後編で「祭」の「聖心祓穢」に参加した後は第58話でイザナギに貪られる面々の円陣に並んで描かれている。
第54話前編で短髪の女子生徒の話を聞いたマリアの妄想では、四肢を拘束された善に彼と同じく全裸の女性たち4人が群がり、一方的なメイティングに励む光景がイメージとして描かれている[話 31]
安保恋子あぼう ここ
安保ところんの娘。2040年時点では13歳。父母と善のもとへ、制服姿で現れる[話 55]。自分より年上ではるかに高身長の善のことを名前で呼び捨てにしてころんに叱られるなどまだ幼いうえ、彼にQ'sのライブチケットをねだるなど、公私混同のわがままな言動で懐いている[話 55]。また、善とミキの結婚式に出席した際には、彼がコールドスリープから目覚める頃に自分は18歳になっていることを想像し、善のことを欲しがっている[話 54]
2045年現在では「村」の一員となっており、医療班に所属しているものの男性復帰派には参加していないことが、第55話での輝奈との会話から示唆されている[話 56]。また、美鈴と彼女の部下たち2人による4Pでのメイティングに善が励まされた翌朝、彼のもとへ現れた際には18歳らしく成長して髪型もかつてのアップではなくストレートに変更していたため、善は恋子が髪をかき上げてみせるまでは(それに先駆けて参加した儀式の際も含め)彼女であることに気づけなかった[話 31]。言動については、ミキの消息不明に取り乱しながら詰め寄ってきた善の喉元にナイフを突きつけて静止させる、「聖奴隷」である善の扱い方について輝奈に意見する、輝奈が善にキスする姿を見て「今日は恋子の番なのにーッ!」と立腹する、その夜にころんと共に善を3Pでのメイティングに励ませた[注 62]うえで事後に彼のことを平然と「私たちの性欲はけ口おじさん」と称するなど、貞操観念が崩壊してさらに過激なものとなっている[話 56]。また、その後日にもころんの目の前で精力剤を自分の右足に垂らして善に舐めさせることを嬉々として行なっているほか、「祭」の際には「聖心祓穢」に参加しているうえ、イザナギに貪られる面々の円陣に並んで描かれている。
安保ころん
#安保ころんを参照。
兵州手亜咲美
#兵州手亜咲美を参照。
保世いと
#保世いとを参照。

UW日本支部の関係者たち[編集]

首脳陣[編集]

UW日本支部から日本を統制している女性たち5人[話 14]。人類救済や人権尊重など一般市民の支持を集める政策のもとで沈静を図っているが、実際にはUW世界本部に代わって世界の主導権を一気に握ろうという野心のもとで結託している[話 18]

当初はナンバーズの存在を世界本部に明かしていなかったこと、世界本部との連携を絶って日本を事実上の鎖国状態にしたこと、そして後述の傲慢な本性にもとづく言動からもわかるように、人類救済よりも選民思想を覗かせているうえ、コールドスリープ中の男性たちの復帰よりもメイティングによる次世代の確保を優先し、「メイティング計画」を進めている[話 18][注 63]。そういった野心や本性は、怜人にMKウイルスの作成やそれによる偽旗作戦を疑われる理由となっている[話 9]ほか、朱音や護衛たち、さらには麗亜からも見限られる理由となっている[話 25]

メイティングを拒否した怜人については世界宣言を行なわせた[話 18]後、研究中や食事中の姿に加えて彼へのインタビューなどで構成したドキュメント番組[注 64]を放送するなどプロパガンダ役として用いている[話 7]が、美来を解任した後も怜人をメイティングに励ませることを断念したわけではなく、彼の新たな専属担当官としてマリアと麗亜を手配している[話 20]

前述の野心や本性、そしてMKウイルスの製造に関わっていたという実態はクロエによる内偵へつながり[話 35][話 22]、彼女やポープら世界本部による介入を受けた結果、内通者の首藤以外の首脳陣は処刑もしくは拘束された[話 25]。首脳陣の罪状は、読み上げられただけでも「MKウイルス製造と拡散による人道に対する罪」「UW世界本部からの命令無視」「報告義務違反」「日本市民に対する不当な搾取」と多岐におよび、ポープに「数え上げたらきりがなさそうね」と酷評されている[話 25]

鬼原きはら
国務長官として外交を担当する小太りの老女。名は不明。初登場時はMKウイルスの特効薬を作ると宣言した怜人のことを個人的に高評する一方、ナンバーズをUW日本支部の管理下に置けなくなることを危惧する他の面々の意見を首脳陣の長としての立場から酌み[注 65]、翔太の解凍を決定する[話 14]
技術長官による監禁から美来・朱音・翠による怜人の救出を許可した後、民生長官と共に技術長官の暴挙を責め[話 19]、怜人には世界宣言を依頼してメイティング施設外への外出やMKウイルスの研究施設の使用を許可する一方、民生長官から報告された恭司のメイティング成果を踏まえ、翔太を早々とメイティングに励ませようと手配する花蓮に期待する[話 18]。その後、教室にて翔太の目の前で女子生徒たちに制服を脱がせる成果まで至った花蓮を高評して民生長官の申請を酌み、花蓮とは対照的に成果を上げていない美来の解任を決定する[話 41]
ポープの来日時には、夜中の空港で降り立った彼女を使者と思い込んで民生長官や首藤と共に出迎え、ポープの明かした正体やクロエの居場所を知って驚愕する[話 21]。その後の会談では、技術長官に地下施設での人体実験を指示していたことまで詰問してくるポープに観念して彼女の拘束を目論むが、護衛たちに首脳陣の私兵ではないという理由やUWそのものに仕えるという理由から造反されたうえ、ポープと首藤の内通を知ってさらに驚愕し、ポープの読み上げた罪状に絶句して民生長官や司法長官と共に拘束される[話 25]
娘の朱音には彼女の亡弟の件でも嫌悪されているが、家庭や家族を顧みず弟の葬式を欠席してまでMKウイルスによる混乱を収めようとした当時の采配については理解されており、それゆえにMKウイルスの製造については涙ながらに疑問視されている[話 33]。拘束中、そのことも含めて朱音が話を聞こうと訪れた際にはイザナミの蜂起を悟っており、世界本部が日本支部以上に高度な情報網を持っていたことを明かしている[話 26]
技術長官
科学技術研究・保全を担当するシャギーヘアの女性。本名は不明。初登場時はメイティングを拒否する怜人のことを「インポ」「フニャチン」、美女たち3人と4Pでのメイティングに励む恭司のことを「脳みそチンポメガネ」と、MKウイルスの感染爆発当時に死亡した「あの人」への未練を覗かせながらそれぞれ酷評する[話 14]。また、後述の暴挙に出た際には怜人や全裸の研究助手たち4人に「存分にサカるがいいさ」と言い放つ[話 57]、会議中も常に軽口を叩きながら大股を広げてパンティーを露出させたまま座っている[話 18][話 27]など、口が悪く性格も過激である。怜人の世界宣言後に彼への面会希望が殺到し始めた際には、何者かと通信中にナンバーズを「匹」と数えており、改めて怜人をメイティングに励ませる策を講じるそぶりも見せながら全裸のアップヘアの助手をダーツの標的に用いる[話 32]など、前述の口調や性格はさらに過激となっている。
実験施設の使用許可を餌として怜人をUW日本支部の自室へ呼びつけた際には、護衛たち2人にスタンガンで気絶させた彼を鬼原に無断で別室へ監禁して椅子に拘束し、やがて気絶から目覚めた怜人を叱責したうえ、薬で強制的に発情させた研究助手たち4人の前に晒すという、暴挙に出る[話 57]。そのため、同胞にして上司の鬼原だけでなく同僚の民生長官・首藤・司法長官からも警戒されている[話 19]
慶門市中央区第三病院跡の地下施設では、渡米したと記録されている研究者たちを鬼原による指示のもとでひそかに被験者としてMKウイルスの人体実験を行なっていたことを匂わせており、怜人・マリア・朱音・翠の口を封じようと銃撃を部下たち3人に命じた直後、クロエと彼女の部下たち2人による狙撃を受け、部下たち3人と共に死亡する[話 21]
花蓮との通信中における民生長官の台詞によれば、以前はUW世界本部に所属していたことから、彼女たちには世界本部への内通者と思い込まれていた模様[話 49]
民生長官
食糧計画・人民管理を担当するウェーブヘアの女性。本名は不明。初登場時は怜人のことを酷評する技術長官に賛同し、自分も「全然人類のためにならない」と冷評する[話 14]が、怜人を監禁するという彼女の管轄外の行動に際しては激怒している[話 19]
世界宣言後の怜人には龍の命を盾として、恭司たち4人の存在を口外しないよう釘を刺している[話 18]。また、その後の会議中にはUW世界本部からいきなり戦争を仕掛けられることはないと推測したほか、恭司の顔写真や玲奈らメイティング候補たち11人の顔写真を空中投影映像に表示し、メイティング済みの候補たち100人近くのうち28人の受胎を確認したという成果を鬼原に報告している[話 18]
当初、翔太のために慶門市立西高等学校を丸ごと用意させる花蓮の方針には疑問を持っていたが、その後は彼女の実績を踏まえ、結果さえ出せば口出しはしないという見解を述べている[話 40]。やがて、花蓮の成果を踏まえて美来の解任を鬼原に申請し[話 41]、首藤と共にマリアと麗亜を連れて怜人のもとへ現れ、専属担当官の交代を通告する[話 7][話 20]。汐音が翔太とのメイティングに至った後には、以前と変わらない怜人を「奴ら」こと世界本部へ引き渡すことを考えている[話 46]。また、後に恭司の子を受胎した女性たちが寧々子による生活維持のもとで無事に胎児を成長させつつある姿が判明している[話 17]ことから、「研究所」には翔太の子を受胎した女性たちだけを収容させている模様[話 46]
世界本部の使者派遣の目的については怜人の引き渡しのみと推察していた[話 49]ことから、首藤からポープとの内通を明かされた際には真っ先に驚愕して首藤を罵倒するが、軽くあしらわれて鬼原や司法長官と共に拘束され[話 25]、役職は民生長官室ごと花蓮に引き継がれる。その後、玲奈の件を知って激怒した恭司が民生長官室へ抗議に訪れた際には、彼を軽くあしらう花蓮による現状の説明と合わせ、うつむいた姿勢で着席させられている収監中の姿が描かれている。
首藤しゅとう
総務長官として広報・その他を担当するアップヘアの女性。名は不明。右手の小指に指輪を着けている。初登場時は美女たち3人と4Pでのメイティングに励む恭司のことを「みたい」と冷評したうえ、ナンバーズの存在をUW世界本部に気づかれることを危惧し、「メイティング計画」の進展を提案する[話 14]
口調は前述の冷評も含めて軽薄であり、監禁から救出されたばかりの怜人の前で平然と、技術長官の非常識さが研究者ゆえであることを挙げて彼に批判されているが、世界宣言の際には毅然とした態度で告知を担当している[話 19]
会議中には世界本部の動向を気にしているほか、日本が世界中の女性たちにとって希望の国であることを誇っている[話 18]。民生長官と共に専属担当官の交代を怜人に通告した際には、前述の口調で美来とのメイティングを薦め、彼の怒りを買っている[話 20]
時期は不明ながら裏ではポープと内通してUW日本支部の動向を報告していたため、護衛たちが鬼原・民生長官・司法長官を拘束する直前には本性を明かし、彼女たちに驚愕されている[話 25]。その後も広報を担当しており、イザナミによる電波ジャック放送から回復した際には、一般市民たちに落ち着いて行動するよう呼びかけている[話 26]。また、テレビドラマも担当していることから、『ボヴァリー夫人』のキャスティングの際には翔太による口添えに応じて汐音との形式上の面接を行ない、彼らのメイティングを改めて実現させている。
司法長官
司法・警察を担当する老女。本名は不明。首脳陣内では最も小柄であり、UW日本支部内ではほぼ常時、制服の上からショールを羽織っている。
口調は鬼原たち4人と違ってほぼ無口で表情も乏しく、まれに口を開く際にも淡々とした口調である。初登場時は美女たち3人と4Pでのメイティングに励む恭司のことを酷評する技術長官に無言で答えるだけだった[話 14]が、第15地区にて難民と警備員による小競り合いが発生した際には鬼原に暴動化への対策を直訴するなど、物語開始以来初めて長々と話す姿が描かれている[話 27]
ポープとの会談では、彼女の拘束を鬼原に命じられて護衛たちを差し向けるも造反に遭い、鬼原や民生長官と共に拘束される[話 25]

その他の職員たち[編集]

専属担当官
UW日本支部の職員たちのうち、ナンバーズをメイティングに励ませることを最重要任務とされ、彼らの世話や管理(実質的には監視)を専属して担当する美女たち。メイティングのスケジュールを設定し、それに合わせて候補たちを引率するほか、怜人の動物研究所の見学に際して安全管理を厳しく通達する(美来)[話 6]、翔太のメイティング用に慶門市立西高等学校を用意させる(花蓮)[話 18]、怜人の行動をさらに制限してメイティングの強要に等しい状況へ追い込む(麗亜)[話 20]など、一般職員より高い権限を与えられている。まだ赤の他人に等しい怜人を自分の美貌と色香でメイティングに奮い立たせる(美来)[話 2][話 3]ことすら必要とされており、それゆえに成果を上げられなかった者は解任され、権限を失ってしまう[話 7]。また、寧々子が美来には友達口調で喋るのに対して麗亜には丁寧口調で喋る様子[話 27]から、専属担当官間にも上下関係が存在していることがうかがえる。そのほか、美来と麗亜は同じ「養成所」を経て職員となったことが、彼女が美来のもとを訪れて求愛する際の台詞から示唆されている[話 28]
基本的には、担当する男性1人につき専属担当官1人が配属される。個人情報については、ナンバーズにも明かしてはならないなど厳重に秘匿されていることが、美来や花蓮の台詞から示唆されている[話 14][話 39]。また、日常生活用の私室とは別にメイティングの監視専用として、隠しカメラによる映像を音声付きで表示するモニターをいくつも設置した個室を個別に与えられていることが、監視中の寧々子や花蓮の姿で明かされている[話 34][話 45]。各専属担当官の詳細については、#登場人物の各グループを参照。
なお、「メイティング計画」については花蓮のみが知らされており[話 18]、美来・寧々子・マリア・麗亜は何も知らないまま、日本支部の掲げる表向きの崇高な政策に沿って勤務している。また、美来が全裸で怜人に迫りながら彼の子種を望む[話 2][話 3]、寧々子が恭司とチューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女の4Pを監視しながらオナニーに耽る[話 34]、民生長官が解任した美来を怜人グループに所属し続けることについては許可する[話 20]、花蓮が自分も翔太の望むままメイティングに応じてみせる旨を述べる[話 53]といった描写から、専属担当官もナンバーズの要望次第ではメイティングに参加できる模様。
美来の上司
第2話で美来から怜人についての報告を受ける女性。本名は不明。UW日本支部の上層部に所属している。画面内の目元はゴーグル状のもので隠されており、長いウェーブヘアや濃色のチョーカー、そしてボンデージ調の衣装が描かれている[話 2]
怜人が難民地区にて送迎車内から飛び出したことや、メイティング施設で詳細な説明を受けてもまだメイティングを開始していないことを報告されて憤り、美来を叱責する[話 2]。その後、首脳陣の会議にも彼女たちと同じ衣装で出席しており、ナンバーズを日本支部の管理下に置けなくなることを「絶対にダメ」と強い口調で危惧する[話 14]
新都心第三病院にて怜人を診察した女医
コールドスリープから目覚めた直後の怜人を診察した、新都心第三病院の女医。本名は不明。左側の前髪を胸元まで垂らしたアップヘアや細い眼鏡越しのつり目が特徴の美女であり、初登場時には上半身裸の怜人を横目で見ながら赤面して生唾を飲むが、彼に細胞硬化症の完治を向き合って説明した後、感謝の意を示す怜人から高木の所在を尋ねられると態度が一変し、再び横を向いて「先生は……… 先生はもういません」と静かに言葉を濁す[話 1]
その後、第52話ではメイティング施設へ転属しており、医務室にて翔太と花蓮による指示で兎水にホルモンバランスを調整する薬品を注射したうえ、彼女をすぐに翔太とメイティングに励ませるため、花蓮と共に室外へ立ち去る姿が描かれている[話 17]
なお、初登場時の宵野のTwitterによれば読者には意外に好評で驚いたそうである[64]ほか、生唾を飲む際の顔は『J+』公式サイトの各巻電子書籍版紹介ページでも取り上げられている[42][65][66]
メイティング施設の関係者たち
施設外での移動に同伴する護衛、施設内での食事を担当する料理人、関係者たちの健康診断を担当するナースなど、さまざまな立場からナンバーズや専属担当官と接する女性たち。送迎車にて怜人の両隣を固める護衛たち2人はサングラス越しでも彼と視線を合わせられず赤面する[話 1]、大食堂にて料理人たちは料理を高評する怜人に歓声を上げる[話 4]、医務室にてナースたちはパンツ姿の恭司に赤面しながら接する[話 23]など、それぞれナンバーズを異性として意識する姿も描かれている。
なお、本編では朱音がたびたび怜人に迫ってはメイティングへの誘惑を行なっている[話 4][話 5][話 14][話 30]ほか、「火野恭司の華麗なる一日」ではリカが恭司との初めてのメイティングに励む以前にウェイトレスとして働いている[話 23]ことから、関係者たちもナンバーズの要望次第ではメイティングに参加できることが明かされている。

UW世界本部の関係者たち[編集]

クロエ・マンスフィールド
UW世界本部の使者にしてUW平和維持活動局局長を務める白人美女。姫カット金髪ロングヘアや、左乳房の上方に何かしらの紋章とうかがえるタトゥーを常に露出させた巨乳が特徴。敬語の間違った日本語で喋る姿は美貌と相まって他人の警戒を解かせるが、普通に英語で喋る内面には冷酷な本性を秘めており、補佐官のポープを恐れさせている。
登場当初はアメリカから慶門市への留学生を装っており、温泉旅館の露天風呂のサウナ室に現れ、怜人との初対面を果たす[話 35]浴衣を着たまま前述の言動で日本好きを自称して怜人を呆れさせたうえ、叫ばない代わりに浴衣を肌蹴させて裸体を見せつけ、負ければ自分とのメイティングに応じるよう匂わせ、サウナの我慢比べを挑む[話 35][話 22]。30分後、それは怜人の勝利に終わるが、彼の「ヤマトダマシイ」を称賛したうえで失神を装って翻弄し、浴衣を脱ぎ捨てて投げキッスと共に立ち去る[話 22]。後に正体を明かした際の台詞によれば、依然として留学生を装いながら、UW日本支部の内偵を進めていた模様[話 25]
慶門市中央区第三病院跡の地下施設の調査については、怜人・マリア・朱音・翠に先行して進めており、技術長官と彼女の部下たち3人による怜人たちの窮地には部下たち2人と共に軍服姿で現れて彼らを救出し、自分の正体を明かす[話 21]。その後、共に脱出するヘリコプターの機内で日本支部の実態や世界宣言によるテロの加速、そして絵理沙の現状を怜人に伝える[話 25]
メイティングについては、日本支部による怜人への命令を挙げて「非人道的」と評したうえ、それに屈せず協力しなかった彼に感心している[話 33]。また、マムにナンバーズの現状を報告する際には恭司からまひるへの思いを察し、それが叶わないことへの薄笑いを浮かべているほか、自分たちによる理想郷の完成が近いことへの喜びに打ち震えている[話 33]
日本支部を管理下に置いた後には総督を兼務していることが、クロエの不在中に玲奈の件を知って激怒してきた恭司を軽くあしらう花蓮の台詞で明かされている。
ポープ
クロエの補佐官を務める黒人美女。名は不明。ウェーブのかかったポニーテール、視線を隠すサングラス、厚い唇、そして鬼原より頭1つほど大柄な体格が特徴。後述の会談の際に本性を現した鬼原のことを「馬脚を現す」と評すだけでなく彼女たちの罪状すら読み上げてみせるなど、クロエと違って流暢な日本語で喋る[話 21][話 25]。鬼原の苗字やUW日本支部の内情については、後述の理由からすでに把握している[話 21][話 25]
日本支部の首脳陣には来日の期日だけが事前に通達され、クロエ共々容姿や名前は伏せられていたため、夜中の空港で降り立った際には使者と思い込んだ首脳陣に驚愕される[話 21]。その後の会談では本性を現した鬼原に対し、首藤による内通を明かしたうえで鬼原・民生長官・司法長官を護衛たちに拘束させる[話 25]
怜人が美来に自分とのメイティングを懇願された際には彼のもとへ現れ、イザナミから守る名目でアメリカへの連行を目論むも朱音と翠に反撃された結果、部下たちをすべて気絶させられて美来を人質に取るが、自分も麗亜にスタンガンで気絶させられる[話 29]。その後、怜人たちの足取りすら掴めなくなった一連の失態をクロエに責められる際には全裸で磔にされており、全裸の彼女に鞭で打たれて涙ながらに挽回を懇願する[話 11]
マム
クロエがUW日本支部にメイティングを中止させたことを怜人に説明した後、日本支部の別室にて全裸となってナンバーズの現状を報告した上司の老女。本名は不明。別画面にて首脳陣とうかがえる若い女性と同様、顔は画面の反射で一部が隠されている[話 33][話 26]
メイティングの中止を納得しているわけではないが受け入れた恭司のことを、事前に得ていた彼のプロファイル情報から不思議に思う[話 33]。また、図らずも以前から自分たちの野望に沿う形で動いている怜人については、慎重に見るようクロエに命じている[話 33]
通信の際にはクロエが必ず全裸となって何も手にせず直立不動の姿勢で応じるなど、彼女ら部下たちにその身体で絶対服従の意思を示させる姿も描かれている[話 33][話 26]
なお、英語圏における「マム」は個人名ではなく、「母」を意味する口語やマダムの縮約形であるほか、上司の女性への敬称でもある。そのため、第53話でポープがクロエに挽回を懇願する際には、彼女のことを「マム」と呼んでいる[話 11]
三賢者さんけんじゃ
クロエとの会談で花蓮が呼称を挙げて面会を要求した、UW世界本部の統治者たち3人。本名は不明。年齢も出身地もバラバラで、共通点は類まれなる知性と男嫌いだけという[話 29]

イザナミの関係者たち[編集]

男性復帰派[編集]

谷口はイザナミに身を置いていることが明示されているわけではないが、便宜上からここに記述する。

橘絵理沙
#橘絵理沙を参照。
谷口たにぐち
日本で初めてMKウイルスの犠牲者となった老人の妻。名は不明。慶門市中央病院に入院している[話 30]。かつてテクノロジー嫌いかつ医者嫌いでGPSを着けずライフログを取っていなかった夫の遺体を、日本政府によって勝手に病理解剖で切り刻まれたことから、その後継組織でもあるUW日本支部への協力を拒んでおり、生前の夫のより詳細な情報を得ようと以前から見舞いに訪れているマリアにも厳しく接する[話 30]。絵理沙に一途な怜人のことも猛烈に批判し、健康診断を理由として本性を暴こうと女医やナースたちに彼を誘惑させるが、身体こそ動揺して診断結果の数値が揺らいだものの絵理沙への一途さは揺らがなかった怜人の言葉に、彼と同様に一途さを揺るがさなかった亡夫の言葉を思い出す[話 35]
絵理沙とは独自の通信回線を介して連絡を取るなど親しい関係にあり[話 30]、美来を指名しての面談ではまず絵理沙の名を挙げて反応を見ている[話 22]
怜人から絵理沙への思いを、美来から怜人への思いをそれぞれ聞き出し[話 35][話 22]、亡夫の情報を翌日に話すと誓った後、各々の言葉から似た者同士であることへの感慨に耽る[話 22]。その夜、何者かによって点滴に毒物を混入されたことから昏睡に陥る[話 22]が、その直前には生前の夫と並んで撮った写真立てを怜人に渡すよう、ナースに託している[話 13]
短髪の女子生徒
毛先が立ち気味の短髪が特徴の慶門市立西高等学校の女子生徒。本名は不明。正体は絵理沙への内通者であり、そのことが明かされる第41話[話 50]以前にも第14話で教室内に待機する女子生徒たちの1人として姿が確認できる[話 55]ほか、さらにそれ以前の第11話では世界宣言を見届けた絵理沙と共に難民に扮し、その場から立ち去る同志としての姿が描かれる[話 18]など、UW日本支部による監視や警備を自在に回避して同校の内外を往来する隠密行動により、男性復帰派の1人として彼女を補佐している。
翔太が兎水とのメイティングを終えた翌朝、登校した彼からディープキスを経てメイティングに誘われるも「生理中」との理由を挙げて恥じらいながら断ったため、花蓮に不思議がられる[話 50]。その夜、寮の敷地内の林にて絵理沙と連絡を取る際には、ディープキスを気にしてペットボトルの水で口を何度もゆすいでいたため、彼女から嫌な役回りへの謝罪や心配を受けたほか、今週中に計画を実行することを告げられる[話 50]。爆破テロの際には翔太の確保に動くも失敗し、彼と花蓮の結託を確認して任務の失敗を絵理沙に伝える[話 52]。慶門市から脱出した後は「村」へ戻って絵理沙と合流するが、彼女と同じく善との「契約」を結ぶ列には加わらず、「聖痕」も輝奈たちとは違って左腕に刻んでいることを明かしている[話 10]
電波ジャック放送の場には絵理沙と並んで現れ、「聖痕」も彼女と同じく披露している[話 33]。その後は麗亜と接触しており[話 16]貨客船で怜人・朱音・翠・まひると共に向かった台湾九份にて彼を絵理沙と再会させ[話 11]、共に香港へ向かう。

イザナギ派[編集]

出芽輝奈いずめ てるな
イザナミのもと、「村」の統率者の1人として農耕班を率いる女性。アップヘアに鋭い目つき、豊満な身体が特徴。2040年時点では善と佐藤を叱責する年下の課長であり、善を安保の担当に戻して新しい薬の契約を取るよう命じたうえ、佐藤の処分を上層部に相談して善に自分への貢献を命じるなど、彼には特に厳しく接していた[話 55]。そういった執着は、善とミキの結婚式に出席した際や彼がコールドスリープに入る直前にも描かれており、特に後者の際には単独でひそかに見送ろうと新都心第三病院を訪れ、自分のことを尊敬しているという善に「おやすみのキス」を行ない、目覚めたら迎えに訪れる旨を告げて立ち去っている[話 54]
2045年現在ではかつてとほぼ同じ美貌を保っており、「村」へ善をカプセルごと拉致したうえで目覚めさせて彼の額に「聖痕」を刻み、同志たちの目の前で露出させた自分の胸元にも刻まれている「聖痕」へのキスや、自分たちの「聖奴隷」となることを命じる[話 54]。善に自分をはじめ「契約」に参列する一同の両乳首と「聖痕」へのキスを行なわせた後、日没時には彼を岬の木のもとに仰向けで拘束したうえで全裸となって善の股間を露出させ、満月のもとで現在の自分が排卵期に入っていることを明かして騎乗位で結合し、メイティングを強行する[話 10][注 66]
その後、第56話では美鈴・いと・ころんと共に囲炉裏を囲みながら、精力剤のレシピを絵理沙に作成させておいたことをいとやころんに明かし、善の「聖奴隷」としての完成と「祭」の開催に一同で期待の祝杯を挙げる。また、第57話後編で「祭」の「聖心祓穢」に参加した後は第58話でイザナギに貪られる1人となり、自分たちを貪る彼の姿を亜咲美と共に眺めながら歓喜する。
絵理沙の台詞によれば、イザナギ派を率いているという[話 31]
有手美鈴ありて みすず
イザナミのもと、「村」の統率者の1人として狩猟・採集を担当する有手班を率いる女性。七三分けのロングヘアが特徴。第46話で輝奈に善との「契約」を急かす[話 10]など、強気な性格かつ男言葉で周囲と接する。
「契約」の際には輝奈の次に乳房を露出させ、彼女と同様に邪まな笑みを浮かべながら自分も「契約」を結ぶ[話 10]。その後、輝奈の次に善との初めてのメイティングを果たしたことがうかがえる[話 10]ほか、第54話後編では部下たち2人を伴って善のもとへ現れ、彼の飲食を済ませたうえで「ご褒美」のディープキスを経てフェラチオを行ない、自分は騎乗位で結合して部下たち2人と共に4Pでのメイティングに励む[話 31][注 67]
その後、第56話では輝奈・いと・ころんと共に囲炉裏を囲みながら、絵理沙の薬学の手腕については認めている。また、第57話後編で「祭」の「聖心祓穢」に参加した後は第58話でイザナギに貪られる1人となるが、その直前には彼に乳首を強く吸われただけで絶頂に達したうえ、改めて円陣に加わる姿が描かれている。
安保ころんあぼう ころん
安保の妻。カールのかかったロングヘアや、善と同年代で若く豊満な美貌が特徴。安保に土下座していた善のもとへ現れ、人前でも夫のキスに応じるほど夫婦仲が良いほか、久々に訪れた善を穏やかに迎える[話 55]、彼とミキの結婚式に出席した際に輝奈の酌を受けながら善のコールドスリープによる欠員を心配する、肘を突きながら善のコールドスリープの期間を輝奈に質問する恋子を叱る[話 54]など、人当たりも良い。また、善からお詫びとして贈呈された2028年シャトー・マルゴーのことを「飲み頃のいいビンテージ」と喜びながら高評していることから、ワイン好きである模様[話 55]。実際、後述の精力剤を調合する際には、ビンテージに例えながら善に紹介している。
2045年現在では「村」の一員となっており、コールドスリープ中の夫のもとから戻ってきたところを善に「村」を案内中の恋子のもとへ現れ、彼と再会する[話 56]。かつてと変わらない美貌に露出度の高い「村」の衣装で恋子と同じく善に欲情しており、その夜は森の中にて木のもとに彼を拘束したうえ、恋子と共に全裸となって3Pでのメイティングに励む[話 56][注 62]。自分に先駆けて善と騎乗位で結合したがる恋子の目の前で「ご無沙汰だったからね」と称して顔面騎乗を平然と行なうなど、貞操観念は彼女と同じく崩壊しているうえ、事後にも嬉々として善に「祭」の詳細を説明している[話 56]。また、その後日にも性的に開花してきた善の股間をまさぐったうえで精力剤を調合して服用させ、それによって彼が常時興奮状態に置かれた後には自身を見せつけたうえで「お預け」を強制している。
その後、輝奈・美鈴・いとと共に囲炉裏を囲んだ際には、元ナースとしての立場を活かして絵理沙に代わる形で恋子ら医療班を率いており[注 68]、精力剤をいとにも飲ませたうえで善の「性奴隷」としての完成と「祭」の開催に、一同で期待の祝杯を挙げている。また、「祭」の際にはイザナギに貪られる面々の円陣に並んで描かれている。
兵州手亜咲美へすて あさみ
イザナミのもと、「村」の統率者の1人として建設を担当する建設班を率いる女性。眼鏡をかけ、シャギーの入ったショートヘアと、それによって普段は隠されている左頬の「聖痕」が特徴。
第55話で恋子から善に存在を明かされた際には「村」を離れていた[話 56]が、第56話では常時興奮状態に置かれた善のもとへ現れ、儚げに彼のことを哀れみながら抱き締めたうえで「聖痕」にキスさせ、「教祖様」が訪れるまで我慢するよう告げて立ち去る。第57話前編では振魂の池にて身を清めながら、いとに「祭」の果てに「我らの待ち人」が降臨することを告げ、第57話後編ではその当人であるイザナギをいとに紹介して彼への信仰を見せる。第58話では美鈴を貪るイザナギに焚き火の傍で待ち受ける参加者たちを紹介すると、自分も円陣に加わって彼に貪られる1人となり、イザナギの姿に歓喜したうえでもう一度輝奈と共に貪られる。
保世いとほせ いと
イザナミのもと、「村」の統率者の1人として漁業を担当する漁業班を率いる女性。濃色の肌に前髪の左右を伸ばしたショートヘアが特徴。美鈴と同じく男言葉を用いる。また、第57話前編では、かつてとある男性と一晩に2回の肉体関係にあったことを、平然と明かしている。
第55話で恋子から善に存在を明かされた際には亜咲美と同じく「村」を離れていた[話 56]が、第56話では戻っており、輝奈・美鈴・ころんと共に囲炉裏を囲みながら、骨付き肉を齧る一方でころんに飲まされた精力剤の味を酷評したうえ、不在中の絵理沙のことを「小娘」と罵倒する。第57話前編では「祭」の口火を切って精力剤を飲み干すと点火された蝋燭を手にし、善の胸板へ溶けたを垂らしたうえで「聖心祓穢」の口火を切った後、第58話では円陣に加わってイザナギに貪られる1人となり、先に貪られた輝奈や亜咲美に眺められながら後背位で激しく突かれる姿が描かれている。
前述の言動に加えて善への旺盛な性欲を隠さない大胆な言動や、イザナギのことを亜咲美の憧れの女性と思い込んでいたゆえの驚愕から、イザナミの詳細については知らないことや、信仰心については輝奈や亜咲美ほど高くないことが示唆されている。
イザナギ
イザナミの主。第56話で「教祖様」、第57話前編で「我らの待ち人」と亜咲美にそれぞれ称されて存在が明かされた後、第57話後編で振魂の池にて「祭」の参加者たちからの「聖心祓穢」に遭った善の身体に降臨する。それに際し、参加者たちによって水中にうつ伏せで沈められた善の反応が一旦は消失したことから、いとには溺死を心配されるが、その直後に彼女を突き飛ばして立ち上がると、美鈴を押し倒して衣服を引き裂いたうえで彼女の乳首にむしゃぶりつくなど、参加者たちを貪り始める。輝奈に「性の永久機関」と高評されたその性欲は尽きることを知らず、参加者たち全員を彼女たちの膝が立たなくなるまで満足させてなお、さらなる女性たちを貪ろうとして亜咲美を動揺させたうえ、主だった女性たちを伴っての国内行脚への旅立ちすら口にするが、善の身体が限界を迎えて昏倒したため、降臨は一旦終了する。
イザナギの降臨により、善の身体にはそれまで普通に生えていた頭髪が異様に逆立つ、見開いた眼がほぼ白目で表現されるなどの豹変が起こっている。

その他の人々[編集]

難民ホームの面々
難民ホームにて暮らしている人々。たびたび訪れてくれるまひるのことを女児たちは姉のように慕い、小太りの老女や酒飲みの伊藤いとうら大人たちは家族のように受け入れている[話 34]
老女はまひると気さくに会話して「おばさん」と慕われるなど特に優しく見守っており[話 34][話 19]、後述の出奔時にそれまで怜人の妹であることを黙っていた件についても、事情を汲んで受け入れている[話 16]。また、麗亜とは彼女の撫民官当時から親しく、怜人たちがUW日本支部から出奔する際には麗亜の依頼を快諾し、メイティング施設からまひるを連れ出すことを皆で手伝ったほか、出奔してきてまひると合流した怜人たちを夜まで難民ホームに潜伏させている[話 16]
伊藤は親しい男性をMKウイルスによって失ったことから酒浸りとなっており、年上である老女による叱咤にも耳を貸さずグラスを投げつけるほどだった[話 34]が、怜人の世界宣言の際には老女ら他の面々と共に驚愕している[話 19]ほか、その後に彼らが出奔してきた際には直面した怜人の身体を好色そうに撫で回し、老女に叱られている[話 16]
桐原ちなみきりはら ちなみ
Q'sのメンバーの1人である女性声優。2040年時点では高松たち4人に翔太がオナニーを強要される際のネタとして空中投影映像に音声付き動画が映っており、彼にとっては憧れの存在だったことが、回想やモノローグから示唆されている[話 37]。また、2045年現在でも初期メンバーの1人にして最も歌唱力が高く、努力家にして好感度が高いことが翔太との会話で嬉々として盛り上がる春歌の台詞で説明されている[話 40]うえ、同じ芸能界関係者でも恭司のメイティング候補への転身が明白となっているモデルの女性・マヤ・玲奈といった面々とは違い、Q'sの現役として他のメンバーたちと共に活動中であることが示唆されている[話 43]
麗亜の後輩
第32話の冒頭、難民ホームの一室にて同性愛に走ったボーイッシュな女性に強姦されかけていたところを、麗亜にスタンガンで救われた女性[話 27]。本名は不明。麗亜のことを専属担当官への着任前から慕う後輩[67]レズビアンであり、救ってくれた直後の彼女にキスして男性への嫌悪感を覗かせるが、配給に参加する怜人への狙撃を阻止する依頼を受ける[話 27]
配給当日は麗亜を慕う同志たちと共に第15地区を張り込んでおり、狙撃が実行される寸前には単独で狙撃犯のもとへ踏み込み、携帯していた拳銃で射殺する[話 9]。狙撃犯の顔をスキャンするもUWのデータベースには登録されておらず、その旨を麗亜に伝える通信から、間に合えば生け捕りにして首謀者の名前を吐かせる予定だったことが示唆されている[話 9]
麗亜が怜人たちをメイティング施設から出奔させる際には彼女の依頼で貨客船を手配しており、難民ホームにてその完了を伝えている[話 16]
安保あぼう
2040年時点でのアポロン病院の院長。名は不明。初老の禿げ上がった頭頂部や下腹の出た肥満体形、善の目の前でも若妻のころんの身体をまさぐる様子から、当時の輝奈には「エロ院長」と陰口を叩かれている[話 55]。また、善とミキの結婚式の壇上にて祝辞を述べる際には平然と彼らの婚前交渉を挙げて出席者たちを笑わせるなど、遠慮がない[話 54]
善の後任者の佐藤に自分の病院や処方薬の古さを酷評されたため、その当てつけに自宅へ善を呼びつけて取引先の変更を仮定し、焦った彼に頭を下げ続けられたうえで土下座されている[話 55]。また、善にQ'sのライブチケットをVVIP席で手配するよう釘を刺すなど、娘の恋子のことは甘やかしている[話 55]
2045年現在ではアポロン病院にてころんによる管理下のコールドスリープ中であることが、善に「村」を案内するに際して現状を説明する恋子の台詞で明かされている[話 56]。しかし、「村」の一員となって久しい現在の恋子やころんにとっては、まだ一応は家族であるものの実際にはもはやどうでも良い存在として見放されていることが、前述の台詞や善と3Pでのメイティングに励む彼女たちの言動から示唆されている[話 56]
武装集団(仮)
マリア・翠・絵理沙と共に観光客を装いながら香港の繁華街をMKウイルスの情報収集に歩いていた怜人のもとへ現れ、同行を命じた女性たち5人。人民服の下半身をミニスカートにした制服を着用してサイハイブーツを履いており、背中にはアサルトライフル、手にはTASER Pulseとうかがえる形状のスタンガンでそれぞれ武装している。
5人のうち3人は射撃体勢で威圧するが、非常の事態を想定済みだった絵理沙が怜人たちにもあらかじめスタンガンで武装させていたことから、互いに射撃体勢で睨み合う状態となったところ、チャイナドレス姿の少女による妨害に遭う。
チャイナドレス姿の少女
香港の繁華街にて武装集団との睨み合いになった怜人・マリア・翠・絵理沙のもとへ現れた、チャイナドレス姿の少女。本名は不明。シニヨンの髪型や、ノースリーブで裾の切れ上がった短いチャイナドレスが特徴。
怜人たちと武装集団の間へバスを突っ込ませるという妨害を経て路地裏から現れ、怜人たちに自分との逃走を促す。

世界設定[編集]

作中世界における西暦2040年の社会は、科学技術の発展と新エネルギーによってあらゆるものの機械化が進み、人々は労働の義務から解放されるほど、AIに生活基盤のほぼすべてを依存して安定した生活を送っていた[話 1]。また、以前と変わらない町並みや大衆文化こそ一部に残っているものの、日常では食料の生産はおろか自動車の運転すら不要となっており、労働は一部の物好きや使命感に駆られた者のみが人生の充足感を得るために従事するという、形骸化に至っていた[話 1]。それゆえ、教育機関の数も社会を動かすエリートの養成機関として残された一部の高校や大学を除き、大幅に減少していた[話 37]。医療技術については、特効薬がまだ存在しない新種の難病に罹患してもコールドスリープで病状の進行を抑制している間、AIが特効薬を開発して投与するという治療が行なわれていた[話 1]。生殖技術についても、クローニングこそ実用化されていないものの、人工授精は成功して当然と見られるほど高い水準に達していた[話 2]

しかし、発生からまもない新種の感染症細胞硬化症と、それから1年と経たないうちに発生した新種のウイルスMKウイルスによって、状況は一変する。前者はコールドスリープによって特効薬の開発が見込めていた[話 1]ものの、後者は男性のみを3日間で殺害するその脅威に世界人口100億人の人々が翻弄されて社会は大混乱に陥り[話 2][話 57]空気感染による地球規模の感染爆発を経た結果、男性の99.9%が死滅した[話 1]。そのため、女性による国際連盟・UWが世界を統治するようになって久しい[話 2]2045年現在での活動可能な人類の男女比は、細胞硬化症の特効薬によって偶然MKウイルスへの免疫を得た男性5人に対して女性50億人という、極端な比率になっている[話 1]。そういった理由もあって科学力は衰退し始めており、技術者や科学者が半数以下に減ったことで多くの科学技術がロストテクノロジーと化したうえ、MKウイルスの撲滅や自分たちの生存に必要不可欠な技術以外は研究する余裕もないことから、食糧生産システムなどの科学技術の維持が難しくなっている[話 2][注 69]。また、研究施設の増加も難しくなっていることが、汐音が翔太とのメイティングに至った後の花蓮と民生長官の会話で明かされている[話 46]

上記の状況のもと、UW日本支部の職員たちやコールドスリープ中の男性の家族たちが限りある資源を優先的に回されて整備された環境で悠々とした生活を送る一方、一般市民たちは配給制に頼る貧しい環境で難民として淡々とした生活を送るといった、格差社会が世界に浸透している[話 57]。その結果、世界各地ではUWへの不満が高じてさまざまな反抗勢力が結成され、活動している[話 27]。また、日本では男性の事実上絶滅によって芸能人風俗嬢の需要が激減したうえ、一夫一婦制はもとより婚姻制度そのものを撤廃したことが、セックスによる子作り・メイティングを推進する日本支部の方針やメイティングに励む候補たちの態度からうかがえるほか、男湯・女湯の概念すらなくなっている[話 30]。同様の理由による影響は男性専用の公共施設にも現れており、慶門市の駅構内男子トイレなどは荒廃したまま放置されている[話 32]

なお、UWによる統制社会については、難民たちから「男と一緒に戦争も世界からなくなった」と高評される一方、「女の喜びもなくなった」とも酷評されている[話 34]

用語[編集]

コールドスリープ (cold sleep)
現実世界でもスペースワークス・エンタープライジズ英語版社などで研究されている、人工冬眠技術。作中世界では機械化が進むことによって一般市民にまで普及した技術の1つであり、2040年時点で細胞硬化症に罹患したナンバーズがAIによる特効薬の開発時間を稼ぐため、新都心第三病院などの大病院に設置されている無数の配線につながれたカプセルにて、5年間のコールドスリープに入っている[話 1][話 36][話 23][話 54]
MKウイルスが発生した後には特効薬やワクチンの開発時間を稼ぐため、一部の男性たち(美来の台詞によれば100万人から500万人)がコールドスリープに入っているが、低温環境下でもMKウイルスはゆっくりと活動し続けられるため、コールドスリープ以前からの感染者はあと1年足らずで身体を蝕まれて死亡すると予想されている[話 2]
鬼原たちは被験者をコールドスリープから目覚めさせることを「解凍」と呼称している[話 14]が、カプセル内では被験者が液体に浸されているうえ、コールドスリープ中の身体が凍っていないことから、冷凍タイプではなく冬眠タイプであることが示唆されている[話 1][話 2][話 36][話 52][話 54]。また、コールドスリープ以前と同じ容姿の怜人が成長したまひると再会していることから、5年間程度のコールドスリープでは肉体はほとんど老化しないことが示唆されている[話 2]。そのほか、善がイザナミに拉致された際の描写から、カプセル自体にもコールドスリープ中の搬送に対応できる規模の生命維持装置が内蔵されていることが示唆されている[話 52]
なお、語句自体は和製英語であることから、フランス語翻訳版では「sommeil cryogénique」ソメイユクライオジェニック[68]、英語翻訳版では「cryogenic sleep」クライオジェニックスリープ[8]とそれぞれ変更されている。
細胞硬化症さいぼうこうかしょう
2040年時点でナンバーズが罹患したウイルス性の感染症。まだ非常に症例数が少ないことから、当時は医大生である怜人や絵理沙はおろか製薬会社の営業マンである善にも知られていなかった[話 1][話 55]
必ず死に至ることを除いて詳細は不明であるが、体調の悪化や身体の激痛を経て発症するうえ、新都心第三病院などの大病院へ入院する必要があることが、罹患当時の台詞や描写で明かされている[話 1][話 37][話 36][話 23][話 55]。ただし、怜人が絵理沙に対面しながら罹患を告白する、新都心第三病院へ向かう自動車内にてまひると龍が怜人と同席する、まひるがコールドスリープ用カプセルに入る直前の怜人に抱きついて泣きじゃくる[話 1]、柚希が翔太の額に自分の額を密着させて彼の体熱を測る[話 37]、善とミキが結婚式の際に出席者たちの目の前でキスする、輝奈がカプセルに入る直前の善に駆け寄ってキスする[話 54]といった、罹患が確認された後もごく普通に接近する描写が散見されることから、対人感染はしない模様。
第1話時点ですでに製薬会社のAIが特効薬のレシピ開発に取りかかっていたが、それには数年間が必要だったため、コールドスリープに入ったナンバーズはやがて投与された特効薬によって細胞硬化症を克服すると同時に、偶然MKウイルスへの免疫を得ることとなった[話 1]。この事実は恭司が発見されるまで確認されていなかった[話 2]ため、「健康な男性を細胞硬化症に罹患させ、コールドスリープ中に特効薬を投与し、MKウイルスへの免疫保有者を増やす」という方法は、男性がほぼ死滅したうえに科学技術が衰退し始めている2045年現在では取れなくなっている。
MKウイルス(エムケーウイルス / Male Killer Virus)
ナンバーズがコールドスリープに入ってから1年と経たないうちに発生した、新種のウイルス。男性にしか感染しないことから「男殺しウイルス」の通称が付けられた[話 1]が、怜人が入手した論文データでは「男性特異的殺人人工合成ウイルス」と称されており、人間によって作り出されたことが明かされている[話 32]。また、UW世界本部による内偵ではUW日本支部の首脳陣が製造に関わっていたことが明かされている[話 25]が、イザナミによる電波ジャック放送では世界本部が人工衛星を介して散布した可能性が高いことが暴露されている[話 33]。この人工衛星については、某国の工場に大量の残骸が廃棄されていたこと、その一部部品から高濃度のMKウイルスが検出された[注 70]こと、人工衛星の製造会社の取締役には2045年現在における世界本部のトップの1人が名を連ねていたことも暴露されている[話 33]
感染者の全身の細胞を3日間で死滅させ、皮膚が紫色と化した全身の穴から血液を噴き出す惨死に至らしめるという、きわめて重篤な症状や急速な空気感染により、地球全土での感染爆発を3か月間で引き起こした結果、世界人口を半減させている[話 2]。また、マリアによる怜人への説明では、感染者は世界同時多発的に現れたと見なされている[話 30]
なお、現実世界での2016年7月には、ケニアナイロビにてチョウカバマダラの生態を観察したイギリスエクセター大学などの研究者たちにより、カバマダラのメスに感染してオスの卵を孵化させなくする細菌スピロプラズマ英語版の存在が確認されている[69]ほか、同年9月にも日本にてスピロプラズマを研究していた産総研により、スピロプラズマが宿主のショウジョウバエをメスだけにしてしまう生殖操作の構造が解明されている[70]。また、「Male」が厳密には人間の男性に限らず性別のオスを意味することから、英語翻訳版では「Man-Killer Virus」マンキラーウイルスと変更されている[8]
MKウイルスの特効薬やワクチン
UWによる統制下で世界中の最上位AIが開発に総力を挙げている、MKウイルスの特効薬やワクチン。開発開始当初の時期には感染前の男性の精子を用いた人工授精も試みられたが、いずれも成功には至っておらず(人工授精は誕生したのが女児なら生存するのに対し、男児なら数日で死亡する)、2045年現在では半ば絶望的と見られている[話 2]。恭司の精子を用いた人工授精が試みられるも失敗し、セックスによる受胎が成功した後はメイティングに一本化されるが、怜人が目覚めた時点ではまだどの女性も出産に至っていないうえ、胎児免疫を持っているのかすら不明である[話 2]
結晶化が困難ゆえに構造が解析できず、動物研究所での絵理沙は抗ウイルス薬ではなくワクチンを研究しており、弱毒化不活化の前例もない[話 14]。また、加熱処理や化学処理では変性して不活性による開発は難しいうえ、弱毒化は世界中のAIによる総力検証でも手がかりすら掴めていない[話 7]。UWは研究リソースを世界本部に集積させており、日本支部では食糧生産の方に研究リソースが優先されているうえ、物資不足を理由としてGM食品などが望まれている模様[話 27]。一方、朱音の調査によれば、この数年間で有力なウイルス研究者は次々に失踪しているという[話 28]。その後、香港を訪れた際の絵理沙の台詞によれば、中国はMKウイルスの結晶化に成功しているという。
物語開始当初は上記の開発中の旨がUWから発表されていたが、後の絵理沙やイザナミによる調査の結果、真実は異なることが明かされている(詳細は#UWを参照)。また、九份にて絵理沙が明かしたところによれば、ヨーロッパの研究施設に怜人が来てくれれば特効薬を開発できる模様[話 31]
なお、MKウイルスやメイティングについて説明する美来ら専属担当官たちの台詞からは自然獲得受動免疫への期待がうかがえる[話 2][話 23][話 41]が、同記事でも説明されている通り、現実世界での自然獲得受動免疫に恒久的な効果はない。また、作中の表記では特効薬とワクチンを混同している箇所が時折見られるが、本記事では引用部分以外は状況に合わせて読み換えている。
メイティング (mating)
作中世界における、ナンバーズとメイティング候補たちのセックスによる子作りの通称。留学生を装っていた当時のクロエにもUW日本支部の内偵を進める過程で知られ[話 22]、まもなくUW世界本部の首脳陣が知るところとなる[話 33]など広く称され、場合によっては「種付け」や「生殖行為」とも称される[話 3][話 35]。メイティングを開始しない怜人のことを「意気地のない男」と酷評した寧々子は、彼に全裸で迫って失敗した直後の美来に侮蔑の意味で恭司による種付けを提案している[話 3]。また、露骨な意味である前者を美来に説明された怜人は自分を家畜に例えられたと判断し、激怒している[話 3]。さらに、慶門市中央病院にてグループ内の女性たちとの関係について怜人が谷口に詰問された際、麗亜はメイティングを「生殖行為」と言い直して彼の行動を説明している[話 35]
日本支部の場合、第4話で描かれた恭司と玲奈の初めてのメイティングや彼がその後に果たした怜人との初対面に際しての描写に代表されるように、メイティング施設などでの快適な生活環境や専属担当官によるスケジュール管理下で昼夜を問わず行なわれる[話 4]が、女性からナンバーズにキスや誘惑が行なわれることはあってもセックスの強要が行なわれることは基本的にないため、あくまでも双方が合意したうえで性欲や性的快感に身を任せ、発情した状態で性器を結合して絶頂を迎えると同時に、MKウイルスに受胎を阻害されない環境となった女性の膣内にてナンバーズが射精し、卵子に向けて直に精液を注ぎ込む必要があることが示唆されている[話 2]。また、精子や卵子の寿命、排卵期受精との関係からセックスが1人につき1回だけで済むとは限らない[注 71]うえ、1日に1人ずつとのセックスだけでは人類絶滅の回避に最低限必要な人数の確保すら危ういという理由もあり、恭司は玲奈との初めてのセックスを経た後は彼女ら複数人とのグループセックスも日々進んで行なうようになっている[話 14][話 34][話 23][話 13][話 9][話 33]ほか、花蓮は春歌・奈都・晶との個別のセックスを経た翔太のもとへ彼女たち3人を一斉に差し向け、4Pを行なわせている[話 45][話 8]。そういった同意のもとで子作りに励む様子(恭司についてはその成果[話 18][話 20]も)が描かれる一方、世界本部による日本支部への介入以降はクロエに「非人道的」と評されて中止させられていた[話 33]が、花蓮が会談を経てクロエと取引した後は翔太のみ再開が許可されているうえ、自分の候補たちだけでなく恭司の候補たちからも選べるようになっている。
一方、イザナミの場合は「村」へ拉致した善の生活の一切を管理する代わりに彼を「聖奴隷」と称し[話 54]、女性たちは善に自分の両乳首と「聖痕」へのキスを行なわせる「契約」を結んだ後、岬の木のもとへ仰向けに横たわらせて拘束し、「聖なる契り」と称して騎乗位で次々に結合していくなど、彼の意思を尊重せず強行する形で行なわれる[話 10]。また、その際には善による抵抗を防いで一方的かつ潤滑に励むためにも、媚薬の類とうかがえる甘い香りの煙を彼に吸わせている[話 10]ほか、「祭」に際しては精力剤すら服用させている。
なお、男児たちが無事に誕生するようになったとしても、ナンバーズだけの状態では前述の極端な男女比から子孫たちが必ず近親交配に至ってしまうため、それによる短命化や遺伝子疾患[注 72]を回避するには、コールドスリープ中の男性たちの復帰が必須である。この問題はボイスドラマ版で朱音役を演じた声優浅川悠などにも指摘されている[11]が、作中では言及されていない。
メイティング候補たち
ナンバーズの子をセックスによって確実に受胎・出産するため、UW日本支部によって極秘で集められた女性たち。総じて若く健康で受胎に適するとして選りすぐられた美女ばかりであり、専属担当官の端末のほか、待機中のさまざまな場所から選ばれてナンバーズのもとへ連れられ、彼らの要望に応じた状況や性技でメイティングに励む[話 3]。ただし、翔太の候補たちには彼と同年代の春歌たちだけでなく、彼女たちよりはるかに年上の柚希や理子のほか、年下で幼児体形のちふゆも含まれている[話 41]ことから、候補への審査に極端な年齢制限や体格制限はないことがうかがえる。
メイティング施設では大部屋や大浴場から選ばれているが、後者を怜人に初めて見せた際の美来の台詞によれば、選ぶ際に好みの美女がいなかった場合、日本支部は新たな美女を何人でも探すという[話 3]。また、ボイスドラマ版のepisode.2[1/2]では、恭司に玲奈を初めて提案する際の寧々子の台詞に、彼の専属担当官としてどのような希望にも応える旨が追加されている[47]。一方、翔太の候補たちは彼がまだ選んで励まない状態での初対面を迎えたため、当初は慶門市立西高等学校やその寮にて女性たちの方から順番を競って迫る形となっている[話 15]
専属担当官がナンバーズに初めて依頼する際には、それぞれの目の前で全裸か半裸の大勢が「あなたのもの」として紹介されることもあり、期待に満ちた候補たちの存在そのものがナンバーズの播種本能や所有欲を煽り、メイティングをより円滑に進めさせるための役割も担っている[話 1][話 23]。その面々には、生業の場すら失ったことがうかがえる芸能界関係者も含まれるが、候補としての立場は一般市民と変わらず、場合によっては一般市民以下に見られることが、玲奈や汐音の描写からそれぞれ示唆されている[話 34][話 46]。また、メイティング施設外への外出は許可されていないことが、難民地区や難民ホームの面々が世界宣言までは怜人の存在すら知らなかったことから示唆されている[話 19][話 18]うえ、ナンバーズを独占することは候補へ転身する以前の立場や恋愛感情に関係なく禁忌とされていることが、柚希の描写から示唆されている[話 41]。そのほか、ナンバーズを選択する権利やメイティングを拒否する権利が与えられているうえ、メイティングを重ねても受胎しない場合にはナンバーズを乗り換えることも可能であることが、リカやツインテールの少女の描写から示唆されている[話 23][話 9]
光景については、ナンバーズの性的興奮を効率良く煽り、より確実にメイティングを実現させるという目的からも、全裸を除けば日常の交流や奉仕の際に見られる一般的な衣服姿や制服姿だけでなく、ナンバーズの個人的な希望に応じた衣装姿[話 4]や本来の意味を消失した着方での水着姿[話 34][話 49]のほか、日常の下着姿以上に過激なセクシーランジェリー姿[話 23][話 13][話 16]などが散見される。
なお、セックスへの願望には淫欲を満たすという理由だけでなく、ナンバーズの子を受胎すれば家族と共に豊かで安定した生活が保障されるという理由も含まれている[話 3]。それゆえ、怜人への乗り換えを口にしたツインテールの少女のように、受胎を望むあまり異性としての思いの薄さを露呈させる者もいる[話 9]。しかも、実際には日本支部はすでに物資不足の状況下にあることが第32話での首脳陣の会話で明かされているため、メイティングによって保障対象が増加し続ける事態には対応しきれなくなることが示唆されている[話 27]が、そのことについては首脳陣の野心や本性と同じく秘匿されているため、やはり作中では言及されていない。
「村」の女性たち
善の子をセックスによって確実に受胎・出産するため、イザナミのもとへ集った女性たち。善を共有物として見る意識や希望者のみが参加するという形式はメイティング候補たちと同様であるが、こちらはUW日本支部の管理下から外れた自給自足の生活や合議制という環境もあり、卵子を「命の卵」、メイティングを「聖なる契り」とそれぞれ称するなど、カルト色が強い[話 10]。また、メイティングもその一方的さゆえ、子種の搾取に近い内容となっている[話 10]。そういった要素から、第54話後編ではまだ正気を保っていた当時の善にモノローグで「イカれた女たち」と酷評されている[話 31]ほか、第57話前編では「祭」に備えて身を清めた一同が「今宵は肉欲の限りを尽くしましょう」と述べる輝奈に身震いしながら感動する姿が描かれている。
なお、基本的には選りすぐられた美女だけで構成されているメイティング候補たちに対し、こちらは善の意思を尊重しないという方針からも選りすぐられず、平凡な女性が多々参加している[話 10]
ナンバー (No.)
MKウイルスに免疫を持つうえにメイティングの要となる男性たち5人を、UW日本支部が「地球上で最も貴重な資源」や「人類希望の星」などと祭り上げる際の冠称。総称ではナンバーズと呼ばれる[話 20]
日本支部の首脳陣が1番目(第1話以前)にコールドスリープから目覚めさせた男性が「ナンバー1」こと恭司[話 23]であり、外界での活動可能を確認してセックスによるメイティングの成功まで至った[話 2]後、2番目(第1話)に目覚めさせた男性が「ナンバー2」こと怜人[話 1]、3番目(第11話)に目覚めさせた男性が「ナンバー3」こと翔太[話 18]、4番目(第43話)にイザナミによって目覚めさせられた男性が「ナンバー4」こと善[話 52]である。また、ナンバー5については、第47話時点で関東近郊の研究施設にてコールドスリープ中であることが、クロエの台詞で明かされている[話 33]
第46話で絵理沙が善に明かした、彼が目覚めさせられてまもない現在の年月が2045年7月である[話 10]ことに加え、寧々子が恭司のメイティング成果を結実させるまでの経緯や、怜人と翔太がそれぞれ目覚めた後の時間経過から、恭司は同年3月以前、怜人と翔太は同年6月前後にそれぞれ目覚めさせられたことが示唆されている。
情報漏洩の防止や治安上の問題もあり、ナンバーズの存在は首脳陣のほか、メイティング施設の関係者やメイティング候補たちなど、ごく一部にしか知らされていない[話 2]。また、ナンバーズのストレス解消については徹底されており、メイティング施設外への外出を禁じられている代わりに#舞台で後述する自室や快適な生活が提供されているが、第7話で恭司と美女たち3人が4Pでのメイティングに励む姿を首脳陣が監視する光景[話 14]が、第8話で恭司とチューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女が4Pでのメイティングに励む姿を寧々子が監視する光景[話 34]がそれぞれ描かれるなど、前述の理由からもトイレ以外でのプライバシーは無いに等しく、各所の監視カメラや隠しカメラで常時監視されているほか、貴重な存在ゆえに日々健康診断を受けさせられている[話 35]
実際の立場は、メイティング候補たちが子供と安定した生活を得るための種馬にして共有物にも等しいため、彼女たちの大半にとっては「みんなのもの」という認識が強い。それゆえ、怜人のようにメイティングを拒否することや受胎させたい女性を1人だけに絞ることは禁忌とされている[話 14]が、恭司のように励んで多数の成果を挙げている者は、玲奈など侍女として傍に置いた女性を複数回選べるようになっている[話 34][話 13][話 9]。また、恭司とまひるの会食に同席中の怜人を眺めたツインテールの少女が彼への乗り換えを考えるうえ、怜人のことを「誰ともメイティングしてないみたいよ」と伝えるリカの言葉に驚くなど、望むまま誰とでもメイティングに励むのが当然と思われている[話 9]。一方、善の場合は「村」の女性たちに拉致されて排泄すら管理される立場であるうえに意思を尊重されないなど、種馬や共有物というよりは家畜に等しい認識が強くなっており[話 10]、連載時の第46話最終ページの柱コメントでも「女たちの家畜」と称されている。
第1話冒頭で世界全土を巻き込むナンバーズの争奪戦の発生が暗示された[話 1]後、第11話で世界宣言によって怜人の存在は公表されたが、彼は恭司たち4人の存在の口外を鬼原に禁じられたため、4人の存在はまだ知られていない[話 18]。しかし、第26話で寧々子が恭司を難民地区へ案内して新たなメイティング候補の確保に努めた[話 32]ことや、第49話で翔太・花蓮・慶門市立西高等学校の面々がメイティング施設へ避難していたことから、4人の存在は知られつつある。その後、第35話でUW世界本部がクロエに日本支部を内偵させていた[話 21]こと、第36話でイザナミが慶門市への爆破テロに出た[話 25]こと、第43話で善がイザナミに拉致されて目覚めさせられた[話 52]こと、第47話・第48話でイザナミが初めての電波ジャック放送を行なった[話 33][話 26]ことから、日本では4人の存在が善以外の名前こそまだ不明であるものの一般市民に知られるようになったうえ、日本を舞台として争いの始まりが示唆されている。
スマートリング (Smart Ring)
現実世界ではスマートフォンと連携する指輪型の機器であるが、作中世界ではコールドスリープと同様の経緯を経て一般市民にまで普及したブレスレット型の携帯情報端末。手首に装着して起動させることにより、未装着者でも普通に行なえる映像の空中投影だけでなく、さらなる情報の検索を行なえる[話 1][話 34]。また、第44話ではAIと連携する健康管理端末としても用いられていたことが、善のモノローグで語られている[話 55]
第1話では怜人に細胞硬化症への罹患を告白された絵理沙がその情報をスマートリングで検索している[話 1]ほか、第8話では絵理沙のぬいぐるみの内部からまひるがスマートリングを発見し、それに絵理沙が記録していた映像によって怜人はMKウイルスの真実に近づいている[話 34]。第26話では谷口から託された写真立てが「鍵」であることが判明し(その直前、写真立てには麗亜とマリアによる検査が行なわれたが、病原菌を対象としたものだったことから「鍵」であることには気づかれず、送迎車の車内にて返却された怜人はバッグ内のスマートリングが反応して振動したことにより、気づいている)、怜人はデータを受信したスマートリングからMKウイルスの論文を入手することとなった[話 32]。しかし、データの一部が破損していたため、MKウイルスの作成再現には至っていない[話 27]
AI
作中世界の生活基盤を支えている、絶対的な存在。2040年時点で日常生活のほか、前述のコールドスリープやスマートリングに至るまで、さらに上位の存在である超AIについては細胞硬化症などの難病の特効薬に至るまで、テクノロジーを嫌う者を除く全人類のありとあらゆる要素に深く関わっている描写が散見される[話 1][話 30]が、第44話では余裕を持って消費活動を楽しみたい者はAIに依存せず働く必要があることや、日常生活がAIに個々のすべてを管理される家畜のようなものであることが、善のモノローグで語られている[話 55]。また、取引先の安保を怒らせるという重大な不祥事を起こして職場の上層部による処分を待つ現状でも悠然と構えている佐藤の台詞や、その夜に善とのセックスを終えてピロートーク中のミキの台詞から、AIに依存して労働が形骸化したゆえに失職への恐怖も薄れていることが示唆されている[話 55]
2045年現在でも絶対的な存在であることに変わりはないが、第8話や第26話で描かれているように感染爆発当時から論文データが存在する人工ウイルスであるMKウイルスに、世界中の最上位AIが4年以上もの時間を費やしても特効薬を開発できないままナンバーズの目覚めを迎えているなど、最上位AIを制御可能な高位の立場にある何者かが特効薬の開発を阻止しようと思考ロジックに改変を加えたことが示唆される、不自然な揺らぎが見られる[話 34][話 32]
なお、連載時の第1話で絵理沙が怜人に述べる製薬会社のAIなど、連載開始当初はAIとスパコンを混同している箇所が見られるが、単行本第1巻では「AI」に統一されている[単 57]
「メイティング計画」
UW日本支部の首脳陣がUW世界本部に無断で進めている計画。第7話で美女たち3人と4Pでのメイティングに励む恭司を監視する首脳陣の会議中、首藤によって初めて「計画」と呼称された[話 14]。それ以降、「計画」の名称は首脳陣の会議や直属の部下である花蓮との会話でたびたび挙げられていた[話 18]が、計画自体は世界本部による日本支部への介入を経て中止させられる。その直後である第47話では、マムによって「メイティング計画」と呼称されている[話 33]
メイティングを主体としていること以外の全容は不明であるが、人類の救済よりも首脳陣の私利私欲を優先していることや、花蓮以外の者たちには真相を明かさず人類の救済や生活の保障を強調した崇高な内容を吹聴していることが、首脳陣や花蓮、そしてメイティングに励む面々の台詞から示唆されている。
世界宣言
怜人が技術長官による監禁から救出された後、鬼原の要請に応じて世界同時放送の場に出て行なった演説。メイティング施設外への外出許可とMKウイルスの研究施設の使用許可を条件として応じた怜人は、全世界の女性たちへMKウイルスの特効薬を開発することを表明すると共に、希望を捨てないよう呼びかけた[話 19][話 18]
事前に隔離された慶門市立西高等学校の面々を除く全世界の女性たちが目にしており、怜人は女性たちの希望かつUW日本支部への羨望の象徴となった[話 18]が、クロエの台詞によれば怜人の存在が明かるみに出たことにより、世界各地ではUWの統治に反対するテロが加速しているという[話 25]
成長促進器
被験者の肉体を短時間で成長させる機器。縦型のカプセル内に被験者が立ち、満たされた培養液に浸かりながら眠りに就いた後、被験者の肉体は急成長を遂げる。第30話でUW日本支部の付近に存在することがちふゆの台詞によって示唆され[話 8]、第49話で明示された[話 24]
翔太と結託した花蓮は上京した後、ひそかに彼の肉体をこの機器によって急成長させ、怜人と同年齢程度の「ネオ翔太サマ」を完成させる[話 24]。当初、翔太は若くいられる時間が短くなることを懸念していたが、花蓮の台詞によればアンチエイジング技術の発達により、全盛期の若さを30年は保てるという[話 24]。また、処置中の被験者への治療も可能であることから、翔太は網膜を手術されて眼鏡が不要となっている[話 24]
なお、前述のちふゆによる言及に加え、第51話では春歌・奈都・晶が急成長後の翔太に平然と奉仕し、そのまま4Pでのメイティングに励んでいることから、コールドスリープやスマートリングと同じく一般市民にまで普及した機器であることが示唆されている[話 8][話 16]
アングラネット
AIなど2040年以降の最新の科学技術に依存しない、旧式のコンピュータネットワーク。第15地区に隠れ家を構えた朱音とマリアが遮断されている外部ネットワークへアクセスする際[話 28][話 9]や、恭司が台湾へ向かう怜人たちと通信する際[話 17]にそれぞれ用いられる。その特性により、UWによる監視から逃れての検索や通信が可能となっているが、行なう際にはデスクトップPCタブレットを用いる必要がある[話 9][話 17]
聖痕
イザナミがメンバーの身体に刻む焼き印。第48話時点での例を挙げると、絵理沙や輝奈が胸元、短髪の女子生徒が左腕に刻んでいるほか、電波ジャック放送では右腕に刻んでいる女性たちも描かれている[話 26]など、一目でわかる場所か簡単に露出できる場所であれば、身体のどこに刻んでも構わない模様。
「単為生殖計画」(仮)
イザナミが初めての電波ジャック放送を行なった際、暴露したUW世界本部の計画。絵理沙の台詞によれば、完全に女性だけの世界を作るため、女性の遺伝子だけで単為生殖を経て出産する計画だという[話 33][話 26]
なお、現実世界での2018年10月12日には、中国科学院の研究チームが同性マウスに単為生殖で子供を誕生させる実験に成功したことを発表しているが、メス同士から誕生した子供が健康で無事に出産したのに対し、オス同士から誕生した子供は誕生から数日で死亡している[71]
「祭」
恋子がころんと共に善を3Pでのメイティングに励ませた後、近々開催することをころんが嬉々として彼に説明した「村」の行事。それまでのまだかろうじてメイティングと呼べる個人単位のセックスではなく、善を単に性欲の捌け口として扱う全員規模での乱交に相当することが、第55話の最終ページにおけるころんの台詞「この村の女全員であなたの身体を貪るのよ」[話 56]や連載時の同ページの柱コメント「欲望の極地…来る」から、示唆されている。
必要性については、善の順番が回ってくることを待てば良いのではとの旨を挙げて疑ういとに対し、輝奈がイザナミの団結のためにも必要な儀式である旨を説明している。
開催当日、昼に振魂の池にて身を清めた参加者たちは輝奈の演説に感動して期待を高め、夜に広場にて彼女の掲げた媚薬の煙を吸い込んだ後、ころんの振る舞う精力剤を飲み干したうえで全裸となり、磔状態の善の身体を次々と木の枝で叩いたうえで水中へ沈める「聖心祓穢」せいしんばつわいを行ない、イザナギを降臨させる。その後、広場へ戻った参加者たちは焚き火を中心として円陣を組むように横たわると、イザナギに次々と結合されては貪り合う形式での乱交を堪能していく。
精力剤
「祭」に備え、恋子やころんが善にたびたび服用させている精力剤。輝奈がコールドスリープ中の男性たちの復帰後に必要となる旨を台湾へ向かう前の絵理沙に述べ、それを彼女が渋々受け入れてレシピを作成しておいたことが、輝奈・美鈴・いとと共に囲炉裏を囲むころんの台詞で明かされている。
ころんが乾燥させたサソリ朝鮮人参ハブ酒を注ぎ、彼女曰く「とってもステキな飲み物」と称したうえでさらに「不思議なお薬」と称した錠剤を加えていることから、絵理沙がレシピを作成したのは錠剤だけであることが示唆されており、善の目の前でサソリを磨り潰す光景は恋子に眉をひそめられているうえ、味もいとに酷評されているが、ころんは「良薬口に苦し」と意に介していない。
効果は絶大であり、服用させられた善の身体は常時興奮状態に置かれている。また、「祭」の参加者たちも事前には改めて服用しており、美鈴がイザナギに押し倒されて乳首を強く吸われただけで絶頂を迎えるほか、彼女ら全員が一夜のうちにイザナギとの乱交を膝が立たなくなるまで重ねるなど、やはり絶大な効果が描かれている。

勢力[編集]

UW(ユーダブリュー / United Women)
女性による国際連盟。MKウイルスの脅威によってほとんどの国家が無政府状態に陥った際、事態を重く見た世界各国政府が全世界の統治権を委譲したことによって誕生した、新たな組織である[話 2]。現実世界にかつて実在した国際連盟とは無関係であるが、シンボルは現実世界における国際連合のそれに雌記号を重ねたものとなっている[話 25]
臨時政府を設立しており、軍も保有している[話 2]。臨時政府は生き残って理性を保つ民間の女性たちを統制し、軍は親しい男性を失った絶望から暴徒と化した女性たちを鎮圧する[話 2]。その規模については、怜人の世界宣言を見届けた後の民生長官の台詞から、戦争も可能であることが示唆されている[話 18]。また、クロエと彼女の部下たち2人が慶門市中央区第三病院跡の地下施設へ突入した際、怜人からアメリカ陸軍と思われたうえにクロエがAK-47とうかがえる形状の自動小銃を携帯していたことから、制服こそ同軍に準拠しているものの銃器は一部異なり、旧ソ連系列の製品も採用していることが示唆されている[話 21]。そのほか、軍人でなくても護衛以上の地位にある者は鎮圧用の低威力拳銃やスタンガン[注 73]を携帯しているうえ、さらにそれ以上の地位にある者は殺傷力を持つ実弾入りの高威力拳銃[注 74]を携帯している。
深刻な経緯を経て絶対的な権力を持つことに加え、多々存在する難民たちにとっては資源を独占する独裁者であることから、非協力的な国家や反抗的な勢力が存在する[話 27]。また、世界本部と日本支部の軋轢や後者の人間関係からもわかるように一枚岩ではないうえ、いずれもMKウイルスの特効薬やワクチンの研究を実際には行なっておらず、真相に迫った研究者たちは人体実験の被験者にされていたことが示唆されている[話 9][話 21]。そのほか、技術長官の研究助手たち4人や翔太のメイティング候補たちの描写から、実際には受胎を確実化する技術[話 19]胎児の性別を固定する技術[話 17]すら有していることが示唆されている。
UW日本支部
日本政府に代わって日本を統治しているUWの日本支部。地方から「中央」とも称される豊かな町にそびえ建つ高層ビル群の1棟に「UW」のロゴを掲げて拠点を置いており[話 57]、その内部では鬼原たち首脳陣5人が世界本部に極秘で「メイティング計画」を進めている[話 14]。一般市民の統制については世界本部と同様であるものの、ナンバーズの存在を把握した後は一般市民の国際通信を厳しく制限し、日本を事実上の鎖国状態に置いたことが、翔太に2045年の現状を説明する花蓮の台詞で明かされている[話 39]。それらに加え、メイティングの推進[話 14]や翠のボディーガードへの起用[話 19]、ちふゆの飛び級[話 38]から、日本の法制度を改革するほどの権力も有していることが示唆されている[注 75]。そういった理由から難民はおろか一般市民にも日本支部への不信感を強く持つ者が少なからず存在しており、谷口の不信感の強さを麗亜が怜人に明かす際には、「昔の政府が強引だったんでしょうね」と無自覚のうちに日本支部のことを棚に上げる姿が描かれている[話 30]
首脳陣は棟内に会議室とは別に各自の個室を持っており、メイティング成果の検証など重要な内容以外の連絡や会議は、各個室から空中投影映像などの通信を介して行なっている[話 14]。怜人がメイティング施設外への外出許可とMKウイルスの研究施設の使用許可を得ようと訪れた際には、美来・朱音・翠が待合室にて待機させられたうえに怜人は技術長官室を経て別室へ監禁され[話 57]、技術長官の研究助手たち4人に襲われかけることとなった[話 19]
怜人が慶門市中央区第三病院跡の地下施設へたどり着いた[話 21]時期と平行し、クロエによる内偵や首藤によるポープへの内通を経て世界本部による介入(実質的には粛清)を受けたことで組織としては一時瓦解したうえ、その混乱に乗じる形で慶門市への爆破テロに出たイザナミには善を新都心第三病院から拉致されている[話 25]
一時瓦解後は世界本部によって管理されており、首脳陣が通常の会議に用いていた一室なども、彼女たちの席が撤去された後にクロエの席が設置されていることが確認できる[話 33][話 26]。また、鬼原が怜人に世界宣言を依頼する際に用いていた国務長官室も、彼女の更迭後はクロエが花蓮や翔太との会談に用いている[話 29]。それに加え、花蓮が民生長官となった後には、翔太のメイティング用の寝室も用意されている。
なお、日本支部の周辺の光景や国務長官室の窓から見下ろす光景の一部には、連載時における現実世界の東京都庁舎とうかがえるビルが描かれている[話 19]
UW世界本部
UWの頂点に立つ部署。北アメリカ大陸に存在していることや、世界中からMKウイルスの研究関係者を集積させて特効薬の開発を目指していることが、怜人の質問に答えるマリアの台詞で明かされている[話 27]。また、情報統制については日本支部以上に厳しいことが、第15地区の隠れ家からアングラネットへのアクセスを行なう際のマリアの台詞で明かされている[話 9]ほか、その後のイザナミによる電波ジャック放送の際にも自国への放送は防ぎきったうえ、職員たちや支配地域の女性たちの思想洗浄を完了済みであることが、クロエとマムの通信で明かされている[話 26]
平和維持活動局 (Department of Peacekeeping Operations) 局長でもあるクロエが留学生を装って慶門市に滞在し[話 25]、日々を経て容姿や名前を明かさないままポープを渡日させている[話 21]ことから、日本支部への内偵は滞在以前に開始していたことが示唆されている。また、ナンバーズの存在には恭司のメイティングが軌道に乗った時点で薄々気づき始めており[話 14]、クロエによる内偵を経て確信に至った後には日本支部への介入に出ている[話 21]ほか、怜人・マリア・朱音・翠と共に慶門市中央区第三病院跡を脱出したクロエのもとへ入った通信の内容から、慶門市立西高等学校の件についても把握していた[話 25]ことが示唆されている。
イザナミが暴露したところによれば、「単為生殖計画」を進めているという[話 26]
なお、日本支部への介入が描かれる第35話の公開当時、本作の公式サイトでは男性読者からの貴重なサンプルを提供して欲しいとの体裁で「UW本部の男心研究アンケート」が実施された[72][73]
イザナミ
世界宣言を受けてUWの統治に反対し、世界各地に存在することがうかがえるさまざまな反抗勢力のうち、日本にて蜂起した集団[話 33]
大半の者がフードを被って目元を隠した衣装を着込んでおり、第43話で新都心第三病院から拉致したコールドスリープ中の善を「我らの聖なる下僕しもべ」と称して目覚めさせ[話 52]、第45話で拘束下にある彼に輝奈が「聖痕」を刻み、「聖奴隷せいどれい」となることを命じる誓いの儀式を行なう[話 54]などカルト色が強いうえ、儀式以前に位置する第36話でUW日本支部による警備を回避して慶門市立西高等学校の校舎を爆破する[話 25]、善を拉致した後の第47話で初めての電波ジャック放送を行なう[話 33]など、それ相応に高い技術や機器を保有している。また、怜人の世界宣言直後に位置する第14話で短髪の女子生徒が同校の教室に待機している[話 39]うえ、その後も授業中の姿が散見されるも実際には絵理沙への内通者として潜伏中だったことが爆破以前に位置する第41話で明かされている[話 50]。さらに、女子生徒たちのデータを把握している花蓮がこの時点では短髪の女子生徒の正体に気づいていない[話 50]など、イザナミがナンバーズや同校の存在を世界宣言以前から把握していたうえ、花蓮に同校が用意される以前から翔太に着目して短髪の女子生徒を潜伏させていたことが示唆されている。それらに加え、同話では絵理沙がUW世界本部による日本支部への使者派遣を短髪の女子生徒に通信で告げる[話 50]など、世界本部の活動も把握していたことが示唆されている。
初めての電波ジャック放送では善を披露し、UWにナンバーズやコールドスリープ中の男性たちの引き渡しを要求したうえ、全世界の女性たちへ身近なコールドスリープ中の男性たちの保護やUWによる独裁下からの蜂起を呼びかけるが、アメリカやその属国にいる女性たちには世界本部の高度な情報統制によって遮断され、届かなかった模様[話 26]
短髪の女子生徒や絵理沙の台詞によれば、日本だけで活動するのはリスクがあるので、拠点は「村」の存在する新潟県だけではなく複数の場所に構えており、台湾もその1つであるという[話 17][話 31]。また、UWによる支配への抵抗という目的では一致しているものの、これからの世界のあり方については一枚岩ではなく、絵理沙や短髪の女子生徒らの派閥と輝奈らの派閥に分かれているという[話 31]
男性復帰派(仮)
イザナミのうち、MKウイルスの特効薬を開発してコールドスリープ中の男性たちの復帰を目指す派閥。絵理沙や短髪の女子生徒らによって構成されている[話 31]
ナンバーズを隷属させることは考えておらずカルト色も持ち合わせていないことから、初めての電波ジャック放送で団名を発表する直前に絵理沙は「テロリストではありません」と前置きしたうえで「UWの支配から世界を解き放つ集団」と説明している[話 33]。また、イザナギ派に拉致された善については2045年の現状を説明して謝罪したうえ、儀式についても悲壮な表情で傍観に徹しており[話 10]、「祭」には怜人との合流と重なったこともあって同席すらしていない。そういった理由からも、翔太については確保の失敗を経て一時保留する[話 52]一方、怜人については麗亜を介してUW日本支部から出奔させたうえで九份にて合流し、香港の反UW勢力との協力を考えて行動に移している[話 31]
イザナギ派(仮)
イザナミのうち、ナンバーズを隷属させて原始的な社会の構築を目論む派閥。輝奈らによって構成されている[話 31]
拉致中の善にメイティングを強行した[話 10]うえ、精力剤の服用を強行することによって常時興奮状態に置き、理性を失わせて従属させるなどの過激な行動が散見される。さらには、イザナギを善の身体に降臨させて信仰するカルト色を持ち合わせているうえ、それらが外部からのさらなる参加者たちを増加させる理由となっており、電波ジャック放送以降は実質的にイザナミの中核として位置づけられている。
イザナギとイザナミが交わることで新たな国が生まれるという行動原理や、イザナギだけが全世界の女性たちを満足させられるという崇拝は日本神話の「国産み」に基づくことが、第58話のサブタイトルや、同話で「祭」の参加者たちを貪るイザナギの姿に歓喜する輝奈と亜咲美の会話から示唆されている。
香港の反UW勢力(仮)
九份にて絵理沙と再会した怜人に、短髪の女子生徒が存在を明かした反UW勢力。香港に拠点を構えており、イザナミと同じくUWによる支配に反対しているうえ、マリアの台詞によれば中国圏は以前からアメリカ中心のUWにあまり協力的でなかったこともあり、短髪の女子生徒はナンバーズの奪還作戦について現地の実力者と話し合いたいという[話 31]

舞台[編集]

新都心第三病院しんとしんだいさんびょういん
2040年時点で恭司・怜人・善が訪れた、東京都に存在する大病院。コールドスリープが必要と診断された患者たちは、合併症を起こしていないかなど担当医の診察を受けた後、パンツ姿となってコールドスリープ用カプセルに入る[話 1]
第1話ではロビーにて怜人が高木の診察を待っている最中、怜人の彼方に彼と同じ病衣姿で通信を楽しむ恭司の姿が確認できるほか、その後は怜人がペンダントを絵理沙に託してカプセルに入り、目覚めた際には迎えに訪れていた美来との初対面を経て女医の診察を受けている[話 1]。第45話では診察を経てトイレを済ませた善が自分と同様の怜人と彼の見送りに訪れていた絵理沙や龍の姿を見かけた後、単独で自分の見送りに訪れていた輝奈にキスされたうえでミキに見送られながらカプセルに入るが、目覚める直前にはイザナミによってカプセルごと拉致されている[話 54]
メイティング施設
新都心第三病院でのコールドスリープから目覚めた怜人が、送迎車によって収容された施設。ナンバーズの存在を隠蔽してメイティングを進めさせるため、UW日本支部による管理下(実際には監視下)で外界から隔離されている[話 2]。また、第3話で怜人に大浴場を説明する美来の台詞から、施設そのものは2044年以前に設立されたことが示唆されている[話 3]
全形が不明なその内部は、メイティングやそれに伴う日常生活、勤務中の関係者たちにそれぞれ必要な環境のほか、マジックミラー越しに内部を見渡せる大部屋や大浴場など、メイティングの準備にも必要な環境がそれぞれ長い廊下を介して存在し、整備されている[話 1][話 2][話 3][話 23]。また、大食堂ではさまざまなジャンルの料理人による手料理が用意されるが、これはコールドスリープから目覚めてまもない当時の恭司が「人間が作った料理の方が食欲が沸く」と意見したことによる[話 4]。そういった快適な生活を送れる一方、日本支部の首脳陣や専属担当官によるナンバーズへの監視も行なわれている[話 14][話 34]が、第32話では入浴を終える直前の怜人のもとへ全裸で現れた朱音とマリアが彼を浴室内へ押し戻してシャワーを用いながら怜人への暗殺計画を伝えている[話 27]ほか、第52話ではヘッドボードが楕円形の寝室にて恭司が怜人とアングラネット経由の通信を行なっている[話 17]ことから、すべての室内に隠しカメラが完備されているとは限らない模様。
施設を囲む敷地は第7話で怜人と美来が会話しながら散策できるほど広い中庭を有しており[話 14]、第32話で怜人がまひるのメイティング拒否を伝えに恭司と面会する直前には彼らの収容棟と往来できるとうかがえる別棟も描かれている[話 27]ほか、「火野恭司の華麗なる一日」ではテニスコートなどもそれぞれ中庭を介して存在することが確認できる[話 23]
大部屋や大浴場、各個室などの階下である1階には正門のほか、広大な駐車場が存在する[話 29]
ナンバーズの家族についても彼らとは別の部屋に収容されており、そのうちコールドスリープ中の男性は別棟にカプセルごと収容されている模様[話 2][話 27]。メイティングを拒否する怜人を説得させようという日本支部の思惑を知らず彼との再会を果たしたまひるは当初、たびたび抜け出しては難民地区や難民ホームへ出入りしていたが、美来にその行為を黙認される一方でナンバーズの存在は極秘事項として口外しないよう、厳命されていた[話 34]
以上の要素や第11話時点での恭司のメイティング成果[話 18]に加え、UW世界本部による日本支部への介入を経た第52話で彼にメイティング候補たちの生活について説明するクロエの台詞[話 17]から、施設の全体規模は資源的にも人材的にもまだ余裕を持つ巨大なものであることが示唆されている。
怜人の世界宣言後は施設内に彼のメイティング候補たちが増えたうえ、正門に一目会いたがるだけの一般市民たちが詰めかけるなど、施設の存在は公然の秘密に等しくなったが、守衛たちは怜人の所在について尋ねる一般市民たちに「ここにはいない」と対応している[話 7]
世界本部による管理下に置かれた後は恭司のメイティング候補たちが彼との接触すら禁じられている[話 17]一方、慶門市立西高等学校の関係者たちが合流した後は花蓮とクロエの取引[話 29]により、翔太のメイティング候補たちが彼とのメイティングに再び励んでいる[話 16][話 17]。また、ちふゆはマリアと再会している[話 24]
大浴場
メイティング候補たちが利用する大浴場。第3話の美来の台詞によれば、メイティング施設が設立された当初はまだ設置されておらず、2045年になってから特別に設置されたことが明かされている[話 3]。入浴中の候補たちをマジックミラー越しにナンバーズに選ばせるという用途も兼ねた内部はとても広く、ローマ風呂調の装飾が施されており、同話では確認できるだけでも怜人の候補たちが12人以上[話 3]、第53話では玲奈・リカ・ツインテールの少女ら恭司の候補たちが10人以上[話 11]、それぞれ美貌に磨きをかけている。また、候補たちは専属担当官による指示でグループ別に入浴していることが、番外編1での寧々子の台詞[話 12]や第53話での翔太と花蓮の会話[話 11]から示唆されている。
第3話では美来が怜人を案内して披露し、彼を驚愕させる[話 3]。番外編1では美来・翠・まひるを連れて訪れた朱音が怜人への誘惑ポーズを皆に厳しく指導し、彼の候補たちを唖然とさせている光景を寧々子に見られ、呆れられる[話 12]。UW世界本部による日本支部への介入でメイティングが中止させられた後、第53話では花蓮が翔太を案内して恭司の候補たちを披露し、翔太に選ばせる[話 11]
中庭
施設を囲む敷地にて整備されている中庭。さまざまな木々が施設や通路の脇に植林されているほか、休憩用のベンチも設置されている。また、彼方には豊かな町の高層ビル群を臨めることが、第59話での背景描写から確認できる。
第7話では休憩中の美来がベンチに座ってメロンパンを食べていたところ、トイレにて朱音による誘惑から逃げ出してきた怜人が出くわしたことから2人での散策が始まり、美来は動物研究所でのクマの脱走を改めて謝罪する[話 14]。第32話では寧々子に懇願された怜人が恭司とのメイティングを拒否するまひるの意思を伝えに訪れるが、諦めきれない彼に拝み倒されて仕方なく会食の依頼に応じる[話 27]。第59話では玲奈がベンチに座って恭司への思いを募らせていたところ、民生長官となった花蓮に話しかけられる。
駐車場
送迎車などの各種車両を停車させておく駐車場。1階部分に存在することが、第50話での背景描写から確認できる[話 29]
柱や配管が散見されるその一角に停車されていた軍用とうかがえる形状の送迎車へ、怜人と美来は彼を空港へ連行しようと目論むポープや彼女の部下たちによって連れ込まれそうになるが、それに先駆けて拘束されるもマリアと麗亜[注 8]によって救出されていた朱音や翠と合流し、麗亜による案内で送迎車を奪って難民ホームへ急行することとなる[話 29][注 76]
ナンバーズの各自室
ナンバーズに与えられた自室。内寸や内装はそれぞれ異なるが、複数人とのメイティング用を兼ねるダブルベッドを備えた複数の寝室のほか、同じく複数人との混浴やその場でのメイティングが可能な規模の浴室を内包した広い個室がそれぞれ提供されており、2階以上の階層に位置することが示唆されている[話 7][話 23]
なお、第49話で翔太と共に怜人の自室にて彼の帰室を待っていた花蓮に驚いて尋ねるマリアの台詞によれば、専属担当官の勝手な入室は規則違反とされている模様[話 24]
怜人の自室
本棚やテレビなど生活に必要な機器以外に特に豪華なものは設置されておらず、恭司の自室のような寝室とリビングが独立した配置ではないうえ、それらを兼用する大部屋が洗面所・トイレ・浴室と直結している模様[話 2][話 3][話 4][話 5]。怜人がメイティングを拒否しているため、候補たちが招かれることはないうえ、美来や朱音が彼に迫った際にはいずれもキス止まりに終わっており、美来に命じられた朱音や翠との同衾[話 5][話 7]以外で用いられるのは、MKウイルスの特効薬の研究のみとなっている[話 34][話 7]
ベッドの傍の窓からは敷地外に存在する難民地区の破損したままの町並みが見えている[話 2]うえ、リビングの窓からは一般市民たちの詰めかける正門を見下ろせる[話 7]が、怜人がUW日本支部からの出奔について朱音たちと話し合おうと訪れた際には、先に入室して彼らを待っていた翔太と花蓮越しに破損していない遠方の町並みが見えている[話 26]
浴室
浴槽以外は洗い場の上方の固定式シャワーヘッドだけという、簡素な内装のユニットバスになっている[話 4]。第4話でシャワー中の怜人が乱入してきた朱音に酒を飲まされての愛撫の果てに昏倒するという、初対面にしてメイティング未遂の場となった[話 4]後、第32話では怜人への暗殺計画を察した朱音がそのことや麗亜への不審を伝えようと、マリアと共にメイティングへの誘惑を装った全裸での乱入を行なう際に用いられている[話 27]。その後、第47話では朱音が怜人に鬼原や亡弟のことを涙ながらに明かす際に用いられている[話 33]ほか、第49話では怜人から出奔を提案された美来が全裸となり、今ここで自分とのメイティングを行なうよう懇願する際に用いられている[話 24]
恭司の自室
酒瓶が多々並べられた壁の戸棚、映画鑑賞用の大型テレビ・マッサージ台・ソファー、天井を飾るシャンデリアや室内の各所に設置された広葉の観葉植物の鉢など、恭司の要望に応じた豪華な内装が施されている[話 4]。寝室の1つやリビングには複数のテーブルを囲む会食すら可能なほど広いバルコニーが面していることが、「火野恭司の華麗なる一日」や本編第34話でそれぞれ確認できる[話 23][話 9]ほか、部屋によっては壁や床の装飾の一部に市松模様がアクセントとして取り入れられている[話 4][話 13]
メイティングに積極的な恭司の要望に応じ、寧々子のスケジュール管理下で候補たちが次々に案内されては複数の寝室が用いられているほか、寝室まで待てない場合は浴室やリビングも用いられている。
ヘッドボードが楕円形の寝室
本編第4話で玲奈と初めてのメイティングに励む際に用いられているうえ、設置されている観葉植物の鉢は単行本第1巻で加筆された部分における彼女との背面側位での結合部を、読者から見えないように隠す背景となっている[話 4][単 58]。「火野恭司の華麗なる一日」では玲奈やウェーブヘアの侍女と励んだ前夜の3Pでのメイティングを経ての同衾から9時に目覚める際、11時の「趣味の時間」に美女たち2人と3Pでのメイティングに励む際、13時半の「昼寝の時間」にリカとの過去を思い出す際、そして22時にリカやツインテールの少女と3Pでのメイティングに励む際、それぞれ用いられている[話 23]。その後、第52話ではメイティングの中止や自室での待機に憤る恭司が寧々子や玲奈に見守られながら怜人と秘密回線で通信した後、入室してきたクロエに玲奈との接触を改めて禁じられたことに反発し、腹の目立ち始めた女性たちへ思いを馳せる際に用いられている[話 17]
なお、こちらの寝室は本編第4話や「火野恭司の華麗なる一日」、第52話での背景描写から、ダブルベッドに仰向けで横たわった場合の左側がバルコニー、上側と右側が壁、下側が廊下に通じた自動ドアにそれぞれ面していることが確認できる[話 4][話 23][話 17]
ヘッドボードが四角形の寝室
第7話で美女たち3人と4Pでのメイティングに励む際に用いられた[話 14]後、第34話で鎖付き首輪を着けた玲奈・ボールギャグを着けたショートウェーブヘアの女性・目隠しを着けたロングヘアの女性とソフトSM調の4Pでのメイティングに励む際に用いられている[話 9]
なお、こちらの寝室は第7話や第34話での背景描写から、ダブルベッドの四方の壁がすべて遮光カーテン付きのガラス張りとなっていることが確認できるが、いずれの話でも恭司と候補たちは遮光カーテンを閉めないままメイティングに励んでいる[話 14][話 9]
浴室
本編第8話で、チューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女と4Pでのメイティングに励む際に用いられている[話 34]。壁の1つにはテレビ、その手前には花弁の浮かぶ猫足浴槽がそれぞれ設置されているほか、パーティションで仕切られた洗い場には壁に複数枚の鏡、床に入浴用椅子、四隅に観葉植物の鉢がそれぞれ設置されており[話 34]、単行本第2巻で加筆された部分はこの鉢に玲奈たち3人の嬌声が被る光景で締め括られている[単 59]。その後、「火野恭司の華麗なる一日」ではテニスコートでの運動を終えたツインテールの少女との混浴に用いられている[話 23]ほか、本編第34話ではヘッドボードが四角形の寝室にて鎖付き首輪を着けた玲奈・ボールギャグを着けたショートウェーブヘアの女性・目隠しを着けたロングヘアの女性とソフトSM調の4Pでのメイティングを終えた恭司が、この鉢の傍らにてシャワー中に背後から抱きついてきた玲奈を改めて抱き締めている[話 9]
なお、恭司へのボディ洗いから彼との4Pに至るまでの玲奈たち3人の台詞や、ツインテールの少女との混浴中における恭司のモノローグから、玲奈たち3人の時点ではスケジュールの前倒しや浴室でのメイティングはおろか、グループセックスで励むことすら候補たちにとってはまだ予定外という認識だったうえ、本来はメイティングをより確実なものとするためにも浴室では愛撫や前戯だけに留めておき、欲情が高まったところで寝室へ移動して1人ずつ存分に励む(あるいは夜の就寝前まで欲情をさらに高め、やはり1人ずつ存分に励む)というスケジュールだったことが示唆されている[話 34]
リビング
本編第4話で侍女たち2人によるマッサージを受けながら『セイフクの涙』を鑑賞している最中、寧々子から玲奈とのメイティングを初めて提案される際に用いられている[話 4]ほか、「火野恭司の華麗なる一日」では玲奈による21時のストレッチ・マッサージを受けながら寧々子から今夜のリカやツインテールの少女とのメイティングについて尋ねられる際に用いられている[話 23]。また、その後日の本編第25話では玲奈・リカ・ツインテールの少女による奉仕を受けながら空中投影映像を観賞した後、彼女たち3人と4Pでのメイティングに励む際に用いられている[話 13]。ソファーは恭司がツインテールの少女とリカを左右に侍らせてなおクッションを何個も置けるほど横幅が広いが、絶頂を迎えた後にはリカがさらに求めようとして傍のミニテーブルに足をぶつけていることから、ベッドの代用としての奥行きは不足している模様[話 13]
なお、「火野恭司の華麗なる一日」では寧々子・リカ・ツインテールの少女と夕食を摂る際にもテーブルを囲む一同の手前にソファーが描かれているが、前述のものとは別であることが位置や形状から確認できる[話 23]
翔太の自室
当初は花蓮の方針からメイティング施設では提供されず、慶門市立西高等学校の男子寮の一室が提供されていた(詳細は#翔太の自室(男子寮)を参照)が、彼女が会談を経てクロエと取引した後には、メイティング施設に改めて翔太の自室が提供されている。内装には特に凝った様子が見受けられないうえ、第51話で事後の翔太が着替えて廊下へ出ていく際には、自動ドアの彼方に春歌が尻を隠さず横たわったままのベッドが描かれていることから、怜人の自室と同様の大部屋であることがうかがえる[話 16]
第51話では怜人たちの出奔と同時間帯、春歌・奈都・晶と4Pでのメイティングに励む際に用いられている[話 16]
奥の部屋
一方的なメイティングを目論む翔太や花蓮により、彼らとの会食の料理に盛られていた睡眠薬で昏倒した玲奈が運び込まれた一室。ダブルベッドのほか、ベッドサイドランプやソファー、クローゼットなどが配置されている。そういった内装に加え、廊下にて花蓮に頭を下げている寧々子のもとへ現れた翔太の台詞から、彼の自室とは別の一室であることがうかがえる。
玲奈は会食の際に着用していた軽装のままベッドに仰向けで横たえられており、翔太に覆い被さられて太腿をまさぐられても目覚めず額にキスされそうになるが、そこで彼が柚希による額への「痛くなくなるおまじない」を思い出して立ち去ったことや、事態を察して駆けつけた寧々子が花蓮に抗議したうえで断腸の思いで頭を下げたことから、事なきを得る。
翔太が花蓮に押し込まれた部屋
奥の部屋での件を経て寧々子を見送った翔太が、「(翔太のことを)大好きになっちゃった人がいる」という花蓮に案内された一室。室内にはダブルベッドと椅子だけが配置されており、内装やベッドの簡素な形状から、奥の部屋とはまた別の一室であることがうかがえる。
室内待機を経て自動ドアの前にて赤面しながら翔太を出迎えたエリカは、花蓮に薬物中毒から脱したことを明かされたうえで翔太と共に室内へ押し込まれ、立ち去っていく花蓮の後を追おうとする彼を引き止め、初めてのメイティングに励む。
美来の自室
第7話では中庭を怜人と散策した後に自室内の浴室にてシャワーを浴びる姿や、それを終えて脱衣所へ出てきた後には鏡に映った自分の顔と空中に投影した絵理沙の顔写真を見比べる姿が描かれている[話 14]。また、第33話では夜更けの入浴後に寝室にて髪をとかしていた美来のもとを麗亜が訪れて求愛するが拒絶され、怜人のことを忘れさせる旨を告げて立ち去る姿が描かれている[話 28]
なお、『ウルトラジャンプ』(以降、『UJ』と表記)2018年6月号の付録のお風呂ポスターでは美来と花蓮が並んでシャワーを浴びている煽り構図の光景が描かれている[74]ことから、美来の自室に限らず関係者用の浴室によっては天井埋め込み式の大型シャワーも存在することがうかがえる。
医務室
メイティング施設の関係者たちが訪れる医務室。机や椅子、カーテンに囲まれたベッド以外の内装に目立った箇所は見受けられないが、第52話ではクロエから恭司への警告と同時間帯、新都心第三病院から転属していた女医がホルモンバランスを調整する薬品を兎水に注射しており、まもなく花蓮と共に室外へ立ち去った後には、ベッドが翔太と兎水のメイティングに用いられている[話 17]
「火野恭司の華麗なる一日」では、検査機器の前にて検査用電極を貼られた恭司がパンツ姿で10時の「健康診断」を受けており、ナースたちが赤面しながら彼を診察している[話 23]
難民地区
MKウイルスによって男性を失った一般市民のうち、コールドスリープ中の男性たちとは無縁で満足な住居も失った難民たちが暮らしている地区。無政府状態を経て建物も破損したままとなっており、行き交う女性たちの衣服も以前のような整然としたものではなくなっている[話 1]。また、人口の半減と文明の衰退の影響で女性たちの暮らしも貧しいものとなっており、稼働中の食糧生産システムや残されたロボットによって食料こそ足りているものの、その入手については配給制に頼っている[話 2]
第1話で送迎車内から目の当たりにした区画にて美来から聞いた2045年の現状に動揺し、車外へ飛び出して町並みの変貌に困惑した怜人は、通りすがりの女性に北山町の方向を訪ねるが、男性の生存を知らず怯えた彼女に逃げられたため、返答を得ることは叶わなかった[話 1]。そこは美来の台詞によれば200人以上が暮らしているらしく、彼女の上司の台詞によれば従順な難民しかいないそうであるが、実際には怜人を見かけた女性の1人が欲情のまま掴みかかり、護衛たち2人にスタンガンで鎮圧されるなど、混乱は続いている[話 1]
第26話で恭司が寧々子に送迎車で案内された区画は、整地された路地にプレハブ住宅が立ち並んでおり、女性たちの衣服も前述の区画よりは整然としている[話 32]。寧々子は車内から恭司が新たなメイティング候補として着目した美女を護衛たちに勧誘させるが、その成功による彼のストレス解消も兼ねたこの行為は、訪れていたまひるに恭司が着目することにもつながっている[話 32]
MKウイルスが蔓延し始めた当初、情報の錯綜を経て暴徒と化した男性たちが発病しては死体と化して積み上げられ、感染拡大を防止するためにも火葬されていった。それが廃墟化を招き、難民地区を生じさせることとなった[話 57]
なお、コールドスリープ中の男性たちの死滅まであと1年足らずということも女性たちは知らされていないため、希望を失った場合には暴動が起きると予想されている[話 3]
第15地区
司法長官曰く、難民と警備員による小競り合いが連日のように起こっているという地区。麗亜に提案された鬼原が怜人をUW日本支部による慰問の一環として物資の配給に参加させた際には、小競り合いの件や日本支部への不満から出奔を考える難民も出始めている[話 28]。また、参加中の怜人の射殺を目論む狙撃手が一画の2階に潜伏し、バレットM82A1Mとうかがえる形状の大型狙撃銃を構えて彼を狙えることからも、治安の悪さが示唆されている[話 9]
朱音が日本支部による監視を逃れて一画に構えた隠れ家には、彼女とマリアによってデスクトップPCなどの各種機器が持ち込まれており、遮断されている外部ネットワークにもアクセスできる[話 28][話 9]
動物研究所
朱音や翠との初対面を経た怜人が、その翌日に彼女たちや美来と共に訪れた施設。大学卒業後の絵理沙の元所属先でもある[話 5]。内部はいくつもの箇所に仕切られており、その各所でクマなどが飼育されている[話 5]が、クマの檻の鍵は何者かによって破壊されていたうえ、職員も気づくのが遅れたことから人払いが裏目に出てしまい[話 14]、脱走したクマが怜人に襲いかかる事態となる[話 6]
元同僚の台詞によれば、所内の誰からも好かれていた絵理沙が対人関係を理由に失踪するとは考えられないうえ、彼女の研究データは何者かによってほとんどが持ち去られてしまったという[話 6]。絵理沙の研究室は多忙から当時のまま放置されており、怜人は手がかりを求める一方で彼女の意志を継ぎ、MKウイルスの特効薬を作ることを決意する[話 6]
なお、元同僚の台詞や汐音が翔太とのメイティングに至った後における花蓮と民生長官の会話から、この施設は2040年時点から建っているものであり、MKウイルスの発生後にはその研究にも兼用されていることが示唆されている[話 6][話 46]。また、香港へ向かう船内における絵理沙の台詞によれば、大学時代の優秀な子に加えて動物研究所での上司や先輩の多くまでもが、渡米後の消息は途絶えているという。
難民ホーム
一般市民のうち、女児や老女が多く寄り添いながら暮らしている施設。建物は難民地区ほど荒廃しておらず、周辺に高い建物は存在していない[話 34]。難民地区と同様に配給によって食うには困らないうえ、ここでは酒も余っているが、その他の嗜好品は不足している[話 34]。そのためもあり、まひるが夜間にたびたびメイティング施設を抜け出しては訪れ、持参したUW日本支部の嗜好品の余りを女児たちに分け与えている[話 34]
難民地区の隣に位置しており、そこで送迎車から飛び出した怜人の存在については、信憑性の乏しい噂になっている[話 34]。そのため、怜人の世界宣言の際には驚愕した面々のもとから、同じく驚愕したまひるが飛び出すこととなった[話 18]。また、まひるは友達に怜人のことをコールドスリープ中と説明していたため、世界宣言直後の通信では彼に立腹している[話 18]
麗亜の後輩も暮らしており、第32話の冒頭ではボーイッシュな女性に強姦されかけていたところを、麗亜にスタンガンで救われている[話 27]
まひると親しい老女の台詞によれば、かつて撫民官としてここの面々にも信頼されていた麗亜と違い、彼女の後任者は親身にならなかったことから信頼されていない[話 16]。それゆえ、UWそのものにも不満を募らせていた面々は怜人たちの出奔前に麗亜の依頼を快諾している[話 16]
慶門市けいもんし
マリアが怜人・美来・麗亜・朱音・翠や護衛たちを引率し、リニアで向かった場所。マリアの台詞によれば、日本で最初にMKウイルスの犠牲者が出たという[話 20]
正確な位置は不明であるが、第15話で慶門市立西高等学校の運動場から見える敷地外に豊かな町付近の難民地区は確認できないうえ、木々を隔てた彼方に豊かな町の高層ビル群が描かれている[話 38]ほか、第19話で校舎屋上にて翔太が花蓮を詰問する際にも彼方に連載時における現実世界の東京都庁舎とうかがえる高層ビルが大きく描かれている[話 41]ことや、第22話で怜人たちの宿泊した温泉旅館が海に面している[話 30]ことから、東京都に隣接して海浜を有する位置に存在することが示唆されている。また、第59話で出身地を自己紹介する汐音の台詞から、K県に位置していることが明かされている。
慶門市立西高等学校けいもんしりつにしこうとうがっこう
2040年時点で翔太が通っていた男女共学の高校。鬼原には「学園」とも称される[話 41]。社会を動かすエリートの養成を目的として残された教育機関の1つであり[話 37]、2045年現在でも運営されている[話 39]
2040年時点では翔太が鬱屈した思いを抱えるだけの場所だったが、2045年現在では花蓮が「メイティング計画」の一環として、彼にストレスを感じさせずに高校生活をやり直させようと、翔太を「転入」させている[話 39]。そのため、翔太とは初対面の現役の女子生徒たちだけでなく、彼の担任教師だった柚希も翔太の存在を知らされている[話 39]。しかし、怜人の世界宣言以前に外界から情報手段ごと隔離されたため、彼らナンバーズやコールドスリープ中の男性たちの存在については知らされていない[話 40]
生徒や教職員ら関係者たちが敷地内だけで生活できる完全な構造と全寮制に着目した花蓮の方針により、校舎や寮は周囲の敷地や塀ごとすべて確保され、各自の寮に収容された関係者たちは翔太も含めた全員が敷地外への外出や連絡を固く禁じられている[話 43]など、実態は彼専用のメイティング施設に等しい[話 41]。メイティングの口火を切った当時の柚希を例に挙げると、昼間は人目が気になる無人の廊下にてひざまずきながらフェラチオを行なう、無人の教室にて教壇の教卓に上半身を預けながら背面立位で結合する、夜間は寮の自室にて全裸を晒しながら人目を気にせず毎晩励むなど、欲情した翔太に自分も欲情のまま存分に身を任せることが叶えられている[話 15]。そういった理由からも、花蓮によって再開された翔太の高校生活は彼女に「地球イチのラッキーボーイの種馬生活」と称されている[話 18]が、翔太と柚希の1週間の逢瀬のすべてを花蓮が把握している[話 15]うえ、第29話での保健室にて翔太と春歌・奈都・晶が4Pでのメイティングに励む姿を花蓮が監視している[話 45]など、「種馬生活」はメイティング施設と同様の監視のもとで行なわれていることが描かれている。また、敷地外には情報漏洩の防止を兼任する警備担当者たちが配置されていることが、第40話前編で花蓮との通信中における民生長官の台詞から示唆されている[話 49]
寮の周囲に存在する林は、2040年時点で高松とエリカが青姦に耽っていた茂みを含む[話 36]ほか、2045年現在ではその茂りようから女子生徒たちの間で幽霊が出るとの噂になっている[話 53]。そのため、第40話後編では夜間の散歩中に茂みで放尿していた葉句露が聞こえてくる小声に恐怖して震え上がったうえ、逃走していく彼女の姿を木陰から見つめる短髪の女子生徒とうかがえる姿が描かれている[話 49]
教職員には授業専用に用意された者も含まれており、校舎屋上にて翔太に詰問された花蓮がメイティングの詳細を明かそうと彼を連れて教室を訪れた際には、授業中であるにもかかわらず教師が花蓮に追い払われている[話 41]
第36話で彼方のヘリコプターからも視認できるほどのイザナミによる爆破テロに遭い、校舎や寮は破壊される[話 25]。第43話の花蓮の台詞によれば、校舎や寮の周囲にはバリアを張ってあったが、短髪の女子生徒によって解除されていた模様[話 52]。その後、関係者たちはUW世界本部によるUW日本支部への介入に乗じた花蓮による指示のもと、メイティング施設へ避難している[話 24]
翔太の自室
翔太が収容されている男子寮の個室。元2人部屋に2つ並ぶセミダブルベッドや学習机以外はほぼ簡素な造りであり、コールドスリープから目覚めた直後から1人暮らしの翔太は、校内との往来のみが許可されている[話 39]
柚希が校内や自室にて翔太とのメイティングに1週間励んだ後には、女子寮1棟の空調の故障による部屋割りの変更を経て足りない分を翔太の自室で補うという理由で奈都が訪れ[話 15]、1日目の夜の添い寝を経て柚希と会えない寂しさに打ちひしがれる翔太の動揺に乗じ、2日目の夜には初めてのメイティングに励む[話 42]
翔太が柚希の「転任」を知って自暴自棄となった当夜には黒いロングヘアの女子生徒が招かれ、就寝前のメイティングに励む[話 8]。その後、エリカを隷属させた翔太に着目された兎水が招かれ、エリカの目の前で初めてのメイティングに励む[話 50]
教室
翔太が通うこととなった一般教室。翔太の右隣の席は日替わりの当番制の導入以降は当番席となっており、第14話では奈都[話 39]、第30話では黒いロングヘアの女子生徒[話 8]、第31話後編では汐音[話 46]、第39話では小雪[話 48]がそれぞれ座っている。
翔太が柚希と結ばれた当初は彼らが逢瀬を重ねる場の1つでしかなかった[話 15]が、その後は翔太と女子生徒たちの日頃の授業や当番を経て、彼の自発的なメイティングの場としても用いられるようになる[話 51]。授業中でも平然と女子生徒にフェラチオを行なわせるなど荒淫の限りを尽くすようになった翔太が、放課後に今朝の当番を巡って対立していた春歌・奈都・晶と葉句露・小雪を仲裁する形での同時ディープキスを経て、彼女たちを横並びにさせての背面立位で次々と結合していくという6Pでのメイティングは、狂喜しながら励む翔太の姿を廊下から見届けた花蓮を歓喜させたうえ、その夜には酒池肉林を超える「肉森」と言わしめるまでに至った[話 51]
音楽室
翔太がコールドスリープから目覚めた後、花蓮に案内されて柚希と5年ぶりの再会を果たした教室。窓際にはグランドピアノが置かれている[話 39]
翔太が柚希と結ばれた翌日、体育館での額の負傷を経てピアノを触っていた彼のところに柚希が現れ、昨晩の感想を聞いて満足したうえで身体を開き、1週間に渡る逢瀬の口火を切る[話 40]。しかし、その後に翔太が自室にて奈都とも結ばれる際や翌朝に交わした会話[話 42][話 41]、そして3日後に音楽室にて再会した柚希との会話から、彼は自分の環境を察する[話 41]
柚希の自室
柚希が収容されている教職員寮の個室。台所などの内装から、男子寮よりも豪華な造りとなっていることがうかがえる[話 38][話 15]
柚希と再会した後の21時にここへ招かれた翔太は、風呂上がりの彼女によって甘い香りや言葉と共にダブルベッドへ押し倒され、導かれるまま彼女と結ばれる[話 38]。それ以降、翔太と柚希は翌日の音楽室での逢瀬をきっかけとして[話 40]、昼間は校内にて人目を忍びながら日々愛し合い、夜間はここにてさらに毎晩愛し合った後、共にそのまま眠りに就くという1週間を送る[話 15]。そして学校の休日でもある最終日の朝、一足先に目覚めていた裸ワイシャツ姿の柚希による頬へのキスで目覚めた翔太は、台所に立った彼女とのディープキスを経てさらなる提案に応じ、その日は片時も離れず延々と愛し合う[話 15]
プール
敷地内に設置されている室内プール。後述の3Pに際して翔太と晶が潜る描写から、プール槽は高飛び込みにも対応できるほど深いことがうかがえる[話 49]
翔太と柚希の1週間の逢瀬が過ぎた翌日、花蓮によって水泳の授業に参加させられた翔太が、逢瀬のすべてを監視されていたことを花蓮との会話から悟り、柚希と結ばれたことについては感謝する一方、翔太の痣がスクール水着姿の女子生徒たちにも知れ渡ったほか、「1週間翔太様と同じ部屋で過ごす権利」を賭けた競泳が授業の一環として行なわれるなど、彼女たちから翔太へのセックスアピールの口火が切られることとなる[話 15]。やがて、翔太が女子生徒たちとのメイティングへの抵抗を完全に払拭し、花蓮に煽られた女子生徒たちの間で彼の争奪が激化した後には、教室での授業中だけでなく水泳の授業中にもプールサイドで次の女子生徒を物色するまでに至った翔太に対し、奈都が自分や春歌、晶たちとのメイティングを叶えるため、自分のスクール水着から乳首を露出させて見せつける、ハサミを用いて彼のスクール水着を切り裂いて全裸にしたうえで晶と共に囲むなどの「工夫」を講じる[話 49]。授業を終えた他の女子生徒たちが奈都に言い包められて立ち去った後、翔太は晶のスクール水着に隠れる形で共に潜っていたプール槽内から浮上してきたところに(「工夫」の)「お仕置き」と称した3Pを奈都から要求され、それに応じる[話 49]
校舎屋上
校舎の周囲を一望できる屋上。後述の病院での翔太と花蓮の会話から、周囲に不可視のバリアが張られていることが示唆されている[話 52]
2040年時点では高松たち4人による翔太へのいじめの場でもあり、昼休みに上がってきた汐音はいじめられていた彼を級友たちと違って気にも留めず、昼食を摂っていた[話 8]。2045年現在では悲涙を浮かべる柚希を見た翔太が花蓮を呼び出して詰問する[話 41]ほか、その後に黒いロングヘアの女子生徒を求めるまでに至った彼が汐音や女子生徒たちを呼び出し、かつての復讐として汐音を全裸にさせたうえ、女子生徒たちの視線に晒させながらUW日本支部への口添えを交換条件としてのメイティングを強行する[話 46]。その後日、校外への興味を失いつつある翔太は花蓮・春歌・奈都・晶との昼食中、花蓮に今夜の校内敷地を律香と共に一周する肝試しを提案される[話 53]
用務員室
男子トイレにて律香からメイティングを迫られて逃げ出した翔太が逃げ込んだ、教員室の1つ。
2040年時点では高松たち4人によるいじめから翔太が逃げ込む場所でしかなかったが、その後は入学した春歌がいじめられていた過去を思い出してはここを訪れ、1人だけの時間を過ごしていた模様[話 43]。男性用務員が不在となって久しい2045年現在では春歌によってQ'sのポスターが壁に貼られており、その前で過去を告白し合った彼女と翔太は互いの痣だらけの身体にさらなる親近感を覚え、欲情のままソファーをベッド代わりにして結ばれる[話 43]
体育用具室
夜の寮外で晶の乳房を触った翔太が翌日の夕方に昨夜の自分を嘆きながら謝罪に訪れた、体育館の一室。
体操着姿で体育館の床を掃除していた晶は、用具の片付けを手伝ってもらうという理由で翔太を連れ込んで施錠し、彼をマットに押し倒してキスしたうえで両足を紐で拘束すると、両手首を抑えつけながら欲情のままメイティングを強行する[話 44]。しかし、その様子は体育館を訪れた奈都にドア越しに聞かれていたため、彼女の独占欲をたぎらせることとなる[話 44]
保健室
授業時間中の教室にて律香のディープキスを受けた翔太が、たまらず男子トイレへ逃げようとするもつまずいて手に軽傷を負った後、花蓮に引率されて訪れた一室。内装は現実世界のそれと同様であるが、カーテンで囲まれたベッドは後述の4Pに用いることも踏まえ、ダブルベッドに換装されている[話 45]
翔太は理子による手当てを経てベッドにて全身スキャンを受けさせられた後、カーテンを閉めて立ち去る彼女と入れ替わりに花蓮に引率されて訪れた春歌・奈都・晶に流されるまま、授業時間の終了後まで彼女たち3人との4Pに励むこととなる[話 45][話 8]。その後日には、翔太と女子生徒たちのスキンシップの理由作りや彼女たちの体型を翔太に把握させるという名目での身体測定[話 47]を経て、荒淫の限りを尽くすようになった彼と騎乗位でメイティングに励む理子の姿が描かれている[話 51]
「保健室の勝負下着」では、理子が作中当時はまだだった翔太とのメイティングを叶えようと一計を案じ、それが叶う直前には彼を妖しく挑発しながらドアを施錠する姿が描かれている[63]
女子更衣室
保健室にて春歌・奈都・晶との初めての4Pに励むまでに至った翔太を、さらなる多数の女子生徒たちとのグループセックスに励ませようと、花蓮が水泳の授業開始前に「男子更衣室は取り壊しになった」との理由を挙げて連れ込んだ一室。
花蓮に抗議するも受け入れられず、半裸姿やスクール水着姿の女子生徒たち(確認できるだけでも11人)に取り囲まれた翔太は、奈都にキスされたうえに春歌にズボンを脱がされかけたところでたまらず廊下へ飛び出し、図書室へ逃げ込むこととなる[話 53]
図書室
水泳を嫌って授業に出ずスクール水着姿で読書に耽っていた葉句露と小雪が、女子更衣室から逃げ込んできた翔太と出くわす一室。
葉句露曰く「授業の最初と最後でさりげなく混ざるため」のスクール水着姿に加え、新体操部の練習の見学へ誘う小雪の大胆な前後開脚倒立に、翔太は彼女たちの存在を意識する[話 53]。やがて、翔太が荒淫の限りを尽くすようになった後日には、本棚の傍にて背面立位で彼とのメイティングに励む葉句露の姿が描かれている[話 51]
葉句露と小雪の自室
翔太が小雪の新体操の部活を見学した当夜、彼女に招かれて訪れた女子寮の106号室。3階建ての1階に存在しており、男子寮と同様に2人部屋となっている[話 48]
正面玄関にて翔太を出迎えた小雪は、現時刻の21時55分ではそこに誰もいないことに乗じて彼を自室へ案内すると、葉句露を促して共に翔太と3Pでのメイティングに励む[話 48]。その様子は翔太とのメイティングが途絶えたことに焦る春歌・奈都・晶による窓越しの目撃に遭い、葉句露と小雪の嬌声も含めて立腹した奈都が室内への突入を提案して春歌に制止されるという展開を経て、このまま飽きられてしまうことを懸念した春歌たち3人は、翔太への「工夫」を講じることとなる[話 48]
女子寮の共同浴場
翔太が兎水とのメイティングを経た後日、奈都に招かれて混浴に訪れた女子寮の共同浴場。確認できるだけでも4人以上の同時入浴が可能な規模となっており、壁の上方には屋外に面した換気窓も設置されている[話 51]
洗い場にて春歌・奈都・晶によるボディ洗いを経て彼女たちと4Pでのメイティングに励んだ翔太は、浴槽にて極楽を実感しながら混浴していたところに乱入してきた律香から先日のプールでの件を挙げられた後、自分とのメイティングを思い出させる彼女の裸体へ右手を誘った奈都の提案を受け入れて再び欲情し、浴槽の淵に座って5Pでのメイティングに励むこととなる[話 51]
温泉旅館
慶門市で怜人たちが宿泊した温泉旅館。海に面した和風建築となっており、食事ではイセエビなどが提供される[話 30]。広大な露天風呂を完備しているが、警備上の理由から麗亜の指示で怜人が入らされた客室の浴場も広く、ホログラムによって露天風呂と同様の景色が楽しめる[話 30]。怜人は途中から美来たちを連れて入ってきた朱音の口車に乗せられ、自分を拒否した麗亜以外の背中を流させられる[話 30]
麗亜の台詞によれば、自分たち以外には学生の旅行客が1組いるだけで、貸切に等しい状態だという[話 30]。翠の手配で露天風呂に入り、学生客たちをやり過ごそうとサウナ室に隠れた怜人は、留学生を装っていた当時のクロエに我慢比べを強いられた[話 35]結果、彼女には失神を装われて翻弄されたうえ、駆けつけてきた麗亜・朱音・翠には見ず知らずの女性を押し倒してのメイティング中と誤解されている[話 22]。その後、入浴していた麗亜は昏睡に陥った谷口への態度を後から入ってきた朱音に疑われ[話 13]、谷口が昏睡に陥った時間帯にはUW日本支部への報告書を書いていたことを明かすが、それに際して朱音と鬼原の件や朱音の亡弟の件など、怜人ら周囲の者たちの素性を調べ上げていたことも明かしたため、憤った朱音に凄まれる[話 32]
慶門市中央病院
谷口が入院している病院。第24話前編で谷口が怜人に院外の店舗へ白あんパンを購入に行かせる際の会話や購入中の彼の描写から、市外に位置しているわけではないことがうかがえる[話 22]
マリアが怜人と麗亜を連れて訪れるが、谷口にはMKウイルス発生当時の辛い経験からUW日本支部への協力を拒まれ、詳細な情報は得られなかった[話 30]。谷口による猛烈な批判に遭った怜人は、視力検査・心電図検査・呼吸機能検査・胸部X線検査・尿検査・頭部MRI検査といった数々の健康診断を受けさせられ、それらを担当する女医やナース(好機に乗じて怜人の股間に手を伸ばす朱音も含む)たちによる誘惑[注 77]に晒される[話 35]。谷口が何者かによる毒物混入で昏睡に陥った後には、彼女から写真立てを託されていたナースがそれを受け取った怜人から谷口の看病を改めて託され、頭を深く下げられている[話 13]
慶門市中央区第三病院
かつてMKウイルスに感染した谷口の夫が収容され、日本での感染爆発の始まりとなった病院。看板のロゴすら読めないほど棟が半壊して放置された2045年現在では、通行人すらまばらな周囲も含めて慶門市の難民地区の一角に建つ廃墟と化している[話 13]
マリアが第15地区の隠れ家からアングラネットへのアクセスを行なった結果、マリアの学生時代の友人でもある渡米したはずの研究者たちはここへ入院したことになって消息が途絶えていたことが、病院名と共に判明する[話 9]。そういった要素から、怜人には「ちょっと飛躍した発想」と前置きされたうえでMKウイルスの製造場所かと疑われている[話 9]うえ、自分たちに先行して調査中だったクロエにも同様に疑われている[話 25]
地下施設
上記の経緯を経て怜人が昏睡中の谷口の見舞いという名目で慶門市への移動申請をマリアに出してもらい、彼女や朱音、翠と共に訪れた地下施設。夜中の院内をひそかに調査中、朱音に冗談で聞かされたお化けの話を怖がった翠が壁を殴り壊したことから院内とは無関係の通気口が露呈し、その内部を這って進んだ先に存在する[話 21]
長大な室内にはCTとうかがえる形状の大型機器やその関連機器が設置されているほか、コールドスリープ用カプセルの一部とうかがえる形状の機器もコマから見切れる位置に設置されている[話 21]。運用中のそれらを天井の通気口内から目撃するも蓋が外れて落下した怜人たちは、技術長官の部下たち3人に口封じとして銃撃されそうになったところを、クロエと彼女の部下たち2人の狙撃によって救われる[話 21]。クロエが自分の正体を明かした直後には何者かによって仕掛けられていた爆弾が作動し始め、クロエと共にヘリコプターに搭乗して脱出する怜人たちの眼下で病院ごと爆破される[話 25]
爆破テロ後に翔太が収容された病院
慶門市立西高等学校の男子寮の自室にてイザナミによる爆破テロからエリカをかばった翔太が背中を負傷して気絶し、収容された病院。周囲には同校と同じくバリアが張られているうえ、地上には警備員たちが配置されており、物理的手段による侵入を阻んでいる[話 52]
病室にて柚希の現れる夢から目覚めて花蓮に爆破テロの説明や謝罪を受け、見舞いに訪れていた春歌・奈都・晶・ちふゆを労った翔太は、屋上にて花蓮の明かした怜人たち4人の存在を高松ら級友たちに重ねて敵視し、世界で一番偉くなるという花蓮の野望に協力を誓う[話 52]。その様子を別棟から監視していた短髪の女子生徒は、翔太の確保の失敗を絵理沙に伝え、慶門市からの脱出に動く[話 52]
「研究所」(仮)
メイティングによってナンバーズの子を受胎した女性たちが収容される、UW日本支部の研究所。日本支部の付近に存在することのほか、第26話で翔太の子を受胎したことがうかがえる柚希などが収容されている[話 32]ことが、第31話で汐音が翔太とのメイティングに至った後における花蓮と民生長官の会話から示唆されている[話 46]が、女性たちの実際の待遇なども含めて全容はUW世界本部による日本支部への介入時点でも不明である。
なお、第31話で花蓮に「研究所」での柚希の様子を尋ねられた民生長官は、「順調よ」と答えている[話 46]。また、第49話で翔太に柚希の様子を尋ねられた花蓮は、「安全な場所に避難してもらいました」と答えるなど、「研究所」の存在すら平然と隠蔽している[話 24]
「村」(仮)
イザナミのもと、輝奈ら住民たちが自給自足を営む村。新潟県△△市[注 78]に位置しており、第55話での恋子の台詞によれば、10代後半から20代が大半を占める40代前半まで「性欲旺盛な妊娠適齢期」の50人 - 60人ほどの住民たちによる手作りの木造家屋や畑、井戸などが存在する[話 56]ほか、それに先駆けて第46話では天然の洞穴を加工して善を幽閉した牢屋が存在する[話 10]ことも確認できる。それらを見下ろせる一方で海岸線への日没を見渡せる岬には数本の木が生えており、そこでは当初、仰向けに横たわらせた善の両手を木に拘束して希望者たちが騎乗位で次々に結合していくという、彼の意思をまったく尊重しない一方的なメイティングが行なわれている[話 10]
統率者の1人である輝奈のもと、村内の決め事には合議制を用いている[話 10]。また、輝奈や美鈴などの班長のもと、建築班・漁業班・農耕班などいくつかの班に分かれている[話 56]
なお、UW日本支部に不満を持つ一部の難民たちには以前から存在を知られていたことが、第33話で難民地区から日本海側への出奔を相談する面々の台詞から示唆されている[話 28]。また、電波ジャック放送以降は周囲の集落からも女性たちが次々と集まって増え続けていることが、第57話前編のいと・輝奈・恋子の会話で明かされている。
善の自室
善が岬での件を経てなお続く強制から逃れようと何度か脱出を試みるも徒労に終わり、監禁されている一室。周囲の家屋と同じく手作りの木造家屋であり、隅にバケツなどの荷物が置かれた室内にそびえる大黒柱に善は両手を拘束され、目隠しボールギャグを装着させられての監禁生活や、目隠しされたままでのメイティングを強制されている[話 31]
第54話後編では美鈴と彼女の部下たち2人が4Pを終えて立ち去った翌朝、眠っていた善のもとへ恋子が現れる[話 31]。その後、第56話ではオールバックの女性や黒いリップラインボブの女性などが現れては、次々とメイティングに励んでいる。
周囲に家屋群が見えない一角に存在する森。善が自室にて美鈴と彼女の部下たち2人による4Pでのメイティングに励まされた翌日の夜、三日月のもとで欲情した恋子ところんが木のもとに彼を拘束したうえで全裸となり、3Pでのメイティングに励む[話 56]。その後、恋子と共に善に寄り添いながら余韻に浸っていたころんは、「祭」の詳細を彼に説明する[話 56]
振魂の池しんこんのいけ
森の中に存在する池。畔から臨む一方には、「祭」の舞台となる広場が広がっている。
「祭」の当日、輝奈ら参加者たちは夜に備えて皆で身を清め、畔へ上がった後にレモンの果汁を美容液として素肌に塗りながら、「聖奴隷」としての善に期待する。そして当夜、参加者たちからの「聖心祓穢」に遭った善はイザナギとして豹変すると、広場にて燃え盛る焚き火の明かりに照らされながら参加者たちを次々と貪っていく。
貨客船
怜人たちがメイティング施設から出奔する際、麗亜の依頼で彼女の後輩が手配しておいた(彼女曰く「ちょっと古いけどちゃんと動く」)大型船舶。甲板にコンテナの数々や大型クレーンを搭載した形状から、貨客船であることがうかがえる[話 16]
麗亜の指示で難民ホームに潜伏した怜人・朱音・翠・まひるが、その夜に港にて美来や麗亜に見送られて乗船し、あらかじめ乗船していた短髪の女子生徒と共に台湾へ向かう[話 16]。台湾北部への到着後には香港へ向かう際にも用いられており、南シナ海の洋上では甲板にてマリアが、船室にて絵理沙がそれぞれ怜人との会話を行なっている[注 79]
九份きゅうふん
怜人・マリア・朱音・翠・まひる・短髪の女子生徒が、台湾北部の港に到着した貨客船から迎えの自動車に乗り換えて到着した町。町並みは現実世界の20世紀終盤以降に広まった観光地としてのそれと同様であり、MKウイルスの感染爆発による大混乱を経て久しい2045年現在でも人々が多いため、案内中の短髪の女子生徒は怜人に目立たなく振る舞うよう指示している[話 11]。また、絵理沙の台詞によればUWの影響力が弱いため、まひる・朱音・翠が観光気分で出歩く程度は安全だという[話 31]
商店街の階段を上った先の一画と指示された待ち合わせ場所にて怜人は絵理沙と再会を果たし、台湾式飲茶店にて彼女やマリア、短髪の女子生徒と共にこれからのことを話し合う[話 31]
ヨーロッパの研究施設(仮)
絵理沙や短髪の女子生徒が怜人を連れて香港経由で向かう予定であることを、彼に明かした施設。ヨーロッパの某国某所に存在しており、アメリカに負けないMKウイルスの巨大な研究施設であるという[話 31]
UW日本支部の一室の扉越しに用意された寝室
怜人たちが南シナ海の洋上にて香港への到着を待っていた当夜、『ボヴァリー夫人』の面接を受けにUW日本支部の一室をドレス姿で訪れた汐音が、首藤の指示に従って「最終面接」に臨んだ寝室。内部には大型テレビや装飾品のほか、天蓋つきダブルベッドが配置されており、その中にて全裸の翔太が端末を片手に汐音の入室を待っている。
天蓋を開けた汐音は翔太の変貌に驚愕した後、彼に促されるままドレスを脱ぎ捨てて下着姿になると招きに応じて身を任せ、モノローグで「最低な男」を自称しながらほくそ笑む翔太とのメイティングに励む。
UW日本支部のレストラン
怜人たちが香港へ到着した当夜、玲奈が花蓮に依頼されて翔太や彼女との会食に臨んだレストラン。玲奈が翔太や花蓮と対面しているテーブルの背後の全面窓に広がる豊かな町の光景から、中層階以上に位置することがうかがえる。
軽装ながら着飾った姿の玲奈は恭司以外の男性との同席に緊張を隠せないまま、一方的なメイティングを目論む翔太と花蓮によって料理に睡眠薬を盛られたとも知らず、民生長官としての彼女の質問に答えていくが、恭司による寵愛ぶりや彼とのメイティングに励んだ回数を称えられる一方、まだ受胎していないことを指摘されたうえ、メイティングの割り振りの変更を提案されて動揺した直後、効き始めた睡眠薬によって昏倒してしまう。
香港
玲奈が翔太と花蓮に睡眠薬で眠らされた頃、怜人・マリア・朱音・翠・まひる・絵理沙・短髪の女子生徒が到着していた都市。男性が不在という点を除けば、町並みは現実世界の20世紀終盤以降のそれと同様である。
朱音・まひる・短髪の女子生徒はMKウイルスの特効薬の作成に必要なものを求めて別行動中であり、怜人は中国がMKウイルスの結晶化に成功したという噂から訪れたマリア・絵理沙・翠と共にエッグワッフルを食べ歩き中の観光客を装いながら繁華街を歩いていたが、武装集団に看破されて同行を命じられた危機をチャイナドレス姿の少女に介入され、彼女の指示に応じてその場から逃走する。

芸能[編集]

『セイフクの涙』
玲奈が若手女優として主演でデビューを果たした映画[話 4][注 80]。第4話では映像や音声のみだった[話 4]が、その後に特別グラビアにてタイトルが明かされた[単 25]
第4話で恭司へのマッサージを行ないながら共に鑑賞していた侍女たち2人が彼に「結構前のものですよね?」と尋ねた際の画面には女子学生役の玲奈と会話する男子学生役の俳優も映っている[話 4]うえ、第53話で大浴場に入浴中の玲奈の姿を見た翔太と花蓮の会話から、映画本編はMKウイルスの発生以前に撮影されて2040年に劇場公開され、玲奈は慶門市などの地方でも広く知られるほどの大人気を得るもまもなくMKウイルスの感染爆発による大混乱に遭った結果、2045年春までに寧々子による手配で恭司のメイティング候補へ転身したことが示唆されている[話 11]。また、第4話に相当するボイスドラマ版のepisode.2[1/2]では、恭司との初めてのメイティングに励む玲奈が彼による前戯で蕩けていく途中、映画本編の決め台詞「私のすべてを見て」を望まれて恥じらいながらも応じ、それを聞いてさらに欲情した恭司が玲奈を開脚させて覆い被さるという過程が追加されている[47]
Q'sキューズ
ちなみが所属するアイドル声優ユニットにしてアニソンアイドルグループ[話 37][76]
2040年時点では慶門市立西高等学校にて翔太と違ってアニメに詳しくない高松の仲間にもグループ名やちなみの名が知られている[話 37]ほか、東京では善が恋子からライブチケットをねだられたうえに安保からVVIP席で手配するよう釘を刺されている[話 55]など、すでに著名な存在だったことが示唆されている。また、2045年現在でも同校の教室にて春歌が翔太との会話で盛り上がる際、ちなみだけでなくユナエマといった他のメンバーの名も挙げている[話 40]うえ、用務員室の壁にはちなみたち5人で撮影したとうかがえるポスターが春歌によって貼られている[話 43]など、本人たちこそ実際に登場しないものの、MKウイルスの感染爆発による大混乱に遭ってなお芸能界にて健在である模様。
『ボヴァリー夫人』
UW日本支部の一室にて汐音が首藤によるキャスティングの面接に臨んだ、国民向けテレビドラマ
ヒロインが平凡な結婚生活に飽きての不倫借金に溺れて人生に絶望し、服毒自殺に至るという同名の小説を原作としているほか、汐音が希望した役はヒロイン・エマであることが、汐音と首藤の会話や汐音のベールつきドレス姿から示唆されている。

ボイスドラマ[編集]

J+』のボイスドラマコーナー「聴くジャン!」の第4弾として、2017年5月28日から同年6月5日まで9日間連続更新で配信された[11]。ただし、本作の場合は性的な内容を踏まえ、単行本第3巻に特典として封入された限定パスワードの入力を必要とする部分が用意されている[77][78]

台詞の一部は漫画本編から変更・追加されており、第4話に相当するepisode.2[1/2]では作中当時まだ不明だった寧々子の名前が先駆けて明かされているほか、恭司のマッサージを担当する侍女たち2人のさらなる経緯や、彼が『セイフクの涙』と同映画での玲奈に持っていたこだわりも明かされている[47]

キャスト[11]
下記のほか、絵理沙なども登場しているが、担当声優は明かされていない。これはいわゆる兼ね役によるものであり、龍役を演じた北山恭祐や寧々子役を演じたブリドカットセーラ恵美は、持ち役以外も演じたことを所属事務所の公式プロフィール[79]や自分のブログ[80]で明かしている。
スタッフ
ボイスドラマ版の終了時に表示されるエンディングクレジットで確認できる。
  • 脚本 - 南出祐司
  • 音響ディレクター - 菊池晃一
  • 録音・調整 - 山田明寛
  • 効果 - 高木英江
  • 音響制作 - 株式会社ノワ[81]
  • 制作 - ネットコンプレックス株式会社[82]

出張版[編集]

本編ではなく、独立した内容で『J+』以外の他誌に掲載された分を記述する。本編の他誌への掲載やパロディ漫画作品の掲載などについては、#出張掲載などを参照。

火野恭司の華麗なる一日[編集]

単行本第3巻発売記念の特別編として、『週刊ヤングジャンプ』2017年28号(同年6月8日発売)に掲載された読切漫画作品[83][84][85]。第5巻に収録[話 23]。寧々子によるスケジュール管理のもと、メイティング施設にて玲奈ら数十人の美女たちと日々メイティングに励む恭司を主人公として、優雅な子作りの日々に飽きを覚え始めた彼がフリーター当時の先輩・リカとの再会やツインテールの少女を交えての3Pによってメイティングへの意欲を取り戻す、とある1日を描く[話 23]

玲奈が恭司の侍女として馴染んだ姿が描かれている[話 23]うえ、本編第25話でリカやツインテールの少女と共に4Pでのメイティングに励む姿が描かれている[話 13]ことから、本編の時系列上では第9話 - 第24話に位置することがうかがえる。ただし、恭司の回想ではコールドスリープから目覚める際の彼を寧々子が迎え、立ち並ぶ全裸の美女たちのもとへ案内して彼女たちとのメイティングを要請する[話 23]など、第2話で美来が怜人に説明した人工授精の失敗からメイティングの成功につながる内容[話 2]と矛盾する描写も存在する。

なお、フルカラーで描かれた下着姿の寧々子・玲奈・リカ・ツインテールの少女が並ぶ扉ページは、単行本第5巻への収録の際にモノクロとなったが、中表紙にはその全裸版がフルカラーで収録されている[単 31]。また、2018年5月19日に『UJ』同年6月号に出張掲載された際には、扉ページは同巻への収録時と同じくモノクロとなっている[86]

GIGA番外編(仮)[編集]

ぼくたちは勉強ができない』と共に番外編として、『少年ジャンプGIGA』2017 vol.3(2017年6月23日発売)に掲載された袋とじ読切漫画作品[87][88][89]。単行本第4巻に収録[話 59]。慶門市立西高等学校の女子寮の脱衣所にて、共同浴場での入浴を終えたばかりの春歌・奈都・晶・ちふゆが翔太とのメイティングに備えてパンティー姿の写真撮影に興じているところへ、何も知らされないまま花蓮に引率されてきた彼がその光景に驚く、とある1日を描く[話 59]

脱衣所を訪れた翔太に対する春歌たち4人の態度[話 59]から、本編の時系列上では第20話以降に位置することがうかがえる。ただし、番外編2と同じく春歌の身体にが1つも描かれていない[話 59]、第42話で混浴を経て4Pでのメイティングに励む翔太と春歌・奈都・晶に写真撮影の件を踏まえている様子が見られない[話 51]など、本編と矛盾する描写も存在する。

なお、『少年ジャンプGIGA』2017 vol.3にはブロックノイズによる修正を被せたモノクロで掲載されたが、2017年8月6日には『J+』に「番外編3」として無修正のフルカラーで公開されている[90][91]

番外編小説[編集]

それぞれ、『J+』にて公開された読み切り小説作品。執筆はフリーライター兼ライトノベル作家の志田用太朗[92]、挿絵は宵野がそれぞれ担当しているが、本編の原作を担当しているLINKはクレジットされていない。

天才少女の巨乳への道[61]
2018年5月27日公開。晶の巨乳の感触を風で知ろうと巨大扇風機を組み立てるちふゆの、とある1日を描く。
天才少女の欲望感知マシン[62]
2018年6月10日公開。翔太の性欲を感知しようと眼鏡型欲望感知マシンを組み立てるちふゆの、とある1日を描く。
上記2編はいずれもちふゆの回想から、本編の時系列上では第18話以降に位置することがうかがえる。
保健室の勝負下着[63]
2018年9月2日公開。作中当時はまだだった翔太とのメイティングを叶えようと一計を案じる理子の、とある1日を描く。
翔太と律香の会話から、本編の時系列上では第38話以降に位置することがうかがえる。

制作背景[編集]

アキバBlog[編集]

個人ニュースサイト「アキバBlog」が、本作の単行本第1巻発売を記念して宵野と担当編集に行なったインタビューによれば、彼女たちは以下のように答えている[93]

企画については、担当編集とLINKの打ち合わせから始まった。担当編集とLINKは、男性が消えて女性だけになった世界で主人公がモテまくる話にしようと最初から決めており、その後に魅力的な女性を描く宵野へ企画を提案した。近未来SFでシリアスも入ったハーレムは珍しいので面白味を感じた宵野は、SFを描いた経験が無かったために不安も感じたが、今までの作品を最大限に活かせる内容でもあったので引き受けたという。

キャラクターデザインについては、怜人は読者が感情移入しやすいような派手すぎない見た目にしたい一方、女性から見てもいいなと思える部分を意識している。美来はモダン系のイメージで、当時のトレンドだった映画『キングスマン』の出演女優、ソフィア・ブテラをモデルに、女性らしさを強調している。憂いを帯びた印象を与える白い睫毛は、それまで描いたことが無かったという理由もあり、思い入れは強いという。まひるはセクシーにならないよう、可愛さのある元気っ子として、成長後も表情は変えないように意識している。恭司はお調子者の性格に合わせて未来っぽい服にサイバー風のサングラスをつけ、イメージはHIDEの雰囲気にしている。朱音は垂れ目が最初から決まっており筋肉質だったが、女性らしさが欠けてしまうことから、グラマラスにしている。翠は朱音と対になる小さい子として三つ編みがポイントであるうえ、動かしやすさから宵野の方で勝手に台詞が追加されているが、結果的に登場人物の魅力は増しており、自分の意見も取り入れられている宵野は、自由さから描いていて楽しいという。

性的描写については、本作の魅力が「女性をいくらでも出せるハーレム作品でありながら、たくさん含まれるシリアス要素や謎、SF要素が本作ならではの独自性や魅力につながっていること」としたうえで、恭司と玲奈のメイティングシーンを挙げている。当初、玲奈は恭司に美味しい思いをさせるだけのチョイ役だったが、宵野のこだわりと画力によって物凄く可愛く描かれたことで、彼女の周囲やインターネットユーザーから再登場を望まれるという大反響を呼んだ結果、連載時のメイティングシーンのその後が単行本第1巻で加筆されることとなったそうである。

単行本第1巻のキャッチコピーについては、担当編集が作品の雰囲気を壊さないように、情報を伝えられるようにと考えた。無料で公開している媒体に連載しているため、小さい子にそのまま見られるのはどうなのかという話から、連載時は修正を施している。

「セミカラー版」と題した電子書籍版については、濡れ場シーンだけを着色しているが、「濡れ場だけなのでフルカラーじゃない、本全体の中で一部カラーページ」という意味である。集英社の電子書籍はフルカラーとモノクロの2種しかないため、それをどう表現するかと試行錯誤した結果、今回初めて使う表現となったそうである。

LINKは近未来における食料生産、人の移動、人口半減による科学力低下などの設定を、なるべく細かく決めているという。それによるデザインの苦労は相当なものであり、アシスタントと毎回悩みながら描いている宵野は、今の科学と風景を残しつつ近未来を入れていくのがどこまで嘘臭くならないかとの匙加減が、凄く難しいそうである。見やすさを重視しつつ情報量を多くしたいために構図を頑張っており、女性は服を着ていてもセクシーに見えるようにスカートの尻の皺を強調してこだわっているほか、表情もいつもよりリアル寄りを心がけており、全部見せずにエロくするために構図とポーズ、行動やシチュエーションで工夫しているという。

「終末のハーレム」というタイトルについては、宵野と担当編集、LINKの3人で打ち合わせ中にいくつか候補が挙がった結果、宵野の鶴の一声で決まった。候補の中には「終末のスタリオン」もあったが、スタリオンは「種馬」という意味であるため、それにしなくて本当に良かったという。また、『J+』で隔週日曜日に配信されることにちなんで「週末」と「終末」をかけたわけではなく、おそらく偶然だそうである。

宵野は『少年ジャンプ』らしさが自分の中で出せなくて悩んでいるが、担当編集は本作がジャンプにそぐわないと思ったことは一度もないうえ、むしろこれから「ジャンプ+の漫画はこうだ!」と言えるよう、本作が育っていけばいいと思っているという。

コミックナタリー[編集]

株式会社ナターシャが運営するニュースサイト「コミックナタリー」が、本作の単行本第2巻発売を記念して宵野に行なったインタビューによれば、彼女は以下のように答えている[46][94][51]

一般誌での長編連載は本作が初で反応が心配だったが、色々な所で話題にされて驚いたうえ、更新直後にリアルタイムで感想を見られるのもあまりないことだったため、嬉しかった。また、第1巻が成人向け単行本と違って一般書店でも並んでいるので、幅広い層が手に取ってくれている実感はあったという。

担当編集から声をかけられた時点ではオリジナル作品を考えていたが、緻密なストーリーを練り上げるのが苦手でキャラクターを動かす方が好きだったため、原作を提案された。それを読み、これまで自分がやってきたことを生かせる点からも、自分にドンピシャだと思った。原作に後から自分でキャラクターの部分を作っていけるうえ、LINKは自分の提案を取り入れてくれるので、やりやすいそうである。

女性については、特徴を持たせすぎて個性の強すぎる顔にしないよう、気を付けている。美来は絵理沙と瞳の描き方で違いをつけているが、感情を描くのが難しいため、ちょっと目を伏せさせて表情を出してみたりしているという。

男性については、「王道主人公風のデザインに」と担当編集やLINKと話して作った怜人を、「絵理沙への一途さをかっこよく思ってもらえる」と考えていたが、欲望に忠実な読者からは「どんだけ我慢してるんだよ」と逆の反応が多かった。それでも、「芯を貫くことでカッコいいと思わせたい」そうである。

それぞれのキャラクターに個性を与え、それをフェティシズムをもって描いていきたいと考えているが、直接的なエロは描けないので苦労しており、「見えてはいないんだけどエロい」シーンを作ったりしているという。

近未来を舞台にした作品は初めてで、最初は世界観をまとめるのにもかなり苦戦した。しかし、担当編集からは「自由に作っちゃっていいから」とアドバイスされたため、割と都合のいい感じに描いている。LINKによれば作中に登場するギミックには色々と裏設定があるとのことだが、その説明を細かくされても読者の興味を惹けないだろうと、そこはほどほどにして人間ドラマを楽しんでもらおうという方針でやっているそうである。

翔太を描く新章が学園ものだったことについては、あまり先のストーリーまで聞いていなかったために驚いた一方、LINKが用意してくれる授業風景などのサービスシーンを描けるので嬉しかったうえ、花蓮が底抜けに明るく表情も豊かでかわいいので描いていて楽しい。また、翔太は読者が自分目線で見られる感情移入できるキャラクターにしようということから、最初は疑問に思うほどかわいそうで不遇だったゆえに今後の展開が生きるのかなと思っているという。

カラーページについては、キャラクターのことがモノクロよりよくわかると思うので、もっと描いていきたいそうである。

ORICON NEWS[編集]

オリコンのニュースサイト「ORICON NEWS」が本作の単行本第7巻と『終末のハーレム ファンタジア』の単行本第1巻の同時発売を記念してLINKと宵野に行なったインタビューによれば、彼らは以下のように答えている[95]

LINKは、連載中の本作がまだハーレムを描ききれていないことや『終末のハーレム ファンタジア』の制作経緯を述べたうえで、一例として宇宙や江戸時代を舞台としたシリーズ第3作もありえることを挙げている。また、物語の根幹に関わるメインヒロインたちは設定を宵野に渡してデザインを描いてもらうが、モブヒロインなどは彼女が自由に描く場合もある。

当初、モブヒロインの1人だった玲奈が読者の「もっと出して欲しい!」という多くの声に応えて重要な役割を与えられて出番を増やされたように、宵野の生み出したキャラクターの魅力が物語に大きく影響を与えることもあるという。

宵野は、1つの場面でヒロインの髪型や服装などが似通うと読者が混乱するので、なるべく似たようなものにならないよう注意している。また、女性を描き飽きたわけではないが、男性をもう少し描きたい気持ちはあることから、男性同士が絡むことも多い最近の話は色んな表情を描けるので、楽しいそうである。

評価[編集]

各種ウェブサイト[編集]

第1話が、美来に背後から密着されながらメイティング候補たちの選択を迫られる怜人の姿を経て、マジックミラー越しに彼女たちが全裸で立ち並ぶ光景をフルカラーで描いた見開きの扉ページで始まることに加え、#概要で述べた経緯を経て扉ページが修正版へ差し替えられたこともあり、Twitterなどでは話題となった[96]。また、第2話はベッド上の怜人に美来が全裸で迫るページが修正版へ差し替えられたため、2016年新連載春の陣第6弾作品『彼方のアストラ』の公式Twitterでもイラスト付きで話題にされた[97]

第1話の公開後、フランス書院美少女文庫には、「終末のハーレム、ジャンプがやると話題作 わしらがやると埋没凡作 どうも釈然とせん」と評されている[98]

第5話の公開後、三才ブックスの情報サイト「mitok」には、「おバカな舞台設定を成立させるための説明付けは頑張って詰め込まれてはいるものの、現状SF的な新奇性はなく処理自体はざっくばらん。第3話までは前置きが続く印象で、『こういう話なら1話でセックスしなきゃダメじゃね?』という煮え切らなさと力点の不在感は正直あるかも。」と評されている[99](ただし、このことを報じたmitokは予告ツイートを残したまま[100]、元記事[101]を公開から短時間で削除している)。また、ギャグ漫画『斉木楠雄のΨ難』のテレビアニメ化記念特別描き下ろし漫画には、本作のブロックノイズ修正がネタの1つとして用いられている[102]

第7話の公開後、『WJ』副編集長(当時)兼『J+』副編集長(当時)の細野修平へのインタビューを行なったCNET Japanには、段階的な修正や差し替えを「こうした見せ方の変化は、柔軟にコンテンツを修正したり、配信方法を変えたりできるデジタルならではの利点と言えるだろう」と評されている[103]。また、ITmedia Mobileが行なった細野へのインタビューでは、彼に『J+』のダウンロード数などの現状について「4〜5月の新連載の成果で、毎週のアクティブユーザーが110万から130万に伸ばしました。その起爆剤になったのが『ファイアパンチ』と『終末のハーレム』です。」と評されている[104]。その後、2017年5月16日にdot.が行なった細野へのインタビューでも、「『ファイアパンチ』と、同時期連載開始の『終末のハーレム』で、30万〜40万人ほど読者が増えた」と述懐されている[105][注 81]

単行本第1巻の発売後、電子書籍版については『J+』での特集ページ[42]以外にも、各社による販売サイトの一部では内容を詳細に解説する特集ページが開設されている[107][108][109]。また、細野にはeBookJapanの『編集長、オススメのマンガを教えてください2016』で「オススメのマンガ」として挙げられている[110]

第10話の公開後、宝島社の漫画情報サイト「このマンガがすごい!WEB」には、荒涼とした世界に怜人と絵理沙の関係を絡めて「セカイ系の影響を受けているのが端々から見える」と評されている[111]。また、サイゾーのオタクニュースポータル「おたぽる」には、極端な男女比に女性たちの欲望を絡めて「ゾンビに保護されているような怖さを感じる」と評されている[112]

第11話の公開後、「このマンガがすごい!WEB」の「11月の『このマンガがすごい!』ランキング オトコ編」では、第7位を記録した[113]

第14話前編の公開後、エブリスタが募集を開始した「小説大賞2016-17 ジャンプ+【スリリング・エロティック・グロテスク】漫画原作賞」では、「いい意味で『後先は考えてないけど毎話面白い作品』」の参考例として、本作と『カラダ探し』が挙げられている[114]

第14話後編の公開直前、ハンディコミックの「2016年間部門別ランキング 少年・青年」では、第37位を記録した[115]

単行本第2巻の発売直前、コミックナタリーでは連載版と単行本版を比較しながら本作を紹介する特集ページが開設されている[46]

第20話の公開後、HONZエンタープライズの書評サイト「HONZ」には、「『いちご100%』よりも”きちんとエロい”」という前置きを経て「PTAに見つかったら一巻の終わりである」と評されたほか、絵理沙への一途さから他の女性とのセックスを拒否してMKウイルスの特効薬開発を模索する怜人は「信じられない決断」「さながら現代のブラックジャックである」、そして本作を総括して「医学の道で努力しながら性欲と戦う友情・努力・勝利を満たした、歴とした少年漫画だ」「天下のジャンプが手がける、ただ”きちんとエロい”少年漫画なのである」などと評されている[116][117]

第21話の公開後、楽天スマートフォン向けの電子コミック専門サービス「楽天マンガ」の開始1周年を記念した人気作品ランキングでは、第5位を記録した[118]

第24話前編の公開後、DeNAのニュースアプリ「ハッカドール」のWebマンガ人気ランキングでは、第1位を記録した[119]

第24話後編の公開直前、テレビ東京の情報番組『OHA OHA アニキ』のコーナー「怪人ゾナーのホビーの穴」では、本作が「読んでいると体がビリビリしてくる本」として紹介された[120][121][122]

第29話の公開後、ナイルのアプリ情報マガジン「Appliv」が行なったインタビューでは、『J+』編集長(当時)の細野修平に、歴代のトップ3として『カラダ探し』や『ファイアパンチ』と並んで本作が挙げられており、『J+』の目指す先として「億」単位で売れる作品を出したいと思う中、人気を得ている本作については「まだまだ」という印象だそうである[31]

第31話前編の公開直前、後述の英語翻訳版の発売予定がドニカの海外向けメディアサイト「MANGA.TOKYO」によって報じられた[123]際には、本作に先駆けて発売予定の『Yuuna and the Haunted Hot Springs』(原題:ゆらぎ荘の幽奈さん)と並んで読者アンケートで高評された作品であることを、それらの翻訳・発売を担当するセブンシーズ・エンターテインメント社の編集長のアダム・アーノルドが、自社の公式サイトで述べている[124]

第31話後編の公開後、日本出版販売が発表した「このコミックがキテる!既刊5巻以内のおすすめ漫画ランキング」では、第2位を記録した[125]

第32話の公開直前、hontoが発表した「2017年 hontoジャンプコミックスランキング」では、第8位を記録した[126]

第34話の公開直前、ハンディコミックの「2017年間部門別ランキング 少年・青年」では、第3位を記録した[127][128]

第34話の公開後、booklistaの「年間ランキング2017 コミック部門」では、第9位を記録した[129][130]

「天才少女の巨乳への道」の公開直前、野球漫画『忘却バッテリー』の番外編1では、本作の0時更新がネタとして取り上げられている[131]

単行本第6巻の発売後、まんが王国の「まんが王国ラボ」では、UW日本支部の存在が物語の裏側を支えていると見たうえで、「お話の目標がはっきりしていて、そこに向かってストーリーが進行していく過程でハーレム展開やお色気展開が繰り広げられているので、展開にマンネリ感も無く読み進められます」「ハーレムやお色気だけでなく裏側や設定なども想像して楽しめる」などと評されている[132]

第46話の公開後、文化庁文化審議会著作権分科会の法制・基本問題小委員会(第2回)では、本作が海賊版サイトでの検索事例として真っ先に挙げられている[133]

「保健室の勝負下着」の公開後、ラブコメ漫画『俺を好きなのはお前だけかよ』の番外編小説17では、本作のナンバーズがネタとして取り上げられている[134]

第54話後編の公開後、booklistaの「年間ランキング2018 コミック部門」では、第12位を記録した[135][136]

第61話の公開直前、U-NEXTの「マンガランキング2019年3月度」では、第3位を記録した[137]

めちゃコミック[編集]

めちゃコミックでは電子書籍版が長期間にわたってランクインし続けており、第18話の公開直前を皮切りにマイナビニュースでほぼ毎週報じられている。

第18話の公開直前、「週間漫画ランキング少年コミック編」では、2週連続で第1位を記録した[138][139]。その後、第19話の公開直前の「2月漫画ランキング少年コミック編」でも第1位を記録した[140]ことを経て、「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年4月1日付分で第3位を記録する[141]まで、4週連続で第1位を記録した[142][143][144][145]

第20話の公開後には「3月漫画ランキング少年コミック編」で第2位を記録した[146]うえ、「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年4月8日付分で第1位に返り咲き[147]、同年4月15日付分でも第1位を記録した[148]。その後、同年4月22日付分で第6位を記録し[149]、同年4月29日付分で第4位を記録した[150]

第22話前編の公開後には「4月漫画ランキング少年コミック編」で第5位[151]、第22話後編の公開後には「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年5月13日付分で第4位[152]、同年5月20日付分で第2位[153]、第23話の公開後には同年5月27日付分で第2位[154]、同年6月3日付分で第7位[155]をそれぞれ記録した。

第24話前編の公開直前には「5月漫画ランキング少年コミック編」で第4位[156]、「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年6月10日付分で第4位[157]をそれぞれ記録した。その後、第24話前編の公開後には同年6月17日付分で第1位に返り咲いた[158]。また、第24話後編の公開直前にも同年6月24日付分で第1位を記録した[159]ほか、第24話後編の公開後には同年7月2日付分で第2位[160]、第25話の公開後には同年7月8日付分で第4位[161]、同年7月16日付分で第5位[162]、第26話の公開直前には同年7月22日付分で第10位[163]、第26話の公開後には同年7月30日付分で第9位[164]、番外編3の公開後には同年8月12日付分で第2位[165]、第27話の公開直前には同年8月19日付分で第2位[166]、第27話の公開後には同年8月26日付分で第3位[167]をそれぞれ記録した。

第28話の公開直前には「7月漫画ランキング少年コミック編」で第1位[168]、「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年9月2日付分で第6位[169]をそれぞれ記録した。その後、第28話の公開後には同年9月10日付分で第5位[170]を記録した。

第31話前編の公開直前には「週間漫画ランキング少年コミック編」の2017年10月14日付分で第1位[171]を記録した。その後、第31話前編の公開後には同年10月21日付分でも第1位[172]、第31話後編の公開後には同年10月29日付分で第3位[173]、同年11月4日付分で第2位[174]、第32話の公開後には同年11月12日付分で第4位[175]をそれぞれ記録した。

番外編4の公開直前には「週間漫画ランキング少年コミック編」の2018年1月20日付分で第1位[176]を記録した。その後、番外編4の公開後には同年1月27日付分で第2位[177]、第38話の公開後には同年2月18日付分で第1位[178]、同年2月24日付分で第2位[179]、第39話の公開後には同年3月4日付分で第2位[180]、同年3月11日付分で第3位[181]、第40話後編の公開直前には同年3月31日付分で第1位[182]、第41話の公開直前には同年4月14日付分で第1位[183]、第41話の公開後には同年4月22日付分で第3位[184]、第42話の公開直前には同年4月28日付で第1位[185]、第43話の公開後には同年5月13日付で第1位[186]をそれぞれ記録した。

「天才少女の巨乳への道」の公開直前には「週間漫画ランキング少年コミック編」の2018年5月21日付で第1位[187]、「天才少女の巨乳への道」の公開後には同年5月27日付で第1位[188]、同年6月3日付で第1位[189]をそれぞれ記録した。

上記のほか、自社の公式サイトでは「2017年上半期ランキング(総合コミック)」で第19位[190]、「2017年年間ランキング(一般コミック)」で第26位[191]、「2017年年間ランキング(少年コミック)」で第1位[192]、「2018年上半期ランキング(総合コミック)」で第46位[193]、「2018年年間ランキング(少年コミック)」で第2位[194]をそれぞれ記録したことが発表されている。

music.jp[編集]

music.jpでも電子書籍版が2017年1月11日付を皮切りに、断続的ではあるが「週間マンガランキング」にランクインし続けている。

第2巻の発売後、2017年1月11日付にて前週から2週連続で第1位[195]、同年1月18日付にて第2位[196]、同年1月26日付にて第5位[197]、同年2月8日付にて第6位[198]をそれぞれ記録した。その後、一時は第11位以下に落ちていたが、同年3月1日付にて第6位に復帰した[199]

第3巻の発売後、2017年6月7日付にて第1位[200]、同年6月14日付にて第1位[201]、同年6月21日付にて第2位[202]、同年6月28日付にて第9位[203]、同年7月5日付にて第6位[204]、同年7月12日付にて第10位[205]をそれぞれ記録した。

第4巻の発売後、2017年10月11日付にて第1位[206]、同年10月18日付にて第2位[207]、同年10月25日付にて第3位[208]、同年11月1日付にて第2位[209]、同年11月8日付にて第2位[210]をそれぞれ記録した。その後、一時は第11位以下に落ちていたが、同年11月29日付にて第8位[211]に復帰した後、同年12月6日付にて第3位[212]を記録した。

第5巻の発売後、2018年2月7日付にて第1位[213]、同年2月14日付にて第1位[214]、同年2月21日付にて第3位[215]、同年2月28日付にて第7位[216]、同年3月7日付にて第7位[217]、同年3月14日付にて第10位[218]をそれぞれ記録した。

BOOK☆WALKER[編集]

BOOK☆WALKERでは、毎年開催される大賞にノミネートされているほか、電子書籍ランキングにランクインしている。

第14話後編の公開後、「BOOK☆WALKER大賞2016」では、本作がノミネート作品の1つとなった[219][220]が、受賞には至らなかった[221][222]。しかし、それに先駆けて発表された「BOOK☆WALKER電子書籍ランキング2016」[223]では、総合で第47位[224]、男子マンガで第11位[225]をそれぞれ記録した。

第24話後編の公開後、「2017年上半期BOOK☆WALKER 電子書籍ランキング」[226]では、総合で第9位[227]、男性マンガで第3位[228]をそれぞれ記録した。

第33話の公開後、「BOOK☆WALKER大賞2017」では、本作がノミネート作品の1つとなった[229][230]が、受賞には至らなかった[231][232]。しかし、それに先駆けて発表された「BOOK☆WALKER電子書籍ランキング2017」[233]では、総合で第15位[234]、男性マンガで第3位[235]をそれぞれ記録した。

第44話の公開後、「2018年上半期BOOK☆WALKER 電子書籍ランキング」[236]では、総合で第14位[237]、男子マンガで第4位[238]をそれぞれ記録した。

第54話前編の公開後、「BOOK☆WALKER大賞2018」では、本作がノミネート作品の1つとなった[239][240]が、受賞には至らなかった[241][242]。しかし、それに先駆けて発表された「BOOK☆WALKER電子書籍ランキング2018」[243]では、総合で第23位[244]、男性マンガで第9位[245]をそれぞれ記録した。

まんが王国[編集]

まんが王国でも電子書籍版が2017年上半期を皮切りに、ランクインし続けている。

第25話の公開直前、「2017年上半期ランキング」[246]では、総合で第38位[247]、少年漫画で第1位[248]をそれぞれ記録した。

第35話の公開後、「2017年年間ランキング」[249]では、総合で第43位[250]、少年漫画で第2位[251]をそれぞれ記録した。

第45話の公開直前、「2018年上半期ランキング」[252]では、総合で第44位[253]、少年漫画で第2位[254]をそれぞれ記録した。

DMM.com[編集]

DMM.comでも電子書籍版が2016年下半期を皮切りに、「少年コミックランキング」にランクインし続けている。

2016年下半期にて第9位[255]、同年年間にて第10位[256]、2017年上半期にて第1位[257]、同年年間にて第1位[258]、2018年上半期にて第2位[259]、同年年間にて第2位[260]をそれぞれ記録した。

著名人[編集]

番外編3の公開直前、単行本第1巻を購入した脚本家辻真先には、「とっつきやすい話だが、以降の主筋をどう深めるかが問題」「狂的展開を期待しかねない読者相手に大変な設定」などと評されている[261]

第29話の公開直前、声優羽多野渉には、キャラクターの造形の美しさでバナー買いしたうえ、男性が貴重な存在になっているというSFの内容を理由として、めちゃコミックから選んだ6作品の1つに挙げられている[262]

第40話前編の公開直前、グラビアアイドルたちが会した後述のイベント『週末のハーレム』にて美来に扮した川崎あやには「女の子キャラが、個性がそれぞれ違う」[263]「男性なら一度は夢見た設定だと思う」[264]、朱音に扮した倉持由香には「女の子の表情が魅力的」[263]「変わってしまった世界でどう生きていくか、ということを考えさせられる深い内容」[265]、翠に扮した長澤茉里奈には「DTの人はたまらん気持ちで読める作品です」[266]、花蓮に扮した青山ひかるには「『女の子だらけの中の男』というハーレム状態に、男の人の夢が詰まっている」[267]、まひるに扮したRaMuには「作画の線一本一本がすごいきれい」[263]「読んでる時の気分はマジ中学生男子」[268]、奈都に扮した菜乃花には「主人公がすごくいい子」[269]「ハーレムマンガなのに、ストーリーはシリアスで骨太」[268]とそれぞれ評されている。

「天才少女の欲望感知マシン」の公開後、モデル・実業家の鎌田大祐には「独特の世界観」と評されている[270]

単行本第7巻の発売後、『終末のハーレム ファンタジア』の作画を担当しているSAVANには「白と黒とグレーのバランスが絶妙な作品だと思っています。巻が進むごとにコマ割りもどんどんダイナミックになっていきますし、こんな言い方をするのはおこがましいですが、成長の度合いがすごくて自分も見習いたいです」と評されている[271]

第59話の公開後、後述のVR映像化作品『終末のハーレムVR』にて美来に扮したグラビアアイドルのあべみほには「"エロティック"の一言に尽きる感じでした(笑)」と評されている[272][273]

出張掲載など[編集]

各種掲載[編集]

2016年11月19日には、単行本第1巻の大ヒット(詳細は#単行本第1巻を参照)を受け、『UJ』同年12月号に「試し読み出張版」と称して第1話が出張掲載された[274][275]。単行本版の原稿が用いられているが、冒頭のカラーページはモノクロで掲載されている。また、本編だけでなく、宵野による描き下ろしセクシーカットも収録されている[276]

2016年12月31日には、『WJ』増刊『ジャンプクロス』2017 vol.1にて『ゆらぎ荘の幽奈さん』と本作のコラボレーション企画として、『J+』公式アプリにコードを打ち込めば両作品の別バージョンの絵柄を閲覧できるお年玉ポスターが新春特別付録となった[277][278]。なお、本作の別バージョンの絵柄は、後に単行本第7巻に内表紙として収録されている[単 61]

2017年3月25日には、『J+』公式サイト内に読者によるネタ投稿コーナー「ジャンプラ大喜利」が開設され、本作が初回のお題となった[279][280][281]

2017年5月25日には、『J+』公式サイト内の掲載ページとは別に、本作の公式サイトが開設された[282]#外部リンクを参照)。

2018年2月2日には、本作の公式Twitterが開設された[283]#外部リンクを参照)。

2018年3月11日には、単行本第5巻の発売を記念して本作の公式サイトにて行なわれた「女性キャラ人気投票」の結果が発表され、晶が第1位となった。第2位以下など、詳細は発表ページ[284]を参照。

2018年4月1日には、本作の公式Twitterにてエイプリルフール限定企画『終末の逆ハーレム』 (world's end no harem) が公開された[285]

2018年5月19日には、同日発売の『UJ』同年6月号で『終末のハーレム ファンタジア』の連載開始を記念して本作のお風呂ポスターが特別付録となり[74]、「火野恭司の華麗なる一日」が出張掲載された[86]ほか、無料電子書籍『ウルトラジャンプフリー』に本作の第1話・第2話の単行本版が出張掲載された[286]

キャンペーン[編集]

2017年3月30日には、集英社のキャンペーン「ジャンプ女神フェア」に本作も参加し、専用帯が付けられた書籍版の単行本第1巻・第2巻には宵野たち参加漫画家4人による描き下ろしイラストを収録した小冊子が付録となった[287]うえ、特設サイトではボイジャーによる電子書籍配信システム「BinB」の最新バージョン「BinB SPEED」を用いてセミカラー版の単行本第1巻・第2巻の試し読みが公開された[288][289][290]

2017年4月13日には、集英社のキャンペーン「春マン!! 2017」に本作も参加し、単行本第1巻のマイルド版が同年4月26日までの期間限定で無料公開され[291]、同キャンペーンガール馬場ふみかが美来に扮した動画も公開された[292][293]。その後、同年4月26日には本作も含めて各作品のヒロインに扮する馬場の姿を収録した、中山雅文デジタル写真集『馬場ふみか〈春マン!! 2017 Specialコラボ写真集〉』が発売されている(詳細は馬場ふみか#写真集を参照)。

2017年9月15日には、集英社のキャンペーン「秋マン!! 2017」に本作も参加し、単行本第1巻と第2巻のマイルド版が同年9月28日までの期間限定で無料公開された[294][295]

2017年10月2日には、単行本第4巻の発売を記念した「電子書籍ストア5書店合同メイティングキャンペーン」が、コミックシーモアDMM.comハンディコミック/BookLive!めちゃコミック楽天マンガにて開催された[296][297][298][299]

2018年2月10日には、単行本第5巻の発売を記念した「電子書籍ストア無料キャンペーン」が、Amazon.co.jp・コミックシーモア・ジャンプBOOKストア!・DMM.com・dブック・ハンディコミック/BookLive!・めちゃコミック・LINEマンガ・楽天マンガにて開催された[300]

2018年4月3日には、集英社のキャンペーン「春マン!! 2018」に本作もhonto限定で参加し、単行本第1巻のセミカラー版が同年4月16日までの期間限定で無料公開された[301][302]

2018年7月4日には、集英社のキャンペーン「ラブコメ満載! 夏の女神フェア!!」に本作も参加し、単行本第1巻と第2巻のマイルド版が同年7月17日までの期間限定[303][304](後に同年7月31日まで延長[305][306])で無料公開された。

2018年10月5日には、集英社のキャンペーン「夜マン!!」に本作も参加し、単行本第1巻のセミカラー版が同年10月18日までの期間限定で無料公開された[307][308]

2018年11月2日には、本作の単行本第7巻と『終末のハーレム ファンタジア』の単行本第1巻の同時発売を記念した集英社のキャンペーン「夢のハーレム祭プレゼント」が開催された[309]。景品のB賞には、後述のイベント『週末のハーレム』の際に撮影された生写真が用いられている[310]

読切など[編集]

裏技入り終末のハーレム
2016年12月25日に『WJ』公式サイトにて公開された読切漫画作品[311][312][313]。新作ではなく、単行本第1巻の電子書籍版からメイティングシーンを中心に抜粋した本編の一部をクリックタップで動かせる「裏技」が盛り込まれた内容となっており、タイトルロゴ前の冒頭にはかつて裏技入りが公開されていた『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』の本編画像も用いられているほか、同日23時からは1時間限定で中身のブロックノイズが外されて無修正になっていた[314][315]
タイトルロゴの背景には第1巻の表紙イラストが用いられているが、美来の顔は描き直されており、コミックナタリーによる宵野へのインタビュー記事[46]や本作の公式サイトのSPECIALページ[316]などにも、描き直された方のイラストが用いられている。
年末のハーレム
2016年12月31日に単行本第2巻の発売を記念し、『J+』公式サイトにて公開されたブーメランパンツ野郎による本作のパロディ読切漫画作品[317][318]。同サイトの紹介文では「トリビュート漫画」と称されているが、本作についてのメタフィクション要素も含むギャグ内容となっている。
Stand By Me
2017年6月25日に『J+』公式サイトにて公開されたブーメランパンツ野郎による本作のiOSアプリ公開停止記念パロディ読切漫画作品[319]。本作のiOSアプリでの公開停止を受けて怒りのままアップル本社を訪れた主人公たちと、クレーマーでしかない彼らと対峙する同社の関係者たちによる交戦や、その顛末を描くギャグ内容となっている。

イベント[編集]

ジャンプフェスタ[編集]

連載開始以降、ジャンプ4誌による合同の大型イベント『ジャンプフェスタ』に本作も出展されている。

ジャンプフェスタ2017
2016年12月17日と同年12月18日に開催され、本作も完全閉鎖ブースで出展された[320][321]
ジャンプフェスタ2018
2017年12月16日と同年12月17日に開催され、本作も一般公開ブースで出展された[322]
ジャンプフェスタ2019
2018年12月22日と同年12月23日に開催され、本作も読み放題ゾーンに10作品中のうち1作として描き下ろしイラスト付きコメントと共に出展された[323]。また、ブース限定で第28話までが無料開放された[324]ほか、会場には宵野も訪れている[325]

週末のハーレム[編集]

集英社の男性向け週刊誌週刊プレイボーイ』とのコラボレーションイベント。開催に際して本作からもじった専用ロゴが制作されており、添えられた英文も「week end harem」となっている[326]

本イベントの開催に先駆け、2017年6月9日に本作の特別編が『週刊ヤングジャンプ』同年28号に掲載されていることを報じた『東京喰種トーキョーグール:re』の公式Twitterが『末のハーレム』との誤記を読者に指摘されて謝罪している[327][328]が、この時点ではまだ単なる誤記でしかなかった。

単行本第5巻の発売を記念し、2018年3月17日に東京新宿にて期間限定営業中のガールズバー週プレ酒場」を会場として開催された[263][329]。第5巻の書籍版購入者限定の抽選で無料招待された200人[330][331][332][333](235人とも報道されている[264][334])が、ヒロインたちに扮した川崎あや倉持由香長澤茉里奈青山ひかるRaMu菜乃花ら実在のグラビアアイドルたち6人とのチェキ撮影を行なえた[335]ほか、会場には宵野も訪れている[268][336]

なお、『週刊プレイボーイ』2018年2月26日号では、川崎たち6人と栗山秀作の撮影による本イベントとの連動コラボレーショングラビアが巻末に袋とじで掲載された[337][338][339]。この袋とじの内側に記載されたパスワードを本作の公式サイトで入力すると、外側(袋とじの最後のページ)に掲載された宵野による美来の描き下ろし特別イラストの全裸バージョンを閲覧できるようになっている[340]。その後、この全裸バージョンは単行本第8巻に内表紙として収録されている[単 62]

複製原画展[編集]

アニメイト三宮店のリニューアル5周年を記念し、2018年5月18日から同年6月17日まで同店舗内に複製原画が展示された[341][342][343]。また、期間中の単行本購入者から抽選で3人に宛名入り複製色紙が送られた[344][345]

Japan Expo[編集]

2018年7月5日から同年7月8日までパリノール・ヴィルパント展示会場フランス語版英語版にて開催された日本文化の総合博覧会『Japan Expo』の第19回に、本作もフランス語翻訳版の出版社であるデルクールフランス語版英語版社によって同社のブースに出展された[346]

ブースでは、当時は発売前だった単行本第3巻の表紙イラストが販売物の特典ポスターとして配布された[346][347]ほか、第1巻の表紙イラストが『Die & Retry』(原題:強くてニューサーガ)の第2巻表紙イラスト[348][349]と並ぶ、一際大きなポスターとして展示された[350][351][352]

他メディア化[編集]

VTuber[編集]

VTuberチャンネルの運用事業を展開しているBUZZCASTと集英社による共同事業として、『J+』から本作と『悪魔のメムメムちゃん』がそれぞれVTuber化される。動画シナリオはアイデアフラッドが担当しており[353][354]、2018年9月20日に各々の告知動画がYouTubeにて公開された[355][356]後、同年11月1日にはVTuber化されるキャラクターがちふゆであることが発表された[357]が、その理由についてLINKは「YouTubeにアップするコンテンツになるので、あまりエッチすぎることはできない」「濡れ場がある女性をVTuberにしておきながら、無難なことをしても面白みがないのでは」と前置きしたうえで、「ちふゆはすごく元気で明るく、ちょっと使い古された言い方をすればツンデレキャラ。わかりやすくていじりがいがある」と述べている[271]。その後、同年12月7日には動画第1弾が公開された[358]

終末のハーレムVR[編集]

DMM.comにて、本作の人気シーンのVR映像化作品『終末のハーレムVR』が制作される。同社のアニメーションレーベル「DMM pictures」にて2019年3月4日からエピソード3本の配信が順次開始された[359][360][361][362]後、同年6月28日にはそれらを同時収録したパッケージ版の発売をそれぞれ予定している[注 82]。それらに先駆け、2018年11月2日には3DCGで描かれたビキニ姿の美来が公開されたほか、同社の20周年キャンペーンの応援大使を務めるVTuber・星名こむが本作の第1話を朗読する動画が公開された[364]。同年12月21日にはDMM動画に特設ページが開設されて予約が開始され、朱音や晶のビジュアル、PVが公開された[365]ほか、同年12月22日・12月23日には『ジャンプフェスタ2019』にてPVが公開され、モーションアクターを担当したあべみほや南沙羽が登壇してチラシが配布された[365]。また、2019年1月25日・1月26日には配信日、特典、モーションアクターたちや宵野のコメント、同年1月17日に開催されたメディア向け先行体験会の感想が公開された[366][367][368][369]ほか、同年2月27日には声優伊藤静浅川悠三宅麻理恵からのコメント、配信情報、商品紹介PV、パッケージビジュアルが公開された[370][371][372]。その後、同年3月23日・3月24日には『AnimeJapan 2019』のDMM picturesブースに体験コーナーが開設され、南が登壇して試遊者にボックスティッシュポケットティッシュが配布されたほか、3月24日のスペシャルステージにはあべも登壇した[373][374][375][376][377][378]。その際のインタビューによれば、モーションキャプチャの撮影には全身黒タイツのようなスーツを着て臨んだうえ、南は都合上1人だけの撮影となったほか、相手役はDMMの女性が担当したという[272][273]

2019年4月12日には、DMM VR動画にて平田梨奈奈月セナを抑えて人気No.1となっている[379]

なお、VRソフト化を聞かされた宵野は驚き、DMMとのタッグから最初は18禁かと思ったそうである[271]

内容
いずれのエピソードも基本的には原作の再現であるが、展開は視聴者が受け身に徹する独自のものとなっている。
周防美来篇
原作第2話・第3話で怜人が美来に迫られるシーンの再現。
東堂晶篇
原作第28話で翔太が晶に迫られるシーンの再現。
ハーレム篇
原作第22話で怜人が美来・マリア・朱音の背中を流すシーンの再現。前述の理由から、このエピソードのみ原作とは逆に視聴者が美来・マリア・朱音に背中を流されるうえ、原作では拒否して不参加だった麗亜も参加する。
スタッフ
  • 原作 - LINK(原作)、宵野コタロー(作画)
  • 監督 - 金子ひらく(周防美来篇)、HIDE ITO(東堂晶篇)、タロウ・タナカ(ハーレム篇)
  • 制作 - 株式会社スパーチュアス
  • プロデュース - DMM pictures
  • 製作 - 終末のハーレムVR製作委員会
キャスト
モーションアクター / 声優の順に表記。
  • 周防美来 - あべみほ / 伊藤静
  • 黒田マリア - 四葉杏果
  • 片桐麗亜 - 伊東みつき
  • 龍造寺朱音 - 山本有紗 / 浅川悠
  • 東堂晶 - 南沙羽 / 三宅麻理恵

書誌情報[編集]

  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画)『終末のハーレム』 集英社ジャンプ・コミックス+[1]、既刊8巻(2019年3月4日現在)
    • 電子書籍版と書籍版が同時発売。
      • 電子書籍版は「セミカラー版」と題された特別編集版であり、連載時にモノクロだったメイティングシーンやシャワーシーンなどの過激な性的シーンが、集英社によってフルカラーでデジタル着色されている[注 83]。また、巻によっては「電子限定イラスト集つき特別版」が用意されている[380]
        • 新刊発売時などの際には、第1巻や第2巻の過激な部分(恭司と玲奈の初めてのメイティングや彼女の全裸グラビア、恭司とチューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女の4Pでのメイティングなど)にさらなる湯気や光、グラデーションや差し替えによる修正を加えたモノクロ版が、『終末のハーレム マイルド版』と称して期間限定で無料公開されている。
      • 書籍版はスマートフォン拡張現実機能とインターネット接続機能を用いた特典が用意されており、カバーを外した本体表紙を『J+』公式アプリを通して撮影することによる認証を経て、電子書籍版のメイティングシーンを『J+』公式サイトから30枚以上ダウンロードできる(ただし、印刷まではできない)ようになっている[93][381][382][383]
    • 性的な内容を踏まえ、一部の電子書籍販売サイトでは注意書きが添えられているほか、R-15指定に分類されている[384][385]
    • カバーロゴのデザインは、バナナグローブスタジオが担当している[386]
    • 累計発行部数は2016年12月30日時点で書籍版が30万部[387]、2017年4月24日時点で電子書籍版が23万部、書籍版が43万部[388]、同年6月1日時点で電子書籍版と書籍版を合わせて100万部[389]、2018年2月10日時点で電子書籍版と書籍版を合わせて200万部[390]、同年11月2日時点で電子書籍版と書籍版を合わせて300万部[364]
    • 各国語翻訳版
      • 電子書籍版と書籍版が同時発売ではなく、国によっては電子書籍版の発売が大幅に遅れている。
      • 台湾香港では、集英社から正規ライセンスを取得した東立出版社による繁体字中国語翻訳版が、『終末的後宮』のタイトルで2017年4月から発売されている[3][4]。なお、第1集[注 84]の発売を報じる特集ページには性的な内容を踏まえて「限」マーク[注 85]が表記されている[391]うえ、第2集以降は表紙にも追加されている[3][4]。また、第7集はフルカラーイラスト小冊子が添付された初回限定版も発売されている[392]
      • 韓国では、集英社から正規ライセンスを取得した大元 C.I.[393]による韓国語翻訳版が、『종말의 하렘』のタイトルで2017年7月から発売されている[5][6][394][395][396][397][398][399][400][401][402][403][404][405]。なお、第3巻以降の表紙には、性的な内容を踏まえて「19세미만구독불가」[注 86]との注記が追加されている。
      • フランスでは、集英社から正規ライセンスを取得したデルクールフランス語版英語版社によるフランス語翻訳版が、『WORLD'S END HAREM』のタイトルで2018年4月から発売されている[7]。なお、同社の青年向けコレクション「TONKAM SEINEN」[注 87]に分類されている[68]
        • フランス語翻訳版のセミカラー版は、イズネオフランス語版社にて2018年10月17日から発売されている[407]
      • アメリカでは、集英社から正規ライセンスを取得したセブンシーズ・エンターテインメント社による英語翻訳版が、『WORLD'S END HAREM』のタイトルで2018年4月から発売されている[8]。同社が流通会社のダイヤモンド・コミック・ディストリビューター英語版社と共同で2017年秋に新設したヤングアダルト向けインプリント「Ghost Ship」ゴーストシップに分類されており[124]、裏表紙には「WARNING! EXPLICIT CONTENT」「PARENTAL ADVISORY」との注記[注 88]が追加されている[408][409][410][411][412]
        • 英語翻訳版の発売決定の第一報はフランス語翻訳版より早く、第1巻の発売日も1日早い2018年4月3日を予定していた[123][124]が、その後に同年4月17日発売予定へ変更されている。
    • 各巻詳細
      • 第1巻 2016年9月2日発売[413] ISBN 978-4-08-880819-2
        • 第1話から第6話までを収録[注 89]
        • 電子書籍版は、GALAPAGOS STOREの2016年9月2日から9月8日までの人気コミックランキングにて第7位を記録した[414]。また、booklistaの2017年1月1日から6月15日までの上半期ランキング2017にて第14位[415]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2017 総合にて第29位[129]を記録した。
        • 書籍版は、COMIC ZINの2016年8月29日から9月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第2位[416]、同年9月5日から9月11日までの週間単行本売り上げランキングにて第5位[417]、同年9月の商業作品販売ランキングにて第1位[418]をそれぞれ記録した。また、ORICON STYLEの同年8月29日から9月4日までの週間コミックランキングにて第21位を記録した[419]。『J+』公式Twitterによれば、発売直後に大重版が決定した[420]ことを経て、発行部数は10万部を突破した[15]。その後、同年10月17日にはさらなる大重版が決定し[421]、同年11月15日にもさらなる重版が決定したうえ、第2巻の発売日が同年12月31日と告知された[422]オリオン書房秋津店公式Twitterやコミックとらのあな札幌店公式Twitterによれば、同年11月以降の重版分ではが変更されており、「続々重版中!! 少年ジャンプ+圧倒的人気ナンバー1!!」との一文が追加されている[423][424]。第2巻発売時にはそれに合わせて売れており、日本出版販売の2017年1月2日から1月8日までの今売れているコミックランキングにて第35位を記録した[425]後、2016年下半期コミック第1巻売上ランキングにて第1位を記録した[426]
      • 第2巻 2016年12月31日発売[427] ISBN 978-4-08-880842-0
        • 第7話から第14話までと同話の後に番外編1[話 12]、内表紙の後に玲奈の全裸グラビア[単 25]をそれぞれ収録。
          • 連載時、番外編1は第5話と第6話の間、玲奈の全裸グラビアは第9話と第10話の間にそれぞれ公開されていた。
        • 電子書籍版は、GALAPAGOS STOREの2016年12月30日から2017年1月5日までの人気コミックランキングにて第3位[428]、電子書籍ランキング.comの同年1月2日から1月8日までの電子書籍週間総合ダウンロードコミックランキングにて第1位[429]、同年1月9日から1月15日までの電子書籍週間総合ダウンロードコミックランキングにて第4位[430]、同年1月9日から1月31日までの電子書籍月刊総合ダウンロードコミックランキングにて第4位[431]をそれぞれ記録した。また、booklistaの2016年12月29日から2017年1月4日までの週間ランキングにて第1位[432]、同年1月5日から1月11日までの週間ランキングにて第3位[433]、同年1月1日から6月15日までの上半期ランキング2017にて第6位[415]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2017 総合にて第22位[129]をそれぞれ記録した。それに加え、Amazonランキング大賞2017上半期Kindle本のコミックジャンルにて第19位を記録した[434]
        • 書籍版は、COMIC ZINの2016年12月26日から2017年1月1日までの週間単行本売り上げランキングにて第9位[435]、同年1月2日から1月8日までの週間単行本売り上げランキングにて第1位[436]、同年1月9日から1月15日までの週間単行本売り上げランキングにて第7位[437]、同年1月の商業作品販売ランキングにて第4位[438]をそれぞれ記録したほか、TSUTAYAの同年1月2日から1月8日までの週間単行本売り上げランキングにて第7位を記録した[436]。また、ORICON NEWSの同年1月2日から1月8日までの週間コミックランキングにて第8位[439]、同年1月9日から1月15日までの週間コミックランキングにて第24位[440]をそれぞれ記録したほか、日本出版販売の2016年12月26日から2017年1月1日までの今売れているコミックランキングにて第25位[441]、同年1月2日から1月8日までの今売れているコミックランキングにて第8位[425]、同年1月9日から1月15日までの今売れているコミックランキングにて第24位[442]をそれぞれ記録した。
      • 第3巻 2017年6月2日発売[443] ISBN 978-4-08-881087-4
        • 第15話から第21話までと、内表紙の後に番外編2[話 58]をグラビア[単 70]としてそれぞれ収録。
          • 番外編2は連載時、第19話と第20話の間に公開されていた。収録に際し、連載時に添えられていた詳細なプロフィールが削減されたうえ、全員の年齢や花蓮による解説が削除されている。また、番外編としてのナンバリングが外されたため、第4巻以降に番外編が収録される際にはナンバリングが連載時と異なるようになった。
        • 電子書籍版は、GALAPAGOS STOREの2017年6月2日から6月8日までの人気コミックランキングにて第2位[444]、同年6月9日から6月15日までの人気コミックランキングにて第9位[445]hontoの同年5月28日から6月3日までの週間ランキングにて第3位[446]、同年6月4日から6月10日までの週間ランキングにて第3位[447]をそれぞれ記録した。また、booklistaの同年6月1日から6月7日までの週間ランキングにて第1位[448]、同年1月1日から6月15日までの上半期ランキング2017にて第13位[415]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2017 総合にて第7位[129][130]をそれぞれ記録した。
        • 書籍版は、COMIC ZINの2017年5月29日から6月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第1位[449]、同年6月5日から6月11日までの週間単行本売り上げランキングにて第2位[450]、同年6月の商業作品販売ランキングにて第2位[451]をそれぞれ記録したほか、TSUTAYAの同年5月29日から6月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第5位[449]、同年6月5日から6月11日までの週間単行本売り上げランキングにて第6位[450]をそれぞれ記録した。また、ORICON NEWSの同年5月29日から6月4日までの週間コミックランキングにて第5位[452]、同年6月5日から6月11日までの週間コミックランキングにて第8位[453]、同年6月12日から6月18日までの週間コミックランキングにて第25位[454]をそれぞれ記録したほか、日本出版販売の同年5月29日から6月4日までの今売れているコミックランキングにて第5位[455]、同年6月5日から6月11日までの今売れているコミックランキングにて第7位[456]、同年6月12日から6月18日までの今売れているコミックランキングにて第27位[457]をそれぞれ記録した。そのほか、トーハンの同年6月6日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第7位[458]、同年6月13日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第6位[459]をそれぞれ記録した。
      • 第4巻 2017年10月4日発売[460] ISBN 978-4-08-881243-4
        • 第22話から第28話までと、内表紙の前に番外編3[話 59]を「番外編2」と改題して[単 71]それぞれ収録。
          • 番外編3は#GIGA番外編(仮)での前述の通り、『少年ジャンプGIGA』2017 vol.3への掲載を経て、『J+』では第26話と第27話の間に公開されていた。
        • 電子書籍版は、GALAPAGOS STOREの2017年9月29日から10月5日までの人気コミックランキングにて第2位[461]、同年10月6日から10月12日までの人気コミックランキングにて第1位[462]、同年10月13日から10月19日までの人気コミックランキングにて第9位[463]をそれぞれ記録した。また、hontoの同年10月1日から10月7日までの週間ランキングにて第3位[464]を記録したほか、booklistaの同年9月28日から10月4日までの週間ランキングにて第2位[465]、同年10月5日から10月11日までの週間ランキングにて第1位[466]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2017 総合にて第20位[129]をそれぞれ記録した。
        • 書籍版は、文教堂の週間コミックランキング2017年10月6日付にて第1位[467]を記録したほか、hontoの同年10月1日から10月7日までの週間ランキングにて第5位[464]を記録した。また、TSUTAYAの同年10月2日から10月8日までの週間単行本売り上げランキングにて第4位[468]、同年10月9日から10月15日までの週間単行本売り上げランキングにて第7位[469]をそれぞれ記録したほか、ORICON NEWSの同年10月2日から10月8日までの週間コミックランキングにて第6位[470]、同年10月9日から10月15日までの週間コミックランキングにて第7位[471]、同年10月16日から10月23日までの週間コミックランキングにて第30位[472]をそれぞれ記録した。そのほか、日本出版販売の同年10月2日から10月8日までの今売れているコミックランキングにて第4位[473]、同年10月9日から10月15日までの今売れているコミックランキングにて第7位[474]、同年10月16日から10月22日までの今売れているコミックランキングにて第30位[475]をそれぞれ記録した。また、トーハンの同年10月11日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第4位[476]、同年10月17日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第5位[477]をそれぞれ記録した。
      • 第5巻 2018年2月2日発売[478] ISBN 978-4-08-881438-4
        • 第29話から第34話までと同話の後に「火野恭司の華麗なる一日」[単 72]、内表紙の後に晶の描き下ろしグラビア[単 73]をそれぞれ収録。
        • 電子書籍版は、COCORO BOOKSの2018年2月2日から2月8日までの人気コミックランキングにて第2位[479]、hontoの同年1月28日から2月3日までの週間ランキングにて第5位[480]、同年2月4日から2月10日までの週間ランキングにて第4位[481]を記録したほか、booklistaの同年2月1日から2月7日までの週間ランキングにて第1位[482]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2018 総合にて第13位[135]をそれぞれ記録した。
        • 書籍版は、COMIC ZINの2018年1月29日から2月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第7位[483]を記録したほか、TSUTAYAの同年1月29日から2月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第6位[483]、同年2月5日から2月11日までの週間単行本売り上げランキングにて第9位[484]をそれぞれ記録した。そのほか、ORICON NEWSの同年1月29日から2月4日までの週間コミックランキングにて第8位[485]、同年2月5日から2月11日までの週間コミックランキングにて第9位[486]、同年2月12日から2月18日までの週間コミックランキングにて第20位[487]をそれぞれ記録したほか、日本出版販売の同年1月29日から2月4日までの今売れているコミックランキングにて第6位[488]、同年2月5日から2月11日までの今売れているコミックランキングにて第9位[489]、同年2月12日から2月18日までの今売れているコミックランキングにて第21位[490]をそれぞれ記録した。また、トーハンの同年2月6日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第9位[491]、同年2月14日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第7位[492]をそれぞれ記録した。
      • 第6巻 2018年7月4日発売[493] ISBN 978-4-08-881523-7
        • 第35話から第41話までと、番外編4[話 60]を内表紙の後にグラビア[単 74]としてそれぞれ収録。
          • 番外編4は連載時、第36話と第37話の間に公開されていた。収録に際し、番外編としてのナンバリングは外されている。
        • 電子書籍版は、COCORO BOOKSの2018年6月29日から7月5日までの人気コミックランキングにて第2位[494]、同年7月6日から7月12日までの人気コミックランキングにて第4位[495]、booklistaの同年6月28日から7月4日までの週間ランキングにて第3位[496]、同年7月5日から7月11日までの週間ランキングにて第2位[497]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2018 総合にて第21位[135]をそれぞれ記録した。
        • 書籍版は、TSUTAYAの2018年7月2日から7月8日までの週間単行本売り上げランキングにて第4位[498]、同年7月9日から7月15日までの週間単行本売り上げランキングにて第10位[499]をそれぞれ記録したほか、ORICON NEWSの同年7月2日から7月8日までの週間コミックランキングにて第4位[500]、同年7月9日から7月15日までの週間コミックランキングにて第10位[501]をそれぞれ記録した。また、日本出版販売の同年7月2日から7月8日までの今売れているコミックランキングにて第4位[502]、同年7月9日から7月15日までの今売れているコミックランキングにて第10位[503]をそれぞれ記録した。そのほか、トーハンの同年7月10日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第4位[504]、同年7月18日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第9位[505]をそれぞれ記録した。
      • 第7巻 2018年11月2日発売[506] ISBN 978-4-08-881634-0
        • 第42話から第48話までと、内表紙の後に律香の描き下ろしグラビア[単 75]をそれぞれ収録。
        • 電子書籍版は、COCORO BOOKSの2018年11月2日から11月8日までの人気コミックランキングにて第1位[507]、電子書籍ランキング.comの同年10月29日から11月4日までの電子書籍週間総合ダウンロードコミックランキングにて第3位[508]、同年11月5日から11月11日までの電子書籍週間総合ダウンロードコミックランキングにて第1位[509]、同年11月1日から11月30日までの電子書籍月間総合ダウンロードコミックランキングにて第1位[510]をそれぞれ記録した。また、hontoの同年10月28日から11月3日までの週間ランキングにて第2位[511]、booklistaの同年11月1日から11月7日までの週間ランキングにて第1位[512]、同年1月1日から11月15日までの年間ランキング2018 総合にて第45位[135]をそれぞれ記録した。
        • 書籍版は、COMIC ZINの2018年10月29日から11月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第2位[513]、TSUTAYAの同年10月29日から11月4日までの週間単行本売り上げランキングにて第5位[513]、同年11月5日から11月11日までの週間単行本売り上げランキングにて第7位[514]をそれぞれ記録したほか、ORICON NEWSの同年10月29日から11月4日までの週間コミックランキングにて第9位[515]、同年11月5日から11月11日までの週間コミックランキングにて第8位[516]をそれぞれ記録した。また、日本出版販売の同年10月29日から11月4日までの今売れているコミックランキングにて第10位[517]、同年11月5日から11月11日までの今売れているコミックランキングにて第7位[518]を記録した。そのほか、トーハンの同年11月13日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第8位[519]を記録した。
      • 第8巻 2019年3月4日発売[520] ISBN 978-4-08-881762-0
        • 第49話から第55話までと、内表紙の後に恋子ところんの描き下ろしグラビア[単 76]をそれぞれ収録。
        • 電子書籍版は、COCORO BOOKSの2019年3月1日から3月7日までの人気コミックランキングにて第1位[521]、同年3月8日から3月14日までの人気コミックランキングにて第7位[522]をそれぞれ記録した。また、hontoの同年3月3日から3月9日までの週間ランキングにて第2位[523]を記録した。
        • 書籍版は、COMIC ZINの2019年3月4日から3月10日までの週間単行本売り上げランキングにて第5位[524]、TSUTAYAの同年3月4日から3月10日までの週間単行本売り上げランキングにて第3位[524]をそれぞれ記録したほか、ORICON NEWSの同年3月4日から3月10日までの週間コミックランキングにて第6位[525]、同年3月11日から3月17日までの週間コミックランキングにて第22位[526]をそれぞれ記録した。また、日本出版販売の同年3月4日から3月10日までの今売れているコミックランキングにて第5位[527]、同年3月11日から3月17日までの今売れているコミックランキングにて第20位[528]をそれぞれ記録した。そのほか、トーハンの同年3月12日付の週刊ベストセラーコミックスランキングにて第6位[529]を記録した。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ リニューアル後の『J+』では連載開始当時に表記されていた号数の「22号」[9]が撤廃され、公開日の「2016年5月8日」だけが表記されている[2]
  2. ^ 第2話までは毎週更新。不定期に本編が休止され、番外編やグラビアが挿入されることもある。また、番外編については単行本収録時にナンバリングが外されることがある(詳細は#書誌情報を参照)ため、本記事では便宜上、連載時のナンバリングで表記している。なお、2017年9月17日には『J+』公式サイトとは別に、本作の公式サイトでも「公式サイト版」と題して無修正版を期間限定で常時公開する同時連載が開始されている[12][13]
  3. ^ 連載開始当時、第6話のようなエロ要素がほとんど存在しない話については、他の作品と同じく午前8時に更新されていた。また、2016年9月13日以降の『J+』公式サイトは、『WJ』の発売日以外の更新時刻を午前0時に改定している[14]
  4. ^ 第20話で怜人に迫る全裸の美来と朱音を四つん這いの尻側から映した淫夢のコマ[話 7]、第30話で翔太との4Pを経て仰向けに横たわる春歌の全身を映した事後のコマ[話 8]、第34話で恭司とのソフトSM調の4Pを経て仰向けに横たわる玲奈を下半身から映した事後のコマ[話 9]、第39話の単行本第6巻での加筆分で翔太を正常位へ誘う小雪の全身を映したコマ[単 1]、第46話で善に騎乗位で結合しようと全裸になった輝奈を下半身から映したコマ[話 10]、第53話でクロエによって磔にされた全裸のポープ[話 11]、第57話前編で振魂の池に仰向けで浮かぶ全裸の恋子を下半身から映したコマ、第58話で「祭」に際して全裸で横たわる参加者たちを映した見開きページのように、衣服などを配置して隠すことすら不可能な構図の場合には、ページの大部分を対象の裸体が占めていてもその股間には何も描かれない。
  5. ^ 第7話での恭司と美女たち3人の4P[話 14]、第17話での翔太と柚希の逢瀬[話 15]、第54話後編での善と美鈴・センターパートミディアムヘアの女性・ボブヘアの女性の4Pのように、男性器こそ見せないもののフェラチオすら描かれている場合もある。
  6. ^ ただし、第4話での恭司と玲奈の初めてのメイティング[単 2]や、第15話での翔太と柚希の初めてのメイティング[単 3]のように、単行本では加筆されてさらに高い嬌声や膣内射精を示唆する擬音を伴いながら絶頂を迎える姿のほか、第42話での翔太と春歌・奈都・晶・葉句露・小雪の6P直後[単 4]のように、それまでの激しいメイティングによって素肌や椅子、床などに付着した各自の体液すら描かれている場合もある。
  7. ^ それ以降、絵理沙への一途さや特効薬の研究の困難さから、無自覚で他人への配慮に欠けた軽率な言動に出てしまうこともある。なお、連載時の第21話では恭司の胎児への配慮に欠けた発言すら見られたが、単行本第3巻では彼を祝福する発言に修正されている[単 5]
  8. ^ a b c 連載時はマリアが台湾への出奔直前から到着までは怜人たちと別行動を取っていたかのように描き忘れられていたが、単行本第8巻では彼らの傍に描き足されており[単 6][単 7][単 8][単 9][単 10][単 11]、メイティング施設の駐車場にて怜人が麗亜に救われた際の彼や朱音の台詞にも、麗亜の傍に描き足されたマリアの名や様子が追加されている[単 12]
  9. ^ 南シナ海の洋上かつ夜の甲板にて2人きりという状況だったが、マリアが告白しようと勇気を振り絞った直後、絵理沙が怜人と自室にて話し合おうと上がってきたことから告白は叶わず、船内へ立ち去っていく彼らの姿にマリアはため息をつくこととなった。
  10. ^ 単行本第4巻では、慶門市の露天風呂にて朱音の持つ鬼原への嫌悪感を指摘する台詞が変更されており、「龍造寺さん」と「鬼原長官のこと」を入れ替えて倒置法を盛り込むことで、より麗亜が確信を得ていることが読み取れるようになっている[単 13]
  11. ^ 玲奈との初めてのメイティングや怜人との初対面の際に世界を称賛しているほか、彼に嬉々としてモデルの女性・マヤ・玲奈との実績を明かしたうえで立ち去る際には、大声で「俺は子作りに励むぜー!」とまで言い放っている。また、第5話公開時点での宵野のTwitterでは、「おまけ」と称して美女たち2人を両脇に抱えながら札束風呂を満喫する恭司の姿が描かれている[36]
  12. ^ その直前には、クロエに改めてメイティングの中止やメイティング候補たちとの接触の禁止を通告されて立腹したことからも、傍に佇む寧々子には腹の目立ち始めた女性たちの生活維持に努力することを約束してきた彼女の手腕に感謝したのに対し、同じく佇む玲奈にはまだ受胎していない彼女の不安な心中をまったく思いやらず何の言葉もかけなかったうえ、腹の目立ち始めた女性たちの出産への期待を平然と口にしたことから、玲奈は寂しさを募らせた表情で自分の腹を見つめながら擦ることとなったうえ、揺れる心を花蓮につけ入れられてしまうこととなった。
  13. ^ 恭司への呼称もオナニー当時までは「火野様」だった[話 3][話 4][話 34]が、その後日に難民地区へ案内した際のモノローグでは「恭司様」とさらに思いを込めたものに変わっている[話 32]。そういった心境に際して玲奈とは組み合わせた状況も描かれるようになっており、「火野恭司の華麗なる一日」ではリカやツインテールの少女も交えて下着姿で扉ページを飾っている[37]ほか、「電子書籍ストア5書店合同メイティングキャンペーン」(詳細は#キャンペーンを参照)の特典イラストでは美来・花蓮・柚希・晶がそれぞれ単体での全裸セックスを想定した状況で描かれているのに対し、寧々子だけは玲奈との全裸3Pを想定した状況で描かれている。また、玲奈による呼称も第8話で恭司との混浴中には「担当官さん」と他人行儀だった[話 34]が、第60話で翔太や花蓮との会食中には「石動さん」と親しみを込めたものに変わっている。
  14. ^ しかし、会食だけは叶ったうえで恭司がまひるに振られたため、自身は溜め息をつくこととなった[話 9]
  15. ^ 第17話で台所に立つ167cmの柚希に後方から抱きついた際、彼女より頭半分は低く描かれていることから、身長は160cm以下であることがうかがえる[話 15]。また、単行本第3巻で加筆された第15話の初めてのメイティングシーンでも、正常位で絶頂を迎えた際の翔太が背中をほぼ曲げないまま、柚希の左乳首を吸いながら右乳房を左手で鷲掴みにしている[単 3]ことから、彼らの身長差がうかがえる。なお、現実世界で厚生労働省が発表した2017年時点の18歳男性の平均身長は168.9cmとされているため、それを踏まえると翔太は小柄に相当する[38]
  16. ^ 単行本第7巻では、6Pに励む際にモノローグも加筆されており、かつての自分と比較しながら攻撃的な一面を覗かせる様子がよりわかるようになっている[単 14]
  17. ^ 単行本第8巻では、自己紹介してきた翔太と握手する際の怜人のモノローグに、翔太の名が追加されている[単 15]
  18. ^ 単行本第6巻では、兎水とのメイティングの際に目の前にいるエリカをさらに無視する台詞も加筆されている[単 16]
  19. ^ 第12話の扉ページでは、慶門市立西高等学校の女子用制服姿が描かれている[話 37]。なお、更新時点の午前0時では全裸だったが、午前8時には制服姿へ差し替えられた。また、単行本第2巻にはどちらも未収録だったが、第3巻には内表紙に全裸が収録されている[単 17]
  20. ^ 連載時は「アラブ王様みた〜い!」だったが、単行本第5巻ではこの台詞へ変更されている[単 18]
  21. ^ 一方的なメイティングについては翔太が思い留まることを見越していたのかは不明であるが、会食の場にて昏倒した玲奈を抱き上げた際の彼の台詞「他人の女性を盗るのは… ゾクゾクするね」も含め、その旨が描かれる第60話のサブタイトルは「卑略」となっている。
  22. ^ 連載時は売春を生業にしていた者は1人もいないことや、怜人とセックスしても良いことも美来の台詞で挙げられていたが、単行本第1巻では前者が削除され、後者が「セックス」から「子作り」へ変更されている[単 19]。その発売に際し、集英社が『J+』公式サイト内に開設した電子書籍版の特集ページでは、後者の変更前の台詞が宣伝文句の1つとして用いられている[42]
  23. ^ コミックナタリーに掲載された宵野へのインタビューによれば、このチョーカー姿は彼女のリクエストによるものだそうである[46]。その後、このチョーカーは怜人が見た淫夢で彼に迫る全裸の美来と朱音も着けている[話 7]
  24. ^ 通常、卵子の受精から受胎の確認まで約2週間前後は要するためである。また、厳密には7週6日以前の状態を「萌芽」、8週目以降の状態を「胎児」と呼ぶ。詳細は妊娠#受胎妊娠#妊娠の経過を参照。
  25. ^ 胎児の性別を超音波検査で判定できるのは、一般的に18週以降とされているためである[48]
  26. ^ 第59話で花蓮が玲奈に接触した際には、彼女のことを「元女優」と称していることから、恭司のメイティング候補へ転身する際に女優業を引退したことが示唆されている。
  27. ^ 恭司に「超美人だよなあ」と評された撮影当時から顔がわずかに大人びたほか、髪型が撮影当時のボブヘアからミディアムヘアに変化するなど美貌に磨きがかかったこともあり、初めてのメイティングを始める際にはバスローブを脱ぎ捨てて全裸となった彼に「映画で観たまま… いやそれ以上だ…」と高評されている。また、『裏技入り終末のハーレム』(詳細は#読切などを参照)でも「超美人の女優」と称されている。
  28. ^ 要望通りの姿に感激した恭司が励む際には、スカートを脱いでベッドに横たわった玲奈のソックスとパンティーを脱がせて覆い被さる瞬間までしか描かれていないが、彼が怜人に実績を明かす際の回想では、まくり上がった衣装の裾から露出した乳房を手ブラで隠して恥じらう玲奈の上半身が描かれているほか、彼女に先駆けて励んだモデルの女性やマヤも描かれている。なお、単行本第1巻では恭司に覆い被さられた後の過程が加筆されているが、下半身を露出させられていたはずの玲奈はスカートとパンティー、ソックスを着けた姿に戻っており、愛撫の果てにパンティーだけを脱がされて背面側位で絶頂を迎えるという、連載時からつながりにくい過程に変更されている[単 21]
  29. ^ 厳密には玲奈が着用しているものは、トップスがマイクロビキニに迫るほど極細で肩紐無しの生地を乳房の間に小さなリング1個でつないでいることや、ボトムスが左右の腰に紐で結びつけるGストリングとうかがえるやはり極細の生地であることから、単なるチューブトップではなく「チューブトップマイクロビキニ」や「バンドゥリングマイクロビキニ」などの呼称で分類される[49][50]
  30. ^ 連載時は、4Pが始まるまで「火野様」と呼んでいたのに対し、始まってからは「恭司様」と呼んでいたことが、監視カメラの画面を寧々子が見つめるシーンで確認できる。また、単行本第1巻の巻末に収録された第2巻の予告でも、ボディ洗い中のマイクロビキニ姿の侍女は「火野様」と呼んでいる[単 22]が、第2巻の本編では台詞が変更されており、ボディ洗いの時点から3人とも「恭司様」と呼んでいる[単 23]
  31. ^ 4Pが始まる直前にも、チューブトップ姿で恭司の脹脛へのボディ洗い中にすぐ正面に位置する彼の股間を直視できずに顔を背けながら奉仕する、ディープキスに耽る恭司とマイクロビキニ姿の侍女の姿を胸の高鳴りと共に顔を両手で覆いながら見つめるといった、恥じらう姿が描かれている。また、単行本第2巻では恭司に身を任せた後の過程が加筆されており、パーティションを背にして乳首を露出させられながら乳房を愛撫される姿がマイクロビキニ姿の侍女とスリングショット姿の侍女を欲情させるうえ、その果てに並んで横たわりながら共に結合を懇願する際には、自分から尻を露出させて掲げる姿が描かれている[単 24]。なお、第2巻の発売に先駆けてコミックナタリーに掲載された宵野へのインタビューでは、加筆された過程の際に玲奈が恭司に乳房を愛撫されながら恥じらう姿が紹介されている[46]
  32. ^ バスローブ姿の恭司が座るソファーの傍にて、床に座って彼の足に奉仕していた玲奈は、ツインテールの少女のディープキスに応じる恭司の口元から首筋へこぼれ落ちる飲み物を舐め取ろうとして彼に抱きつき、その後も両太腿に跨ったまま正面を保持しているうえ、恭司がリカとツインテールの少女に両手で応じている最中には彼の足元の床に玲奈の脱ぎ捨てたブラジャーが描かれているなど、彼女が欲情のまま恭司を求めたことが示唆されている[話 13]
  33. ^ 第60話で翔太や花蓮との会食中に睡眠薬で眠らされる直前には、恭司の優しさを明かしたうえで現在の生活への不満がないことも明かし、花蓮からは改めて恭司とのメイティング回数の多さを称えられて赤面したうえ、彼女の提案したメイティングの割り振り変更に思わず立ち上がって拒否したほか、翔太からは恭司への思いを指摘されて言葉に詰まるという動揺も見せている。
  34. ^ 更新時点の午前0時には同時期に撮影したヌード写真が流出したことをうかがわせる体裁の全裸姿だったが、午前8時には同じ構図や姿勢のトライアングルビキニ姿へ差し替えられた。前者では手前に配置された飲み物で股間だけが隠されていた股間も、後者では差し替えに伴って飲み物が除去されている。その後、第10話の公開前には何の告知も無く全裸姿へ差し戻されたが、第11話の公開後には再びトライアングルビキニ姿へ差し替えられた。単行本第2巻には更新時点での絵柄から前述の体裁を除去した全裸姿が収録されている[単 25]が、宵野は「全年齢の単行本で大丈夫かな」と思いながら描いていたという[51]
  35. ^ リニューアル後の『J+』では号数の「41号」[52]が撤廃され、公開日の「2016年9月18日」だけが表記されている[53]。この公開に先駆け、『WJ』2016年41号526-527頁に見開きで掲載された『J+』の広告では、前半が玲奈の紹介に割り当てられている。なお、宵野のTwitterによれば、玲奈の人気については宵野も編集も驚いているそうである[54]
  36. ^ 水着の着方はチューブトップ姿の玲奈やマイクロビキニ姿の侍女と異なり、ボディ洗いの時点ですでにトップス部分を乳房の間に挟み込んで乳首を露出させているため、水着としての意味はほぼ消失している。なお、連載時は恭司がマイクロビキニ姿の侍女からボディ洗いの気持ち良さを尋ねられて「最高に気持ちいい」と答える際、彼の左肩の傍ではスリングショット姿の侍女が欲情を含む笑顔を浮かべていたが、ページ端ギリギリに描かれていたことから単行本第2巻では裁ち落としに遭い、電子書籍版でも書籍版でも見えなくなっている[単 28]
  37. ^ 第8話の冒頭で恭司へのボディ洗い中に美貌を自称しながら気持ち良さを尋ねる際に確認できる[話 34]ほか、単行本第2巻で加筆された部分ではスリングショット姿の侍女と共に彼の背中へ乳房を押しつけて乳首を露出させながら愛撫を懇願する際[単 29]に確認できる。
  38. ^ 単行本第2巻では恭司に身を任せた後の過程が加筆されており、欲情したマイクロビキニ姿の侍女とスリングショット姿の侍女が彼に身体を密着させて自分たちへの愛撫を懇願するうえ、後者は玲奈への愛撫を順番と称して止めない恭司の股間へ左手を這わせ入れ、実際には一刻も早く自分たち3人との結合を望んでいることを看破し、耳元で妖しくささやいてみせる。最後は、玲奈と後者を左右に並べて共に横たわった前者が自分から股間も露出させてM字開脚で結合を懇願し、恭司がそれに応える姿が描かれている[単 24]
  39. ^ a b 単行本第5巻では3Pで乱れる過程が加筆されており、ツインテールの少女を右腕で抱えた恭司に左腕で抱えられながら乳首を吸われたリカが、ツインテールの少女と反発し合いながらもベッドに彼女を組み敷く姿勢で仲良く股間を重ね合わせ、恭司と結合して絶頂を迎える姿が描かれている[単 30]
  40. ^ それでも胎児の性別が男児となった場合には、花蓮が責任を持って胎児に何らかの「処置」を行なうことも、「研究成果」に続いて彼女の台詞から示唆されている。
  41. ^ 単行本第3巻では押し倒した後の過程が加筆されており、痣や乳首へのキスとズボン越しの股間への愛撫にたまらず早漏してしまった翔太を慰めた柚希が、改めて彼と正常位で結合した果てに絶頂を迎える姿が描かれている[単 33]
  42. ^ メイティング施設へ避難した後の翔太が玲奈への一方的なメイティングを始めようとした際には、彼が思い出して断念するきっかけとなっている。
  43. ^ 単行本第3巻では乳首を吸わせた後の過程が加筆されており、翔太の舌使いに股間を湿らせるまでに欲情した柚希が欲情した彼と対面座位で結合する姿が、校舎外から音楽室を窓越しに映す構図で描かれている[単 34]
  44. ^ 番外編2[話 58]や番外編3[話 59]のように、描かれていない場合もある。
  45. ^ 単行本第4巻では上半身裸となった春歌がソファーへ押し倒された後の過程が加筆されており、「おまじない」と称して彼女の痣にキスしていく翔太にさらなるキスを求めた春歌が欲情してパンティーを脱ぎ、彼と正常位で結合する姿が描かれている[単 35]。また、この加筆された過程は、後述の口火を切った理由付けにもなっている。
  46. ^ a b c 単行本第5巻では4Pを開始した後の過程が加筆されており、奈都と晶が翔太とのダブルディープキスに耽った後、最初に彼と結合しようとする春歌へ奈都がじゃんけんでの順番決めを提案した結果、奈都が1番目、春歌が2番目、晶が3番目にそれぞれ翔太と結合したことが、奈都と騎乗位で結合中の彼を愛撫する春歌と晶の台詞から示唆されている[単 36]。ただし、3人とも早々にブラジャーやパンティーを脱いでいるうえ、4Pの光景を映す監視映像は加筆されていないため、連載時とは相違が生じている。
  47. ^ a b c 翔太へのボディ洗いの際には、春歌が両手や乳房で左腕を、奈都が股間で左足を、晶が乳房で背中をそれぞれ愛撫していたところ、春歌だけがプールにてメイティングが叶わなかったことを理由に挙げて「ご褒美」と称した手マンを懇願し、叶えられている。また、単行本第7巻ではその後の過程が加筆されており、快感に震えた春歌が奈都に勧められて翔太と対面座位で結合し、彼の背中に左手を添えた奈都や自分の股間に右手を差し入れた晶に見守られながら絶頂を迎える姿が描かれている[単 37]
  48. ^ a b c d 単行本第7巻では5Pでのメイティングに励む際の過程が加筆されており、浴槽内にて律香が春歌・奈都・晶に見守られながら共に立ち上がった翔太に愛撫された果てに対面立位で結合して突き上げられ、彼に抱きついて嬌声を上げる姿を春歌や奈都に可愛いと評されながら絶頂を迎える姿が描かれている[単 38]
  49. ^ a b c d e 単行本第7巻では6Pでのメイティングに励む際の過程が加筆されており、春歌・奈都・晶・葉句露・小雪が翔太に背面立位で次々と結合されては激しく突かれ、絶頂を迎えていく姿が描かれている[単 14]
  50. ^ a b c 4Pに先駆けて下着姿で奉仕する際には、春歌はベッドの傍に置かれた取り出した飴玉を翔太に咥えさせて一同で味わおうと提案し、ディープキスを介して彼から奈都へ渡すことすら平然と行なったほか、奈都は「利子をつけた」と称して翔太とのディープキスをより長く味わっている。それらを見せつけられて欲情した晶は翔太の要望に応じて自分から彼とのディープキスに耽り、その大胆さで春歌や奈都を驚かせている。単行本第8巻ではその後の過程が加筆されており、晶が翔太に正常位で激しく突かれているところに春歌と奈都が彼への愛撫に参加したことをきっかけとして4Pが開始され、3人が横並びとなっての正常位や後背位でさらに激しく突かれる姿が描かれている[単 39]
  51. ^ 単行本第3巻では翔太に身を任せた後の過程が加筆されており、彼の性技に股間を湿らせるまでに欲情した奈都が、正常位で結合した果てに絶頂を迎える姿が描かれている[単 41]
  52. ^ a b 単行本第6巻では3Pでのメイティングに励む過程が加筆されており、奈都がプール槽内にて左乳房を翔太に愛撫させて嬌声を上げた後、晶がスクール水着による密着状態のまま彼との駅弁で絶頂を迎える姿や、プール槽から上がらず余韻に浸る晶を余所に奈都がプールサイドにて翔太によるスパンキングを受けながら後背位で励む姿が描かれている[単 42]
  53. ^ 単行本第4巻では翔太を拘束した後の過程が加筆されており、上半身裸となった晶がシックスナインで彼への思いを吐露してパンティーを脱ぎ、騎乗位で結合する姿が描かれている[単 43]
  54. ^ 後述するように飛び級であることからも、他の面々と違って年齢やスリーサイズはほぼ「???」とされており、連載時の番外編2のパンティー姿でも唯一、最初から胸部はブロックノイズで隠されている。しかし、単行本第3巻では無修正版が収録されている[単 40]
  55. ^ 単行本第6巻では結ばれる際の過程が加筆されており、臍キスや愛撫を経てかつてのエリカと同様に茂みの樹木に掴まりながら背面立位で結合し、絶頂を迎える姿が描かれている[単 44]
  56. ^ 単行本第5巻では翔太に身を任せた後の過程が加筆されており、フェンスに掴まっての背面立位を強要されるうえ、女子生徒たちの反応にさらなる恥辱の涙を流す姿が描かれている[単 45]
  57. ^ a b 単行本第6巻では3Pでのメイティングに励む過程が加筆されており、傍らの葉句露と正常位で結合していく翔太を小雪がアナル舐めでより興奮させた後、絶頂を迎えた葉句露の左側にて小雪も正常位で彼と結合し、さらなる結合に喘ぐ葉句露と共に励む姿が描かれている[単 46]
  58. ^ 単行本第6巻では翔太に押し倒された後の過程が加筆されており、エリカの目の前で彼に身を任せて恥じらいながら背面座位で絶頂を迎える姿が描かれている[単 47]
  59. ^ 単行本第8巻ではメイティングに励む際の過程が加筆されており、自分の嬌声が室外へ漏れることを懸念しながら翔太に正常位で突かれる姿が描かれている[単 48]
  60. ^ 単行本第2巻では青姦シーンが加筆されており、茂みの樹木に掴まりながら背面立位で悦ぶエリカの姿が描かれている[単 49]
  61. ^ 翔太に制服を引き剥がされてたまらず消灯を懇願するも拒否され、恥じらいながら応じて身を任せる従順さすら見せるが、それに先駆けて室内へ押し込まれる直前の彼には、エリカならメイティングしても柚希には落胆されない旨が、花蓮から耳打ちされている。
  62. ^ a b 単行本第8巻では善を3Pでのメイティングに励ませる過程が加筆されており、顔面騎乗でのクンニリングスに歓喜するころんが騎乗位や正常位での破瓜の痛みに涙する恋子を優しく慰めたうえで共に身体を重ねながら改めて彼を結合させ、3P中の姿を安保に見られた際を想像してさらに歓喜する姿が描かれている[単 50]
  63. ^ 第32話では、国務長官室での会議中に技術長官が民生長官の人民管理能力の低さを挙げて彼女をからかったうえ、「立場を笠にきて自分の好きなことやってんのはアンタも同じだろ」と挑発し、自分の地下施設の件や民生長官の「研究所」の件を示唆する姿も描かれている[話 27]
  64. ^ 出演させられた怜人はこの番組の需要を疑問視していたが、美来の台詞によれば国内視聴率は94%だという。
  65. ^ 単行本第2巻では会議中の台詞が一部変更されており、他の面々の意見を酌む際にUW世界本部より先手を打つことを思案している[単 51]
  66. ^ 単行本第7巻ではメイティングを強行する際の過程が加筆されており、抵抗できない善への言葉責めや彼の乳首への甘噛みを経て腰を使い、仰け反りながら絶頂を迎える姿が描かれている[単 52]
  67. ^ 単行本第8巻ではメイティングに励む過程が加筆されており、善に紐付きの首輪を装着して彼の首を締め上げた美鈴が、騎乗位に耽りながら膣内射精を命じる姿が描かれている[単 53]
  68. ^ 医療班を率いていることについては、連載時は囲炉裏を囲んだ際の台詞から示唆されるだけだったが、単行本第8巻では夫のもとから戻ってきた際の名前紹介に「医療班」が追加されたことにより、明示されている[単 54]
  69. ^ 連載時は科学力の衰退について、男性のほとんどが死滅したことがロストテクノロジー化につながったことや、それゆえに女性たちは原理がわからずとも利用可能な技術しか使えないことが美来の台詞で説明されていたが、単行本第1巻ではこの旨に修正されている[単 55]
  70. ^ 連載時は残骸全体から検出された旨が書かれていたが、単行本第7巻ではこの旨に修正されている[単 56]
  71. ^ そのため、ナンバーズのセックスの回数はメイティング済みの女性たちの人数をはるかに上回るうえ、後から選ばれた女性の受胎が先に選ばれた女性の受胎より早く確認されていることがうかがえる例もある。詳細は#恭司のメイティング候補たち#翔太のメイティング候補たちを参照。
  72. ^ 実例としては、スペイン系ハプスブルク家などが挙げられる。詳細はスペイン・ハプスブルク朝マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャを参照。
  73. ^ 第1話で怜人の護衛が難民地区の女性を気絶させる際[話 1]、第9話で技術長官の護衛が怜人を気絶させる際[話 57]、第32話で麗亜がボーイッシュな女性を気絶させる際[話 27]、第48話で朱音が拘束中の鬼原の看守を気絶させる際[話 26]ハンディータイプを、第50話で朱音がポープの部下たちを気絶させる際や麗亜がポープを気絶させる際[話 29]TASER M26とうかがえる形状のワイヤー針式を、それぞれ用いている。
  74. ^ 第50話でポープが美来を人質に取った際に明言している[話 29]
  75. ^ 現実世界の日本では、不特定多数との子作りや短躯者の警護業務への起用はもとより、小学校・中学校・高等学校での飛び級は認められていない。詳細は飛び級#日本を参照。
  76. ^ その後、第51話では別の自動車で難民ホームへ到着している[話 16]ことから、この送迎車はポープたちによる追跡を振り切るためにも途中で乗り捨てたことが示唆されている。
  77. ^ 誘惑中、視力検査を担当する女医は白衣の下がパンティーとガーターストッキングだけの姿となっており、途中から白衣を脱ぎ捨てて露出させた乳首や乳輪ランドルト環に見立てているほか、各検査を担当するナースたちはそれまで制服の下に着ていたスクラブを着ておらず胸の谷間や臍を露出させているうえ、心電図検査の直前にジェルを塗る2人に至ってはその露出具合から、ノーブラかつ胸ポチすら確認できる。
  78. ^ 第47話での怜人の携帯電話における表示[話 33]
  79. ^ 第59話冒頭の場所紹介に加え、マリアがUWに見つからないルートを通っていることを明かしているため、現実世界での航空機にも用いられている台北から中国大陸沿いにほぼ直進していく最短ルート[75]ではなく、台湾島の南側から回り込んで南シナ海を経由する迂回ルートを通っていることが示唆されている。
  80. ^ 第53話でメイティング施設の大浴場に入浴中の玲奈を説明する花蓮の台詞では、翔太がコールドスリープに入った時期に玲奈が「デビューした」と説明されていたが、彼女に見覚えがある旨を口にした翔太の台詞と矛盾することから、単行本第8巻では「活躍していた」と変更されている[単 60]
  81. ^ さらに、2018年5月9日に開催されたトークイベント「ジャンプのミライ2018」では、登壇した細野による「アクティブユーザーが週間200万〜250万くらい、累計売上が84億円」との発表と共に、本作が挙げられている[106]
  82. ^ 発表当初、パッケージ版の発売は2019年3月29日を予定していたが、同年3月6日には諸般の事情から延期となったことが発表された[363]
  83. ^ 実際には書籍版と同じくモノクロのまま収録されているページ(第7話での恭司と美女たち3人の4P[単 63]など)のほか、書籍版とは明らかに異なる塗り忘れや塗りミスが生じているページ(第8話では恭司とチューブトップ姿の玲奈・マイクロビキニ姿の侍女・スリングショット姿の侍女のボディ洗いから4Pにかけての際における彼の入浴用椅子、恭司の4Pの提案に玲奈たち3人が驚いて赤面する際におけるスリングショット姿の侍女の水着、彼のディープキスで玲奈が蕩けさせられて4Pの提案を了承する際における彼女の口内[単 64]、第20話では怜人の淫夢で美来と朱音が彼にメイティングを迫る際における美来の睫毛[単 65]、第25話では恭司が玲奈・リカ・ツインテールの少女に奉仕される際におけるツインテールの少女の頭髪や玲奈の目元[単 66]、第34話ではまひるに振られて呆然とする恭司を見ながらため息をつく寧々子の頭髪[単 67]、第51話の単行本第8巻で加筆された部分では春歌・奈都・晶を正常位で突いている翔太の身体[単 68]など)も存在する。
  84. ^ 中国語圏では単行本を「巻」ではなく「集」で数えるため、この場合は日本でいうところの第1巻に相当する。
  85. ^ 「限」は「限制級」の略であり、日本でいうところの18禁に相当する。また、マークの外周に記された「未満18歳者不得観覧」も、「18歳未満閲覧禁止」を意味する。
  86. ^ 「19歳未満購読不可」の意味であるが、これは韓国の刊行物倫理委員会朝鮮語版による審議で警告を受けた作品に、必ず表示しなければならないものである[406]
  87. ^ 「TONKAM」は、2014年1月にデルクール社に吸収合併された同名会社が前身である。同社のフランス語版記事のfr:Tonkamも参照。
  88. ^ 両者を合わせ、「警告! 露骨な内容につき、保護者の指導が必要です」を意味する。ペアレンタル・アドバイザリーも参照。
  89. ^ 第1話冒頭のカラーページは連載時と違って中表紙を兼ねる形で目次の前へ移動され、黒ページを経て同話本編が始まる順番で収録されている[単 69]

出典[編集]

ウェブサイト[編集]

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