網走駅

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網走駅
駅舎(2011年9月)
駅舎(2011年9月)
あばしり
Abashiri
所在地 北海道網走市新町2丁目2-12
駅番号 A69
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
電報略号 アハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
350人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1912年大正元年)10月5日
乗入路線 2 路線
所属路線 石北本線
キロ程 234.0km(新旭川起点)
A68 呼人 (8.1km)
所属路線 釧網本線
キロ程 0.0km(網走起点)
(1.4km) 桂台 B79
備考 社員配置駅
みどりの窓口
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網走駅
あばしり
Abashiri
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
駅構造 地上駅
開業年月日 1932年昭和7年)12月1日
- 石北本線(貨物支線)
1935年(昭和10年)10月10日
- 湧網線
廃止年月日 1984年(昭和59年)2月1日
- 石北本線(貨物支線)
1987年(昭和62年)3月20日
- 湧網線
乗入路線
所属路線 石北本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(網走起点)
(1.3km) 浜網走
所属路線 湧網線
キロ程 89.8km(中湧別起点)
備考 浜網走駅は、初代網走駅の後身。1969年に移転。
大曲仮乗降場との距離は実キロ。
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網走駅(あばしりえき)は、北海道網走市新町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅番号A69電報略号アハ事務管コードは▲122535[1]。日本の鉄道駅をアルファベット順に並べた場合、最初となる駅である[注 1]

概要[編集]

本駅の所属線である石北本線[2]釧網本線を加えた2路線が乗り入れる。両方の路線とも本駅が終点であるが、直通運転する列車の設定もある。現在、複数の鉄道線が乗り入れる乗換駅としては日本最北の駅になっている[注 2][注 3]。かつては上記2路線に加え湧網線も分岐していたが、1987年(昭和62年)3月20日付で廃止された。

特急オホーツク・大雪」、快速しれとこ摩周号」の始発・終着駅となっている。

歴史[編集]

1977年の網走駅(中央右)及び貨物駅の浜網走駅(左下)と周囲約1km×1.5km範囲。右が釧網本線釧路方面。左が石北本線新旭川方面と湧網線中湧別方面。
網走駅は駅舎側ホームが切り欠き状になった複合ホーム2面4線で、駅舎横切り欠きホームの0番線は湧網線が発着していた。駅裏側に客車の留置線が7本、車庫へ3本、駅舎横釧路側貨物ホームへ1本の引込み線とそこから釧路側へ伸びる留置線が有り、また駅裏釧路側には転車台が残されている。
転車台の先の道路右端に見える公園はかつての浜網走駅、つまり初代網走駅の構内の西端に当たり、公園と道営団地を含む南3条西4丁目から網走橋手前の西1丁目までが構内で、駅舎は南側に有った
左下に移転後の2代目浜網走駅が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

網走線(後に網走本線)の終着駅として開業した(初代)網走駅は札弦方面への延伸とともに途中駅になり、この方面への運行がスイッチバックとなる煩わしさがあった。釧路からの釧網線(後に釧網本線)全通は輸送量の大幅な増加をもたらす事が予想されたことから移転予定地周辺の網走川の河川改修と埋立拡張が進められ、全通した翌年に現在地への移転となった。旧網走駅は貨物駅として(初代)浜網走駅に改名されて残された。

年表[編集]

駅構造[編集]

2面3線の単式・島式の複合ホーム。全ホーム双方向に発着できるため、厳密な方向分けは行われていない。特急列車と両線直通列車は駅舎に面した1番のりばを使用する。ホーム間は跨線橋で連絡している。構内には北見運転所網走詰所の客車庫線が2線と給油施設を持った留置線があり、気動車の仕業検査・夜間滞泊が行われる。

湧網線は主に0番のりばに発着していた。湧網線の列車はキハ22形気動車の単行運転が多く、0番のりばは車両3両分程度の長さであった。現在線路は撤去されて駐車場となっている。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 石北本線 上り 北見札幌方面
釧網本線 下り 知床斜里釧路方面 一部列車
2・3 釧網本線 下り 知床斜里・釧路方面
石北本線 上り 北見方面 一部列車

終日社員配置駅。みどりの窓口(営業時間5時20分 - 22時35分)、自動券売機駅弁の販売店(モリヤ商店)[5]、駅構内に網走市駅観光案内所がある(営業時間平日12時00分 - 17時00分、土・日・祝9時00分 - 17時00分)。かつて網走市観光協会が駅構内に入居して観光案内業務を行っていたが、2009年(平成21年)1月に道の駅流氷街道網走に移転したため閉鎖した。その後、駅に案内所が無いことに対しての苦情が寄せられたため再設置した[新聞 3]。なお、北海道キヨスク運営の売店(キヨスク網走店)は2016年(平成28年)3月16日で閉店し[新聞 1]ツインクルプラザ網走支店も同年3月31日で営業終了した[新聞 1][4]

なお、当駅は常時改札を行わず、発車する列車毎に改札を行っている。

駅前と駅名看板[編集]

網走駅は網走川による河岸段丘の端にあり、駅出入口前には階段が設置されている。階段下はバスやタクシーの発着するロータリーで、駅正面には縦に駅名を記した看板を掲示している。この縦書きには網走刑務所から出所してくる元受刑者が、もう二度と「横道に反れないように」という願いが込められている[6]。また、看板横の壁には説明プレートがある。

駅前には、かつてニポポを模した形状の電話ボックスが設置されていた。

駅弁[編集]

主な駅弁は下記の通り[7]

  • 幕の内オホーツク弁当
  • かにめし弁当
  • 帆立弁当
  • オホーツク贅沢三昧
  • 磯宴 漁師のかにめし
  • 磯宴(かにいくら・さけいくら・たらばいくら・うにいくら)

利用状況[編集]

  • JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおり。
  • 「網走市統計書」によると、年間乗車人員および1日平均乗車人員の推移は以下のとおり。
年度 年間
乗車人員
1日平均
乗車人員
出典
1974年(昭和49年) 675,825 [8]
1975年(昭和50年) 643,961
1980年(昭和55年) 486,639
1985年(昭和60年) 376,922
1990年(平成02年) 311,176 [9]
1999年(平成11年) 255,500 700 [10]
2000年(平成12年) 244,550 670
2001年(平成13年) 224,475 615
2002年(平成14年) 208,780 572
2003年(平成15年) 201,300 550
2004年(平成16年) 189,100 520
2005年(平成17年) 182,100 500
2006年(平成18年) 167,900 460
2007年(平成19年) 173,500 470
2008年(平成20年) 164,900 450
2009年(平成21年) 153,820 420
2010年(平成22年) 144,075 395
2011年(平成23年) 146,815 401
2012年(平成24年) 142,205 390
2013年(平成25年) 139,200 381
2014年(平成26年) 137,333 376 [11]
2015年(平成27年) 134,072 366 [12]
2016年(平成28年) 127,750 350 [13]

駅周辺[編集]

駅前交差点は国道39号北海道道23号網走停車場線となっている。オホーツク総合振興局までは徒歩約12分、網走厚生病院網走刑務所までは徒歩約20分。 なお、網走市の代表駅であるが、中心市街地は駅から2km程離れている。施設によっては隣の桂台駅のほうが近い。

バス路線[編集]

路線詳細は各バス事業者記事を参照。

網走バス
網走市内線、郊外線、女満別空港連絡バスを運行。
網走バス・斜里バス共同運行
知床ウトロ温泉方面および女満別空港方面へ季節運行。
網走観光交通
大空町東藻琴方面へ運行。
斜里バス
斜里町方面へ運行。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
普通
呼人駅 (A68) - 網走駅 (A69) - (釧網本線)
釧網本線
快速「しれとこ摩周号」
網走駅 (A69) - 桂台駅 (B79)
普通
(石北本線) - 網走駅 (A69) - 桂台駅 (B79)

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道(国鉄)
石北本線(貨物支線) - 1984年2月1日廃止
網走駅 - 浜網走駅
湧網線 - 1987年3月20日廃止
二見ヶ岡駅 - (大曲仮乗降場) - 網走駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 最後は逗子駅
  2. ^ 1989年(平成元年)に天北線が廃止されるまでは南稚内駅が、1995年(平成7年)に深名線が廃止されるまでは名寄駅が日本最北の乗換駅であった。
  3. ^ 最南端は鹿児島中央駅鹿児島本線指宿枕崎線九州新幹線)、最東端は東釧路駅根室本線・釧網本線)、最西端は佐世保駅佐世保線松浦鉄道西九州線)。

出典[編集]

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTBパブリッシング、1998年9月。ISBN 978-4533029806。
  3. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、14-15頁。
  4. ^ a b “消えるキヨスク 北海道内、コンビニに押され5分の1に”. Yahoo!ニュース. 北海道新聞 (Yahoo Japan). (2016年4月11日). オリジナルの2016年5月8日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20160508033120/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00010001-doshin-hok&p=1 2016年4月26日閲覧。 
  5. ^ キッチン モリヤ”. 網走市観光協会. 2016年2月12日閲覧。
  6. ^ 西村京太郎『オホーツク殺人ルート』徳間書店、1997年11月。ISBN 978-4198907891。[要ページ番号]
  7. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 717頁。
  8. ^ 網走市統計書 昭和63年版 (PDF)”. 網走市. p. 153 (1988年). 2019年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月12日閲覧。
  9. ^ 網走市統計書 平成3年版 (PDF)”. 網走市. p. 102 (1991年). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月12日閲覧。
  10. ^ 第8章 運輸・通信 (PDF)”. 平成26年版 網走市統計書. 網走市 (2015年). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月12日閲覧。
  11. ^ 第8章 運輸・通信 (PDF)”. 平成27年版 網走市統計書. p. 96 (2016年). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月25日閲覧。
  12. ^ 第8章 運輸・通信 (PDF)”. 平成28年版 網走市統計書. p. 96 (2017年). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月25日閲覧。
  13. ^ 第8章 運輸・通信 (PDF)”. 平成29年版 網走市統計書. p. 96 (2018年). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月3日閲覧。

報道発表資料[編集]

  1. ^ “ツインクルプラザ(JR旅行センター)6店舗の営業終了について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道(JR北海道), (2016年2月19日), https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160219-2.pdf 2016年4月26日閲覧。 
  2. ^ 石北線(新旭川・網走間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102701/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/10.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  3. ^ 釧網線(東釧路・網走間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  4. ^ 石北線(新旭川・網走間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 4, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf 2018年8月19日閲覧。 
  5. ^ 釧網線(東釧路・網走間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf 2018年8月19日閲覧。 
  6. ^ 石北線(新旭川・網走間) (PDF)”. 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 4 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  7. ^ 釧網線(東釧路・網走間) (PDF)”. 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

新聞記事[編集]

  1. ^ a b c “網走駅キヨスクきょう閉店 60年以上の歴史に幕”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2016年3月16日). オリジナルの2016年3月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160318225122/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0246780.html 
  2. ^ “JR北海道 ツインクルプラザ6支店の営業3月末で終了”. 交通新聞 (交通新聞社): p. [要ページ番号]. (2016年2月24日) 
  3. ^ “観光案内所、網走駅に“復活””. 経済の伝書鳩 (伝書鳩). (2009年6月3日). http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=34320 2016年2月12日閲覧。 

関連項目[編集]