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緑1号 (規定値)
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16進表記 |
#005E54 |
RGB |
(0, 94, 84) |
マンセル値 |
3BG 3.5/5.5 |
出典 |
星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」 |
緑1号 (測定値)
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16進表記 |
#005D53 |
RGB |
(0, 94, 84) |
マンセル値 |
2.5BG 3.5/5 |
出典 |
星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」 |
緑1号 (みとり1ごう) は、日本国有鉄道 (国鉄) が定めた色名称の1つである。
概要[編集]
慣用色名称は 「阪和急行色」 で、マンセル値には規定値と測定値の2種類が存在した。「緑」 の冠称があるが青緑系であるので、青緑1号・青緑6号・灰緑色3号・京阪青緑色と同系で、南海ダークグリーンとは色相が異なっている。
本色は1955年12月8日から阪和線で営業開始した70系でクリーム3号とともに用いられたもので、1954年10月1日から使用されていた南海11001・12001系に対抗するためであったといわれている。1956年の 「国鉄車両関係色見本帳 (第1版)」 で 「緑1号」 として制定されたが、マンセル値は記されていなかった。上述の測定値は日本鉄道技術協会 (JREA) の 「色彩調節の車両への応用研究委員会」 によるもので、1959年の 「国鉄車両関係色見本帳 (第2版)」 で正式に規定されている。
当初、モハ61001 (1953年にモハ40001を改番) とクハ6210 (旧クタ601、1959年にクハ25200に改番) の2両も予備車として70系と同色に塗り分けられた。1967年から新スカ色の青15号に塗り替えられ、廃止された。
使用車両[編集]
近似色[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」、鉄道ジャーナル通巻217号。
- 関西国電50周年編集委員会編 『関西国電50周年』、鉄道史資料保存会。