縉雲山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
縉雲山

縉雲山(しんうんざん、jin'yun'shan)は、中国の重慶市北碚区に位置している。古くは巴山と呼ばれた。標高は951mで、7000万年前の地殻変動によって山が斜めになり、山間部では白い雲に覆われている。それは霧のようでもあり、雲のようでもあり、そのため朝晩は太陽の反射で特別な朝日と夕日が見られる[1]と言われている。

縉雲山は中国の全国自然保護区に指定されており、気候は穏やかではあるが、雨量は多い。1700種以上の亜熱帯植物が生息しており、仏教道教の聖地でもある。中国黄帝時代に縉雲氏と高辛氏がこの地を訪れ、魍魎からこの地を守ったという伝説が残されている。

縉雲山は中国仏教の十大名山[2]に数えられ、特に獅子峰にある縉雲寺は南朝時代の劉宋景平元年(423年)に建立されたと言われている。1500年以上も歴史ある寺で、釈尊十大弟子の一人である摩訶迦葉(まかかしょう)が祀られている。唐の高祖李淵は自ら揮毫した「禅真宮」をこの地に残したとされる。この他、温泉寺、白雲観など8つの寺[3]が今も残っている。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 缙云山_360百科”. baike.so.com. 2019年6月28日閲覧。
  2. ^ 十大佛教名山VS十大道教名山_易道禅_新浪博客”. blog.sina.com.cn. 2019年6月28日閲覧。
  3. ^ 縉雲山”. www.arachina.com. 2019年6月28日閲覧。