肥山詠美子

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肥山 詠美子(ひやま えみこ、1971年3月23日 - )は、日本の理論物理学者。2017年4月現在、理化学研究所主任研究員。

経歴[編集]

福岡県福岡市出身。福岡県立修猷館高等学校を経て、1993年、九州大学理学部物理学科卒業[1]。1995年、九州大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。1998年、九州大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了、博士(理学)学位を取得。

奈良女子大学理学部准教授を経て、2008年、理化学研究所仁科加速器研究センター准主任研究員に就任し、2017年に主任研究員となる。2017年、九州大学大学院理学研究院教授に就任。

2006年、第21回西宮湯川記念賞受賞。受賞研究は「量少数粒子系の精密計算法の開発とハイパー原子核への応用」。2013年、第33回猿橋賞受賞。受賞テーマは「量子少数多体系の精密計算法の確立とその展開」。原子核を作る陽子中性子などの粒子が、3~5個の場合にどう相互作用するかを仮説から予言し、スーパーコンピューターで理論的に計算する手法を開発した。陽子や中性子に「ハイペロン」という粒子が加わって3個以上になったハイパー核の場合、原子核全体に起きる変化は予言通りで、肥山の精密計算法によってうまく計算できるようになった。

脚注[編集]