花の駐在さん

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花の駐在さん
ジャンル コメディ番組
檀上茂(三枝・さんま時代)
久馬歩(岡村時代)
出演者 本文参照
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
シリーズ数 3
製作
撮影地 なんば花月
(三枝・さんま時代)
COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(岡村時代)
製作 朝日放送テレビ
吉本興業
三枝の)花の駐在さん
放送局朝日放送
映像形式4:3
音声形式モノラル
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1976年4月 - 1984年3月26日
放送時間金曜日18:00 - 18:30
(初回 - 1979年3月)
日曜日13:45 - 14:30
(1979年4月 - 1984年3月)
放送分30→45分
さんまの)花の駐在さん
映像形式4:3
音声形式モノラル
放送期間1981年4月5日 - 1984年10月7日
放送時間日曜日13:45 - 14:30
放送分45分
さんまの駐在さん
プロデューサー北條信之(ABC)
田中宏幸(吉本興業)
放送局朝日放送
映像形式4:3
音声形式モノラル
放送期間1985年4月7日 - 1986年10月5日
放送時間日曜日12:00 - 12:45
放送枠日曜笑劇場
放送分45分
桂三枝芸能生活45周年記念公演
花の駐在さん
放送局朝日放送
映像形式16:9LB
音声形式ステレオ放送
放送期間2011年5月5日
放送時間木曜日13:55 - 15:46
放送分111分
さんま・岡村の花の駐在さん
~駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ… ホンマや!!~
プロデューサー北村誠之、五味渕英
高山雄次郎、植田隆志
ナレーター藤崎健一郎
放送局朝日放送テレビ
映像形式16:9
音声形式ステレオ放送
放送期間2019年3月9日
放送時間土曜日15:00 - 17:30
放送分150分
さんま・岡村の花の駐在さん
新春!オールよしもと初笑いスペシャル
岡村隆史の花の駐在さん
放送局朝日放送テレビ
映像形式16:9
音声形式ステレオ放送
放送期間2020年1月2日
2021年1月2日
放送時間木曜日(2020)・土曜日(2021)12:00 - 14:30
放送分150分
回数2

特記事項:
三枝・さんま時代の制作局は、2018年認定放送持株会社移行前の旧法人である朝日放送株式会社
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花の駐在さん』(はなのちゅうざいさん)は、1976年昭和51年)4月から1986年(昭和61年)10月5日まで朝日放送(ABCテレビ)で日曜日の午後に放送されたコメディ中継番組である。

番組内容[編集]

地方の小さな町の駐在所に勤務する2人の警察官と、駐在所の近所の住民、そして旅行客との間で起きる騒動を描くコメディである。町の設定は、海辺の町や山間の村と何度か変更されたが、基本的な設定は同じであった。収録はなんば花月で行われていた。

オープニングに警察官役2人のトークが数分間あり、その後CMを挟んで本編が放送されていた。出演者は、吉本興業所属の落語家や漫才師のレギュラー出演者が多く、吉本新喜劇からの出演者は少なかった。また、歌手などのゲストが、町を訪れた訪問者などの役を与えられて出演する事も多かった。

当初は桂三枝(現・六代桂文枝)主演の作品であったが、後に明石家さんま主演となった。

この番組のコンセプトは、後の2002年から放送された『1、2、駐在さんダァ〜!!』(石田靖主演)、2012年から放送された『熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん』(キングコング主演)へと受け継がれた。

以下、本記事では、便宜上、桂三枝主演のシリーズを「三枝版」、明石家さんま主演のシリーズを「さんま版」、岡村隆史主演のシリーズを「岡村版」と表記する。

三枝版[編集]

花の駐在さん』というタイトルで、1976年4月に放送開始。当初は毎週金曜 18:00 - 18:30 (『夕やけ笑劇場』金曜)に放送されていたが、1979年4月8日から1984年3月28日までは毎週日曜 13:45 - 14:30に放送されていた。

1976年に『夕やけ笑劇場』金曜枠で放送開始。当初の警察官役は桂三枝と四代目林家小染の2人で、途中何度かの放送休止期間を挟んだ。休止期間中の放送枠は、松竹新喜劇の舞台中継番組である『藤山寛美3600秒』(のち『藤山寛美4500秒』)や『お笑い花月劇場』(再放送)が放送された。

後の2011年4月26日に、なんばグランド花月にて三枝芸能生活45周年を記念して一夜限りの復活上演が行われた。この模様は、2011年5月5日 13:55 - 15:45に朝日放送で放送[1]山瀬まみあべ静江西川きよしなど総勢37人が出演し、警察官役を三枝とたむらけんじ(四代目小染の代理)が務めた。またこのプロモーションの一環として、同年4月24日放送の『ほっとけ!3人組』第3回に三枝がゲスト出演。小籔千豊なるみ千鳥藤井隆らと共演した[1]

さんま版[編集]

当初は『花の駐在さん』というタイトルで、1981年4月5日から1984年10月7日まで毎週日曜 13:45 - 14:30に放送されていたが、後に『さんまの駐在さん』と改題し、1985年4月7日から1986年10月5日まで毎週日曜 12:00 - 12:45 (『日曜笑劇場』枠)に放送。笑劇場枠時代のタイトルロゴは、青文字で「さんまの」、赤い丸囲みで(駐)(在)(さ)(ん)と描かれていた。

1981年4月5日放送分をもって明石家さんま(明石三太)に交替し、以後はストーリーもさんまを中心に展開されるようになった。1984年1月に四代目小染が交通事故で死去したことから、月亭八方(以前からレギュラー出演者であった)が新たに警官役(月田八兵衛)となり、番組タイトルも前述の『さんまの駐在さん』に変更された。

さんま版の舞台は、第1シリーズが架空の離れ島「日の出島」、第2シリーズが架空の公園「花月(はなつき)公園」を舞台に展開された。後に、ジミー大西(わざとフリガナ無しの長い台詞を言わせて、噛んだところで周囲からツッコミを入れられる)と木村進(突然現れ土下座しながら「この子を許してあげて下さ~い…」と泣きついてお涙頂戴の展開にさせつつも、主にゲストから「この人のおばあちゃんですか?」と問われ「赤の他人ですぅ…」と言い放ち周りをズッコケさせる『お邪魔ババ』)のネタはお約束と化していた。

さんまが多忙となったことから、1986年10月5日放送分をもって番組は終了。その後は、1990年3月21日にABC開局40周年記念特番として復活、また、1997年5月3日にも復刻版『さんまの駐在さん』が放送された(こちらのゲストは細川直美)。また、2012年4月8日に開催されたなんばグランド花月リニューアルオープン兼吉本100周年記念興業『伝説の一日』の大トリとして復活しており、ゲストにはナインティナイン岡村隆史が登場した[2]

2019年2月23日大阪城公園に開業した「COOL JAPAN PARK OSAKA」TTホールのこけら落とし公演でも、さんま・岡村の組み合わせで再上演された[3]。さんまが岡村にバトンタッチするという形で、初代駐在さんの六代文枝や西川きよし、相棒役だった八方、間寛平など総勢31名が出演。舞台は架空の「はなつき村駐在所」(大阪府警察という設定、署員に川畑泰史もいる。)冒頭のオープニングトークでは、公演前日に亡くなった笑福亭松之助(さんまの師匠)の訃報について触れ、また芝居の中にもアドリブとして話題にし、観客の笑いを誘う。また、上演時間が2時間半の予定を45分押し、3時間20分ノンストップで上演された。この模様は3月9日午後3時から朝日放送テレビにて、当初予定されていた放送時間を1時間拡大し、2時間半にわたって放送された。また、2019年4月30日に九州朝日放送福岡県)、2019年6月1日に瀬戸内海放送香川県・岡山県)でも遅れネットで放送。

岡村版[編集]

2020年1月2日、2021年1月2日に「新春!オールよしもと初笑いスペシャル」の中で「岡村隆史の花の駐在さん」として放送[4]。収録は先述の2019年版同様、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われた[4][5]

出演者[編集]

スタッフ[編集]

2019年「さんま・岡村の花の駐在さん~駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ… ホンマや!!~」
  • 作:久馬歩
  • ナレーション:藤崎健一郎
  • SW(スイッチャー):前田昌彦
  • CAM(カメラ):袖崎竜也、柴田功二、小菅由晶、新原志保美、高田正幸
  • VE:三本菅彰
  • VTR:柴田康司
  • MIX:梶巻久仁彦
  • SE:田口雅敏
  • LD:上田和博
  • EED:野崎隼人、浜村典彦
  • セットデザイン:野崎みどり
  • 舞台監督:松山祐輝
  • 舞台進行:後藤里保
  • 大道具:宮崎正嗣
  • 小道具:林亮助
  • 衣装:大槻忠之、下牧八重(共に大槻衣装)
  • 靴:浪原正人(浪原靴店)
  • かつら:長野壮一郎(長野かつら)
  • メイク:野村雅美
  • 編成:北中彰、石橋義史(共にABCテレビ)
  • 配信:尾島憲
  • 宣伝:井上勤、内美家純(共にABCテレビ)
  • 庶務:服部八壽子
  • ロゴデザイン:佐々文章、山下創平
  • 協力:よしもとブロードエンタテインメント戯音工房、アーチェリー、クリック、サン・ビー、すくらんぶる、関西商会、大槻衣装、浪原靴店、長野かつら、ビーム、アイネックス
  • ディレクター:石田琢真、西村亮介、奥田香穂、朝比奈夢花
  • 演出:中村光
  • 総合演出:近藤真広(ABCテレビ)
  • プロデューサー:北村誠之、五味渕英、高山雄次郎、植田隆志
  • チーフ・プロデューサー:藤田和弥、神夏磯秀
  • 制作協力:吉本興業
  • 制作著作:朝日放送テレビ[6]

脚注[編集]

  1. ^ a b “三枝登場「花の駐在さん」と「ほっとけ!3人組」が夢のコラボ”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2011年4月23日). https://natalie.mu/owarai/news/48364 2021年3月4日閲覧。 
  2. ^ さんましゃべり倒しの3時間! ダウンタウンの「ごっつ」が復活!? 天然素材が集合!――よしもと『伝説の一日』in NGK レポート”. web★1週間 (2012年4月9日). 2012年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月29日閲覧。
  3. ^ 明石家さんま&ナイナイ岡村「花の駐在さん」、さんま命名新劇場オープン飾る お笑いナタリー 2018年7月5日
  4. ^ a b “岡村隆史「花の駐在さん」さんまからバトン引き継ぐ”. 日刊スポーツ. (2019年12月19日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201912180001124.html 2021年3月4日閲覧。 
  5. ^ “岡村隆史、新婚生活は「大変っちゃ大変」質問攻めにノロケも”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2020年12月29日). https://www.sanspo.com/geino/news/20201229/owa20122907500003-n1.html 2021年3月4日閲覧。 
  6. ^ クレジットでは「ABC TV」と表記。
朝日放送 日曜13:45枠
前番組 番組名 次番組
(単発枠)
花の駐在さん

さんまの駐在さん
(1976年 - 1985年3月)
※数回の休止期間あり
(単発枠)
朝日放送 日曜12:00 - 12:45枠
(ここから『日曜笑劇場』)
さんまの駐在さん
(1985年4月 - 1986年9月)