苅部俊二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
苅部 俊二 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム かるべ しゅんじ
ラテン文字 Shunji Karube
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 400mハードル
生年月日 (1969-05-08) 1969年5月8日(49歳)
出身地 神奈川県横浜市
身長 184cm
体重 71kg
コーチ 法政大学陸上競技部
公式サイト Karube BLOG
成績
オリンピック 400mH 予選7組5着 (1996年)
4x100mR 5位 (1996年)
世界選手権 400mH 準決勝2組3着 (1997年)
4x100mR 予選2組3着 (1995年)
地域大会決勝 アジア大会
400mH 優勝 (1994年)
4x100mR 優勝 (1998年)
国内大会決勝 日本選手権
400m 優勝 (1993年)
400mH 優勝 (1994, 1997年)
国民体育大会
成年400m 優勝 (1996, 1997, 1998年)
自己ベスト
400m 45秒57 (1997年)
800m 1分48秒04 (1995年)
400mハードル 48秒34 (1997年)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

苅部 俊二(かるべ しゅんじ、1969年5月8日 - )は、日本の元陸上競技選手で体育学者。法政大学スポーツ健康学部 教授。横浜市南区出身。横浜市立南高等学校法政大学経済学部→富士通→筑波大学大学院→早稲田大学大学院博士課程修了。日本陸連短距離部長。

1990年代を代表する陸上競技者として活躍。世界室内陸上競技選手権大会400mで銅メダルを獲得するなどの活躍を見せた。元400mハードル日本記録保持者。

経歴[編集]

現在は、法政大学スポーツ健康学部教授、同陸上競技部監督を務めている。また、TBSなどで解説者も務める。

エピソード[編集]

  • 大学卒業後は富士通に就職。現役時代から理論派として鳴らし、現役の晩年には指導者への転身を見据えて、学業に専念するためにも契約社員となり筑波大学大学院に学び、コーチング学を修めた。
  • 月刊陸上競技』誌上で「苅部俊二の言いたい放題」というエッセイを連載していたこともある。
  • 早くからホームページを運営するなど、陸上界の情報公開に積極的に参画。ネット上では「かる」の名称を用いる。また、前述の「言いたい放題」の中で、マハーポーシャでのジャンク品の購入をカミングアウトした。
  • テレビレポーターとしても活動を行っており、TBSなどで活躍している。2001年のエドモントン世界選手権では、東海大学陸上競技部OBの高橋照英(芸名・照英)とともにサブトラックのリポーターを務めた。2002年プサンアジア大会でもTBSの解説者として登場している。
  • 横浜市立南高等学校時代、全国選抜合宿で、深夜に走り高跳びの吉田孝久(のちにミズノ)とともにホテルを脱走し、お好み焼きを食べに行ったことがあるという。
  • 1次コール廃止論者として知られている。1990年代中ごろから、一貫して廃止を主張してきた。しかし、現在でも1次コールは残されている。
  • 伊東浩司とは同期で、のちに富士通でチームメイトになった。沖縄が好きで現役時代はよく合宿していた。

ベスト記録[編集]

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
400m 45秒57 1997年9月6日 日本の旗 東京
800m 1分48秒04 1995年2月26日
400mハードル 48秒34 1997年10月5日 日本の旗 東京 日本歴代4位(元日本記録)
4x400mリレー 3分00秒76 1996年8月3日 アメリカ合衆国の旗 アトランタ 元アジア記録、日本記録(苅部俊二伊東浩司小坂田淳、大森盛一)
室内
400m 45秒76 1997年3月9日 フランスの旗 パリ 室内日本記録(元室内アジア記録)
4x400mリレー 3分05秒90 1999年3月6日 日本の旗 前橋 アジア記録(高橋和裕、小坂田淳、簡優好、苅部俊二

主要大会成績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
1989 ユニバーシアード (en デュースブルク 400mH 準決勝 DNF
1991 ユニバーシアード (en シェフィールド 400m 5位 46秒49
4x400mR 4位 3分07秒82 1走 (1走)
世界選手権 東京 400mH 準決勝 49秒94
1993 世界選手権 シュトゥットガルト 400mH 準決勝 49秒31
4x400mR 予選 3分02秒43 (2走) ラップ45秒1
1994 アジア大会 広島 400mH 優勝 49秒13
4x400mR 4位 3分10秒91 (4走)
1995 世界選手権 イエーテボリ 400mH 準決勝 DQ
4x400mR 予選 3分01秒46 (1走) ラップ45秒4
1996 オリンピック アトランタ 400mH 予選 48秒96
4x400mR 5位 3分00秒76 (1走) アジア記録
ラップ45秒88)
1997 世界室内選手権 パリ 400m 3位 45秒76 当時室内アジア記録
世界室内選手権の個人種目で日本人初のメダリスト
屋外と室内の世界選手権を通じ、短距離種目で日本人初のメダリスト
4x400mR 6位 3分20秒18 (1走) ラップ47秒61
世界選手権 アテネ 400mH 準決勝 48秒81
4x400mR 予選 3分03秒85 (1走) ラップ45秒5
グランプリファイナル (en 福岡 400mH 7位 49秒02
1998 アジア選手権 (en 福岡 400m 6位 46秒22
4x400mR 優勝 3分02秒61 (3走)
アジア大会 バンコク 4x400mR 優勝 3分01秒70 (4走)
1999 世界室内選手権 前橋 4x400mR 5位 3分06秒22 (4走) ラップ46秒11
予選3分05秒90:室内アジア記録
世界選手権 セビリア 400mH 予選 49秒52
2000 オリンピック シドニー 4x400mR 準決勝 3分13秒63

著作[編集]

  • 『記録が伸びる!陸上スプリント上達のポイント50 (コツがわかる本)』(苅部俊二(監修)、メイツ出版、2009/8、ISBN 978-4780406740)
  • 『苅部俊二「SPRINT PERFECT BIBLE」 VOL.1』(苅部俊二(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『苅部俊二「SPRINT PERFECT BIBLE」 VOL.2』(苅部俊二(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『苅部俊二「SPRINT PERFECT BIBLE」 VOL.3』(苅部俊二(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)

関連項目[編集]

記録
先代:
カタールの旗 イブラヒム・イスマイル
(45秒81)
男子400m
室内アジア記録保持者
(45秒76)

1997年3月9日 - 2015年2月19日
次代:
カタールの旗 アブダレラ・ハルーン
(45秒39)
先代:
山崎一彦
(48秒37)
男子400mハードル
日本記録保持者
(48秒34)

1997年10月5日 - 1999年5月8日
次代:
山崎一彦
(48秒26)
先代:
簡優好
(47秒16)
男子400m
室内日本記録保持者
(46秒76 - 45秒76)

1997年2月8日 -
次代:
未定
功績
過去:
なし
国際陸連主催シニア世界大会
短距離個人種目日本人メダリスト

ハードル種目を除く
1997年世界室内選手権
2人目:
末續慎吾
2003年世界選手権
男子200m銅メダル