葦ペン

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象牙製と木製のパレットに収められたエジプトの葦ペン。ルーブル博物館所蔵[1]

葦ペン(あしペン、Reed pen、ギリシア語:κάλαμοι kalamoi)は、長い歴史を持つ筆記具の1つである。切って削った1本のアシの藁から作られる。

通常の二股のペン先を持つ葦ペンは、紀元前4世紀以降の古代エジプトの遺跡から発見されている。パピルスへの筆記のために用いられ、新約聖書が書かれた時代の最も一般的な筆記用具だった。

葦ペンは、羽毛から作られる羽根ペンよりも固く、長期間鋭いペン先を維持できないため、羽根ペンに取って代わられた[2]。それでもなお、葦ペンは太い線を引くことができるためにカリグラフィー用の道具として残った[3]

脚注[編集]

  1. ^ Palette de scribe” (フランス語). Antiquites egyptiennes du Louvre. 2015年5月1日閲覧。
  2. ^ Glossary definition from cartage.org
  3. ^ Gottfried Pott - A Look into the World of Calligraphy from Linotype.com

関連項目[編集]