薩摩剣八郎

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薩摩 剣八郎(さつま けんぱちろう、1947年[1]5月27日 - )は、日本俳優スーツアクター鹿児島県生まれ[1]。本名非公表。別名に久坂龍馬中山剣吾。特技は水彩画示現流剣術空手道

経歴[編集]

エピソード[編集]

  • 空き地で剣術を稽古していたところ、徐々にエスカレートして他人の土地に道場を建設するまでに至った結果、地主に見つかって泣く泣く退去させられた。

ゴジラに関するエピソード[編集]

『ゴジラ』(1984年)では、「185cmを超える役者」とのオファーに対し、当時主宰していた劇団の役者を推薦するも本人が辞退したことから、代わりに自身(身長170cm)が演じることとなった。そのためスーツはサイズが合わずたるみ、覗き穴の位置も合っていなかったため自ら穴を開けたという[1]

『ゴジラvsデストロイア』ではメカニックや電飾も含めたスーツの重量が120キログラムを越えるなど、過酷を極めた[2][1]。後年に述懐したところによれば、スーツ内の炭酸ガスの噴射ギミックによる酸欠で4回ほど卒倒したため、酸素ボンベを常時入れるようにしてもらったという[3]。その後も、ボンベのホースが捻れて酸素が来ないことも度々あったと述懐している[1]

出演[編集]

映画[編集]

ゴジラシリーズ[編集]

役名表記のない作品ではゴジラ役。

その他[編集]

テレビ[編集]

オリジナルビデオ作品[編集]

  • 淫獣大戦キトラ (2001年)
  • 時空警察ヴェッカー (2001年)- 用心棒(友情出演)
  • Pマン サイバー美少女0指令(2003年) - 示現流師範役

著書[編集]

  • 『ゴジラが見た北朝鮮 金正日映画に出演した怪獣役者の世にも不思議な体験記』(ネスコ、1988年) ISBN 4-89036-747-0
  • 『ゴジラのなかみ』(筑摩書房、1993年) ISBN 4-480-04176-1
  • 『ゴジラついに大往生』(近代文芸社、1996年) ISBN 4-7733-5128-4
  • 『俺は俳優だ 着グルミ役者と呼ばれて30年』(ワイズ出版、2004年) ISBN 4-89830-179-7

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ただし、薩摩本人は著書『ゴジラが見た北朝鮮』において、メガロを演じたと記述している[4]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h ゴジラ造型写真集 2017, pp. 122-123, 「ゴジラを演じた男たち 薩摩剣八郎」
  2. ^ ゴジラ造型写真集 2017, p. 77, 「1995 ゴジラVSデストロイア」
  3. ^ 『ゴジラVSデストロイア』トークイベント、"ゴジラの死"やスーツ撮影秘話明かす - マイナビニュース
  4. ^ 薩摩剣八郎「プロローグ いざ、ハリウッドへ」『ゴジラが見た北朝鮮 金正日映画に出演した怪獣役者の世にも不思議な体験記』ネスコ、1988年10月31日、18-19頁。ISBN 4-89036-747-0。

参考文献[編集]

  • 『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集』ホビージャパン、2017年7月29日。ISBN 978-4-7986-1474-8。