藤大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道49号標識

藤大橋(ふじおおはし)は、福島県河沼郡会津坂下町と同郡柳津町に跨る道路橋である。また、本項目では、藤大橋の架橋以前に利用されていた藤橋についても述べる。

藤大橋(会津若松方面側から撮影)

概要[編集]

会津坂下町と柳津町を隔てる一級河川只見川を渡り、国道49号を通す。東詰は河沼郡会津坂下町坂本に位置し、「藤わかれ交差点」がありJR只見線会津坂本駅周辺へ向かう国道252号旧道(沼田街道)と分岐する。更に東進すると国道252号現道が分岐する磐越自動車道会津坂下インターチェンジ交差点があり、七折峠を抜ける七折峠トンネルに至る。西詰は河沼郡柳津町藤に位置し、付近には福島県道342号藤小椿線への分岐があり、更に西進すると藤峠を抜ける藤トンネルに至る。

老朽化が進み幅員狭小であった従来の藤橋から架け替えられたもので、1981年度から事業化され1985年に完成した全長219mのトラスドランガー桁橋である。幅員は12mで橋上は片側1車線の対面交通で供用されている。総事業費は28億円。建設当時、支間長175 mのトラスドランガー橋は東洋一の規模であった。そのために昭和60年度全建賞を受賞している。上部工は石川島播磨重工業(現IHIインフラシステムズ)・高田機工日本鋼管松尾橋梁三井造船が担当した。

藤橋[編集]

藤大橋架橋以前に供されていた橋である。当地における架橋は1885年に初代藤橋として全長108mの木橋が架けられたことから始まる。以後流出と架橋を繰り返し、1927年にはコンクリート橋脚の吊り橋が建設された。しかし、下流に片門ダムが建設されたことから只見川の水位が上昇し当地一帯が水没するために1953年に新たな藤橋として全長210 mのトラス橋が建設された。

沿革[編集]

  • 1953年3月 - 現在の藤大橋が完成するまで利用されていた藤橋が完成
  • 1972年 - 橋梁の架けかえ事業に着手[1]
  • 1979年 - 架けかえの工事に着手[1]
  • 1983年11月 - 現在の藤大橋が完成

周辺[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 福島の国道をゆく - みちづくりと沿道の歴史をたずねて p140. 1988.

座標: 北緯37度33分19.7秒 東経139度45分13.0秒