西武第二球場

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西武第二球場
Seibu Lions Baseball Ground 2
Seibu Stadium No2 - 02.jpg
Seibu Stadium No2 - 01.jpg
施設データ
所在地 埼玉県所沢市上山口2193-1
座標 北緯35度46分2.3秒 東経139度25分4.2秒 / 北緯35.767306度 東経139.417833度 / 35.767306; 139.417833座標: 北緯35度46分2.3秒 東経139度25分4.2秒 / 北緯35.767306度 東経139.417833度 / 35.767306; 139.417833
開場 1979年
所有者 西武鉄道
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 なし
使用チーム • 開催試合
埼玉西武ライオンズが練習場及び二軍本拠地として使用(開場 - 現在)
収容能力
3000人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:不明
両翼:100 m
中堅:122 m

西武第二球場(せいぶだいにきゅうじょう)は、埼玉県所沢市にある野球場

メットライフドームなどと同じ敷地内にあり、プロ野球埼玉西武ライオンズが練習場及び二軍本拠地として使用し、イースタン・リーグ公式戦も開催される。球場の運営管理は西武鉄道が行っている。

歴史・特徴[編集]

1979年、西武ライオンズ球場(現在のメットライフドーム)と共に完成。フィールドは両翼95m、中堅120mで西武ライオンズ球場と同じサイズだった。外野後方には室内練習場や合宿所「若獅子寮」などの球団施設がある。

西武ライオンズ球場は1997年のシーズン中からドーム化工事が始まり、1999年に完全ドーム化。フィールドを両翼100m、中堅122mに拡張したが、本球場も同年に外野を拡張した。

イースタン・リーグ公式戦、教育リーグ、春季秋季練習およびキャンプの他、一軍公式戦の試合前にも選手(主にバッテリー陣)が練習を行うことがあり、ファンもよく訪れる。スタンドが無く、ベンチがバックネット裏、三塁側ベンチの上、スコアボードの横、ブルペンの横などに数台設けられている。外周での立ち見、バックネット裏や三塁側の土手の上、外野芝生で座っての観戦が多くなる。

三塁側の高台については、2006年まで一般客の出入りを認めていたが、2007年から関係者以外の立ち入りを禁止。翌2008年からは、西武の二軍が主催する試合で西武が使用するベンチを、一塁側から三塁側に変更している。二軍が本拠地での主催試合で三塁側のベンチを使用するNPBの加盟球団は、ファイターズスタジアム千葉県鎌ケ谷市)における北海道日本ハムファイターズロッテ浦和球場における千葉ロッテマリーンズ阪神鳴尾浜球場における阪神タイガース広島東洋カープ由宇練習場における広島に次いで5球団目である。なお、西武は2009年から、西武ドームでも一軍の主催試合で使用するベンチを三塁側に定めている。

普段は100~200人程度の観衆であるが、2015年9月22日に開催されたイースタン・リーグの対楽天戦では、2002人もの観衆を集めた。1990年代の後半から一軍でエースに君臨していた西口文也による現役最終登板の可能性があったことによる [1]もので、西口は実際に先発投手として3回を投げた後に、翌23日に現役引退を発表した。

なお、メットライフドームや本球場などがある球団の敷地内には、1980年西武第三球場を開設。2003年限りで閉鎖された後は、観客用の駐車場などに転用されている。

2017年から2021年までの改修工事[編集]

西武球団では、「埼玉西武ライオンズ」の創設40周年(2018年)を控えていた2017年11月15日に、40周年記念事業の一環でメットライフドームエリアの改修計画(総工費約180億円)を発表した。2021年までの5ヶ年にわたる計画で、創設当時から使用している当球場・室内練習場および、創設2年目の1980年から使用してきた平屋建ての若獅子寮も「チーム/育成の強化に向けた改修」の対象に含まれている[2]

上記の計画では、若獅子寮と室内練習場を移設・新築したうえで、両施設の跡地に当球場のブルペン、スタンド、観客席、サブグラウンドを設ける。若獅子寮と室内練習場の移設先については、第三球場の跡地(現在のC駐車場)も候補に挙げられていたが、計画では本球場のライト側場外(B駐車場の敷地内)に定められた。

実際には、2018年のNPBレギュラーシーズン中から、B駐車場の一角で室内練習場付きの新しい若獅子寮の建設に着手。2019年シーズン中の7月9日から、新しい室内練習場(ライオンズトレーニングセンター)と若獅子寮の稼働を開始した。

トレーニングセンターは、NPBの12球団が保有する室内練習場としては最大級の面積の敷地(50メートル×50メートル)に、5ヶ所のブルペンレーンと4レーンのバッティングを併設。従来は不可能だった投球練習と打撃練習の同時進行にも対応させている[2]ほか、ファンが練習を見学できる「ファンデッキ」を室内、本球場への導線(ライオンズロード)を外周に設けている。さらに、新しい若獅子寮と1階で直結させている。なお、初代の若獅子寮と室内練習場は、2019年8月から順次解体。解体後の敷地にサブグラウンドとブルペンを新設させることによって、一連の工事を2020年の秋頃までに終える予定である[2]

新しい若獅子寮は4階建てで、選手が居住する部屋を4階に28室確保。温浴施設、トレーニングルーム(1階)、ロッカー(2階)、食堂やミーティングルーム(3階)[3]を設けたほか、NPB球団関連の施設では初めて、MLB仕様のロッカーを所属選手の人数分導入した[4]

本球場については、メイングラウンドと内野スタンドと内野ベンチとスコアボードを、2019年8月下旬から2020年の春頃まで順次改修。スコアボードには、フルカラーLED式のアストロビジョンを新設する。

施設概要[編集]

  • 両翼:100m、中堅:122m
  • 内野:クレー舗装、外野:天然芝
  • スコアボード:パネル式(イニングスコア)(2019年8月下旬から解体する予定)→アストロビジョン(フルカラーLED式)(2020年春頃完成予定)
  • 照明設備:なし
  • 入場料:無料

交通[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]