親不知インターチェンジ
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親不知インターチェンジ | |
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親不知インターチェンジ(料金所) | |
所属路線 | E8 北陸自動車道 |
IC番号 | 28 |
料金所番号 | 01-509 |
本線標識の表記 |
(上り線)![]() (下り線) ![]() |
起点からの距離 | 299.3 km(米原JCT起点) |
◄越中境PA (10.9 km) (12.6 km) 糸魚川IC► | |
接続する一般道 |
![]() |
供用開始日 | 1988年(昭和63年)7月30日 |
通行台数 | 702台/日(2018年度)[1] |
所在地 |
〒949-0308 新潟県糸魚川市大字外波852-1 |
備考 | 国土開発幹線自動車道の起点は新潟中央JCT |
親不知インターチェンジ(おやしらずインターチェンジ)は、新潟県糸魚川市大字外波にある北陸自動車道のインターチェンジである 。
概要[編集]
本線が海上に設置されているICであり、前後区間は親不知トンネル・子不知トンネルも含めた北陸自動車道最大の天険・親不知に位置する。1988年(昭和63年)7月30日に開通した。東日本高速道路(NEXCO東日本)が管轄するインターチェンジとしては本インターチェンジが最西端であり、新潟県の高速道路においても最西端のインターチェンジでもある。また、下り線出口と下り線入口が交差点になっており、信号機で一時停止する必要がある。
インターチェンジ付近では狭い平地から海上に張り出すように3,373mの親不知海岸高架橋で繋いでおり、日本はもとより世界で初めての海上インターチェンジである本インターチェンジが設置されている[2][3][4]。
料金所には、景勝地内の波をイメージしたステンレス製オブジェが設置されている[5]。
道路[編集]
歴史[編集]
- 1988年(昭和63年)7月30日 : 供用開始。
- 2018年(平成30年)3月24日 : 国土交通省の社会実験事業として、高速道路一時退出実験の試行開始[6](ETC2.0搭載車に限定して、当ICで流出し、隣接する道の駅親不知ピアパークに立ち寄り後、1時間以内に当ICから再流入して順方向に利用の場合、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金に調整される)[7]。
- 2020年(令和2年)3月27日 : 高速道路一時退出実験の退出可能時間がそれまでの1時間以内から3時間以内に引き上げられる[8]。
料金所[編集]
- ブース数:4
入口[編集]
- ブース数:2
- ETC専用:1
- 一般:1
出口[編集]
- ブース数:2
- ETC専用:1
- 一般:1
周辺[編集]
- 道の駅親不知ピアパーク
- 親不知おさかなセンター
- えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン親不知駅
隣[編集]
脚注[編集]
- ^ “令和元年度 統計いといがわ 運輸・通信 (PDF)”. 糸魚川市総務部総務課 (2019年9月). 2020年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月5日閲覧。
- ^ “天嶮に架かる橋 北陸自動車道・親不知海岸高架橋(糸魚川市)”. にいがた土木構造物めぐり. 土木学会関東支部新潟会. 2016年3月17日閲覧。
- ^ 浅井建爾 2001, pp. 66-67.
- ^ “絶景日本一周70/日本屈指の旅人の難所・親不知”. 日刊スポーツ (2018年5月10日). 2021年1月5日閲覧。
- ^ 『新日本海時代へ向けて 北陸自動車道 上越~朝日間工事誌』(日本道路公団新潟建設局発行)冒頭カラーページより。
- ^ “高速道路から「道の駅」に立ち寄っても、料金そのまま! 3月24日〜 実験開始 E8北陸道「親不知IC」 ⇔ 道の駅「親不知ピアパーク」 (PDF)”. 国土交通省北陸地方整備局・東日本高速道路株式会社 (2018年2月28日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ “新潟の親不知IC、道の駅立ち寄りやすく”. 日本経済新聞. (2018年3月9日) 2021年1月5日閲覧。
- ^ “高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」の実施について (PDF)”. 国土交通省道路局 (2020年3月13日). 2020年5月3日閲覧。
参考文献[編集]
関連項目[編集]
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