走れ!熱血刑事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
走れ!熱血刑事
ジャンル テレビドラマ刑事ドラマ
脚本 大野武雄
山崎巌
高際和雄
直居欽哉
藤井邦夫
監督 小山幹夫
根本順善
櫻井一孝
江崎実生
出演者 松平健
水沢アキ
荒木しげる
阿部敏郎
渡辺千恵乃
竜崎勝
宍戸錠
坂上二郎
音楽 川上了
エンディング 「夜明けまで」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 和佐英彦
西岡弘善
小倉洋二
制作 テレビ朝日
勝プロダクション
放送
放送チャンネルテレビ朝日系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年11月10日 - 1981年6月15日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠テレビ朝日月曜8時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数26回
テンプレートを表示

走れ!熱血刑事』(はしれ ねっけつけいじ)は、1980年11月10日から1981年6月15日までテレビ朝日系列局で放送されていたテレビドラマである。全26話。放送時間は毎週月曜 20:00 - 20:54 (日本標準時)。

概要[編集]

「愛住署」を中心としたその周辺を主な舞台に、元不良という過去を持つ刑事が、急増する少年犯罪に立ち向かう様を描いた刑事ドラマ[1]。主演は同時期に同局の『吉宗評判記 暴れん坊将軍』に出演していた松平健で、彼のテレビ朝日の現代劇では初の主演作品[2]となった。

車輛協力は三菱自動車が行っており、主人公・大介の乗る特装仕様のジープのほか、主に速水の乗るエテルナ・ラムダ (1800・SL-SUPER)、主に戸塚の乗るギャラン・シグマ (1600・SL-SUPER)、岩下やその他が乗るエテルナ・シグマ (1600・GL)、鑑識車のデリカバン、白黒パトカーのギャラン・シグマ (1600・GL) 等、当時の主力車種が登場する。

視聴率は1981年1月までの時点で、平均6 - 7%(ビデオリサーチ、関東地方)で推移し月曜20時台としては苦戦した[3]

映像ソフトの販売の予定はないがアマゾンプライムビデオ勝プロダクションが同時期に制作した『警視-K』(日本テレビ)、『あいつと俺』(東京12チャンネル)と共に視聴することが出来る[4]。またこの3作品は日本映画専門チャンネルで再放送された実績がある[5][6]

無名時代の柳葉敏郎ルー大柴(当時は大柴亨介名義)が第8話「日曜日はロックンロール」でゲスト出演している[7][8]。ルー大柴は第23話「おかしなおかしな目撃者!」でもゲスト出演した。また同じく無名時代の田中美佐子(当時は田中美佐名義)も第9話「秀才ブルース」でゲスト出演した。

キャスト[編集]

  • 山本大介(愛称:ダイスケ)刑事:松平健
    両親は既に亡く、祖父母に育てられてきた。中学生の頃から不良になり出し「殺人以外は何でもやった」ほど。しかし、ある温情刑事に出会ったのをきっかけに心身ともに救われ、立ち直る。そんな経験を持つだけに、少年たちには兄貴のように慕われている。非行少年少女たちを放っては置けないという熱血漢[9]。通常は酒類を1滴も口にしない。
  • 大沢淳子 技官(女医):水沢アキ
    署の嘱託医 兼 鑑識課員。大介に好意を抱いている所もあり、一方では大介の無鉄砲さにいつもハラハラしている。また、自ら事件の渦中に飛び込むこともある[9]
  • 速水達郎(愛称:ジュニア)刑事:荒木しげる
    大介の同期生。父は大企業の社長で、両親の意に反して刑事を志した、キャリア組の秀才タイプ。捜査においては理論派と言われているが、現場の実践では甘い所もある[9]。時に大介と意見が対立することもあるが、第21話で完全なる信頼関係が築かれた。
  • 佐々木政雄(愛称:マー坊)刑事:阿部敏郎
  • 秋元虎子 婦警:渡辺千恵乃
  • 戸塚信吾 捜査主任(警部補):竜崎勝
  • 岩下頑 捜査課長(警部):宍戸錠
    厳格で口うるさいが、捜査課全体をまとめ上げて引っ張る能力や包容力が抜群であるほか、大介が毎日のように提出する始末書を黙って破り捨てるなど器量も大きい[9]
  • 中村鉄男(愛称:テツさん)刑事:坂上二郎
    叩き上げの古参刑事。科学捜査を信じない現場主義者で、後輩たちには「デカは足だ。足で考えろ」と常にハッパをかけるなど頑固な面もあることから、「足のテッつぁん」とも呼ばれている。一方で人情には厚く、大介を実の息子のように思っている[9]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

夜明けまで
作詞:山川啓介 / 作曲:堀内孝雄 / 編曲:青木望 / 歌:松平健(ポリスターレコード(現・ユニバーサルミュージック) 6P-11)
この曲は後に、作曲者の堀内によって「影法師」のタイトルで改詞・カバーされた上で『はぐれ刑事純情派』の主題歌に起用された。

各話リスト[編集]

回数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト
1 1980年
11月10日
青春チャンピオン 大野武雄山崎巌 小山幹夫 常井浩、前野礼子、池谷和美、加藤みはる、酒井晴人
2 11月17日 小さな追撃者 山崎巌、松岡志摩 西村潔 古本新之輔草野大悟工藤明子渥美国泰
3 11月24日 夜明けの心中!? 金子武郎 根本順善 雪江由紀、小坂まさる、佐々木政雄
4 12月1日 テニスコートの銃声 新井光 松島稔 穂高稔、鹿股裕司
5 12月8日 犬だけが知っていた 山浦弘靖 西村潔 戸川京子、杉山孝志
6 12月15日 反逆の兄・弟 櫻井一孝 高橋淳、大栗清史
7 12月22日 きみはUFOを見たか? 高橋二三 松島稔 望月太郎、猪野剛太郎
8 1981年

1月12日

日曜はロックンロール 山崎巌 根本順善 花房徹、斉藤薫子、大柴亨介柳葉敏郎
9 1月19日 秀才ブルース 藤井邦夫 江崎実生 田中美佐山中康司神谷政浩
10 1月26日 友情のおとし穴 阿井文瓶 田鍋友啓保積ペペ高橋仁小寺大介
11 2月2日 転落のヒーロー 山浦弘靖 松島稔 小野進也伊吹徹、浦信太郎、岡田和子三重街恒二
12 2月9日 俺は弁慶だ! 杉村のぼる 根本順善 倉沢満夫、五代俊介河村弘二深谷みさお
13 2月16日 射殺志願 新井光 松島稔 長谷川諭富田浩太郎、吉田友子
14 2月23日 甦れ!白球 大野武雄 櫻井一孝 堤大二郎、謙昭憲、原恵子、丸山秀美吉沢健大谷一夫
15 3月2日 三日だけの拳銃 藤井邦夫 西村潔 頭師佳孝谷川みゆき小池雄介、上田幸輔、潤ますみ
16 3月9日 野良犬と番長 大野武雄 田浦智之、前田昌明新谷のり子、荻田晴美、沖田駿一島英司西尾徳
17 3月16日 怒りの十五年 新井光 櫻井一孝 清水昭博、林孝一、潮健児栗原敏、和根崎珠美、福中勢至郎
18 3月23日 はめられた恐怖 杉村のぼる 真理明美小笠原弘市村昌治小寺大介皆川衆
浅見ひろ子、塚本裕子
19 4月20日 あばかれた傷痕 山崎巌 根本順善 水野靖子、伊藤高粟津號、吉中六、大江徹
御園芳枝、荒井智子
20 4月27日 謎の失踪者 直居欽哉 富田浩史久保田民絵大下哲矢中島陽典前田晃一
辻本厚子、伊藤よし乃、北山年夫
21 5月4日 潜入! 二日酔い作戦 阿井文瓶 田利之、市川好朗鶴田忍八代康二、安田由紀子
22 5月18日 ハラジュク・レディ 杉村のぼる 大綱めぐみ、東龍明、流健二郎、村瀬正彦、和泉喜和子
23 5月25日 おかしなおかしな目撃者! 高際和雄 松島稔 イッセイ・尾形、吾桐芳雄、中丸信工藤啓子大柴享介原久美子
24 6月1日 青春にキック・オフ 柚木圭 根本順善 水野弘、黒川明子保科三良永井玄哉相原巨典、氷室浩二
暮林修篠原大作篠田薫青柳文太郎、麻ミナ
25 6月8日 夢のアメリカ西海岸 山崎巌 江崎実生 榎本隆俊、若林美智子、大林丈史朝比奈尚行中島元
矢野泰子、泉よし子、高橋美香、木村和香子
26 6月15日 追撃 マニラコネクション 櫻井一孝 櫻井一孝 川地民夫金井進二清水宏村上幹夫河村剛州岡本美登
多宮健二、清水石あけみ、岡玲子、斉藤和枝
  • 1980年12月29日は『正義だ!味方だ!全員集合!!』(19:00 - 20:51)のため休止。
  • 1981年1月5日は『ミニミニ招待席』(20:00 - 20:02)と『火の鳥』(実写映画版。20:02 - 22:48)のため休止。
  • 1981年3月30日と同年4月6日は『将軍 SHŌGUN』(前者は20:00 - 22:42。後者は20:00 - 22:49)のため休止。
  • 1981年4月13日は『東西対抗お笑い春の陣!』(19:00 - 20:51)のため休止。
  • 1981年5月18日はプロ野球中継日本ハム×阪急」戦(19:00 - 20:51)のため休止。

脚注[編集]

  1. ^ 走れ!熱血刑事”. テレビドラマデータベース(出典:学習研究社『1980年代全ドラマクロニクル』). 2016年10月11日閲覧。
  2. ^ 松平自身の現代劇初主演は、1976年の『人間の条件』(フジテレビライオン奥様劇場」枠)。
  3. ^ 週刊TVガイド 1980年2月6日号 p.32「REPORT 4月新番速報・文太刑事アクションに挑戦」
  4. ^ Amazon.co.jp: 走れ!熱血刑事を観る | Prime Video”. www.amazon.co.jp. 2021年8月8日閲覧。
  5. ^ 「走れ!熱血刑事」は明日7/1から日本映画専門チャンネルでスタート–松平健/水沢アキ/荒木しげる/阿部敏郎/竜崎勝/宍戸錠/坂上二郎 | 録画地獄” (日本語). 2021年8月3日閲覧。
  6. ^ 日本映画専門チャンネル2019年5月”. 日本映画放送. 2021年8月4日閲覧。
  7. ^ https://twitter.com/piputanta/status/1365743551284269063/photo/1” (日本語). Twitter. 2021年8月3日閲覧。
  8. ^ ルー大柴は、同時期に制作した『警視-K』でも一瞬だけ出演したほか『あいつと俺』でも寺田刑事役でレギュラー出演した。当時は勝アカデミーの生徒だった。  
  9. ^ a b c d e 週刊テレビ番組(東京ポスト)1980年11月14日号 p.54〜「特選テレビ劇場 走れ!熱血刑事」
テレビ朝日系列 月曜20:00枠
前番組 番組名 次番組
爆走!ドーベルマン刑事
(1980年4月7日 - 1980年10月27日)
走れ!熱血刑事
(1980年11月10日 - 1981年6月15日)
ドラマ・人間
(1981年7月13日 - 1981年9月21日)