超惑星戦記 メタファイト

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超惑星戦記 メタファイト
Blaster Master
ジャンル アクションシューティング
対応機種 ファミリーコンピュータ
Wii(バーチャルコンソール)
Windows(プロジェクトEGG)
ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール)
Wii U(バーチャルコンソール)
開発元 東海エンジニアリング
発売元 サンソフト
ディレクター 東谷浩明
北角浩一
デザイナー さだけんじ
プログラマー さだけんじ
かじたけんじ
音楽 小高直樹
美術 岩田義明
駕屋ひろゆき
リチャード・ロビンス
シリーズ メタファイトシリーズ
人数 1人
メディア 2メガビットロムカセット[1]
発売日 FC
日本の旗 1988年6月17日
アメリカ合衆国の旗 1988年
PAL 1991年4月25日
Wii
アメリカ合衆国の旗 2009年12月14日
日本の旗 2010年6月29日
Win日本の旗 2010年3月30日
3DS日本の旗 2012年9月5日
Wii U日本の旗 2015年5月27日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
コンテンツ
アイコン
ESRB: Mild Fantasy Violence
その他 型式
日本 TEC-MF
アメリカ合衆国 NES-VM-USA
テンプレートを表示

超惑星戦記 メタファイト』は、サン電子アクションシューティングゲーム1988年ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、日本国外では『Blaster Master』(ブラスター・マスター)として販売。『Blaster Master』としては、アーケードゲームメガドライブWiiウェアなど複数のハードウェアシリーズが出る作品となっている。2002年にはプレイステーション用ソフト『メモリアル☆シリーズ サンソフト Vol.4』(2002年)にも収録されている。また、本稿では続編としてゲームボーイカラー専用の『メタファイトEX』(2000年)についても解説する(GBC専用)。

概要[編集]

全8エリアのサイドビューステージと、サイドビューステージに存在する入り口から行くことができるトップビューのダンジョンステージから成り立っている。この二種類のステージを行き来しながらクリア条件を徐々に模索していく、探索型アクションゲームである。

サイドビューでは、戦闘万能車両「メタル・アタッカー」を操りながら、多彩なトラップが存在するステージを進む。場合によってはパイロットが単独で水の中を泳いで探索する場面もある。パイロットは高所から落ちるとダメージを受け、ある程度の高さから落下すると即死してしまう事もある。なお、パイロットのライフはメタル・アタッカーに乗ると全回復する。ステージ中に存在する小さなダンジョン入り口には、メタル・アタッカーを降りて入る必要がある。パイロットがダンジョンに入ると、グレネードを武器に探索するトップビューアクションに切り替わる。

ステージ内に複数存在するダンジョンのうち、どれかひとつのダンジョンの最深部にいるボスを倒すと、メタル・アタッカーの強化装備を入手できる。メタル・アタッカーは、入手した強化装備によってサイドビューステージのトラップをクリアすることができるようになり、次のステージに進むことができる。

ゲーム中はコンティニューは無制限に可能だが、セーブ、パスワードと言った中断機能は存在しない。

WiiWii Uニンテンドー3DS向けのバーチャルコンソールとして配信されているほか、2019年1月16日にはNintendo Switch用ゲームソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』でプレイ可能なタイトルに追加された。

ゲーム内容[編集]

アイテム[編集]

  • パワーエネルギーカプセル - 「P」の文字。メタル・アタッカー及びケインのパワーエネルギーゲージ(ライフ)を1メモリ、光っているものは4メモリ回復する。
  • ホバーエネルギーカプセル - 「H」の文字。メタル・アタッカーのホバーエネルギーゲージを1メモリ、光っているものは4メモリ回復する。
  • ガンエネルギーカプセル - ダンジョンステージに出現。ケインの銃をパワーアップさせる。敵の攻撃を受けると銃はパワーダウンする。
  • ホーミング・ミサイル - ホーミング・ミサイルの残数が増える。メタル・アタッカーに乗っている際に敵を追尾する誘導弾を発射する。
  • サンダー・ブレイク - サンダー・ブレイクの残数が増える。メタル・アタッカーに乗っている際、下方に強力な電磁波を放つ。
  • 多弾頭ミサイル - 多弾頭ミサイルの残数が増える。メタル・アタッカーに乗っている際、前方に3発のミサイルを発射する。

オプション[編集]

メタル・アタッカーのオプションは、各エリアのダンジョンの最深部にいるボスを倒すを入手できる。

  • HYPER - メタル・アタッカーの主砲の威力が上がる。これがないと破壊できない敵が存在する。
  • CRUSHER - 特定の壁を壊す事ができるようになる。
  • HOVER - ホバーエネルギーゲージを消費してホバリング飛行する事ができる。ゲージが無くなるとホバリングできなくなる。
  • KEY - エリア4にある扉を開ける事ができる。
  • DIVE - メタル・アタッカーで水中を自由に移動できるようになる。
  • WALL1 - 壁を吸着走行できるようになる。
  • WALL2 - 天井を吸着走行できるようになる。

設定[編集]

ストーリー[編集]

宇宙暦2052年、ソフィア第三惑星は恐るべきGOEZ(ゴウズ)率いる「インベム暗黒星団」の襲来で、壊滅的なダメージを受けてしまう。難を逃れた衛星NORA(ノーラ)にある科学アカデミーは総力をあげて一台の対抗マシーンを開発。それこそがゴウズ壊滅の最終兵器・超惑星万能車両メタル・アタッカー(NORA/MA-01)。その搭乗者に、天才少年パイロットケイン=ガードナーを迎えての壮絶な戦いの物語。

※海外版『Blaster Master』は世界観、ストーリーが異なっている。舞台は地球。主人公ジェイソンは地下世界に落ちたペットのフレッドというカエルを追い掛け、謎の万能車両ソフィア(SOPHIA The3rd NORA MA-01)を発見して搭乗する。ジェイソンはフレッドを探すうちに、やがてプルトニウム・ボス率いるミュータント軍団と戦う事になる、という筋書きとなっており、ゲーム内容自体に変化は無いものの、ストーリーに合わせてオープニングやエンディングの演出に差異が見られる。詳細は『Blaster Master』(英語版)にて。

ステージ構成[編集]

エリア1 森
エリア2 城
エリア3 基地
エリア4 洞窟
エリア5 水中
エリア6 氷
エリア7 地底
エリア8 体内

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 メモリアル☆シリーズ サンソフト Vol.4 日本 200202142002年2月14日
PlayStation サンソフト サンソフト CD-ROM - - リップルアイランド』とのカップリング
2 超惑星戦記 メタファイト 日本 201003302010年3月30日
[2]
Windows 東海エンジニアリング D4エンタープライズ ダウンロード
(プロジェクトEGG)
- -
3 超惑星戦記 メタファイト アメリカ合衆国 200912142009年12月14日
日本 201006292010年6月29日
Wii 東海エンジニアリング サンソフト ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- - 2019年1月31日 配信・販売終了
4 メモリアル☆シリーズ サンソフト Vol.4 日本 201010132010年10月13日
PlayStation 3
PlayStation Portable
PlayStation Vita
サンソフト サンソフト ダウンロード
(ゲームアーカイブス)
- - 『リップルアイランド』とのカップリング
5 超惑星戦記 メタファイト 日本 201209052012年9月5日
ニンテンドー3DS 東海エンジニアリング サンソフト ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- -
6 超惑星戦記 メタファイト 日本 201505272015年5月27日
Wii U 東海エンジニアリング サンソフト ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- -
7 ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online 日本 201901162019年1月16日
アメリカ合衆国 201901162019年1月16日
Nintendo Switch 任天堂 任天堂 ダウンロード - -

ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineでは通常版のほか、2019年2月13日に『超惑星戦記 メタファイト クライマックスバージョン』という特別版も配信されている。

スタッフ[編集]

  • ディレクター:東谷浩明、北角浩一
  • ヨーロッパ・バージョン・ディレクター:竹内昭人
  • マネージャー:吉田喜春
  • ゲーム・デザイン:SENTA(さだけんじ)
  • キャラクター・デザイン:FANKY.(駕屋ひろゆき)(オリジナル)、リチャード・ロビンス(日本国外版)
  • ボスキャラクター・デザイン:PGM F1(岩田義明)
  • アート・デザイン:PGM F1(岩田義明)
  • マップ・デザイン:PGM F1(岩田義明)
  • 音楽:小高直樹
  • サウンド・プログラム:MARUMO(諸田直久)
  • プログラム:SENTA(さだけんじ)、KANZ(かじたけんじ)
  • スペシャル・サンクス:もりけん、CHIAO

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
AllGame4.5/5stars[3]
ファミ通32/40点[5]
(ゴールド殿堂)
IGN9/10点 (Wii VC)[4]
NintendoLife9/10点 (Wii VC)[6]
ファミリーコンピュータMagazine19.78/30点[1]
Mean Machines91%[7]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、8・9・8・7の合計32点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得[5]、レビュアーの意見としては、「とにかく発想がいい」、「ゲームを制作する上の、最後のツメがうまくいったいい例」、「ゲーム構成もいろいろ工夫されていて、飽きない」、「すごくマジメに作ってあり、ゲームとしての完成度も高いと思うのだけど、ちょっと優等生的になりすぎて、まとまり過ぎちゃった気がしないでもない」などと評されている[8]
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.78点(満30点)[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「サン電子の隠れた名作ゲーム」、「キャラの動きが印象的なアクションシューティング。全体的にかなり丁寧に作られている。音楽に関しても、良くできている」と紹介されている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.53 3.25 3.32 3.29 3.15  3.24 19.78

続編[編集]

Blaster Master 2[編集]

1993年に北米で発売されたSega Genesis用ソフト。日本未発売。製作はイギリスの開発会社Software Creations。『Blaster Master』の続編だが『超惑星戦記 メタファイト』とは世界観が異なる為、『メタファイト』の続編という訳ではない。前作に続いてジェイソン・フラドニックを主人公としている。舞台は前作の4年後。新たな脅威ライトニングビーイングの襲来を知ったジェイソンはSOPHIA The3rdを改造したSOPHIA 4thで再び戦いに赴く。

今回はパイロット時もサイドビューとなっている[9]。前作と違ってステージクリアタイプのアクションゲームであり、ゲームを進める為に前のエリアに戻る必要は無い。ゲーム画面は、主にソフィア搭乗時の「サイドスクロールビュー」、パイロットを操作してダンジョンを探索する「ジェイソンビュー」、俯瞰視点ではなく真上からの視点となる「オーバーヘッドビュー」の三つの視点が切り替わって進む。車両は斜めにも砲撃出来るようになっている他、パイロット時もサイドビューになった関係上、銃撃の向きを変えられる。地形には45°の坂道が存在し、自機の向きに応じて砲撃の角度も変わる。落下によるダメージ・死亡は廃止されている。一方、セーブ、パスワード機能は無く、コンティニュー回数も有限になった。その他、詳細は『Blaster Master 2』(英語版)にて。

メタファイトEX[編集]

メタファイトEX
Blaster Master: Enemy Below
ジャンル アクションシューティング
対応機種 ゲームボーイカラー
ニンテンドー3DS
開発元 アウトバック
発売元 サンソフト
プロデューサー 浅田明弘
ディレクター 東谷浩明
プログラマー のうつよし
やすだてつのり
音楽 すだあきら
美術 KOBEBEAR
シリーズ メタファイトシリーズ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 GBC
日本の旗 2000年2月24日
アメリカ合衆国の旗 2000年9月24日
欧州連合の旗 2000年10月27日
3DS
日本の旗 2011年11月22日
欧州連合の旗 2011年12月8日
アメリカ合衆国の旗 2011年12月15日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
コンテンツ
アイコン
ESRB: Mild Animated Violence
PEGI: Violence
その他 型式
日本 CGB-A5MJ-JPN
アメリカ合衆国 DMG-AEHE-USA
ヨーロッパ DMG-AEHP-EUR
テンプレートを表示

『超惑星戦記 メタファイト』の続編。2000年2月24日ゲームボーイカラー用ソフトとして発売された。日本国外でのタイトルは『Blaster Master: Enemy Below』(ブラスター・マスター - エネミー・ビロウ)。初代以外では唯一『メタファイト』名義で発売されている作品である。

全8エリアで、ゲームの進行状況はパスワードで記録する事が可能。完全新作というよりは一作目『超惑星戦記 メタファイト』のアレンジ移植的な側面があり、ゲーム内容は一作目に準じ、各エリアの特徴(エリア5が水中ステージでエリア6が氷のステージであるなど)も前作と同じであるが、サイドビューステージ及びダンジョンステージの構造は前作と異なっており、その他にも各エリアのダンジョン最深部にいるボスが変更されていたり、新たなアイテムが登場しているなどの違いが見られる。オープニングとエンディングのみだが、一枚絵と文章によるストーリーの演出もある。一方、トップビュー時の斜め移動など、初代から削除された要素もある。

ゲーム内容[編集]

アイテム[編集]
  • POWアイテム - 「P」の文字。メタル・アタッカー及びレオナルドのPOWメーター(ライフ)を1メモリ回復する。ただしサイドビューステージの時にレオナルドが取ると2メモリ回復する。
  • HOVアイテム - 「H」の文字。メタル・アタッカーのHOVメーターを1メモリ回復する。
  • GUNアイテム - ダンジョンステージに出現。レオナルドの銃をパワーアップさせる。敵の攻撃を受けると銃はパワーダウンする。
  • ホーミングミサイルアイテム - ホーミングミサイルの残数が増える。前作のホーミング・ミサイルとほぼ同じだが、ミサイルの弾道がやや異なる。
  • サンダーボルトアイテム - サンダーブレイクの残数が増える。前作のサンダー・ブレイクとほぼ同じ。
  • 3WAYアイテム - 3WAYの残数が増える。前作の多弾頭ミサイルとほぼ同じ。
  • カギ - 各エリアのダンジョンステージに1〜2本落ちているカギ。これを全て集めないとボスのいるダンジョンに入る事ができない。
メタル・アタッカーオプションアイテム[編集]

前作と同様、メタル・アタッカーのオプションは各エリアのボスを倒すと入手できる。

  • ハイジャンプ - ジャンプの幅や高さが上がる。
  • エンジン - メタル・アタッカーのエンジンの馬力が上がる。特定の場所を走行して進む事ができるようになる。
  • ホバー - HOVメーターを消費してホバリング飛行する事ができる。ゲージが無くなるとホバリングできなくなる。
  • GUN1 - サイドビューステージでのレオナルドの銃攻撃のダメージと射程がアップする。また、サイドビューステージにある特定のブロックを壊す事ができるようになる。
  • ダイブ - メタル・アタッカーで水中を自由に移動できるようになる。
  • ウォール1 - 壁を吸着走行できるようになる。アイテム選択画面で着脱する事ができる。
  • ウォール2 - 天井を吸着走行できるようになる。ウォール1と同じく着脱する事ができる。
ボーナスアイテム[編集]

ゲームクリアには必須ではないアイテム。各エリアに隠されている。

  • クラッシャー - メタル・アタッカーの通常攻撃の威力がアップする。
  • H(ハイブリッド)アーマー - メタル・アタッカーのPOWメーターの最大目盛り数が8から10へと増える。
  • GUN2 - レオナルドのGUNメーターの最大目盛り数が3から8へと増える。
  • ランチャー - ダンジョンステージでのレオナルドの手榴弾攻撃がランチャーへとパワーアップし、射程が伸びる。
  • ショットガン - ダンジョンステージでショットガンを使えるようになる。アイテム選択画面で手榴弾(もしくはランチャー)と切り替えて使用する。

ストーリー[編集]

宇宙歴2052年にはじまった「インベム暗黒星団」との戦いはソフィア第三惑星側の勝利に終わり、戦いに勝利をもたらした戦闘万能車両「メタル・アタッカー」はその任を終え、封印されることとなった。

それから55年後の宇宙歴2107年、惑星ソフィアに最も近いラムダ銀河の辺境にある惑星で、謎の墜落事故の痕跡が発見された。それは、200年前に宇宙殖民と動物たちを乗せた輸送シャトル「L-229」が起こしたものであった。彼らは変化しながら生き延びて凶暴化しており、もはやソフィアに危機をもたらすのも時間の問題となっていた。

この事態に惑星ソフィアの衛星ノーラの科学アカデミーは「メタル・アタッカー」の封印を解き、搭乗者として天才少年パイロットのレオナルド・ガードナーを選ぶと、ラムダ銀河へ送り込むのであった。

※前作同様、海外版は世界観が異なり、過去作に続いてジェイソンの物語の一部となっており、戦いに疲れて遠くの地で新たな生活を始めたジェイソンがまたしても戦いに巻き込まれていく模様を描く。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 メタファイトEX 日本 201111222011年11月22日
アメリカ合衆国 201112082011年12月8日
ヨーロッパ 201112152011年12月15日
ニンテンドー3DS アウトバック サンソフト ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- -

評価[編集]

評価
集計結果
媒体結果
GameRankings76% (GBC)[19]
レビュー結果
媒体結果
AllGame4/5stars (GBC)[10]
ファミ通17/40点 (GBC)[11]
Game Informer8.25/10点 (GBC)[12]
GameSpot8.6/10点 (GBC)[13]
IGN8/10点 (3DS VC)[14]
8/10点 (GBC)[15]
NintendoLife9/10stars (3DS VC)[16]
Nintendo Power7.6/10点 (GBC)[17]
  • ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計17点(満40点)となっている[11]

ブラスターマスター[編集]

2000年7月13日にPlayStation用ソフトとして発売された、日本国内としては三作目に当たる続編。製作はアートシステム。タイトル名は日本国外版と同じ『ブラスターマスター』(国外版正式名称:『Blaster Master: Blasting Again』)となっており、本作以降は日本国内でもブラスターマスター名義で発売されている。ハード移行に伴い、フルポリゴンで描かれた3Dアクションシューティングとなっている。車両搭乗時は旋回、前進、後退で操作するラジコン形式。パイロット時は十時キーを押した方向に主人公が直接移動する。その他、基本システムは過去作を踏襲しているが、セーブ機能の追加、ボス戦時の体力ゲージの表示などの改良点が存在する。また、過去作ではボスとは必ずパイロットで戦っていたが、今作には車両に乗って戦うボスが登場しており、ボスの部位破壊の要素も追加された。4エリア+基点となるマップの全5エリアだが、4つのエリアは前半部と後半部の2マップに分かれており、後半部にはエリアを跨いでから改めて進入する事になる為、実質的には9エリアとなる。各エリアは洞窟(水、溶岩、植物などエリアによってタイプが異なる)、パイロットで進入するダンジョンは敵基地で統一されている。ストーリーの合間には英語音声による会話シーンやCGムービーの演出が導入された。2011年11月23日にはPlayStation Storeゲームアーカイブスでも配信されている。

タイトル通り、ストーリーも『メタファイト』系列ではなく海外で展開されていた『Blaster Master』系列の続編にあたり、日本国内版においても同様の内容となっている。旧作の十数年後の物語だが、世界観や登場人物の設定には小説版『Blaster Master』(日本未発売)の要素も取り入れられている。主人公は旧作主人公・ジェイソンの息子・ロディ。地球を幾度となく救ってきた英雄ジェイソンが敵の罠によって命を落とした数年後、SOPHIA The 3rdを改造した「SOPIHIA J7」を受け継いだロディが姉のエルフィのサポートを受けながら地下世界の探索を進めていく。

Blaster Master: Overdrive[編集]

日本未発売。2010年に北米、欧州で発売されたWiiウェア作品。製作はサンソフトが直接行っている。主人公はウイルス研究者のアレックス。未知のウイルスに侵された妻子を救う為にソフィアで戦いに赴くストーリーとなり、旧作とは独立している。ゲーム画面は旧作同様の2Dに回帰したが、セーブ機能、マッピング機能、砲撃の向きを変える・向きを固定する、と言ったこれまでのシリーズで培ったシステムが活かされている。ストーリーは一枚絵と文章で表現される。また、地形に緩やかな傾斜があるという独自の要素もある。一方、車両に乗って戦うボス戦は廃止された。詳細は『Blaster Master: Overdrive』(英語版)にて。

ブラスターマスター ゼロ[編集]

シリーズのライセンスを得たインティクリエイツが製作したリニューアル作。2017年3月3日ニンテンドー3DSNintendo Switch用ソフトとして発売された。『超惑星戦記 メタファイト』をベースに以降の作品の要素も取り入れたリメイク作品である。主人公はリメイク元のケインではなく海外シリーズのジェイソンだが、ストーリーは初代『Blaster Master』に『超惑星戦記 メタファイト』の世界観を組み合わせて一からリメイクされている。詳細は『ブラスターマスター ゼロ』にて。

ブラスターマスター ゼロ2[編集]

Nintendo Switch用ソフトとして発売された、『ブラスターマスター ゼロ』の直接の続編。ストーリーは前作から続いているが、旧作のリメイクだった前作に対して完全新作となっている。2019年3月21日発売。

関連作品[編集]

単行本としての販売はないが、徳間書店発行の少年漫画雑誌『わんぱっくコミック』の1988年5月号と同年6月号に同ゲームタイトルとして掲載されている。

海外ではWorlds of Powerシリーズの一作として海外版『Blaster Master』の小説が発売されており、小説版の登場人物のイヴが『ブラスターマスター(Blaster Master: Blasting Again)』においてジェイソンの妻、及び主人公の母として登場する等、一部設定はゲーム本編にも反映されている[20]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d 「月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 232頁。
  2. ^ サンソフトのタイトル5本を配信を開始”. D4エンタープライズ (2010年3月31日). 2019年4月22日閲覧。
  3. ^ Marriott, Scott Alan. “Blaster Master – Overview”. Allgame. 2010年7月11日閲覧。
  4. ^ Thomas, Lucas M. (2009年12月14日). “Blaster Master Review”. IGN. 2010年1月22日閲覧。
  5. ^ a b 超惑星戦記 メタファイト まとめ [ファミコン] / ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月20日閲覧。
  6. ^ Blaster Master for Wii (2009) - MobyGames”. Blue Flame Labs. 2017年5月20日閲覧。
  7. ^ Rignall, Julian; Regan, Matt (March 1992). “Nintendo Review – Blaster Master. Mean Machines (Peterborough: EMAP) (18). ISSN 0960-4952. OCLC 500020318. http://www.meanmachinesmag.co.uk/pdf/blastermasternes.pdf. 
  8. ^ 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、 10頁。
  9. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p122
  10. ^ Thompson, Jon. “Blaster Master: Enemy Below - Review”. Allgame. 2014年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月29日閲覧。
  11. ^ a b メタファイトEX まとめ [ゲームボーイ] / ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月20日閲覧。
  12. ^ Fitzloff, Jay (April 2000). “Blaster Master: Enemy Below - Game Boy Color”. Game Informer (84). オリジナルのOctober 25, 2000時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20001025204543/http://www.gameinformer.com/reviews/review_detail.cfm?ITEM_ID=1085 2016年5月29日閲覧。. 
  13. ^ Provo, Frank (2000年9月7日). “Blaster Master Enemy Below Review”. GameSpot. 2016年5月29日閲覧。
  14. ^ Thomas, Lucas M. (2011年12月15日). “Blaster Master: Enemy Below Review (3DS)”. IGN. 2016年5月29日閲覧。
  15. ^ Harris, Craig (2000年9月20日). “Blaster Master: Enemy Below (GBC)”. IGN. 2016年5月29日閲覧。
  16. ^ Dillard, Corbie (2011年12月11日). “Review: Blaster Master: Enemy Below (3DS eShop / GBC)”. Nintendo Life. 2016年5月29日閲覧。
  17. ^ “Blaster Master: Enemy Below”. Nintendo Power 130. (March 2000). 
  18. ^ East, Thomas (2011年12月22日). “Blaster Master: Enemy Below review (3DS)”. Official Nintendo Magazine. 2014年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月29日閲覧。
  19. ^ Blaster Master: Enemy Below for Game Boy Color”. GameRankings. 2016年5月29日閲覧。
  20. ^ Struck, Shawn (2006年8月3日). “8-Bit Lit: Inside the NES' Worlds of Power Series (Page 3)”. 1UP.com. 2011年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月27日閲覧。