越前敏弥

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越前 敏弥(えちぜん としや、1961年7月29日 [1]- )は、日本翻訳家

人物[編集]

石川県金沢市出身。筑波大学附属駒場中学校・高等学校東京大学文学部国文科卒業。ゲームセンター従業員、学習塾自営、留学予備校講師などを経たのち、フェロー・アカデミーで田村義進のゼミクラスで翻訳を学ぶ。37歳からエンタテイメント小説の翻訳をはじめる。ダン・ブラウン作品などミステリーの翻訳を中心に活動中。また、朝日カルチャーセンター(東京・大阪)で教鞭をとるかたわら、翻訳ミステリー大賞の創設などにも携わり、後続の育成にも力を注いでいる。

作品リスト[編集]

著書[編集]

  • 『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 あなたはこれをどう訳しますか?』(2009年2月 ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 『越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文』(2011年2月 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
  • 『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編』(2014年3月 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
  • 『翻訳百景』(2016年2月 角川新書
  • 『文芸翻訳教室』研究社, 2018
  • 『この英語、訳せない!: headは頭?顔?首?』ジャパンタイムズ出版, 2019
  • 『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 決定版』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2019

編纂[編集]

翻訳[編集]

  • ロバート・ゴダード『惜別の賦』(1999年1月 創元推理文庫
  • ロバート・ゴダード『鉄の絆』(1999年4月 創元推理文庫【上・下】)
  • マイクル・レドウィッジ『デッドエンド』(2000年2月 ハヤカワ文庫
  • スティーヴ・ハミルトン『氷の闇を越えて』(2000年4月 ハヤカワ文庫 / 2013年7月 ハヤカワ・ミステリ文庫【新版】)
  • リチャード・ハル『他言は無用』(2000年11月 創元推理文庫)
  • スティーヴ・ハミルトン『ウルフ・ムーンの夜』(2001年1月 ハヤカワ文庫)
  • ジェレミー・ドロンフィールド『飛蝗の農場』(2002年3月 創元推理文庫)
  • ジェフリー・ディーヴァー『死の教訓』(2002年3月 講談社文庫【上・下】)
  • スティーヴ・ハミルトン『狩りの風よ吹け』(2002年5月 ハヤカワ・ミステリ文庫)
  • ジョン・サールズ『ボーイ・スティル・ミッシング』(2003年1月 角川書店
  • ロバート・ゴダード『石に刻まれた時間』(2003年1月 創元推理文庫)
  • ダン・ブラウン天使と悪魔』(2003年10月 角川書店【上・下】 / 2006年6月 角川文庫【上・中・下】)
  • アンドリュー・テイラー『天使の遊戯』(2004年2月 講談社文庫
  • ロナルド・アンソニー『父さんが言いたかったこと』(2004年2月 新潮社
  • ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(2004年5月 角川書店【上・下】 / 2006年3月 角川文庫【上・中・下】)
  • アンドリュー・テイラー『天使の背徳』(2005年1月 講談社文庫)
  • ダン・ブラウン『デセプション・ポイント』(2005年4月 角川書店【上・下】 / 2006年10月 角川文庫【上・下】)
  • ドナルド・E・ウェストレイク『弱気な死人』(2005年7月 ヴィレッジブックス
  • ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版』(2005年8月 角川書店)
  • レイ・ブラッドベリ『さよなら)コンスタンス』(2005年9月 文藝春秋
  • ジェレミー・ドロンフィールド『サルバドールの復活』(2005年10月 創元推理文庫【上・下】)
  • アンドリュー・テイラー『天使の鬱屈』(2006年2月 講談社文庫)
  • ダン・ブラウン『パズル・パレス』(2006年4月 角川書店【上・下】 / 2009年3月 角川文庫【上・下】) - 共訳:熊谷千寿
  • ライザ・ロガック『ダ・ヴィンチ・コード 誕生の謎』(2006年4月 角川書店) - 共訳:佐藤桂
  • アキヴァ・ゴールズマン『映画ダ・ヴィンチ・コードオフィシャル・ムービー・ブック』(2006年5月 角川メディアハウス) - 共訳:青木創
  • トーマス・ブレツィナ『ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ! ねらわれた宝と7つの暗号』(2006年5月 朝日出版社) - 共訳:熊谷淳子
  • マイクル・コリータ『さよならを告げた夜』(2006年8月 早川書房
  • マイケル・ロボサム『容疑者』(2006年10月 集英社文庫【上・下】)
  • ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード 特装革製ヴィジュアル愛蔵版』(2006年11月 角川書店)
  • J・ディーヴァー『死の開幕』(2006年12月 講談社文庫)
  • ダン・ブラウン『天使と悪魔 ヴィジュアル愛蔵版』(2006年12月 角川書店)
  • トーマス・ブレツィナ『ゴッホの宝をすくいだせ! 色いろ怪人と魔法の虫めがね』(2007年5月 朝日出版社) - 共訳:田中亜希子
  • ジェイムズ・W・ニコル『ミッドナイト・キャブ』(2007年7月 ヴィレッジブックス)
  • ブラッド・メルツァー『運命の書』(2008年1月 角川書店【上・下】 / 2010年3月 角川文庫【上・下】)
  • パーシヴァル・ワイルド『検死審問 インクエスト』(2008年2月 創元推理文庫)
  • トーマス・ブレツィナ『ミケランジェロの封印をとけ! 冒険ふしぎ美術館』(2008年6月 英治出版) - 共訳:生方頼子
  • ロバート・ゴダード『還らざる日々』(2008年7月 講談社文庫【上・下】)
  • エラリー・クイーンXの悲劇』(2009年1月 角川文庫)
  • パーシヴァル・ワイルド『検死審問 ふたたび』(2009年3月 創元推理文庫)
  • ダン・ブラウン『ロスト・シンボル』(2010年2月 角川書店【上・下】 / 2012年8月 角川文庫【上・中・下】)
  • ダン・ブラウン『ロスト・シンボル Limited Edition』(2010年2月 角川書店【上・下】)
  • エラリー・クイーン『Yの悲劇』(2010年9月 角川文庫)
  • スミス・マガジン『Six-Words たった6語の物語』(2010年11月 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
  • マイケル・コックス『夜の真義を』(2011年3月 文藝春秋 / 2013年9月 文春文庫【上・下】) 
  • エラリー・クイーン『Zの悲劇』(2011年3月 角川文庫)
  • エラリー・クイーン『レーン最後の事件』(2011年9月 角川文庫)
  • スティーヴ・ハミルトン『解錠師』(2011年12月 早川書房 / 2012年12月 ハヤカワ・ミステリ文庫)
  • C・J・サンソム『チューダー王朝弁護士シャードレイク』(2012年8月 集英社文庫)
  • エラリー・クイーン『ローマ帽子の秘密』(2012年10月 角川文庫) - 共訳:青木創
  • ゴードン・キャンベル『逆転立証』(2012年11月 RHブックス・プラス【上・下】)
  • エラリー・クイーン『フランス白粉の秘密』(2012年12月 角川文庫) - 共訳:下村純子
  • アーネスト・トンプソン・シートンシートン動物記 オオカミ王ロボ ほか』(2012年12月 角川つばさ文庫
  • エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密』(2013年3月 角川文庫) - 共訳:国弘喜美代
  • エラリー・クイーン『ギリシャ棺の秘密』(2013年6月 角川文庫) - 共訳:北田絵里子
  • C・J・サンソム『暗き炎 チューダー王朝弁護士シャードレイク』(2013年8月 集英社文庫【上・下】)
  • ベス・ブラッケン『おぎょうぎのわるいピート こころを育てる絵本シリーズ』(2013年8月 辰巳出版
  • エラリー・クイーン『エジプト十字架の秘密』(2013年9月 角川文庫) - 共訳:佐藤桂
  • アーネスト・トンプソン・シートン『シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか』(2013年10月 角川つばさ文庫)
  • ダン・ブラウン『インフェルノ』(2013年11月 角川書店【上・下】)
  • エラリー・クイーン『アメリカ銃の秘密』(2014年6月 角川文庫) - 共訳:国弘喜美代
  • ジョーン・ゲイル・ロビンソン『新訳 思い出のマーニー』 (2014年7月 角川つばさ文庫)
  • ジョーン・ゲイル・ロビンソン『新訳 思い出のマーニー』 (2014年7月 角川文庫)
  • エラリー・クイーン『シャム双子の秘密』(2014年10月 角川文庫) - 共訳:北田絵里子
  • C・J・サンソム『支配者 チューダー王朝弁護士シャードレイク』(2014年11月 集英社文庫【上・下】)
  • エラリー・クイーン『災厄の町 新訳版』(2014年12月 早川書房)
  • オー・ヘンリー賢者の贈り物最後のひと葉』(2014年12月 角川つばさ文庫) - 共訳:武富博子、田中亜希子、宮坂宏美、吉澤康子
  • エラリー・クイーン『チャイナ蜜柑の秘密』(2015年1月 角川文庫) - 共訳:青木創
  • アーネスト・トンプソン・シートン『シートン動物記 クラッグ クートネーの雄ヒツジ ほか』(2015年4月 角川つばさ文庫)
  • エラリー・クイーン『スペイン岬の秘密』(2015年4月 角川文庫) - 共訳:国弘喜美代
  • エラリー・クイーン『中途の家』(2015年7月 角川文庫) - 共訳:佐藤桂
  • エラリー・クイーン『九尾の猫 新訳版』(2015年8月 早川書房)
  • ダン・ブラウン『インフェルノ ヴィジュアル愛蔵版』(2015年8月 角川書店)
  • ダン・ブラウン『インフェルノ』(2016年2月 角川文庫【上・中・下】)
  • スティーヴ・ハミルトン『ニック・メイソンの第二の人生』角川文庫 2016
  • マイケル・ロボサム『生か、死か』早川書房, 2016
  • キャロル・ボストン・ウェザーフォード 文, ジェイミー・クリストフ 絵『ゴードン・パークス』光村教育図書, 2016
  • ロバート・マッキー『ダイアローグ 小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法』フィルムアート社, 2017
  • スティーヴン・ローリー『おやすみ、リリー』ハーパーコリンズ・ジャパン, 2017
  • ジェイムズ・キャントン ほか 著『世界文学大図鑑』沼野充義 日本語版監修, 三省堂, 2017
  • E・O・キロヴィッツ『鏡の迷宮』集英社文庫 2017
  • メアリー・スチュアート『メアリと魔女の花 新訳』中田有紀共訳. 角川つばさ文庫 2017
  • ビル・クリントン, ジェイムズ・パタースン『大統領失踪』久野郁子共訳. 早川書房, 2018
  • ロバート・マッキー『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』フィルムアート社, 2018
  • ダン・ブラウン『オリジン』KADOKAWA, 2018 のち文庫
  • マイケル・ロボサム『生か、死か』ハヤカワ・ミステリ文庫 2018
  • スティーヴ・ハミルトン『ニック・メイソンの脱出への道』角川文庫 2018
  • リアノン・ネイヴィン『おやすみの歌が消えて』集英社, 2019
  • ローラ・ミラー 総合編集『世界物語大事典』巽孝之 日本語版監修, 三省堂, 2019
  • 『小説アナと雪の女王』 [1-2] (ないとうふみこ共訳、角川文庫 2019
  • レグ・グラント ほか 著『世界史大図鑑』小島毅 日本語版監修, 三省堂, 2019

脚注[編集]

  1. ^ 『文藝年鑑』2016