近藤浩

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近藤 浩
こんどう ひろし
生年月日 (1961-01-31) 1961年1月31日(59歳)
出生地 愛知県名古屋市瑞穂区
出身校 滝高等学校卒業
ノースイースタン大学政治学科中退
前職 衆議院議員
愛知県議会議員
現職 介護福祉士
所属政党無所属→)
自由民主党→)
日本維新の会→)
維新の党→)
(無所属→)
日本維新の会

選挙区 比例東海ブロック愛知4区
当選回数 1回
在任期間 2003年11月9日 - 2003年12月9日

選挙区 名古屋市南区選挙区
当選回数 2回
在任期間 1999年4月30日 - 2003年10月14日
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近藤 浩(こんどう ひろし、1961年1月31日 - )は、日本政治家介護福祉士衆議院議員(1期)、愛知県議会議員(2期)などを歴任。衆議院議員初当選の約1ヶ月後、買収容疑で逮捕された[1]

来歴[編集]

愛知県名古屋市瑞穂区出身。祖父は元市議、父親は開業医。そのコネを生かし、小学生の頃から政治家になることが夢だった[2]名古屋市立高田小学校名古屋市立瑞穂ヶ丘中学校卒業。1979年3月、私立滝高等学校卒業。アメリカ合衆国に留学。留学中、マイアミ市長の秘書を経験した[3]1985年1月、ノースイースタン大学政治学科中退[4]

1989年10月26日、次期衆院選に旧愛知6区から立候補する意向を表明した。記者会見で「自民党に公認の申請をしたい」と述べた[5]

1990年2月18日に行われた第39回衆議院議員総選挙に旧愛知6区から無所属で立候補。候補者6人中6位で落選。供託金200万円も没収された。「外交問題を中心に訴えたが、ほとんど関心をもってもらえなかった。いろいろ助言してくれる人から『土下座しろ』とか『泣け』とか言われたが、そんなこと考えてもいなかった」と近藤は述べている[3]

1999年4月11日に行われた愛知県議会議員選挙に、自由民主党公認で名古屋市南区選挙区から出馬し、初当選。

衆院選に出馬[編集]

2003年4月13日に行われた県議選において再選[6]。同年5月13日、自民党県議団は正副議長候補などを決めるための総会を開く。県議団においては名古屋、尾張、三河の選挙区ごとに候補者を出し合ってポストを振り分ける慣習があり、ひとまず三河地区から碧南市選挙区の小林秀央が議長候補に選ばれ、尾張地区からは知多郡第一選挙区の日高昇が県議団長に就任することとなった。ここで名古屋地区が副議長候補として挙げきたのが2期5年目の近藤だったため議論が紛糾。他地区から「衆院選出馬に向けた“ハク付け”。衆議院が解散されたら任期途中で副議長職を放り出す気なのか」と反発の声が上がった[7]

小選挙区導入後、南区などから成る愛知4区は自民党の議席がなかった。党県連が無党派層を取り込み民主党を倒すための候補として目を付けたのが、190センチ近い長身でスポーツマンの近藤だった[8]。それでも副議長の話は他地区にとっては寝耳に水であり、結局、信任投票で決着を付けるため午後6時半を過ぎてから選挙が行われた。投票の結果、出席者64人のうち「信任」は半数を1票上回るだけの33票。不信任が21票、無効が10票だった[7]

同年5月26日、県議会臨時会が開かれ、自民党が選んだ小林が議長に、近藤が副議長に就任した。7月8日、自民党愛知県第4選挙区支部は、近藤を支部長に推薦する申請を党県連に提出した[9]。10月10日、衆議院解散。10月14日、県議を辞職[10]

同年11月9日に行われた第43回衆議院議員総選挙に、自民党公認で愛知4区から立候補。病院経営で裕福な両親が株を売って数千万円をつくり、選挙資金とした[11]民主党牧義夫に敗れるも、比例東海ブロックで復活し当選。同年12月6日、公職選挙法違反容疑で逮捕され、衆議院議員を辞職(後述)[1][12]。なお、11月18日には名古屋市名東区選出の渡辺アキラ市議があっせん収賄容疑で逮捕されている。市議会議長や自民党県連副会長も務めた実力者の渡辺の逮捕に揺れ動いたときに近藤の事件が発覚。党にとってさらなる打撃となった[13]

2004年7月、名古屋市内でデイサービス・あいを開業[14]

2012年12月16日に行われた第46回衆議院議員総選挙に、日本維新の会公認で比例東海ブロックの単独候補者(名簿順位は14位)として出馬するが[15]、落選。

2013年7月21日に行われた第23回参議院議員通常選挙に、日本維新の会公認で愛知県選挙区から出馬するも、定数3に対し候補者10名中5位で落選。

2014年に維新が結いの党と合流して維新の党が発足すると、党愛知県総支部総務会長に就任した[16]

2016年11月1日に日本維新の会衆院愛知4区支部長就任が発表され[17]、12月19日に日本維新の会愛知県総支部幹事長就任が発表された[18]

2017年9月25日、安倍首相は、9月28日に衆議院を解散すると表明[19][20]。9月26日、近藤が健康上の理由で第48回衆議院議員総選挙への出馬を取りやめたことが報道により明らかとなった[21]

公職選挙法違反により逮捕[編集]

2003年12月6日、県議時代の元秘書に現金100万円を渡して票の取りまとめの依頼などの買収工作を行ったとして、公職選挙法違反の疑いで逮捕された。元秘書の命じて、買収を図った相手は、もとから近藤を支えてくれるはずの地方議員の秘書だった[11]。同法の買収容疑で現職の国会議員が逮捕されるのは極めて異例のことだった[1]。12月9日、衆議院議員を辞職[12][22]。自民党の元国会議員は選挙期間中、「近藤は必ず陣営に“おふれ”を出す。普段以上に注意しろ。疑われることはするな」と周りに伝えていたが、候補者の行動をとめることはできなかった[8]

2004年6月9日、懲役2年・執行猶予5年の有罪判決が確定した[23][24]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 近藤浩衆議院議員を逮捕 比例東海復活初当選 買収容疑で 『毎日新聞』2003年12月7日付朝刊、14版、1面、31面。
  2. ^ 『中日新聞』1989年10月18日付朝刊、県内版、14面、「迫る総選挙 前哨戦展望(2) 6区 現職に強い危機感 社会、保守系新人が挑戦」。
  3. ^ a b 『中日新聞』1990年2月21日付朝刊、県内版、16面、「'90総選挙 愛知の戦い さわやか新人奮戦記 『外交』票にならず 〝理よりも情〟に戸惑い 近藤浩さん(29)」。
  4. ^ プロフィール近藤ひろし 日本維新の会公認 全国比例区 元衆議院議員
  5. ^ 『中日新聞』1989年10月27日付朝刊、県内版、18面、「近藤浩氏が正式出馬表明 衆院選6区」。
  6. ^ 愛知県議会議員選挙 - 名古屋市南区選挙区候補者一覧 - 2003年04月13日投票 | 愛知県 | 選挙ドットコム
  7. ^ a b 『中日新聞』2003年5月14日付朝刊、県内版、16面、「自民県議総会 『若手42歳』に賛否両論 副議長候補選出で紛糾」。
  8. ^ a b 『中日新聞』2003年12月7日付朝刊、35面、「堕ちたホープ 近藤議員 逮捕の衝撃(上) 自民最重点区 『名古屋で勝つ』 焦りに 『こんなに厳しいとは』」。
  9. ^ 『中日新聞』2003年7月9日付朝刊、県内版、18面、「県議会副議長 近藤氏出馬へ 次期衆院選4区」。
  10. ^ 愛知県議会 平成15年11月定例会(第1号) 2003-11-28”. 愛知県議会 会議録の閲覧と検索. 2020年7月26日閲覧。
  11. ^ a b 『中日新聞』2003年12月8日付朝刊、30面、「堕ちたホープ 近藤議員 逮捕の衝撃(中) 寄せ集め 選対に不信と虚勢」。
  12. ^ a b 近藤浩議員が辞職 選挙違反事件 『毎日新聞』2003年12月10日付朝刊、14版、5面。
  13. ^ 『中日新聞』2003年12月9日付朝刊、30面、「堕ちたホープ 近藤議員 逮捕の衝撃(下) 落日 密室 乏しい危機感」。
  14. ^ 近藤浩(こんどうひろし)| 第23回参議院議員選挙 2013 愛知選挙区 | 政治山
  15. ^ “維新が比例候補発表 東海は近藤氏、藤井氏”. 中日新聞. (2012年11月30日). http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012113090211733.html 2012年12月1日閲覧。 
  16. ^ 所属メンバー | 維新の党 愛知県総支部
  17. ^ “衆院選で4人公認=維新”. 時事ドットコム. (2016年11月1日). http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110100664&g=pol 2017年2月1日閲覧。 
  18. ^ “維新県総支部が発足 井上代表「全選挙区に候補を」”. 中日新聞. (2016年12月20日). オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161220225436/http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20161220/CK2016122002000052.html 
  19. ^ “安倍首相、衆院28日解散表明=10月22日投開票-小池新党焦点【17衆院選】”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2017年9月25日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092500814&g=pol 2017年9月25日閲覧。 
  20. ^ 首相「国難突破解散」 少子高齢化・北朝鮮対応問う”. 日本経済新聞 (2017年9月25日). 2020年6月28日閲覧。
  21. ^ “4区、維新・近藤さん不出馬へ」”. 中日新聞. (2017年9月26日). オリジナルの2017年10月14日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20171014135149/http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017092602000223.html 
  22. ^ “自民・近藤浩議員 買収で逮捕”. 中京テレビ. (2003年12月6日). http://www.ctv.co.jp/photocal/window/20031206.html 
  23. ^ “近藤元議員の有罪確定 控訴せず”. 47NEWS 共同通信. (2004年6月9日). http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004060901001530.html 2013年6月30日閲覧。 
  24. ^ “選挙:参院選・愛知選挙区 維新、近藤氏擁立へ 県支部と午後調整”. 毎日新聞. (2013年6月10日). http://senkyo.mainichi.jp/news/20130610ddh041010008000c.html 2013年6月12日閲覧。 

参考文献[編集]