逆レイプ

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逆レイプ(ぎゃく-)とは、女性男性強姦すること。男性が男性を強姦することも包括する場合はメイル・レイプと言う。通常はレイプと言えば男性女性強姦することであるため、「逆」と付いている。

概説[編集]

女性が男性を強姦するパターンは定まっていない。いくらかのケースでは、眠っていても陰茎はひとりでに反応する。また、女性によってバイアグラを強制飲用させられる場合もある。なお逆レイプにはオーラルセックスペニスバンドを付け男性を後ろからアナル・レイプする行為も含まれることがあり、必ずしも単純な「性行為」とは限らない。イラク戦争では、ファルージャにいた聖職者からの話として、男性器型プラスティックを装着した女性兵士が男性をアナル・レイプし、アメリカ軍への抵抗を行わないよう脅迫しているとの証言もあった[1]

学術的研究は成人女性の未成年男性に対する性行為の強要(法定強姦)の研究が多く、成人男性に対する強姦の研究はあまりない[要出典]

「逆レイプ」の用語はアダルトビデオ付近で普及したものであるため、現在もアダルト系の分野で用いられることが多いが、実際のところレイプというよりもSMの要素が多いと言える[要出典]

刑法における解釈[編集]

日本では1907年刑法制定以降2017年までは、女性が男性に対し強姦的行為を行った場合強姦罪の適用対象とはなっていなかった。2017年の刑法改正において強制性交等罪の対象に男性を含めるべきではないかと提案され[2]、その内容で改正法が施行された。現在の第177条(強制性交等罪)では、「暴行又は脅迫を用いて13歳以上の者を性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。) をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者を性交等をした者も、同様とする。」と被害者及び加害者の性別を限定していない。このため女子が男子を強姦しても強制性交等罪に問われる可能性がある。

もっとも、強制性交等罪の条文は性交等を「した」場合に罰するという内容なので、文面上は性交等とはいえ実際上男性器を挿入「させる」行為が果たして男性器を挿入「した」行為と同様に扱えるかという問題もある[要出典]。本罪で日本の警察が出動した事例としては、例えば12歳の小学生男児との間に性行為があった疑いがあるとして22歳のシングルマザーが2019年1月22日に逮捕されたものが存在する[3]

なお、性交によって性病やHIVを感染させようと画策し、これらを伝染させた場合は傷害罪に該当する罪になる。ただし加害者が性病であることを認識していたか、HIVを感染させようと画策していたかなどを立証しなければならず、現実的には難しい。

男性を強姦した女性が妊娠して出産した場合、日本の民法上、子供の養育義務は被害男性にも存在し、養育費を支払う義務が生ずる。

背景[編集]

迷信の例[編集]

南アフリカではHIV感染患者が爆発的に増加した近年、「童貞(あるいは未感染な男性)にエイズをうつせば治る」と言う呪術的迷信およびデマが広まり、エイズをうつされた娼婦たちが男性に対する報復行為として、数人で一人の男性を誘拐して監禁輪姦する事件も多発している。(南アフリカ共和国におけるエイズの状況参照)

宗教的用途の例[編集]

ジンバブエでは伝統的な儀式の道具として精液を必要とする。貧困の女たちは金を稼ぐため男性を誘拐しコンドームを使って男性を強姦する[4]

社会的儀礼の例[編集]

女による男性の強姦が儀礼化されている場所もある。人類学者ブロニスワフ・マリノフスキーによって調査され「愛の島」と称されたオセアニアトロブリアンド諸島においては、1990年頃まで儀礼として逆レイプが行われていた。村で共同で除草の作業を行う際には、見知らぬ男性を女が見かけた場合、女達が集団で襲いかかり男性を勃起させ、まず一人の女が強姦した後に他の女たちが交代で輪姦し、最後に男性に小便をかけるヤウサと呼ばれる儀礼があり、またこれと同様に少女が少年を強姦する儀礼はカツヤウシと呼ばれる[5]

セックス依存症の例[編集]

47歳のドイツ人の女が、31歳の男性を36時間監禁してセックスをし続けることを強制した事件が存在する。男性は女が寝入った隙にドアを壊して逃亡した。女は以前にも34歳の男性を監禁しセックスを強制した前科があり、今回はセックス依存症の治療の帰りのバスで被害者と会ったという[6]

実際の事件の例[編集]

  • 2004年1月にノルウェーの31歳の男性は、パーティ後にアパートのソファーで眠りについたが、目覚めた際にアパート所有者のガールフレンドが自分に対してフェラチオを行っているシーンを目撃した。男性はこの行為に怒り訴訟を起こした。ノルウェーではあらゆる合意の無い性行為を強姦とみなしており「強姦」の罪で女は告訴された。女は合意があったと主張した。下級裁判所の判決では懲役9カ月の刑、約65万円の慰謝料が女に命じられた。控訴判決では、下級裁判所の判決よりわずかに減刑されたが、女は懲役8カ月を宣告された。
  • 2001年、タイの北部地方に住む20~40歳の5人の女が、伝統的行事が行われている最中に、47歳の男性を強姦。きっかけは、男性が自分は並外れた絶倫であると自慢したためであり、女たちが興味本位で酒を飲ませ、性器が腫れ上がるまでレイプを繰り返した。男性は10ドルをもらって告訴を取り下げた[7]
  • 2004年12月、南アフリカイーストランド地区で18歳男性が女3人組に強姦される[8]。2005年3月8日、南アフリカのイーストランド地区の39歳男性が、女3人組に強姦される[8]。2005年4月3日、南アフリカ東部のムプマランガ州で22歳男性が女4人組に強姦される[8]。2005年8月21日、南アフリカのルーデンポートで30歳の男性が女3人組に強姦される[9]。(※これらの事件の関連は南アフリカ共和国におけるエイズの蔓延を参照)
  • 2009年3月、ロシアでヘアサロンに押し入った強盗を武道の達人である美容師がノックアウト。そのまま地下室に運び込みリストバンドで拘束しバイアグラを飲ませて3日間にわたってレイプした。美容師は合意の上だったと主張したが、強盗はペニスの裏筋が破れるほどの傷を負った[10]

脚注[編集]

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  1. ^ 土井敏邦 コラム アーカイブ 2007年9月28日 - ウェイバックマシン土井敏邦のコラム記事)
  2. ^ テレビ朝日 「強制性交等罪」に変え厳罰化へ 男性被害も対象に
  3. ^ 山嵜信明 (2019年2月12日). “『荒野行動』で“ローティーン狩り”!強制性交女(22)の呆れたシングルマザー生活”. 週間女性PRIME. 主婦と生活社. 2019年2月21日閲覧。
  4. ^ http://sify.com/news/where-women-rape-men-for-healing-purpose-news-international-kkjqkedhiah.html
  5. ^ 『タブーの謎を解く』(山内昶、1996年12月) 204・205ページ ISBN 9784480056917
  6. ^ http://www.huffingtonpost.co.uk/2012/04/30/german-nymphomaniac-attack-captures-men-street_n_1464429.html
  7. ^ 5 women rape a man
  8. ^ a b c Four women rape man”. 2007年6月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2007年5月16日閲覧。
  9. ^ Man 'gang-raped' by 3 women”. 2006年12月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2007年5月16日閲覧。
  10. ^ Hairdresser turns robber into sex slave

関連項目[編集]