連結車

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連結車の例。広島電鉄2000形電車

連結車(れんけつしゃ)とは、通常の鉄道車両のように1両に2つの台車ボギー車の場合)を持ち、2両以上の車両を連結器で連結してある編成を指す。

連接車に対しての表現であり、路面電車など一部の鉄道車両以外ではあまり使われない表現。路面電車などでは連接車体を採用することも多く、区別のためこのような呼び方をしている。

日本では列車の分割・併合や増減が頻繁に行われるため、ほとんどの車両は連結車である。ところが路面電車などでは、急曲線が多い上に編成の分割も行わない為、連接車も多く在籍している。

例えば、広島電鉄江ノ島電鉄札幌市電などでは、連接車も連結車も在籍している(していた)為に、現在でもこの表現が使われる。

札幌市電M101形
親子電車の「親」にあたる。
同Tc1形
かつてM101形と連結されて運用されていた「子」。

特徴

長所

  1. 個々の車両が切り離せるため、編成の増減・分割や保守が容易である。
  2. 連接車よりも1両の車体長を大型化できるため、輸送力を向上させやすい。
  3. 台車が多い為、軸重を軽減することが出来る。

短所

  1. 曲線通過が連接車より困難であるため、極端な急曲線の多い路線には不向き。
  2. 連接車に比べ重心が高くなり車体高も高くなる。
  3. 台車の総数が多く編成重量が重くなる。

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