選抜高等学校野球大会 (神奈川県勢)

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選抜高等学校野球大会における神奈川県勢の戦績について記す。

選抜中等学校野球大会[編集]

年度 代表校 全国大会戦績 全国大会成績 備考
1924年第1回大会 横浜商(初出場) 1回戦 13-13 市岡中(大阪府)
0延長14回日没引き分け再試合
1回戦(再試合) ● 13-21 市岡中(大阪府)
1回戦敗退 選抜大会初の再試合
1925年第2回大会 横浜商(2年連続2度目) 準々決勝 ● 5-13 松山商(愛媛県) 準々決勝(初戦)敗退
1926年第3回大会 横浜商(3年連続3度目) 1回戦 ● 0-8 柳井中(山口県) 1回戦敗退
1931年第8回大会 神奈川商工(初出場) 2回戦 ● 3-15 北予中(愛媛県) 2回戦(初戦)敗退
1933年第10回大会 横浜商(7年ぶり4度目) 1回戦 ● 1-9 広島商(広島県) 1回戦敗退
1938年第15回大会 横浜商(5年ぶり5度目) 1回戦 ● 3-4 浪華商(大阪府) 1回戦敗退
1939年第16回大会 浅野中(初出場) 2回戦 ● 2-4 北神商(大阪府) 2回戦(初戦)敗退

選抜高等学校野球大会[編集]

  • 選抜中等学校野球大会から合わせて54回の出場(全都道府県中8位)で、勝率は.603で全都道府県中3番目の勝率である。
  • 県勢の初勝利は1960年第32回大会慶応で選抜中等学校野球大会から通じて実に県勢10度目の出場、県勢初出場から36年目での初白星であった。
  • その後は法政二が初出場初優勝、松坂大輔を要した横浜1998年に春夏連覇を果たすなど春センバツ計6回の優勝があり、これは全都道府県中3位の記録である。
  • 神奈川県からの公立高校の出場は横浜商湘南神奈川商工の3校のみで1998年以降公立高校の出場はない。夏の選手権でも神奈川県からは1991年以降、公立高校の出場がない。
  • 2006年に出場した横浜は準々決勝以降2ケタ得点で勝ち進み、決勝では清峰を相手に大量21得点を挙げ決勝の最多得点、最多得点差記録を更新。現在もこの記録は継続中である。
年度 代表校 全国大会戦績 全国大会成績 備考
1951年第23回大会 湘南(初出場) 1回戦 ● 0-1 長崎西(長崎県) 1回戦敗退
1954年第26回大会 湘南(3年ぶり2度目) 2回戦 ● 0-1 高知商(高知県) 2回戦(初戦)敗退
1960年第32回大会 慶応[1](11年ぶり5度目[2] 1回戦 ○ 15-2 鹿児島商(鹿児島県)
2回戦 ○ 5-3 東邦(愛知県)
準々決勝 ● 1-2 秋田商(秋田県)
ベスト8 県勢初勝利
1961年第33回大会 法政二(初出場) 2回戦 ○ 4-1 北海(北海道)
準々決勝 ○ 3-1 浪商(大阪府)
準決勝 ○ 10-1 平安(京都府)
決勝 ○ 4-0 高松商(香川県)
優勝 0県勢初優勝
0(初出場初優勝)
法政二は前年夏も制しており夏春連覇達成
1962年第34回大会 鎌倉学園(初出場) 1回戦 ○ 5-4 豊浦(山口県)
2回戦 ○ 3-0 岐阜商(岐阜県)
準々決勝 ● 0-1 日大三(東京都)
ベスト8
1969年第41回大会 鎌倉学園(7年ぶり2度目) 1回戦 ● 2-3 三田学園(兵庫県) 1回戦敗退
1970年第42回大会 東海大相模(初出場) 2回戦 ● 2-6 箕島(和歌山県) 2回戦(初戦)敗退
1973年第45回大会 横浜(初出場) 2回戦 ○ 6-2 小倉商(福岡県)
準々決勝 ○ 3-0 東邦(愛知県)
準決勝 ○ 4-1 鳴門工(徳島県)
決勝 ○ 3-1 広島商(広島県)
優勝 0(初出場初優勝)
1974年第46回大会 横浜(2年連続2度目) 1回戦 ○ 7-0 御所工(奈良県)
2回戦 ● 0-1 高知(高知県)
2回戦敗退
1975年第47回大会 東海大相模(5年ぶり2度目) 2回戦 ○ 1-0 倉敷工(岡山県)
準々決勝 ○ 2-1 豊見城(沖縄県)
準決勝 ○ 6-2 堀越(東京都)
決勝 ● 5-10 高知(高知県)
準優勝
1982年第54回大会 横浜商(44年ぶり6度目) 1回戦 ○ 2-1 八幡大付(福岡県)
2回戦 ○ 6-2 愛知(愛知県)
準々決勝 ○ 3-1 早稲田実(東京都)
準決勝 ● 2-3 PL学園(大阪府)
ベスト4
1983年第55回大会 横浜商(2年連続7度目) 1回戦 ○ 7-2 広島商(広島県)
2回戦 ○ 1-0 星稜(石川県)
準々決勝 ○ 2-0 駒大岩見沢(北海道)
準決勝 ○ 4-0 東海大一(静岡県)
決勝 ● 0-3 池田(徳島県)
準優勝
桐蔭学園(初出場) 1回戦 ● 1-4 報徳学園(兵庫県) 1回戦敗退
1984年第56回大会 法政二(23年ぶり2度目) 1回戦 ○ 10-2 広陵(広島県)
2回戦 ● 2-10 拓大紅陵(千葉県)
2回戦敗退
1985年第57回大会 横浜(11年ぶり3度目) 1回戦 ○ 7-0 倉敷商(岡山県)
2回戦 ● 2-10 報徳学園(兵庫県)
2回戦敗退
1988年第60回大会 桐蔭学園(5年ぶり2度目) 2回戦 ○ 5-2 広島工(広島県)
3回戦 ○ 4-2 倉吉東(鳥取県)
準々決勝 ○ 5-1 東海大甲府(山梨県)
準決勝 ● 4-5 宇和島東(愛媛県)
ベスト4
1989年第61回大会 横浜商(6年ぶり8度目) 1回戦 ○ 7-4 鹿児島商工(鹿児島県)
2回戦 ○ 5-1 東海大四(北海道)
準々決勝 ○ 13-2 龍谷(佐賀県)
準決勝 ● 0-9 上宮(大阪府)
ベスト4
横浜商大(初出場) 1回戦 ● 1-4 福井商(福井県) 1回戦敗退
1990年第62回大会 日大藤沢(初出場) 1回戦 ○ 14-0 高知(高知県)
2回戦 ● 4-5 新田(愛媛県)
2回戦敗退
1992年第64回大会 東海大相模(17年ぶり3度目) 1回戦 ○ 4-1 常磐(福岡県)
2回戦 ○ 4-0 南部(和歌山県)
準々決勝 ○ 2-0 PL学園(大阪府)
準決勝 ○ 3-2 天理(奈良県)
決勝 ● 2-3 帝京(東京都)
準優勝
横浜(7年ぶり4度目) 1回戦 ● 3-7 新野(徳島県) 1回戦敗退
1993年第65回大会 横浜(2年連続5度目) 2回戦 ● 3-4 上宮(大阪府) 2回戦(初戦)敗退
1994年第66回大会 横浜(3年連続6度目) 1回戦 ○ 10-3 大府(愛知県)
2回戦 ● 2-10 智辯和歌山(和歌山県)
2回戦敗退
桐蔭学園(6年ぶり3度目) 1回戦 ● 0-3 北陽(大阪府) 1回戦敗退
1995年第67回大会 東海大相模(3年ぶり4度目) 1回戦 ○ 15-2 県岐阜商(岐阜県)
2回戦 ● 0-6 観音寺中央(香川県)
2回戦敗退
桐蔭学園(2年連続4度目) 1回戦 ● 9-10 宇部商(山口県) 1回戦敗退
1996年第68回大会 横浜(2年ぶり7度目) 1回戦 ● 1-2 大阪学院大(大阪府) 1回戦敗退
1997年第69回大会 横浜商(8年ぶり9度目) 1回戦 ● 4-7 上宮(大阪府) 1回戦敗退
1998年第70回大会 横浜(2年ぶり8度目) 2回戦 ○ 6-2 報徳学園(兵庫県)
3回戦 ○ 3-0 東福岡(福岡県)
準々決勝 ○ 4-0 郡山(奈良県)
準決勝 ○ 3-2 PL学園(大阪府)
決勝 ○ 3-0 関大一(大阪府)
優勝 横浜は同年夏も制し春夏連覇達成
日大藤沢(8年ぶり2度目) 2回戦 ○ 6-3 近江(滋賀県)
3回戦 ○ 4-2 豊田西(愛知県)
準々決勝 ○ 4-3 高鍋(宮崎県)
準決勝 ● 3-5 関大一(大阪府)
ベスト4
1999年第71回大会 横浜(2年連続9度目) 1回戦 ● 5-6 PL学園(大阪府) 1回戦敗退
2000年第72回大会 東海大相模(5年ぶり5度目) 1回戦 ○ 6-5 今治西(愛媛県)
2回戦 ○ 3-2 東洋大姫路(兵庫県)
準々決勝 ○ 9-3 作新学院(栃木県)
準決勝 ○ 11-1 鳥羽(京都府)
決勝 ○ 4-2 智弁和歌山(和歌山県)
優勝
2001年第73回大会 桐光学園(初出場) 2回戦 ○ 5-2 智辯学園(奈良県)
3回戦 ● 3-4 宜野座(沖縄県)
3回戦敗退
2003年第75回大会 横浜(4年ぶり10度目) 2回戦 ○ 10-0 盛岡大付(岩手県)
3回戦 ○ 8-4 明徳義塾(高知県)
準々決勝 ○ 3-0 平安(京都府)
準決勝 ○ 5-3 徳島商(徳島県)
決勝 ● 3-15 広陵(広島県)
準優勝
桐蔭学園(8年ぶり5度目) 1回戦 ○ 3-2 福井(福井県)
2回戦 ● 0-5 鳴門工(徳島県)
2回戦敗退
2005年第77回大会 慶応(45年ぶり6度目) 1回戦 ○ 8-7 関西(岡山県)
2回戦 ○ 3-1 福井商(福井県)
準々決勝 ● 1-15 神戸国際大付(兵庫県)
ベスト8
東海大相模(5年ぶり6度目) 1回戦 ○ 8-3 三本松(香川県)
2回戦 ● 3-7 東邦(愛知県)
2回戦敗退
2006年第78回大会 横浜(3年ぶり11度目) 1回戦 ○ 1-0 履正社(大阪府)
2回戦 ○ 7-6 八重山商工(沖縄県)
準々決勝 ○ 13-3 早稲田実(東京都)
準決勝 ○ 12-4 岐阜城北(岐阜県)
決勝 ○ 21-0 清峰(長崎県)
優勝
東海大相模(2年連続7度目) 1回戦 ○ 4-1 京都外大西(京都府)
2回戦 ● 2-3 清峰(長崎県)
2回戦敗退
2007年第79回大会 日大藤沢(9年ぶり3度目) 1回戦 ● 3-4 宇部商(山口県) 1回戦敗退
2008年第80回大会 慶応(3年ぶり7度目) 2回戦 ● 0-1 華陵(山口県) 2回戦(初戦)敗退
横浜(2年ぶり12度目) 2回戦 ● 2-6 北大津(滋賀県) 2回戦(初戦)敗退
2009年第81回大会 慶応(2年連続8度目) 1回戦 ● 1-4 開星(島根県) 1回戦敗退
2010年第82回大会 東海大相模(4年ぶり8度目) 1回戦 ● 2-4 自由ケ丘(福岡県) 1回戦敗退
2011年第83回大会 東海大相模(2年連続9度目) 1回戦 ○ 9-1 関西(岡山県)
2回戦 ○ 13-5 大垣日大(岐阜県)
準々決勝 ○ 2-0 鹿児島実(鹿児島県)
準決勝 ○ 16-2 履正社(大阪府)
決勝 ○ 6-1 九州国際大付(福岡県)
優勝
横浜(3年ぶり13度目) 1回戦 ● 1-5 波佐見(長崎県) 1回戦敗退
2012年第84回大会 横浜(2年連続14度目) 1回戦 ○ 4-0 高知(高知県)
2回戦 ○ 7-1 聖光学院(福島県)
準々決勝 ● 2-4 関東一(東京都)
ベスト8
2014年第86回大会 横浜(2年ぶり15度目) 1回戦 ● 5-9 八戸学院光星(青森県) 1回戦敗退
2018年第90回大会 東海大相模(7年ぶり10度目) 2回戦 ○ 12-3 聖光学院(福島県)
3回戦 ○ 8-1 静岡高校(静岡県)
準々決勝 ○ 3-1 日本航空石川(石川県)
準決勝 ● 10-12 智弁和歌山(和歌山県)
ベスト4
慶応(9年ぶり9度目) 2回戦 ● 3-4 彦根東(滋賀県) 2回戦(初戦)敗退
2019年第91回大会 横浜(5年ぶり16度目) 1回戦 ● 5-13 明豊(大分県) 1回戦敗退
桐蔭学園(16年ぶり6度目) 1回戦 ● 3-5 啓新(福井県) 1回戦敗退

神奈川県代表の学校別成績[編集]

神奈川県勢の成績は、出場59回、130試合76勝53敗1分、勝率.561。優勝6回・準優勝4回・4強5回・8強5回。

  • 2019年(第90回)時点。
校名 出場回数(回) 選抜成績 初出場年(年) 直近出場(年) 最高成績
1 横浜 16 23勝13敗 1973 2019 優勝
2 横浜商 09 10勝09敗01分 1924 1997 準優勝
3 東海大相模 010 23勝08敗 1970 2018 優勝
4 桐蔭学園 06 04勝06敗 1983 2019 ベスト4
5 慶応 05[3] 04勝05敗[4] 1960[5] 2018 ベスト8
6 日大藤沢 03 04勝03敗 1990 2007 ベスト4
7 法政二 02 05勝01敗 1961 1984 優勝
8 鎌倉学園 02 02勝02敗 1962 1969 ベスト8
9 湘南 02 00勝02敗 1951 1954 2回戦(初戦)敗退
10 桐光学園 01 01勝01敗 2001 2001 3回戦敗退
11 神奈川商工 01 00勝01敗 1931 1931 2回戦(初戦)敗退
12 浅野 01 00勝01敗 1939 1939 2回戦(初戦)敗退
13 横浜商大 01 00勝01敗 1989 1989 1回戦敗退
- 神奈川県 59 76勝53敗1分 1924 2019 優勝

備考[編集]

  • 2015年現在、21世紀枠で神奈川県からの出場はない。
  • 相模原は2014年の全国高等学校野球選手権神奈川大会で創部初のベスト8入りを果たす大躍進を遂げた。また、続く2014年の秋の県大会でも躍進してベスト4入りを果たし、同校が甲子園出場経験がないことや、文武両道の公立進学校であることなどから、翌年の第87回選抜高等学校野球大会21世紀枠での出場の可能性もあった。しかし、21世紀枠の神奈川県推薦校には準々決勝で相模原に1-6で敗れた湘南学院が選ばれた。2001年に21世紀枠が創設されて以来、私立高校の都道府県推薦は2014年までに過去に全国で延べ107回あるが、過去に甲子園出場経験のない公立高校に敗れて都道府県大会で姿を消した私立高校が21世紀枠の都道府県推薦を得たのは全国史上初のことである。これには、神奈川県高野連が他県とは異なる選考基準を持っていることなどが憶測として流れている[独自研究?]が、神奈川県高野連は相模原の落選理由を公表していない。また、本件は21世紀枠の存在意義を問うきっかけとなった。[疑問点]
  • 関連項目[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ 1898年に発足した慶応普通部が前身で1948年学制改革で慶応一が創立され、翌年に慶応二(旧慶応商工)と統合し、現校名(慶応)となった。前身の3校はすべて東京からの出場なので神奈川県からの出場はこれが初。
    2. ^ 11年ぶりというのは前身3校からのもの、5度目というのは前身の3校を合わせたもの。下記も同様。
    3. ^ 神奈川代表としての出場回数。前身の3校時代(東京代表)を含めれば10回
    4. ^ 神奈川代表としての戦績。前身の3校時代(東京代表)を含めれば5勝10敗
    5. ^ 神奈川代表としてのもの。前身の3校時代(東京代表)を含めれば1929年

    "選抜高等学校野球大会"の項での慶応の出場回数は前身校時代を含めても8回、一方"脚注3"には慶応の出場回数は前身校時代を含めて9回と記されている。これは1947年第19回大会にて慶応の前身校、慶応普通部と慶応商工の両校が東京都から同時に出場している為である。これを"選抜高等学校野球大会"の項では出場1回とカウントしている為、ズレが生じている

    参考文献[編集]