郡山総合車両センター

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座標: 北緯37度23分10秒 東経140度23分5秒 / 北緯37.38611度 東経140.38472度 / 37.38611; 140.38472

郡山総合車両センター
基本情報
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 仙台支社
所属略号 仙コリ、郡
整備済み車両略号 郡山総合車セ、KY
配置両数
機関車 5両
気動車 31両
客車 1両
合計 37両
備考 2018年4月現在のデータ[1]
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郡山総合車両センター(こおりやまそうごうしゃりょうセンター)は、福島県郡山市菱田町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)仙台支社の工場および車両基地である。「郡山運輸区」についても当記事で記載する。

組織体系[編集]

本所[編集]

東北本線郡山駅南側に位置する。旧称は郡山工場。業務は、主に車両の全般検査・要部検査・改造工事・廃車解体であるが、車両も配置されている。

検査を担当している車両は、多くが東北地方仙台支社盛岡支社)の車両であるが、気動車については新潟支社首都圏の支社(千葉支社水戸支社(電車も担当)・高崎支社)配置の車両も担当している。 また、東京支社のE655系・E001型も交直流機器の検修設備の関係から担当している。

  • 配置車両は、実際には郡山派出所および会津若松派出所に常駐している。

検査担当地域[編集]

当センターにおける検査担当地域を示す[注釈 1]

郡山派出所[編集]

郡山総合車両センター郡山派出所(こおりやまそうごうしゃりょうセンターこおりやまはしゅつしょ)は福島県郡山市字向河原にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。郡山駅東側に位置する。

仙台支社管内で使われるディーゼル機関車と、磐越東線用の気動車が配置されている。水郡線車両の郡山側での留置線機能も担っている。

  • 元々は郡山運転所と呼ばれ、1993年に磐越東線営業所の発足に伴い同営業所の郡山派出所となったが、同営業所の閉所に伴い当センターの派出となった。
    • 磐越東線営業所の配置車両は郡山本所に転属したが、従来同様郡山派出所に常駐する。

磐越東線営業所(閉所)[編集]

磐越東線営業所(ばんえつとうせんえいぎょうしょ)は福島県田村郡三春町にあった東日本旅客鉄道(JR東日本)仙台支社の組織である。その名のごとく、磐越東線の総合的運営を行った組織で、同線内(起終点駅を除く)の全駅を統括し、管下に車両基地と乗務員(車掌運転士)基地、保線基地等を有していたが、組織再編により2005年(平成17年)に廃止された。

当営業所の業務については、営業関係が三春駅に、乗務員関係が郡山運輸区に、車両関係が郡山総合車両センター郡山派出所に、保線関係が郡山保線技術センターに引き継がれている。

  • 管轄 - 磐越東線全線
所属車両の車体に記されていた略号
仙ハト」 - 仙台支社を示す「仙」と、磐越東線を示す「ハト」から。
」 - 磐越を示す「磐」から。

会津若松派出所[編集]

郡山総合車両センター会津若松派出所(こおりやまそうごうしゃりょうセンターあいづわかまつはしゅつしょ)は、福島県会津若松市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。

郡山運輸区[編集]

郡山運輸区(こおりやまうんゆく)は福島県郡山市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)仙台支社運転士車掌が所属する組織である。詰所は郡山駅構内にある。1993年12月1日に一旦廃止されたが、組織の再編により2005年12月10日に再発足した。

整備済み車両の車体に記される略号[編集]

「郡山総合車セ」または「KY」。

配置車両の車体に記される略号[編集]

  • 旅客車 - 「仙コリ」…仙台支社を意味する「仙」と、郡山を意味する電報略号の「コリ」から構成される。
  • 機関車 - 「」…郡山を意味する「郡」から構成される。

配置車両[編集]

2018年4月1日現在の配置車両は以下の通り[1]で、全て本所に配置されている。

電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
0両 31両 5両 1両 0両 37両

気動車[編集]

  • キハ40系気動車(13両)
    • キハ40形500番台8両(502,526,534,571,572,582-584)、2000番台5両(2021,2026,2085,2086,2141)が配置されている。
    • 会津若松派出所に常駐し、只見線および磐越西線会津若松 - 野沢間で運用される。

機関車[編集]

客車[編集]

過去の配置車両[編集]

歴史[編集]

  • 1887年明治20年)12月15日 - 日本鉄道郡山機関庫として設置[3]
  • 1906年明治39年)11月1日 - 日本鉄道国有化
  • 1936年昭和11年)9月1日 - 郡山機関区に改称。
  • 1985年(昭和60年)
  • 1987年(昭和62年)
  • 1990年平成2年)12月1日 - 福島車掌区郡山支所を統合して郡山運輸区が発足。
  • 1993年(平成5年)12月1日 - 郡山運輸区廃止。検修部門は磐越東線営業所郡山車両派出所へ改称され、船引管理駅・郡山運輸区の一部(磐越東線行路、検修部門)・小野新町保線区を統合により三春駅構内に発足。また、東北線行路を福島運輸区、磐越西線行路を会津若松運輸区に移管する。
  • 1999年(平成11年)10月29日 - ISO 9001認証取得。
  • 2005年(平成17年)12月10日 - 仙台支社組織改正で磐越東線営業所廃止に伴い、磐越東線営業所郡山車両派出所を郡山総合車両センターに移管し、郡山総合車両センター郡山派出所発足。磐越東線営業所の乗務員を統合し郡山運輸区を設置[5]会津若松運輸区検修部門を郡山総合車両センターに移管。新たに検修を行う郡山総合車両センター会津若松派出所が発足。
  • 2019年(令和元年)7月1日 - 郡山総合車両センター会津若松派出所の検修業務をジェイアールテクノサービス仙台に、管理業務を郡山総合車両センター郡山派出所に移管。

脚注[編集]

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  1. ^ a b JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』58巻(通巻687号(2018年7月号))、交友社 pp. 4-16(別冊付録)
  2. ^ 鉄道ファン編集部、2017、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』57巻(通巻675号(2017年7月号))、交友社 p. 35(東日本旅客鉄道・転属分、別冊付録)
  3. ^ 『「SL甲組」の肖像』 第2巻 127頁 ネコ・パブリッシング
  4. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第8号、鉄道ジャーナル社、1987年7月、 84頁。
  5. ^ ジェー・アール・アル編 (2016) (日本語). JR気動車客車編成表2016 . 交通新聞社. p. 222. ISBN 978-4330690162. http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/000000001876/005/004/X/page1/order. (JR現業機関一覧表、東日本旅客鉄道 仙台支社分)

注釈[編集]

  1. ^ 鉄道ダイヤ情報2019年3月号 シリーズ車両基地 JR東日本郡山総合車両センターより記載。

関連項目[編集]

  • 日本の車両基地一覧
  • 郡山車両所
  • JR東日本テクノロジー - JR東日本グループに属する子会社で、旧社名は東北交通機械。当センター内に車両メンテナンス(主に全般検査・要部検査関係)を担当する車両事業本部郡山支店と、当センターの機械設備メンテナンスを担当する設備機械事業本部郡山設備センターを置いている。
  • ジェイアールテクノサービス仙台 - JR東日本仙台支社管内の新幹線や在来線の車両・駅舎・駅ビル・ホテル・病院等の清掃整備、車両のメンテナンスのほか、基地構内での車両運転、信号扱い等を受託。当センターでは郡山営業所で郡山派出所の入替業務、会津若松営業所で会津若松派出所の業務を受託している。