酔って候

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酔って候』(よってそうろう)は、幕末の西南雄藩の藩主を描いた司馬遼太郎の連作短編集。文藝春秋で単行本が刊行された。

収録作品[編集]

酔って候[編集]

土佐藩山内豊信を主人公として描いた作品。1990年NHK大河ドラマ翔ぶが如く』原作の一部になった。

きつね馬[編集]

薩摩藩島津久光が、狐を馬に乗せたようにして時代の流れに翻弄される姿を描く。「酔って候」と同じく『翔ぶが如く』原作の一部になった。

伊達の黒船[編集]

宇和島藩伊達宗城と、彼に命じられて蒸気船を開発した前原巧山(嘉蔵)を描いた。1977年大河ドラマ花神』の原作のひとつ。

肥前の妖怪[編集]

藩の近代化に邁進し、政界から妖怪と恐れられた肥前藩鍋島直正を描く。

その他[編集]

  • 酔って候(柳ジョージ&レイニーウッド
    1978年発売のアルバム『TIME IN CHANGES』に所収。司馬遼太郎のファンだった柳ジョージが、小説にインスパイアされ作詞・作曲した。柳はレコードの発売前に大阪の司馬宅を訪れ、発売の許しをもらっている。司馬は曲を聴いて「ほーう、ロックですか」「あんまり売れないことを願うけどね」と笑いながらコメントしている[1]

脚注[編集]

  1. ^ 『敗者復活戦』小学館、『ランナウェイ』集英社文庫参照。

関連項目[編集]