重力と呼吸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mr.Children > 重力と呼吸
重力と呼吸
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
録音 OORONG TOKYO STUDIO
ビクタースタジオ
ABS RECORDING
STUDIO MECH
Bunkamuraスタジオ[1]
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース Mr.Children[1]
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会[8]
  • Mr.Children 年表
    Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25
    Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25
    2017年
    重力と呼吸
    (2018年)
    -
    『重力と呼吸』収録のシングル
    1. himawari
      リリース: 2017年7月26日CD
    2. here comes my love
      リリース: 2018年1月19日デジタル・ダウンロード
    テンプレートを表示

    重力と呼吸』(じゅうりょくとこきゅう)は、日本のロックバンドMr.Childrenの19枚目のオリジナルアルバムである[9][10]2018年10月3日にトイズファクトリーより発売された。

    概要[編集]

    前作『REFLECTION』より、3年4ヶ月ぶりのリリース[9][11]。アルバムタイトルに漢字が使用されるのは5thアルバム『深海』以来となった[12]。桜井は今作について「Mr.Childrenはこれからも第一線で戦っていくんだっていう宣戦布告」、「音楽そのものの中にメッセージを込めてはいないけれど、(26年目を迎えて)今もなお叫びがある、そのこと自体がメッセージになり得るから。年齢も経験も重ねていくなかで、死というものをどこかで意識するようにもなった。だからこそ力強く生きる音に対するあこがれが強くなっている。今の僕にとっては、死ぬか生きるかのところでスプリント(全力疾走)していくことがすごく魅力的」と語っている[13]

    本作は、1993年リリースの3rdアルバム『Versus』以来25年ぶりに10曲収録となっており[9]、収録時間が50分を下回ったのも同作品以来となっている。桜井は「濃いアルバムにしたかったんです。なんて言うんだろう、『リスナーがそれぞれに、好きな景色をイメージして聴いてください』っていう音楽をずっと作ってきたけれど、このアルバムに関しては自分たちの自我が強く出ていると思います」と述べている[13]

    36thシングル「ヒカリノアトリエ」、37thシングル収録「忙しい僕ら」、また2017年のツアーなどで披露されていた新曲「お伽話」、「こころ」[14][注 1]は未収録となる[9]。発売形態は通常盤のみの一種類。

    プロデュース[編集]

    前作『REFLECTION』は、バンドのデビュー以来初となるメンバー単独によるセルフプロデュース作品が多数収録され[13][15]、プロデューサー・小林武史との共同プロデュースによる楽曲は、全23曲中6曲({Drip}は14曲中5曲)であったが、今作では完全なセルフプロデュースとなっている[1][13]

    プロモーション[編集]

    2018年8月2日に今作と歌詞集「Your Song」の発売、アリーナツアーを開催を発表[16]。その後、発売日以外の情報を発表することなく、9月17日に公式サイト上で、数字「10691059」が発表され、合わせてカウントダウンもスタート[17]9月20日に詳細を発表した[9][18]

    チャート成績[編集]

    発売初週に約31.0万枚を売り上げ、2018年10月15日付オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得した[2]。 また発売週からオリコン週間アルバムランキング、Billboard JAPAN週間アルバムランキングのそれぞれで3週連続首位[4][7]を2018年度で唯一獲得した。
    連続首位はベスト・アルバムでは『Mr.Children 2005-2010 <macro>』が3週連続首位獲得以来6年5ヶ月ぶりで、スタジオ・アルバムでは、16thアルバム『SENSE』が2週連続首位獲得以来7年10ヶ月ぶりとなる。また、スタジオ・アルバムでの3週連続首位獲得は自身としては初。

    日本レコード協会の2018年10月度ゴールドディスク認定作品において米津玄師BOOTLEGとともに、ダブル・プラチナ認定された[19]

    2018年のオリコン年間ランキングで4位となり、オリジナルアルバムでは10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』から9作連続の年間TOP10入りとなった。

    収録曲[編集]

    1. Your Song(5:13)
      本作のリード曲で、情報解禁と同時にミュージックビデオ(Short ver.)が公開された。メンバーがMVに出演するのは2014年11月発売のシングル「足音 〜Be Strong」以来約4年ぶりとなる[18]。また、本作発売日である10月3日にミュージックビデオのフルバージョンと、林遣都村上穂乃佳らが出演したもう1種類のミュージックビデオ「Your Song(Original Story)」が公開された[20][21]。ミュージックビデオの監督は林響太朗[22]
    2. 海にて、心は裸になりたがる(5:29)
    3. SINGLES(4:45)
      テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌[23]
      本作発売日である10月3日にミュージックビデオ(Short ver.)が公開された。ミュージックビデオには井之脇海阿部純子が出演している[20]。監督は林響太朗[24]
    4. here comes my love(6:00)
      フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌[25]
      2018年1月19日に7th配信シングルとしてリリース[26]
    5. 箱庭(3:16)
    6. addiction(4:28)
    7. day by day(愛犬クルの物語)(3:14)
    8. 秋がくれた切符(3:30)
    9. himawari(5:58)
      映画『君の膵臓をたべたい』主題歌[27]
      2017年7月26日に37thシングルとしてリリース[28]
    10. 皮膚呼吸(6:08)
      2017年7月に、NTTドコモ25周年キャンペーンのCMにおいて「未発表曲DEMO」として公開された楽曲[18]
      英詞・英訳をケン・マスイが担当している[1]

    参加ミュージシャン[編集]

    アルバム・ブックレット参照[1]

    Mr.Children[編集]

    サポート・ミュージシャン[編集]

    スタッフ[編集]

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    [ヘルプ]
    1. ^ Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』で商品化

    出典[編集]

    1. ^ a b c d e Mr.Children (2018年). Mr.Children『重力と呼吸』のアルバム・ノーツ, pp. 25-26 [CD].
    2. ^ a b Mr.Children、3年4ヶ月ぶりアルバムが首位 「通算1位獲得数」男性アーティスト歴代3位タイに”. ORICON NEWS (2018年10月9日). 2018年10月9日閲覧。
    3. ^ Mr.Children、6年5ヶ月ぶりアルバム2週連続1位”. ORICON NEWS (2018年10月16日). 2018年10月16日閲覧。
    4. ^ a b Mr.Children、今年度初のアルバム3週連続1位”. ORICON NEWS (2018年10月23日). 2018年10月23日閲覧。
    5. ^ Mr.Children『重力と呼吸』が274,894枚を売り上げ週間アルバム・セールス首位獲得”. Billboard JAPAN (2018年10月9日). 2018年10月9日閲覧。
    6. ^ Billboard 週間アルバム・セールス、Mr.Children「重力と呼吸」が50,999枚で2週連続首位 安室奈美恵「Finally」は230万枚を突破”. Billboard JAPAN (2018年10月15日). 2018年10月15日閲覧。
    7. ^ a b Mr.Children『重力と呼吸』が20,265枚を売り上げ、3週連続で週間アルバム・セールス首位を獲得”. Billboard JAPAN (2018年10月22日). 2018年10月22日閲覧。
    8. ^ 一般社団法人 日本レコード協会|各種統計
    9. ^ a b c d e Mr.Children『重力と呼吸』”. トイズファクトリー公式特設サイト. TOY'S FACTORY (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
    10. ^ Mr.Childrenニューアルバムは「重力と呼吸」4年ぶりメンバー出演のMVも公開”. 音楽ナタリー (2018年9月20日). 2018年9月22日閲覧。
    11. ^ Mr.Children、新作『重力と呼吸』全容解禁+全曲詩集の発売決定”. BARKS (2018年9月20日). 2018年9月25日閲覧。
    12. ^ “Mr.Children、新アルバムは『重力と呼吸』 桜井和寿「圧倒的な音に」”. マイナビニュース (マイナビ). (2018年9月20日). https://news.mynavi.jp/article/20180920-695288/ 2018年9月30日閲覧。 
    13. ^ a b c d Yahoo!ニュース 特集編集部 (2018年10月3日). “「いつまで叫び続けられるんだろう」――桜井和寿、26年目の覚悟”. Yahoo!ニュース 特集. ヤフージャパン. 2018年10月3日閲覧。
    14. ^ Mr.Children全国ツアー、三重の振替公演で終幕「僕らの音楽が皆さんの心になれたら」”. natalie (2017年5月16日). 2018年9月20日閲覧。
    15. ^ MUSICA(ムジカ) >>Blog Archive Mr.Children、本誌独占・『REFLECTION』メンバー全員インタヴュー!! 新たな選択と共にゼロから立ち向かった 挑戦の軌跡、心情、そのすべて”. MUSICA (2015年6月14日). 2015年9月19日閲覧。
    16. ^ Mr.Childrenが3年4カ月ぶりアルバム発表、初の海外単独公演含むツアーも決定”. 音楽ナタリー. Natasha (2018年8月2日). 2018年9月19日閲覧。
    17. ^ Mr.Children、公式HPに突如謎の数字「10691059」が出現。カウントダウンもスタート”. ロッキンジャパン. rockin’on holdings (2018年9月17日). 2018年10月1日閲覧。
    18. ^ a b c Mr.Children、新作『重力と呼吸』全貌が明らかに「最高のアルバムが出来ました!!」”. ORICON NEWS (2018年9月20日). 2018年9月20日閲覧。
    19. ^ 株式会社ロッキング・オン. “Mr.Children『重力と呼吸』&米津玄師『BOOTLEG』が50万枚出荷でダブル・プラチナ認定-rockinon.com|https://rockinon.com/news/detail/181512” (日本語). rockinon.com. 2018年11月9日閲覧。
    20. ^ a b ミスチルのMVを3本同時公開、林遣都や井之脇海ら若手実力派俳優たちが出演”. 音楽ナタリー (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
    21. ^ ミスチル、新アルバム『重力と呼吸』収録曲MV3本一挙公開”. ORICON (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
    22. ^ Mr.Children「Your Song」MV”. Mr.Children YouTube公式チャンネル. YouTube (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
    23. ^ ドラマ「ハゲタカ」主題歌にMr.Children新曲「SINGLES」”. 音楽ナタリー (2018年6月29日). 2018年9月20日閲覧。
    24. ^ Mr.Children「SINGLES」MV(Short Ver.)”. Mr.Children YouTube公式チャンネル. YouTube (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
    25. ^ Mr.Children書き下ろしの深田恭子主演ドラマ主題歌、明日配信リリース”. 音楽ナタリー (2018年1月18日). 2018年9月20日閲覧。
    26. ^ Mr.Children、新曲“here comes my love”を明日1/19 0時より配信リリース”. rockin'on.com (2018年1月18日). 2018年9月21日閲覧。
    27. ^ 主題歌”. 映画『君の膵臓をたべたい』オフィシャルサイト. 2018年9月20日閲覧。
    28. ^ ミスチル「キミスイ」主題歌リリース、あの新曲やライブ音源も収録”. 音楽ナタリー (2017年5月26日). 2018年9月25日閲覧。