金剛山ロープウェイ

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金剛山ロープウェイ

金剛山ロープウェイ(こんごうさんロープウェイ)は、大阪府南河内郡千早赤阪村金剛山にかかる、千早赤阪村営のロープウェイである。この金剛山ロープウェイは、日本で唯一の村営ロープウェイである。山麓にある千早駅と山腹にある金剛山駅の2駅を結んでおり、運行はグルメ杵屋に委託されている(同社は東証1部上場企業で、大阪府内の私鉄・水間鉄道の親会社でもある。また、金剛山駅近くの村営宿泊施設・香楠荘の運営もグルメ杵屋が受託している)。

2019年3月15日より、大阪府北部地震などを受け、村がロープウェー施設の耐震診断をしたところ、駅舎が強度不足と分かり[1]、当面の間運行が休止されている[2]。運休に伴い利用者が激減したため、村営宿泊施設・香楠荘も同年8月31日限りで当分の間休館している[3]。運休を受けて村が今後のあり方を検討した結果、2021年2月18日に村による運営を断念した[3][1]。同年2月25日開会の村議会に村営による事業の廃止等に関する条例案を提出する予定[1]。今後は民間への譲渡や新たな方法を模索することを検討している[1]

路線データ[編集]

  • 駅数 - 2駅(起終点駅含む)
  • 線路全長 - 1323m
  • 高低差 - 267m
  • 定員 - 46人
  • 運転速度 - 5m/s
  • 所要時間 - 約6分
  • 複線交走式普通索道

ゴンドラは千早赤阪村にちなみ、1号機が「ちはや」、2号機が「あかさか」の愛称を持っている。

運行形態[編集]

金剛山ロープウェイのゴンドラ(千早駅にて)

運行間隔[編集]

運行時間帯[編集]

  • 平日:原則として9:00 - 17:00の運行。ただし8月のみ18:00まで運行。
  • 土曜・日曜・祝日4月 - 9月は9:00 - 18:00、10月 - (翌年)3月は9:00 - 17:00の運行。
  • 1月1日は、初日の出目的の登山客に対応し、早朝5:00から運行。

運賃[編集]

  • 片道乗車券
    • 大人750円、小人390円
  • 往復乗車券
    • 大人:1,420円、小人:700円

割引(カード・証明書等提示で適用)

  • 1割引
    • 南海バス 河内長野・千早赤阪ワイドモックルカード
    • 金剛錬成会、読売ファミリーサークル、みどりのトラスト協会
    • グリーンクーポン
    • 千早赤阪村村民
  • 2割引
  • 半額
    • 障害者手帳
    • 香楠荘の宿泊客
    • 香楠荘で金剛弁当を予約している者(平日のみ)

(2014年4月改定)

歴史[編集]

駅一覧[編集]

千早駅(標高708m) - 金剛山駅(標高975m)

接続路線[編集]

ロープウェイ千早駅[編集]

トピックス[編集]

ロープウェイチョロQ(ちはや号)
  • 2019年に大阪府千早赤阪村が「金剛山ロープウェイ」のチョロQを作成[4]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e “半世紀にわたり観光の「顔」、金剛山ロープウェイ廃止の可能性…村が運営断念”. 読売新聞. (2021年2月20日). オリジナルの2021年2月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210220024743/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210219-OYT1T50160/amp/ 2021年2月20日閲覧。 
  2. ^ a b 金剛山ロープウェイの運行を当面停止しています” (日本語). 千早赤阪村 (2020年2月26日). 2021年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e “金剛山ロープウェイについて、村単独での事業運営を断念します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 千早赤阪村, (2021年2月18日), オリジナルの2021年2月19日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210219061323/http://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/material/files/group/1/2021021801.pdf 2021年2月20日閲覧。 
  4. ^ 村営ロープウェイのチョロQ製作=大阪府千早赤阪村時事ドットコムニュース 2019年7月19日付記事

関連項目[編集]