金沢歌劇座

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金沢歌劇座
The Kanazawa Theatre
Kanazawa Kagekiza.jpg
情報
旧名称 金沢市観光会館
用途 コンサートホール
設計者 日建設計
施工 戸田建設
建築主 金沢市
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
敷地面積 9,805.42 m²
延床面積 10,530.37 m²
階数 地下1階、地上5階
竣工 1962年5月12日[1]
所在地 920-0993
石川県金沢市下本多町六番丁27番地
座標 北緯36度33分32.1秒 東経136度39分30.6秒 / 北緯36.558917度 東経136.658500度 / 36.558917; 136.658500座標: 北緯36度33分32.1秒 東経136度39分30.6秒 / 北緯36.558917度 東経136.658500度 / 36.558917; 136.658500
備考 第4回BCS賞受賞(1963年)
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金沢歌劇座(かなざわかげきざ)は、石川県金沢市下本多町にある多目的ホール2007年10月1日に、開業当初からの旧称金沢市観光会館(かなざわしかんこうかいかん)から改称した。

施設概要[編集]

1962年に、金沢の観光産業と文化産業の振興を目的として創設された施設で、運営は(公財)金沢芸術創造財団が行っている。

金沢歌劇座は、旧金沢市電気ガス局(のちの金沢市企業局)庁舎の跡地に建設されたものである[1]。その建設費用は、戦時中の配電統制令により市営電気供給事業を手放した金沢市が太平洋戦争後に求めた公営復元について、それを断念させる補償として北陸電力が負担した[2]

開業当初のみ観光物産コーナーを設けていたが、その後は地元住民向け催物ホールと化していた。そのため外来観光客からは「観光物産館と間違えやすい」という声が多く、改称論議が持ち上がった。2006年3月から市文化施設名称検討委員会が検討を続けた結果、2007年10月1日に金沢歌劇座へ改称した。

2010年12月までに耐震改修工事を行ったがその後も老朽化が課題となり、2019年には『芸術文化拠点』として金沢市が建て替える方針を示した[3][4][5]。また、建て替えする際の高さ制限が、「金沢市における伝統環境の保存及び美しい景観の形成に関する条例」(景観条例)において金沢歌劇座周辺の区域が18mと定められている。そのため、現在地での建て替えは地下を深く掘削しなければならず、構造面でクリアできないため現在地以外での建て替えも検討している[6]

2020年11月には優良ホール100選に選出され、12月1日に認定された[7]

主な施設・座席数[編集]

  • ホール : 1919席(2階層)
  • 大集会室
  • 大練習室
  • 会議室(10部屋)
  • 展示室

毎年開催されている主なイベント[編集]

  • 第九交響曲/千鳥の曲』金沢公演
    • 市民合唱団によるベートーヴェン第九公演の草分け的存在。合唱団員は毎年春に公募され、半年間練習を積んでステージに立つ。オーケストラは石川フィルハーモニー交響楽団
  • オーケストラと少年少女
    • 市内の小学校で合唱に取り組む児童らが石川フィルハーモニー交響楽団と協演する。1971年より続けられている歴史あるイベント。

交通[編集]

周辺施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 北國新聞に見るふるさと110年(下)』北國新聞社、2003年8月5日、39頁。
  2. ^ 北陸地方電気事業百年史編纂委員会(編) 『北陸地方電気事業百年史』 北陸電力、1998年、587頁
  3. ^ 「歌劇座建て替えへ コンベンション見直し」(2019年2月1日付北國新聞朝刊1面)2020年5月7日閲覧
  4. ^ 老朽化 金沢歌劇座建て替えへ(2019年6月11日、北陸朝日放送)2020年5月7日閲覧
  5. ^ “金沢市、2020年度予算案を発表 過去最大1741億円”. 日本経済新聞. (2020年2月25日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56033960V20C20A2LB0000/ 2021年6月27日閲覧。 
  6. ^ 「歌劇座代替地を検討 現地建て替えは困難」『北國新聞』朝刊、2021年2月26日、1面。
  7. ^ 『歌劇座「優良ホール100選」 市内で2ヵ所目 日本音響家協が認定』(2020年12月4日付北國新聞朝刊27面)2020年12月5日閲覧

関連項目[編集]