金浦都市鉄道
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金浦都市鉄道 | |
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![]() 路線図 | |
基本情報 | |
通称 | 金浦ゴールドライン |
国 |
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路線網 | 首都圏電鉄 |
起点 | 陽村駅 |
終点 | 金浦空港駅 |
駅数 | 10 |
開業 | 2019年9月28日 |
所有者 | 金浦市 |
運営者 | 金浦ゴールドライン運営 |
路線諸元 | |
路線距離 | 23.671 km |
軌間 | 1,435 mm |
電化方式 | 直流750V 第三軌条方式 |
最高速度 |
48 km/h (営業平均速度) 80 km/h (設計最高速度) |
金浦都市鉄道 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル (한글): | 김포도시철도 |
漢字 (한자): | 金浦都市鐵道 |
発音: | キンポドシチョルト |
英語表記: | Gimpo Goldline |
金浦都市鉄道(キンポとしてつどう、韓: 김포도시철도)は、大韓民国京畿道金浦市の陽村駅とソウル特別市江西区の金浦空港駅を結ぶ鉄道路線。愛称は金浦ゴールドライン(韓: 김포골드라인、英: Gimpo Goldline)。
鉄道空白地帯となっていた、金浦漢江新都市内の広域交通対策の一環として2019年に開業。韓国では初めて国費を投入せずに建設された[1]。路線運営は金浦ゴールドライン運営株式会社が担当する。
路線データ[編集]
- 路線名:金浦都市鉄道(愛称:Gimpo Goldline)
- 路線距離:23.671 km[2]
- 路線区間:陽村 - 金浦空港間
- 地上区間:陽村 - 九来間
- 走行方向:右側
- 保安装置:CBTC(日本信号製「SPARCS」)
- 建設管理:金浦市長(韓国鉄道施設公団、ソウル交通公社に委託[2])
- 運営:金浦ゴールドライン運営(開業後5年間。ソウル交通公社の完全子会社)[2]
- 車両基地:金浦漢江車両事業所
- 事業費:1兆5,086億ウォン(韓国土地住宅公社 1兆2,000億ウォン、金浦市3,086億ウォン)[2]
沿革[編集]
- 6月20日 - 駅名確定[10]。
- 6月30日 - 委託運営会社をソウル特別市都市鉄道公社(現:ソウル交通公社)に選定[11]。
事業者沿革[編集]
金浦ゴールドライン運営[編集]
金浦ゴールドライン運営株式会社(김포골드라인운영、GIMPO Goldline Co., Ltd.)はソウル交通公社の完全子会社で、当路線の運営を5年間担当する。
- 1月 - 設立
- 2月 - 求人開始[18]。
車両[編集]
- 1000系
現代ロテム製の無人運転仕様2両編成で計46両が製造された。
駅一覧[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ (km) | 累計キロ (km) | 接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語 | ハングル | 英語 | |||||
G100 | 陽村駅 | 양촌역 | Yangchon | - | 0.0 | 京畿道 金浦市 | |
G101 | 九来駅 | 구래역 | Gurae | 1.4 | 1.4 | ||
G102 | 麻山駅 | 마산역 | Masan | 1.6 | 3.0 | ||
G103 | 場基駅 | 장기역 | Janggi | 2.6 | 5.6 | ||
G104 | 雲陽駅 | 운양역 | Unyang | 1.7 | 7.3 | ||
G105 | 傑浦北辺駅 | 걸포북변역 | Geolpo Bukbyeon | 3.4 | 10.7 | ||
G106 | 沙隅駅 (金浦市庁) |
사우역 (김포시청) |
Sau (Gimpo City Hall) |
1.8 | 12.5 | ||
G107 | 豊舞駅 | 풍무역 | Pungmu | 1.6 | 14.1 | ||
G108 | 高村駅 | 고촌역 | Gochon | 3.6 | 17.7 | ||
G109 | 金浦空港駅 | 김포공항역 | Gimpo Int'l Airport | 5.9 | 23.6 | ソウル交通公社:●5号線 (512) ソウル市メトロ9号線(企業):●9号線 (902) 空港鉄道:●仁川国際空港鉄道 (A05) |
ソウル特別市 江西区 |
議論[編集]
- 金浦都市鉄道に高架軽電鉄を採用することについて金浦市と金浦市民の間で論争が発生した。一部の市民は、軽電鉄の運行能力が金浦市内の交通需要を賄えるかどうかの疑問が多くそれゆえに反対も多かった。そして市民は金浦市の現在の人口規模と市民のほとんどがソウルに通勤する点を考慮すると、他の首都圏電鉄路線と同じく標準軌の車両が必要であると主張した。
批判[編集]
- 劉永録市長が当路線の計画を一方的に変更し、議論が発生した。地下鉄を延長する場合、金浦空港駅までの区間は短縮されるが、地下鉄9号線を延伸する場合開花駅の駅構造上それが困難であった[19]。 劉永録市長は市長選候補当時に「開花駅から直ちに延伸が可能である」と主張していたにもかかわらず[20]、不可能であると明らかになったため 金浦空港駅と直結した形に変更された[21]。
関連項目[編集]
注釈[編集]
脚注[編集]
- ^ (朝鮮語)올해 개통되는 고속도로와 철도, 어떤 변화 가져올까 2018年1月8日 オーマイニュース
- ^ a b c d (朝鮮語)김포도시철도사업(金浦都市鉄道事業) 金浦市庁
- ^ “김포 도시철도(경전철) 기본계획 확정․승인” (朝鮮語). e-김포마루. (2009年7月10日)
- ^ “김포 경전철 명칭 ‘김포한강 메트로’로 - 경향신문” (朝鮮語). 경향신문. (2010年1月13日)
- ^ “김포시, 중전철 건설 추진 '지하철사업단' 발족” (朝鮮語). 네이버 뉴스. (2010年7月28日)
- ^ “김포지하철 건설비 껑충… '눈덩이 예산'에 깔린 市” (朝鮮語). 경인일보. (2011年4月11日)
- ^ “김포도시철도 전 구간 지하화” (朝鮮語). 네이버 뉴스. (2011年8月4日)
- ^ “현대로템, 2038억원 김포도시철도 운행 시스템 수주” (朝鮮語). chosun.biz. (2013年6月22日)
- ^ “한강신도시 '지하철 시대' 열린다” (朝鮮語). 仁川日報. (2014年3月27日)
- ^ “김포시 고시 제2016-79호 김포도시철도차량기지 및 역명 제정 고시” (朝鮮語)
- ^ “김포도시철도 민간위탁 우선협상 대상자 서울도시철도공사 선정” (朝鮮語)
- ^ “김포시·서울도시철도공사, '골드라인' 운영·유지관리 협약” (朝鮮語). Naver/Newsis. (2017年1月5日)
- ^ “‘김포골드라인’ 1편성 2량 첫 반입” (朝鮮語). 京畿日報. (2017年2月22日)
- ^ “김포도시철도 차량 반입 완료… 개통준비 착착” (朝鮮語). 京畿新聞. (2017年12月17日)
- ^ “김포시 고시 제2018-104호” (朝鮮語). (2018年4月18日)
- ^ “김포시 고시 제2018-113호” (朝鮮語). (2018年4月19日)
- ^ “김포도시철도 ‘골드라인’ 28일 개통…수도권환승할인도 가능” (朝鮮語). 東亜日報. (2019年9月27日)
- ^ “김포골드라인운영(주) 경력직원 채용공고” (朝鮮語). ソウル交通公社. (2018年2月20日)
- ^ (朝鮮語)조사부장 집무실 : 9호선의 김포 연장은 가능한가 (失効)
- ^ (朝鮮語)"경전철 예산이면 9호선 연장가능", 《경인일보》, 2010년 5월 17일
- ^ (朝鮮語)김포시, 김포공항∼한강신도시 지하 중전철 추진, 《네이버 뉴스》, 2010년 12월 23일
外部リンク[編集]
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