釜山都市鉄道

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釜山都市鉄道[1]
Busan Metro[2]
ロゴマーク
釜山都市鉄道路線図
釜山都市鉄道路線図
基本情報
大韓民国の旗 韓国
所在地 釜山広域市
金海市梁山市慶尚南道
種類 地下鉄都市鉄道 (広域電鉄)、軽電鉄
開業 1985年
所有者 釜山地下鉄: 釜山広域市
広域電鉄: 韓国鉄道施設公団スマートレール (企業)
運営者 釜山交通公社
釜山-金海軽電鉄 (企業)
韓国鉄道公社
詳細情報
総延長距離 167.18 km
路線数 6
駅数 149駅
軌間 1,435 mm
1,700mm(AGT)
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釜山都市鉄道(プサンとしてつどう、부산 도시철도、Busan Metro)は大韓民国釜山広域市と周辺部の慶尚南道金海市梁山市蔚山広域市で建設、運営されている 都市鉄道地下鉄の路線網。ソウル特別市周辺の首都圏電鉄に相当するが、概念やシステムは完全には一致しない。釜山交通公社(Humetro)による地下鉄新交通システム路線のほかに釜山-金海軽電鉄(BGL)や、法的には広域鉄道の適用外だが既存都市鉄道との共通運賃を採用している韓国鉄道公社(KORAIL)による広域電鉄区間も総称している[3]東海線#広域電鉄東海線も参照)。

首都圏電鉄との相違[ソースを編集]

項目 首都圏電鉄 釜山都市鉄道
相互直通運転 あり なし
共通運賃 統合通し運賃と一部路線加算運賃 乗継料金
普通乗車券 トークン 紙(Humetro)
トークン(BGL、KORAIL)
交通カード 使用可 使用可
交通カード割引
大広法の適用 あり KORAILでは適用外

沿革[ソースを編集]

詳細は以下の事業者、路線記事を参照のこと。 1985年に1号線が開通して以降釜山市内で拡張を続け、2008年には2号線が市外の慶尚南道梁山市まで延伸された。2011年までは釜山交通公社の路線のみだったが、その後釜山金海軽電鉄や韓国鉄道公社の路線も開業し、複数の事業者で構成されるようになった。今後は複線電鉄化の進捗で蔚山広域市や慶尚南道馬山市昌原市にもネットワークが拡大する。

路線一覧[ソースを編集]

運営中[ソースを編集]

路線名称 区間 キロ程 開通年 事業者
  1号線 多大浦海水浴場駅 - 老圃駅 40.4km 1985年 釜山交通公社
  2号線 萇山駅 - 梁山駅 45.2km 1999年
  3号線 水営駅 - 大渚駅 18.1km 2005年
  4号線 美南駅 - 安平駅 10.8km 2011年
  釜山-金海軽電鉄 沙上駅 - 加耶大駅 22.6km 2011年 釜山-金海軽電鉄 (企業)
  広域電鉄 東海線 釜田駅 - 日光駅 28.0km 2016年 韓国鉄道公社

建設中[ソースを編集]

路線名称 区間 キロ程 事業者
  5号線 沙上下端線(仮称・2016年6月起工[4] 沙上駅 - 下端駅 6.9km 釜山交通公社
梁山線(仮称・2018年3月起工[5] 老圃駅 - 梁山市北亭洞 11.4km
  広域電鉄 東海線 日光駅 - 太和江駅 32.7km 韓国鉄道公社
慶全線釜田-馬山複線電鉄朝鮮語版(2014年6月起工[6] 釜田駅 - 馬山駅 50.2km スマートレール (企業)、韓国鉄道公社

車両[ソースを編集]

他社直通運転を行っていないため、18メートル3ドアの1号線1000系、18メートル4ドアの2号線2000系と3号線3000系、10メートル2ドアの4号線4000系(ゴムタイヤ式新交通システム)、13メートル2ドアの1000系(鉄輪式軽電鉄)、東海線381000系は首都圏用のものとほぼ共通の20メートル4ドア車と、ロングシートであること以外は首都圏電鉄ほどの共通性はない。

運賃[ソースを編集]

ここでは鉄道路線同士のみ記載するが、交通カード使用時は釜山市内の一般バス・急行バスやKORAILを除いては金海・梁山両市のバスと最大3乗車(30分以内の乗継2回)で乗継運賃が適用される。上記の通り他社線を跨ぐ場合でも首都圏電鉄のような通算運賃ではない。交通公社とKORAILは距離による2段階運賃だが、金海軽電鉄(BGL)はキロ制ではなくゾーン制で同一または隣接相互間は1区運賃、中心区を跨いでゾーンを越えるときは2区運賃となる[7]

BGLゾーン表
郊外1区 中心区 郊外2区
沙上駅 - 大渚駅 平江駅 - 金海大学駅 仁済大駅 - 加耶大駅
運賃表(単位:韓国ウォン[8][9]
区分 大人(19歳以上) 青少年(13-18歳) 小人(6-12歳)
運賃 決済 現金 交通カード 現金 交通カード 現金 交通カード
1社 2社乗継 1社 2社乗継 1社 2社乗継
1区 KORAIL電鉄線(-10km) 1,400 1,300 1区同士0 1,150 1,050 1区同士0 700 650 1区同士0
交通公社(-10km) 1,400 1,300 1,150 1,050 700 650
1区同士500
計1,800
1区同士
計1,310
1区同士
計750
BGL 1,400 1,300 1,100 1,000 750 650
2区 KORAIL電鉄線 1,600 1,500 2区同士
+200
1,300 1,200 2区同士
+150
800 750 2区同士
+100
交通公社 1,600 1,500 1,300 1,200 800 750
2区同士
+200
2区同士
+150
2区同士
+100
BGL 1,600 1,500 1,250 1,150 850 750

交通カード使用で大人1人がKORAIL2区運賃区間と交通公社路線2区運賃区間で乗り継いだ場合、先に乗車した方で1,500ウォン、2社目で200ウォンの計1,700ウォンとなる。

出典[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]