鈴木貴博

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鈴木貴博
(すずき たかひろ)
誕生 (1962-11-17) 1962年11月17日(56歳)
日本の旗 日本 愛知県
職業 経済評論家フューチャリスト経営コンサルタント
最終学歴 東京大学工学部
活動期間 2003年 -
主題 グローバル経済企業戦略クイズ
デビュー作「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱
公式サイト 公式ウェブサイト
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鈴木 貴博(すずき たかひろ、1962年11月17日 - )は、日本の経済評論家、フューチャリスト、経営戦略コンサルタントである。オスカープロモーション所属。愛知県名古屋市出身。


概要[編集]

 大学卒業後一貫して行ってきた大企業に対する経営コンサルティングの経験をもとに、2003年ころから雑誌やWEBメディアでの経済記事の執筆を始める。経済評論家としての専門領域は未来予測と企業戦略で、東洋経済オンラインダイヤモンド・オンラインプレジデントオンライン現代ビジネスにそれぞれ連載を持つ。2013年に出版した経済クイズ本『戦略思考トレーニング』がシリーズ累計で20万部を超えるベストセラーになる。本業とは別にアングラ、サブカル方面にも詳しく、経済のアングラ知識についてのトークイベントに定期的に出演している。クイズにも強く、アタック25に優勝したほか、BSスカパー!の地下クイズ王である。


来歴[編集]

  • 1986年、東京大学工学部物理工学科を卒業
  • 1986年、ボストンコンサルティンググループに入社
  • 1999年、ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の創業に取締役として参画
  • 2003年に独立。百年コンサルティング株式会社を創業。代表取締役社長に就任。経済評論家としての活動を開始。
  • 2013年、著書『戦略思考トレーニング』がベストセラーに(シリーズ累計20万部)
  • 2016年、文化人タレントとしてオスカープロモーションと契約
  • 2018年、明治大学国際日本学部兼任講師に就任


人物[編集]

  • 大企業の裏事情に詳しく、経済問題を背景事情から読み物的に分析・解説するスタイルの評論が多い。自らを経済エンタテナーと称している。
  • 未来予測に関してズバリと明言をする傾向があり、そのため外れた経済予測が多い。
  • 大手人材会社のコンサルティングを通じて人工知能の進化によるAI失業の影響と可能性に早い段階から気づき、その研究から『仕事消滅』などの著作が誕生している。
  • 富の格差の拡大の歴史の研究も進めていて、その研究成果を逆手にとった個人向けの資産形成アドバイスをYouTubeで展開している。
  • 30代の頃にクイズプレイヤーとして活躍。当時はホノルルクラブに所属し、カルトQに出場、パネルクイズアタック25に優勝。オープン大会の優勝歴もある[1]
  • BSスカパー!の番組「BAZOOKA!!!」内の人気クイズ企画「地下クイズ王決定戦!!」では前回王者しみけんのブレーンとして第6回と第7回に連続出場。第7回決定戦では地下クイズ王に輝いている。


テレビ出演[編集]

  ▶#175 第六回地下クイズ王決定戦!(2016年8月1日)

  ▶#257 第七回平成最後の地下クイズ王決定戦(2019年4月放送)優勝・地下クイズ王に

 ▶ 第4回紅白オカルト合戦(2016年12月放送)

 ▶第5回紅白オカルト合戦(2017年12月放送)

  • クイズ☆モノシリスト(BS朝日、2017年12月~2018年9月)準レギュラー出演
  • スッキリ(日テレ、2018年3月16日)
  • ザ・モノシリスト(BS朝日、2018年10月放送)
  • グッド!モーニング(テレビ朝日、2019年9月13日)


著作[編集]

  • ワンピース世代の反乱、ガンダム世代の憂鬱(2011年、朝日新聞出版 ISBN 402330946X)
  • 戦略思考トレーニング(2013年、日経新聞出版 ISBN 4532112842)
  • 戦略思考トレーニング2(2013年、日経新聞出版 ISBN 4532112915)
  • 戦略思考トレーニング3(2014年、日経新聞出版 ISBN 4532113067)
  • 10年度躍進する会社 潰れる会社 (角川書店、2014年 ISBN 4041106656)
  • 仕事消滅(2017年、講談社 ISBN 4062729989)
  • AI失業前夜(2018年、PHP研究所 ISBN 4569840809)
  • 戦略思考トレーニング 最強経済クイズ精選版(2018年、日経新聞出版 ISBN 4532198747)
  • 格差と階級の未来(2018年、講談社 ISBN 4065141710)
  • 鈴木貴博の非公式地下クイズ問題集(2019年、クイズ夜会 電子書籍)


エピソード[編集]

  • 2014年頃から「2020年代には自動車のコア技術がエンジン技術からAI技術と蓄電池技術に移行することを理由に、トヨタなど自動車メーカーを中心とした業界構造が崩れる」[2]という主張を続けている。
  • 2017年3月1日、週刊SPA! において、任天堂はスマホゲーム全盛の今、ハードのゲーム機にいまだにこだわり続ける姿勢から、5年以内に危ないという予測を行っている[3]
  • 2018年8月24日、ダイヤモンド・オンラインにおいて、『iPhone端末の販売で一番儲かる国は、実は日本である。』と述べたが[4]、その根拠となった試算[5]は、2009年に発売されたiPhone 3GSの部材製造コスト予想に基づくもので、2018年現在では全く事情が異なる[6]

脚注[編集]

  1. ^ 1994 QUIZ OPEN RESULT”. www1.plala.or.jp. 2019年10月7日閲覧。
  2. ^ “10年度躍進する会社 潰れる会社” (日本語). 角川書店. (2014年1月31日)
  3. ^ “東芝の次は?「5年以内に危ない企業」を大予測 | 日刊SPA!” (日本語). 日刊SPA!. (2017年3月1日)
  4. ^ “携帯料金の4割引き下げは日本経済にメリットがなさそうな理由” (日本語). ダイヤモンド・オンライン. (2018年8月24日)
  5. ^ “iPhone Quiz:Where Your Money Actually Goes” (英語). Inequality for All
  6. ^ “実は幻想、iPhoneの「日本製部品頼み」” (日本語). 日本経済新聞 電子版. (2017年6月22日)