長崎バス神の島営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神の島営業所建屋と車庫
神の島一丁目バス停

長崎バス神の島営業所(ながさきバスかみのしまえいぎょうしょ)は、長崎県長崎市神ノ島町1丁目331番65にあり、長崎市中心部および南西部の短距離路線を担当する長崎自動車の営業所である。

沿革[編集]

  • 1954年(昭和29年)4月14日 稲佐橋のたもとに飽の浦出張所として開設[1]
  • 1956年(昭和31年)8月8日 飽の浦営業所となる[2]
  • 1979年(昭和54年)6月1日 神の島営業所を仮営業所として開設し、飽の浦営業所を移転[3][4]
  • 1982年(昭和57年)?月?日 仮営業所の隣接地に正式な神の島営業所が開設し移転[4]
  • 2002年(平成14年)1月21日 当営業所所管路線で最初に長崎スマートカードの運用を開始[5]
  • 2006年(平成18年)9月1日 稲佐橋営業所が廃止され、担当路線が移管される[6][7]

概要[編集]

長崎バスの営業所の中では中程度の規模となる[8]。営業所は建屋以外の場所が平面車庫となっており、営業所前には神の島停留所が設置されている。交通規制など特別な場合を除けば営業所前の停留所を終点とする便が朝に1便あるのみで、最も近いところで営業所から300メートルほど離れた神の島一丁目停留所を始発・終点として路線を運行する。

営業所の開所当初は神の島 - 大浦 - 田上線を運行していたが、その後他営業所を統合して管轄区域が広がった。現在は長崎港西側の稲佐・立神・神の島地区と長崎市南東部の風頭山方面・田上・茂木方面を繋ぐ路線を主に担当する。各地区から中心部へ向かう便の数と中心部から各地区へ向かう便の数に大きな差はないが、路線が複雑になっており、完全に同じ経路を折り返す系統が非常に少ない。

営業所の近くには長崎バス安全教育センターと長崎バスモーターサービスの整備工場が設けられている。

現行路線[編集]

西部方面[編集]

立神・神の島[編集]

かつて神の島地区(旧小榊村)は山に囲まれており、市内へ行くためには山を越えるか船便を使う必要があった。1972年(昭和47年)3月1日より大曲経由小榊方面行きが運行を開始(1973年(昭和48年)4月2日より神の島一丁目まで延伸)し[9]、長崎市中心部と神の島地区を陸路で結ぶメインルートとして利用されていた。しかし便数が少なく非常に不便であったとされる[10]

一方、立神方面は1967年(昭和44年)5月に西泊トンネルが開通したため西泊まで延長し、1979年(昭和54年)5月21日に木鉢トンネルが開通したため立神経由の神の島行きが運行されるようになる[11]。立神経由便は大曲経由便より所要時間が短く、便数も大幅に増便された[10]

2002年(平成14年)4月8日よりみなと坂団地への乗り入れを開始し[12]、2003年(平成15年)4月7日のダイヤ改正から風の広場前まで路線を延伸した[13]。みなと坂行きは営業所統合以前より神の島営業所が運行しており、運行開始当時は大浦経由便として運行されていたが[13]、現在は愛宕町経由の路線として運行されている。

稲佐・稲佐山[編集]

稲佐方面には1954年(昭和29年)9月25日より乗り入れを開始した[9]。その後1974年(昭和49年)12月より稲佐山中腹行きが開通[9]、1990年(平成2年)より稲佐山まで延長した[14]。また、1998年より朝日小学校の側を経由して長崎市秋月町の老人ホーム「シンフォニー稲佐の森」へ行く路線が追加された[15]

神の島 - 大浦 - 田上・上戸町線[編集]

経由番号は、立神方面行は6番・大平橋方面行が60番・ココウォーク茂里町行きが100番である。※は一部の便のみ始発・終点として使用する。

  • 神の島三丁目 - 神の島教会下※ - 神の島一丁目※ - 立神※ - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 親和銀行前 - 中央橋(浜の町アーケード前) - 長崎新地ターミナル - 大浦天主堂下 - 大平橋 - 田上
  • 神の島一丁目 - 神の島工業団地内 - 立神 - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 親和銀行前 - 中央橋(浜の町アーケード側) - 長崎新地ターミナル - 大浦天主堂下 - 大平橋 - 八景町 - 上戸町
  • ココウォーク茂里町 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋(肥後銀行|高野屋前側) - 長崎新地ターミナル - 大浦天主堂下 - 大平橋 - 八景町 - 上戸町

稲佐橋営業所統合以前からメインの路線として運行されていた系統である[6]。神の島から長崎市の中心部を通り、大平橋、田上、上戸町を終点とする路線。神の島工業団地経由の便は大浦方面行きが神の島工業団地入口始発、神の島方面行きが神の島一丁目終点で運行される。最終便とココウォーク茂里町発着便以外は全て市役所経由であり、大平橋方面行きも神の島方面行きも長崎市賑町にある親和銀行長崎営業部の前を経由する(大波止経由を除く)。長崎駅方面へ行く通常路線で親和銀行と市役所を経由する系統は本系統が唯一となっている。神の島方面行きは長崎新地ターミナルでは湊公園側の乗り場からの乗降となり、浜の町を通って中央橋(浜の町アーケード前)に着く。

大浦方面の路線としては1956年より大浦 - 田上間が開通[9]。現在は一部の便が上戸町発着となっている。神の島営業所開所当初は神の島一丁目や立神発着であったが、現在は大半が神の島教会下発着となっており、立神発着の便は数本のみ運行されている。2015年4月のダイヤ改正で神の島教会下発着便の一部が神の島三丁目まで区間延長された[16]。2018年4月からはココウォーク茂里町 - 八景町・上戸町線が運行されている[17]

日中は神の島方面⇔田上が10分間隔で運行されるが、朝の通勤時間帯は神の島方面行きの大平橋車庫発便が追加されて神の島方面行きが5分間隔になる。また立神周辺には三菱重工業長崎造船所があり、日中は直通便がない地域から立神・神の島方面へ乗り換えなしで直行する通勤路線も設定されているため、稲佐橋⇔立神間は三菱重工営業日の通勤時間帯のみ大幅に便数と路線数が増加する。

神の島 - 大曲 - 茂里町線[編集]

経由番号は神の島行は6番、ココウォーク茂里町行が100番である。

  • 神の島一丁目 - みなと坂北口 - 大曲 - 飽の浦 - 稲佐橋 - 銭座町 - ココウォーク茂里町

神の島方面と長崎市中心部を結ぶ旧本線ルートである。海岸沿いの木鉢トンネルではなく長崎市入船町の狭く曲がりくねった道(大曲バス停付近)を経由し、みなと坂団地の北入口付近を通って木鉢地区・神の島地区と長崎市中心部を結ぶ路線で、日曜・祝日に1往復のみ運行される。神の島営業所開設以前から運行されている路線である。かつては長崎新地ターミナル発着で、松ヶ枝営業所がメインの運行体制を取っていた[18]

この路線のみが経由する地域で住宅のある場所は立神経由との分岐点の近くにある木鉢二丁目付近に集中しており、大曲方面の分岐点である木鉢入口から木鉢二丁目までの区間にはほとんど人家がない。また、木鉢入口から大曲を経由して飽の浦方面へ到達する経路は福田方面行きと運行区間が重複する。

矢の平線[編集]

経由番号は神の島行は6番・風頭山行は70番・長崎署前経由は番号なしとなっている。

  • 稲佐山(風頭山行きのみ)・神の島一丁目・みなと坂 - 立神 - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 親和銀行前 - 中川町 - 矢の平一丁目 - 風頭山
  • 稲佐山(田上行きのみ)・神の島一丁目 - 立神 - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 親和銀行前 - 中川町 - 白木 - 愛宕1丁目 - 田上
  • 田上→愛宕1丁目→白木→中川町→親和銀行前→中央橋→大波止→長崎駅前→宝町→稲佐橋(平日のみ)
  • 稲佐橋→宝町→長崎駅前→長崎署前→中川町→白木→早坂
  • 長崎駅前(構内)→長崎署前→中川町→白木→愛宕1丁目→南高前

2004年(平成16年)4月5日改正より新設された路線である[19]。かつて下大橋 - 蛍茶屋線として大橋営業所により運行されていた路線[4]を延長し、新しい系統として設定したものである。1971年(昭和46年)2月17日に長崎電気軌道より路線を譲り受けた際に蛍茶屋までの路線が開通し[20]、新道開通に伴い2004年より風頭山行きが運行を開始した。当初は蛍茶屋線の延長で下大橋始発だったが、2005年(平成17年)4月6日のダイヤ改正で稲佐橋始発へ変更され[21]、2006年秋に稲佐橋営業所が廃止されたことに伴い神の島方面始発となった[6]

市内中心部の基本ルートは長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 親和銀行 - 公会堂前となっており、路線は長崎市中心部を大きく南下してから北上している。通常ルートは迂回路になるため朝の通勤時間帯のみ一部の便が短縮ルートになっており、長崎駅 - 長崎警察署 - 公会堂前を経由し中川町方面へ向かう。新道の部分は全体的に道が広く、交通量の多い中心部を通らないため、時刻表上での愛宕町経由との所要時間差は少ない。大浦経由の神の島行きはほぼ全便が市役所・親和銀行長崎営業部前を経由するルートとなっているのに対し本系統はほぼ全便大波止経由となっており、親和銀行長崎営業部前と大波止、大波止方面と神の島方面をつなぐ路線としても機能している。

日中は30分間隔で運行される。現在の日中の主な運行パターンは、稲佐山(中腹)→風頭山・風頭山→神の島一丁目である。また、稲佐山→稲佐山中腹間は、12月16日 - 3月14日の間は運休し、全便稲佐山中腹始発となる。最初は全便風頭山行きだったが、2010年7月に小ヶ倉蛍茶屋線の新道が白木方面へ延伸したため[22]、2010年9月1日ダイヤ改正で一部の便が田上発着に変更された[23]

茂木線[編集]

経由番号は稲佐方面行は5番・神の島行は6番・稲佐橋行は7番、田上・茂木方面行が10番、ココウォーク茂里町行は100番である。※は一部の便のみ始発・終点として使用する。

茂木・北浦・茂木港発着

  • 稲佐山 - 稲佐山中腹 - 稲佐橋※ - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 茂木※ - 松崎(茂木港※ - )北浦
  • ココウォーク茂里町・稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 茂木※ - 松崎(茂木港※ - )北浦
  • 神の島一丁目・みなと坂 - 立神 - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 茂木※ - (茂木港※ - )北浦
  • 宮摺・千々発着
  • ココウォーク茂里町・稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 茂木 - 宮摺(みやずり)※ - 千々

長崎市中心部の西に位置する稲佐地区、長崎市中心部の南東に位置する田上地区と中心部を繋ぐ。長崎バスの前身である茂木乗合自動車時代から運行している路線であり[24]、かつては車庫がある敷地に営業所が置かれていた[25]。日中は茂木まで約15分間隔で運行され、一部便はその先へ直通している。従来は時津から直通で運行していたが、2015年4月のダイヤ改正で始発が変更され、稲佐橋方面あるいはココウォーク茂里町発着となった[16]。基本的に千々発着の多くがココウォーク茂里町発着で、それ以外は稲佐橋方面発着が多い。

稲佐山中腹行きは沿線の住宅やホテルが途切れる場所までの運行で、これより先には住宅やホテルが存在しない稲佐山の登山道路となっている。
稲佐山行きは野外ステージなどがある稲佐山公園までの運行で、バスで直接山頂の展望台へ行くことはできない[注釈 1]。このため行き先表示には「展望台には行きません」という注意書きがなされている。

稲佐山 - 稲佐山中腹間は12月16日 - 3月14日の間は運休し、全便稲佐山中腹発着となる。

唐八景・無線中継所線[編集]

経由番号は、稲佐方面行は5番・唐八景方面行は10番である。

  • 立神・稲佐山・悟真寺前 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 唐八景・無線中継所前

唐八景行きは1952年(昭和27年)7月27日に運行を開始した古い路線である[26]。1965年より無線中継所行きが運行開始[20]。唐八景行きは1968年に一度廃止されたが、1974年より復活した[9]。また、稲佐方面は1953年(昭和28年)11月10日より悟真寺前行きの運行を開始している[26]

田上(田上1丁目付近)までは茂木方面行きと区間が重複しており、唐八景方面行きは1時間1本程度で運行されている。唐八景公園前まで運行され、田上4丁目の住宅地と市内を結ぶ。無線中継所行きは唐八景方面からわずかに道を逸れ、星取地区の住宅地と市内を結ぶ。終点の停留所があるNTTコミュニケーションズ長崎星取無線中継所は通常無人で運用されており、周辺には住宅もなく、主に路線バスが始発待機・方向転換可能な場所として利用されている。殆どの便が唐八景行きで、無線中継所行きは非常に少ない。また、発着地は殆どが平日は悟真寺前で土日祝が稲佐山、となっており、立神発着の便は1日に数本程度しかない。

稲佐山 - 稲佐山中腹間は12月16日 - 3月14日の間は運休し、全便稲佐山中腹終着となる。

シンフォニー - 田上 - 三景台団地線[編集]

経由番号は、稲佐方面行は5番・立神方面行は6番・三景台団地行は10番である。

  • WACセンター - シンフォニー稲佐の森 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 万才町 ‐中央橋 ‐ 浜の町 - 愛宕町 - 田上 - 三景台団地(三景台公園)

1982年(昭和57年)5月1日運行開始[27]。30分間隔で運行される。

ほとんどがシンフォニー稲佐の森(WACセンター)始発で、一部に稲佐山や立神発着便が設定されている。かつては田上を経由していなかったが、新道が開通したことで弥生が丘 - 田上 - 三景台というルートでの運行が可能になり、現在は全便田上を経由している。三景台団地内では上り下りに関係なく全便が右回りで運行される。

風頭山線[編集]

経由番号は、稲佐方面行は5番・立神方面行は6番・風頭山行が50番・ココウォーク茂里町行が100番である。※は一部の便のみ始発・終点として使用する。

  • 悟真寺前 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 万才町 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 風頭山
  • みなと坂 - 立神※ - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 万才町 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 風頭山
  • ココウォーク茂里町 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前 - 万才町 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 風頭山
  • 稲佐山→稲佐山中腹→稲佐橋→宝町→長崎駅前→市役所前→万才町→中央橋→浜の町→愛宕町→風頭山

愛宕町から白木を経由し、風頭山方面へ向かう路線。長崎市中心部からやや東南東に位置する山間の地区を中心部と結ぶ。1953年(昭和28年)12月1日に運行を開始した[26]

日中は20分間隔で運行される。風頭山行きのほとんどが立神始発で、風頭山始発便の多くがみなと坂行き(みなと坂団地内・風の広場前行き)で運行される。

早坂(長崎女子短大)線[編集]

経由番号は、悟真寺前行は5番・立神方面行が6番・早坂行が50番・ココウォーク茂里町行が100番である。※は一部の便のみ始発・終点として使用する。

  • 悟真寺前・ココウォーク茂里町 - 宝町 -長崎駅前 - 市役所前(大波止) - 浜の町 - 愛宕町 - 早坂
  • 神の島一丁目・みなと坂 - 立神※ - 飽の浦 - 稲佐橋 - 宝町 - 長崎駅前 - 市役所前(大波止) - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 早坂
  • 稲佐山→稲佐山中腹→稲佐橋→宝町→長崎駅前→大波止→中央橋→浜の町→愛宕町→早坂

長崎市中心部からやや南東部の早坂地区と中心部を結ぶ路線。1950年代(昭和20年代)に田上方面と飯香の浦方面を結ぶ路線の経由地としてバスが乗り入れたが、1953年(昭和28年)3月15日より飯香の浦行きが愛宕経由となり一旦廃止[26]。その後1967年(昭和42年)9月11日より早坂行きとして運行が再開された[9]

日中は約20分間隔で運行される。風頭山行きとは逆に早坂行きのほとんどがみなと坂(みなと坂団地内・風の広場前)始発で、早坂始発便の多くが立神行きで運行される。

平日は、市役所前経由、土日祝日は、大波止経由で運行している。

飯香の浦線[編集]

経由番号は悟真寺前行は5番・立神行は6番・ココウォーク茂里町行は100番・飯香の浦行は50番である。

  • 立神・悟真寺前・ココウォーク茂里町 - 宝町 - 長崎駅前 - 大波止 - 中央橋 - 浜の町 - 愛宕町 - 白木 - (夜間のみ早坂経由) - 田手原(たでわら) - (太田尾) - 飯香の浦

長崎市の中心部を通り、長崎半島の根本をほぼ東西に貫き、県道34号線を横切って長崎市西部の日吉地区(飯香浦町)と長崎市中心部を結ぶ路線である。1949年(昭和24年)11月28日に田上 - 早坂 - 飯香の浦のルートで運行を開始し[26]、その後1953年(昭和28年)3月15日より現在の愛宕町経由に変更された[26]

片側一車線の連続ヘアピンカーブなどを何度も通る山越えルートを運行する。白木交差点を過ぎてからはほとんどの区間が狭く、日吉地区で道幅の広い県道34号線を一時的に通るが、その後再び狭い道に入り、入り江近くの農村集落にある個人経営の店舗の横が終点となる。以前の担当営業所は茂里町営業所であったが、同営業所の廃止に伴い2006年9月1日に神の島営業所へ移管された[28]。運行本数は1時間に1本程度。

日吉・太田尾・宮の下では茂木方面や東長崎方面へ乗り換えることもできるが、接続運行が行われているわけではない。積雪があると甑岩(こしきいわ)を登れず、茂木経由になることがある。

マリナシティ長崎・立神 - 浦上駅前線[編集]

  • 福田車庫前→大曲→飽の浦→稲佐橋→銭座町→浦上駅前
  • 飽の浦公園前→稲佐橋→銭座町→浦上駅前
  • 浦上駅前(構内)→銭座町→稲佐橋→飽の浦→立神

浦上駅から三菱重工業長崎造船所のある立神方面へ輸送するための完全な通勤路線である。浦上駅発便の1本を柳営業所、浦上駅前行きの1本を松ヶ枝営業所が運行する。通勤用であるため日中の運行はなく、造船所休業日には運休する。浦上駅前行きは立神発北部行きと運行区間が重複するため、立神始発便は設定されていない。

注釈[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ かつてはスカイウェイが運行されていたため公園から稲佐山展望台へ移動出来たが、現在は廃止されており移動手段は徒歩か自家用車のみとなる。ただし3番系統または4番系統のバスに乗り、ロープウェイの駅に行けば公園を通らずに直接展望台へ行くことができる。

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 小榊連合自治会『小榊 長崎市編入50年のあゆみ』、1983年10月2日。
  • 私鉄総連長崎自動車労働組合『私鉄の赤腕章 長崎自動車労組40年史』、1996年3月3日。
  • 長崎自動車50周年社史編集委員会『五十年の歩み 長崎自動車』、1986年。
  • 長崎自動車75年史編集委員会『長崎自動車75年史 NAGASAKI BUS GROUP』、2011年12月。

座標: 北緯32度43分26秒 東経129度49分48秒 / 北緯32.723889度 東経129.829978度 / 32.723889; 129.829978