長谷川義史

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長谷川 義史(はせがわ よしふみ、1961年2月25日 - )は、日本画家イラストレーター絵本作家

経歴[編集]

大阪府藤井寺市の出身で、藤井寺市立藤井寺小学校藤井寺市立藤井寺中学校を経て、大阪府立長野北高等学校を卒業した。

大きい筆を使って自分の気持ちを絵で表現することを、小学6年時の担任だった美術教師(長谷川曰く「大西先生」)に教わった影響で、中学生時代に「絵を描くことを生業にしよう」と決意[1]。高校から美術大学への進学を志していたが、小学生時代に実父を亡くしてから母子家庭で育ってきたこともあって、実際には叶わなかった。そのため、美術関連の専門学校へ進学。卒業後も、看板を製作する会社や複数のデザイン会社で働きながら、絵やデザインの基礎を学んだ[1]

グラフィックデザイナーからイラストレーターへの転向を経て、2001年に『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)で絵本作家としての活動を開始。創作活動のかたわら、自作の絵本を朗読しながら即興で描画する「絵本ライブ」を日本各地で展開している。また、「いったん目にした風景の色を全て覚えていられる」という特技の持ち主で、屋外でのスケッチに基づく絵画や絵本の制作にも発揮されている。

妻は絵本作家のあおきひろえ(1963年 - )で、長谷川と出会った当時はイラストレーターとして活動。当時デザイン会社に勤務していた長谷川に対して、絵を自由に描く仕事へ専念することを勧めたほか、結婚後は長谷川の仕事の売り込みに尽力したという[1]。ちなみに、2013年4月発売の絵本『シバ犬のチャイ』(BL出版)、2019年3月『おいせまいりわんころう』(ブロンズ新社)は夫婦共作である。

作品[編集]

受賞歴[編集]

  • 『おたまさんのおかいさん』- 講談社出版文化賞絵本賞(2003年)
  • けんぶち絵本の里大賞(2004年、2007年、2009年)
  • 日本絵本賞(2005年、2008年)
  • 『ぼくがラーメンたべてるとき』- 小学館児童出版文化賞(2008年)
  • 『あめだま』で第24回日本絵本賞翻訳絵本賞多数受賞。
  • 『マンマルさん』(マック・バーネット文 ジョンクラッセン絵)第67回産経児童出版文化賞翻訳作品賞(2020年)

出演番組[編集]

  • 情熱大陸』2011年6月26日(MBSテレビ
  • ちちんぷいぷい』木曜日(MBSテレビ)
    • 2012年4月26日から、「とびだせ!えほん」(月に1 - 2回のペースで放送されるオールロケの紀行コーナー)にリポーターとして出演。ロケVTRのみの登場ながら、「1日だけの小さな旅で絵本を作る」という趣向で、行く先々の風景をスケッチで描くことで知られる。前述した「大西先生」も、折に触れてロケに登場しているほか、企画へのアドバイスを送っている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

  • 室井滋 -「絵本朗読&ライブショー」で定期的に共演している。
  • コトノハ ものがたりの世界 - 毎日放送のアナウンサー室が1995年から毎年開催している朗読イベントで、「ものがたりの世界」として開催された2012年公演へのゲスト出演をきっかけに、『ちちんぷいぷい』へのレギュラー出演を開始。2003年以降も毎年出演しているほか、告知ポスターの描画を手掛けている。
  • 山中真 - 『ちちんぷいぷい』のレギュラーアナウンサー(2019年度からMC)で、2015年3月に南極大陸を取材。長谷川は、取材期間中の同番組の企画で山中と文通を繰り返したことがきっかけで、山中と次男をモデルに『おとうさん ぼくね…』という絵本を完成させた(同年11月に保育社から発売)。