関東局

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関東局庁舎(関東軍憲兵隊司令部との合同庁舎)

関東局(かんとうきょく)とは、満州国成立により満州国内の日本の出先機関を統合すべく、在満州国日本大使館に設けられた部局である。これに伴い関東庁は廃止された。

概要[編集]

関東局は新京に置かれた。権限は関東州の統治の他、満鉄附属地を従来の関東庁に代わって直接管理した。

関東局の長は満洲国駐箚特命全権大使であり、関東軍司令官(1942年10月以降は関東軍総司令官)が兼任したため、強大な権力を掌握した。これにより、軍・外交機関・関東州統治機関が一元化されることになった。

関東局の業務について、武官の長官を補佐するために内務省官僚出身者を主とする文官による関東局総長職が置かれた。関東州内の地方行政を直接担当するため、旅順には関東庁に代わる関東州庁が置かれた。

1945年の日本の敗戦により統治機関としての能力を失った。

歴代幹部[編集]

満州国駐箚特命全権大使[1]
関東局総長[1]

組織機構[編集]

  • 官房
    • 秘書課、文書課、審議室
  • 司政部
    • 行政課、殖産課、経理課、財務課
  • 警務部
    • 警務課、警備課、高等警察課、衛生課
  • 監理部
    • 交通課、逓信課

脚注[編集]

  1. ^ a b 今井堯ほか編集委員 『日本史総覧 VI 近代・現代』 新人物往来社、1984年6月、597-598頁。
  2. ^ 『官報』第2384号、1934年12月11日、295頁

関連文献[編集]

  • 関東局官制」(『官報』号外、1934年12月26日、勅令欄)
  • 機構」(『関東局施政三十年史』 関東局、1936年10月)

関連項目[編集]