関東鉄道キハ5010形気動車

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関東鉄道キハ5010形気動車
新守谷-小絹間を走行する5010形(2017年3月22日)
新守谷-小絹間を走行する5010形(2017年3月22日)
基本情報
製造所 新潟トランシス
主要諸元
最高速度 95 km/h
車両定員 座席44・立席90
自重 32.6t (空車)
40.0t (積車)
最大寸法
(長・幅・高)
20,000 × 2,850 × 3,943 mm
台車 円錐積層ゴム式ボルスタレス台車
NF01HD(動台車)
NF01HT(従台車)
機関出力 355PS/2000rpm
SA6D125-HE2形×1/両
変速段 変速1段・直結2段(全自動)
駆動方式 液体式(TACN-22-1607F)
制動装置 電気指令空気ブレーキ
抑速・排気ブレーキ
保安装置 ATS、EB、乗務員無線、防護無線 デッドマン装置
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関東鉄道キハ5010形気動車(かんとうてつどうキハ5010がたきどうしゃ)は、関東鉄道通勤形気動車である。

概要[編集]

国鉄キハ30形気動車をワンマン改造したキハ100形の置換え用として製造され、2017年2月25日に営業運転を開始している[1][2][3][4]。製造元は新潟トランシスである。

特徴[編集]

キハ5000形をベースとする両運転台車だが、従来と比べて以下の点が異なる。

  • 車両塗装を「関鉄ホワイト」と呼ばれる白色と常総線沿線の鬼怒川と小貝川をイメージした青色のツートンカラーに「豊かな大地に波打つ稲穂」をイメージした黄金色のラインを車体腰部に配置するともに、新緑の筑波山をイメージしたマークを運転室側にある片引戸の戸袋部分に配置
  • エンジンをコモンレール式燃料制御システムを搭載した小松製作所製の出力355馬力のSA6D125-HE2形に変更(小松製作所製のSA6D125系エンジンは私鉄として初めて採用)
  • LED式停車駅案内表示器が扉の片方のみに設置。設置されていない扉の上部には停車駅一覧のみ設置されている。
  • 整理券発行機の設置位置を運賃箱付近の1箇所のみに変更
  • 車内の天井照明のLED化
  • 腰掛モケットの色を赤色化
  • つり手を2段式の形状に変更
  • 車内側の客用扉の上部に扉開閉予告灯を設置するとともに客用扉の戸尻側に黄色の注意喚起フィルムを貼付け
  • ワンマン機器の運賃表示器を液晶式に変更
  • 台車は同じく動台車がNF01HD形、従台車がNF01HT形であるが、耐雪ブレーキを追加している

ワンマン運転対応については共通となる

現在[編集]

現在、キハ5011とキハ5012の計2両が在籍しており、常総線で運用されている。2017年2月26日から3月3日までの間は、関東鉄道ホームページにおいて本形式の運行予定時刻を掲載していた[5]

脚注[編集]

  1. ^ 常総線に新型車両デビュー!2月25日(土)に乗車&撮影会を開催!!”. 関東鉄道 (2017年2月7日). 2017年4月10日閲覧。
  2. ^ 「キハ5010形!乗車&撮影会」を開催 告知ポスター (PDF)”. 関東鉄道 (2017年2月7日). 2017年4月10日閲覧。
  3. ^ 関東鉄道5010形2両が甲種輸送される”. 鉄道ファン 鉄道ニュース (2017年2月19日). 2017年4月10日閲覧。
  4. ^ 関東鉄道で『キハ5010形!乗車&撮影会』開催”. 鉄道ファン 鉄道ニュース (2017年2月26日). 2017年4月10日閲覧。
  5. ^ また、2月26日~3月3日は定期運行となります。詳細な時刻はこちら (PDF)”. 関東鉄道. 2017年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月10日閲覧。

参考文献[編集]

  • 鉄道ファン』(交友社
    • 2017年5月号 「キハ100形の置き換え用として導入された新形式車両、関東鉄道キハ5010形」。