関西オープンゴルフ選手権競技
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創設 | 1926年 |
開催地 | 奈良県(2019年)[1] |
開催コース | KOMAカントリークラブ(2019年)[1][2] |
基準打数 | Par72(2019年)[1] |
ヤーデージ | 7,043/6,979Yards(2019年)[1] |
主催 | 一般社団法人関西ゴルフ連盟 |
ツアー | 日本ゴルフツアー機構 |
競技方法 | ストロークプレー |
賞金総額 | 7000万円(2019年)[3][2] |
開催月 | 4月 |
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関西オープンゴルフ選手権競技(かんさいオープンゴルフせんしゅけんきょうぎ)は日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認の男子プロゴルフトーナメントの一つである。
毎年4月第4週[4]に、関西地方のゴルフ場を対象に開催コースを変えて行う「サーキットトーナメント方式」を採用している。2019年現在、賞金総額7000万円、優勝賞金1400万円[3][2]。
概要[編集]
関西ゴルフ連盟の主催、日本ゴルフ協会などの後援により開催されており、毎年10月に開催されている日本オープンの予選競技でもある。1926年に第1回大会が行われ、以降、戦争などの中断時期を挟みながら開催している。
2008年までは日本ゴルフツアー機構のツアー外競技に指定されていたが、1991年を最後に途絶えたツアー競技として2009年に復活するとJGTOの小泉直会長(当時)が語り[5]、2009年に18年ぶりにツアー競技に指定[6]した。しかし2020年は新型コロナ感染拡大のため1年延期されている[7]。
歴代優勝者[編集]
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回数 | 開催年 | 優勝者 | 開催コース |
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第1回 | 1926年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第2回 | 1927年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第3回 | 1928年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第4回 | 1929年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第5回 | 1930年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第6回 | 1931年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第7回 | 1932年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第8回 | 1933年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第9回 | 1934年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第10回 | 1935年 | ||
第11回 | 1936年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第12回 | 1937年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第13回 | 1938年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第14回 | 1939年 | ||
1940年〜1948年は第二次世界大戦の影響のため中止。 | |||
第15回 | 1949年 | ![]() |
宝塚ゴルフ倶楽部 |
第16回 | 1950年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第17回 | 1951年 | 宝塚ゴルフ倶楽部 | |
第18回 | 1952年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第19回 | 1953年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第20回 | 1954年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第21回 | 1955年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第22回 | 1956年 | ![]() |
宝塚ゴルフ倶楽部 |
第23回 | 1957年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第24回 | 1958年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第25回 | 1959年 | ![]() |
愛知カンツリー倶楽部 |
第26回 | 1960年 | ![]() |
奈良国際ゴルフ倶楽部 |
第27回 | 1961年 | ![]() |
名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース |
第28回 | 1962年 | ![]() |
西宮カントリー倶楽部 |
第29回 | 1963年 | 廣野ゴルフ倶楽部 | |
第30回 | 1964年 | ![]() |
古賀ゴルフクラブ |
第31回 | 1965年 | 鳴尾ゴルフ倶楽部 | |
第32回 | 1966年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第33回 | 1967年 | ![]() |
四日市カンツリー倶楽部 |
第34回 | 1968年 | ![]() |
下関ゴルフ倶楽部 |
第35回 | 1969年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第36回 | 1970年 | ![]() |
鳴尾ゴルフ倶楽部 |
第37回 | 1971年 | ![]() |
茨木カンツリー倶楽部 |
第38回 | 1972年 | ![]() |
廣野ゴルフ倶楽部 |
第39回 | 1973年 | ![]() |
西宮カントリー倶楽部 |
第40回 | 1974年 | 奈良国際ゴルフ倶楽部 | |
第41回 | 1975年 | 小野ゴルフ倶楽部 | |
第42回 | 1976年 | ![]() |
琵琶湖カントリー倶楽部 |
第43回 | 1977年 | ![]() |
日野ゴルフ倶楽部 |
第44回 | 1978年 | ![]() |
近江カントリー倶楽部 |
第45回 | 1979年 | ![]() |
六甲国際ゴルフ倶楽部 |
第46回 | 1980年 | ![]() |
花屋敷ゴルフ倶楽部・よかわコース |
第47回 | 1981年 | ![]() |
名神八日市カントリー倶楽部 |
第48回 | 1982年 | ![]() |
六甲国際ゴルフ倶楽部 |
第49回 | 1983年 | ![]() |
有馬ロイヤルゴルフクラブ |
第50回 | 1984年 | ![]() |
日野ゴルフ倶楽部 |
第51回 | 1985年 | ![]() |
有馬ロイヤルゴルフクラブ |
第52回 | 1986年 | ![]() |
六甲国際ゴルフ倶楽部 |
第53回 | 1987年 | ![]() |
旭国際東篠カンツリー倶楽部 |
第54回 | 1988年 | ![]() |
北六甲カントリー倶楽部・東コース |
第55回 | 1989年 | ![]() |
花屋敷ゴルフ倶楽部・ひろのコース |
第56回 | 1990年 | ![]() |
パインレークゴルフクラブ |
第57回 | 1991年 | ![]() |
ライオンズカントリー倶楽部 |
第58回 | 1992年 | ![]() |
万壽ゴルフクラブ |
第59回 | 1993年 | ![]() |
美奈木ゴルフ倶楽部 |
第60回 | 1994年 | ![]() |
旭国際東篠カンツリー倶楽部 |
第61回 | 1995年 | ![]() |
にしきカントリークラブ・しゃくなげコース |
第62回 | 1996年 | ![]() |
グランデージゴルフ倶楽部 |
第63回 | 1997年 | ![]() |
センチュリー吉川ゴルフ倶楽部 |
第64回 | 1998年 | ![]() |
滋賀ゴルフクラブ |
第65回 | 1999年 | ![]() |
小野グランドカントリークラブ・ニューコース |
第66回 | 2000年 | ![]() |
池田カンツリー倶楽部 |
第67回 | 2001年 | ![]() |
三木ゴルフ倶楽部 |
第68回 | 2002年 | ![]() |
奈良国際ゴルフ倶楽部 |
第69回 | 2003年 | ![]() |
東広野ゴルフ倶楽部 |
第70回 | 2004年 | ![]() |
琵琶湖カントリー倶楽部 |
第71回 | 2005年 | ![]() |
城陽カントリー倶楽部・東コース |
第72回 | 2006年 | ![]() |
洲本ゴルフ倶楽部 |
第73回 | 2007年 | ![]() |
加古川ゴルフ倶楽部 |
第74回 | 2008年 | ![]() |
滋賀ゴルフクラブ |
第75回 | 2009年 | ![]() |
宝塚ゴルフ倶楽部・新コース |
第76回 | 2010年 | ![]() |
田辺カントリー倶楽部 |
第77回 | 2011年 | ![]() |
小野ゴルフ倶楽部 |
第78回 | 2012年 | ![]() |
泉ヶ丘カントリークラブ |
第79回 | 2013年 | ![]() |
オリムピックゴルフ倶楽部 |
第80回 | 2014年 | ![]() |
六甲カントリー倶楽部 |
第81回 | 2015年 | ![]() |
名神八日市カントリー倶楽部 |
第82回 | 2016年 | ![]() |
橋本カントリークラブ[11] |
第83回 | 2017年 | ![]() |
城陽カントリー倶楽部 |
第84回 | 2018年 | ![]() |
小野東洋ゴルフ倶楽部 |
第85回 | 2019年 | ![]() |
KOMAカントリークラブ |
第86回 | 2021年 | 有馬ロイヤルゴルフクラブ | |
第87回 | 2022年 | よみうりカントリークラブ | |
第88回 | 2023年 | 泉ヶ丘カントリークラブ |
テレビ中継[編集]
- CS放送:スカイA(スカイA ゴルフシリーズ参照)及びゴルフ専門チャンネルのゴルフネットワークで中継される。
- 地上波:第1期ツアー競技時代に、近畿放送→京都放送(KBS京都)製作でKBSとサンテレビジョンで実況放送されていた。その後ツアー競技から撤退したときにダスキン協賛でテレビ大阪から中継された時代があったが、その後地上波での放映が一時途絶えることになった。しかし、関西オープンのツアー競技復帰を機に、2009年から再び地上波での中継が復活した。なお、中継形態は次の通りである(放送時間表記はいずれもJST)。
- 2009年:スカイA製作のものをサンテレビジョンでそのまま放送(実況は朝日放送テレビ(ABCテレビ)のアナウンサーが担当し、サンテレビジョンからはレポーター役のアナウンサーを派遣)。
- 2010年:サンテレビジョンが3日目と最終日(8月21日・8月22日)をそれぞれ16:00 - 17:30に実況放送するほか、京都府での開催であったことからKBS京都も最終日のみ深夜に放送した(製作:サンテレビジョン、製作協力:スカイA、ABCテレビ、瀬戸内海放送(KSB)。2009年と同様、実況はABCテレビのアナウンサーが担当し、サンテレビジョンからはリポーター役のアナウンサーを派遣)。
- 2011年:サンテレビジョンが3日目と最終日(8月20日・8月21日)をそれぞれ16:00 - 17:30に実況放送。リポーターは2日間ともサンテレビのアナウンサーが担当。実況は3日目はサンテレビのアナウンサー、最終日はABCテレビのアナウンサーが担当。
- 2012年:サンテレビジョンが3日目と最終日(8月18日・8月19日)をそれぞれ16:00 - 17:30に実況放送。この年は実況がサンテレビのアナウンサー、リポーターはKSBのアナウンサーが担当した。
大会での出来事[編集]
2009年8月開催の当選手権(宝塚ゴルフ倶楽部)に於いて、21日に、石川遼らのプレーを観戦していた観客らが、スズメバチに相次いで刺されるトラブルがあった。観客の一部が軽傷を負ったが、石川は無事だった[14]。
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脚注・出典[編集]
- ^ a b c d コース紹介 | 関西オープンゴルフ選手権
- ^ a b c d e “大槻智春、天国の兄に捧ぐ初V 父との二人三脚実る”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2019年5月26日) 2019年5月26日閲覧。
- ^ a b 大会概要
- ^ 再開した2009年から2013年までは毎年8月第4週、2014年から2019年までは毎年5月第4週に開催。
- ^ 遼クン効果だ!関西オープンがツアー復活 デイリースポーツ 2008-11-11
- ^ 1991年までは北海道・東北・関東・中部・中四国・九州の各地域オープン選手権競技大会もツアー競技となっており、同時期開催になっていた。その後は存続していてもツアー競技の指定から取り消されているか、廃止になった。
- ^ 「第86回関西オープンゴルフ選手権」の開催延期のお知らせ(4月6日発表)関西ゴルフ連盟、(一社)日本ゴルフツアー機構
- ^ 最終日が雨によるコースコンディション不良の為中止、3日間54ホール競技に短縮。賞金ランク加算額も75%に減額。
- ^ “26歳・片岡大育がツアー初V 10度目最終組の山下和宏はまたも届かず”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2015年5月24日). 2015年5月24日閲覧。
- ^ “韓国の趙炳旻が日本ツアーデビュー戦で優勝 石川遼以来”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年5月22日). 2016年5月22日閲覧。
- ^ “平成28年に日本最古のオープン競技である第82回関西オープンゴルフ選手権競技が「橋本カントリークラブ」で開催されます” (プレスリリース), 橋本カントリークラブ, (2014年6月24日) 2014年7月8日閲覧。
- ^ “今平周吾ツアー初勝利 北村弁護士の長男晃一は4位”. 日刊スポーツ. (2017年5月21日) 2017年5月21日閲覧。
- ^ “時松が逆転で3勝目 アマ久保田は後半崩れて4位”. 日刊スポーツ. (2018年5月20日) 2018年5月20日閲覧。
- ^ ハチ:観客「襲撃」、石川選手は無事--兵庫のゴルフ場 毎日新聞 2009年8月22日
外部リンク[編集]
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