関西国際空港 (企業)

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関西国際空港土地保有株式会社
Kansai International Airport Land Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 関空土地会社
関西国際空港土地保有会社
KIAC
本社所在地 日本の旗 日本
549-8501
大阪府泉佐野市泉州空港北1番地
設立 1984年昭和59年)10月1日
事業内容 用地保有・管理
代表者 福島 伸一代表取締役社長
資本金 8149億90百万円
2012年3月31日現在)
発行済株式総数 1629万9800株
(2012年3月31日現在)
売上高 連結:882億99百万円
単独:872億57百万円
(2012年3月期)
営業利益 連結:177億70百万円
単独:167億61百万円
(2012年3月期)
純利益 連結:82億38百万円
単独:78億96百万円
(2012年3月期)
純資産 連結:6160億91百万円
単独:6144億60百万円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:1兆8779億79百万円
単独:1兆8419億82百万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 連結:977人 単独:301人
(2012年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 国土交通大臣 58.84%
大阪府知事 11.06%
財務大臣 7.63%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 #関連会社参照
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関西国際空港株式会社(かんさいこくさいくうこう、: Kansai International Airport Co., Ltd.、KIAC)は、1984年昭和59年)10月1日 より2012年平成24年)6月30日まで 関西国際空港株式会社法に基づき関西国際空港の設置及び管理を目的に事業を行っていた政府指定特殊会社である。2012年平成24年)7月1日に会社分割を行い、関西国際空港用地の保有及び管理以外の業務を新関西国際空港株式会社に承継し、関西国際空港土地保有株式会社に商号変更した。

目次

概要

1984年昭和59年)10月1日、日本国・地方自治体・民間の出資で設立された。政府が常時2分の1以上の株式を保有する特殊会社で、政府から債務保証や資金の無利子貸付を受ける一方、営業年度毎の事業計画や社債の募集、資金の借入については国土交通大臣の認可を要した。関西国際空港は、政府系特殊会社とはいえ、空港自体の設置および運用・管理を株式会社組織が行う世界初の国際空港である。

空港や敷地内の諸施設のほか、関西国際空港連絡橋の建設・管理も事業の範囲とされており、このため関空会社は、JR西日本南海電鉄が乗り入れる関西空港駅りんくうタウン駅鉄道事業者(第3種)となっていた。なお、連絡橋の道路部分は、2009年平成21年)4月29日をもって日本政府が買い取り、日本高速道路保有・債務返済機構が保有し、西日本高速道路が管理している。

開港以来10年間は赤字が続き、累積損失は約2,000億円に達した(2004年平成16年)3月末現在、2,149億6,700万円)。これを受けて、政府は経営再建策として、社長もそれまでの官僚出身者から、民間企業・松下電器産業出身の村山敦を迎え合理化に取り組んだ。また利子補給金として毎年90億円の政府補給金による公的資金注入を行った。その結果、2005年平成17年)3月期決算は、純利益が単体43億円、連結44億円となり、開港11年目にして初の黒字化を達成した。その後、経常利益ベースでは黒字を維持、純利益ベースでも2006年平成18年)3月期と2009年(平成21年)3月期決算は赤字(単体では2010年平成22年)3月期決算も赤字)となったものの、その他の期では黒字を出すことに成功している。しかし約1兆2,000億円に達する巨額の債務を返済する展望は開けなかった。

新関西国際空港株式会社への再編

関空会社の巨額債務を解決する方策として、2010年(平成22年)5月に国土交通省成長戦略会議がまとめた「国土交通省成長戦略」は、関西国際空港と大阪国際空港とを経営統合し、かつ将来的には事業運営を民間にアウトソースすることで、両空港の事業運営を徹底的に効率化し、両空港から生み出される収益により関西国際空港のバランスシートを改善する方向性を示した。

2011年平成23年)5月、関西国際空港及び大阪国際空港の一体的かつ効率的な設置及び管理に関する法律が成立。関西国際空港と大阪国際空港を一体運営する、政府全額出資の新関西国際空港株式会社を設立すること、関西国際空港株式会社の業務は空港用地の保有及び管理を除き新関西国際空港株式会社に承継すること、従前の関西国際空港株式会社は空港用地を新関西国際空港株式会社に有償で貸し付けることなどが決まった。

2012年(平成24年)7月1日、関西国際空港株式会社は会社分割により空港用地の保有及び管理以外の業務を新関西国際空港株式会社に承継、同時に関西国際空港土地保有株式会社に商号変更した。また政府は、その保有する関西国際空港株式会社の株式を新関西国際空港株式会社に出資したため、関西国際空港土地保有株式会社の株式の66.47%を新関西国際空港株式会社が保有することとなった。

なお関西国際空港株式会社の債務は、新関西国際空港株式会社が政府保証のある社債など一部を承継し、関西国際空港土地保有株式会社が借入金などその他の債務を承継するが、両社の連帯債務となっている。

関空会社関連の事件

  • 2006年(平成18年)頃から未公開株(譲渡制限はない)が無登録の仲介業者によって「値上がり確実」などと偽って売りつける行為が見られ、関西空港警察署が捜査している。
  • 関空清掃業務受注に絡み、泉井石油商会代表の泉井純一と関西国際空港社長の服部経治を賄賂罪で立件した事件(関空汚職事件)。

関連企業

関西国際空港株式会社グループ(KIACグループ)を構成していた関連会社は、2012年1月現在、7社あった。

  • 関西国際空港熱供給株式会社
事業認可を受けた供給地区における熱供給事業を行う。
  • 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社
100%出資子会社。空港島内における電話やインターネット等の情報・通信サービス事業を行う。
  • 関西国際空港給油株式会社(KAFS・カフス)
関西国際空港における給油施設の運用管理、航空機への給油業務、航空機給油車両の整備等の航空燃料に関する業務を行う。
  • 関西国際空港施設エンジニア株式会社(KFE)
100%出資子会社。空港島内にある滑走路ウイングシャトル・建物・道路等の空港施設維持管理業務や環境衛生管理業務を行う。
  • 関西国際空港セキュリティ株式会社
100%出資子会社。空港島内における警備・消防・防災・駐車場管理業務を行う。
  • 株式会社関西エアポートエージェンシー(KAA)
100%出資子会社。空港内の案内(アイパル)等の旅客サービス業、海外旅行保険の代理店業、免税店等の直営店舗事業
  • 関西国際空港用地造成株式会社(KALD)
50%出資。関西国際空港の2期事業用地を造成し、造成用地を関西国際空港株式会社に貸与し、その後譲渡する事業を行う。2012年7月1日に関西国際空港土地保有株式会社に吸収合併された。

関空会社と関連がない会社

以下の企業は、「関西国際空港」と名前が付いているが、大阪国際空港(伊丹空港)関連の企業であり、関空会社とは資本・人的関連などはなかった。これらの企業は関西国際空港においても事業を行っているので、とりわけ注意を要する。

  • 関西国際空港産業株式会社
  • 関西国際空港サービス株式会社
  • 大阪国際空港ターミナル株式会社(旧・関西国際空港ビルディング株式会社、上記2社の親会社)

脚注

関係法令

2012年(平成24年)7月の新関西国際空港株式会社への再編に伴い、以下の法令は廃止されている。


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