降板

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降板(こうばん)は、担当していた役割を辞めること[1]。本項目では主にテレビラジオ番組映画舞台演劇などにおける「降板」について述べる。

語源[編集]

野球において、投手が別の投手に交代するためマウンド(ほぼ中央に投手板が敷設されている)から離れ、ベンチに退くこと(対義語登板)。

降板の理由[編集]

降板となる原因・理由はいくつか挙げられる。

出演者・制作スタッフの場合[編集]

  1. 共演者や他の制作スタッフとの対立。
  2. 番組・作品の制作方針などが自身と合わない・気に入らない(1.と関連する場合がある)。
  3. 自身の体調不良や高齢化など。
  4. 不祥事を起こした。
  5. 結婚妊娠出産などに伴う引退局アナの場合は退社)や休業
  6. その他出演者・スタッフ自身(あるいは芸能人の場合は所属事務所、局アナの場合は放送局)の事情・都合。

スポンサーの場合[編集]

  1. スポンサーについていた番組・作品内で不祥事が起きた。
  2. スポンサー企業自身が不祥事を起こした。
  3. 企業そのものの廃業
  4. 倒産に伴う整理の一貫。
  5. 契約期間の満了。
  6. その他スポンサー企業側の事情。

降板した場合のその後[編集]

  • 出演者の場合は、代役を立てるなどして穴を埋めることが多いが、重要な役柄だった場合は打ち切り・制作中止となる場合もある。
  • スポンサー企業の、特に子会社を含んだ不祥事および営業停止命令による一時的な降板の場合、CM枠を公共広告機構→ACジャパンなどに差し替えて対処するが、1社提供番組の場合は番組そのものの存続に関わることも少なくない[2]
    • スポンサー企業の完全な降板は、すぐに次のスポンサー企業が枠を埋めるため、ACジャパンに差し替えることはほぼ無い。全国ネットテレビ番組で必ずといっていいほどみられる。ラジオ番組ではスポンサー企業の完全な降板後、間が空くこともよくあり、次のスポンサーが入ってくるまでその企業の枠はカットされる。他の放送局の製作番組をネットしているものは、ACジャパンでつなぐこともある。地方局の番組でよくある。

脚注[編集]

  1. ^ 大辞泉』より(Yahoo!辞書「降板」
  2. ^ 例として、テレビ朝日系列で放送されていた料理番組料理バンザイ!』の場合、単独スポンサーだった雪印グループが2000年集団食中毒事件を起こした際にCMが公共広告機構の社会啓発広告に差し替えられ、その後同グループはスポンサーに復帰するも、2002年1月更なる不祥事が発覚したことから同年3月をもって打ち切りとなっている。

関連項目[編集]