隆中
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隆中(りゅうちゅう)は、中国漢の時代から三国時代にかけての、荊州の州都・襄陽県(現在の湖北省襄陽市襄州区)から13kmの地点にある小さな村(現在の湖北省襄陽市襄城区)である。
概要[編集]
後漢末に若き頃の諸葛亮とその弟諸葛均が住んだ土地である。小説『三国志演義』では後に蜀漢を建国した劉備が諸葛亮を軍師として迎えるため、わざわざ諸葛亮の庵まで三回足を運んだ、三顧の礼の舞台となった場所である。
後世の時代になり、古隆中(こりゅうちゅう)と呼ばれるようになって、名所として整備された。
関連項目[編集]
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