雲をも掴む民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポルノグラフィティ > 雲をも掴む民
本来の表記は「雲をも摑む民」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。
雲をも摑む民
ポルノグラフィティスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP/ロック
時間
レーベル SME Records
ソニー・ミュージックレコーズ
プロデュース 田村充義本間昭光
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2002年度年間35位(オリコン)
ポルノグラフィティ 年表
foo?
2001年
雲をも摑む民
2002年
WORLDILLIA
2003年
『雲をも摑む民』収録のシングル
テンプレートを表示

雲をも摑む民』(くもをもつかむたみ)は、ポルノグラフィティの3作目のオリジナルアルバム2002年3月27日SME Recordsからリリースされた。

概要[編集]

  • 前作「foo?」から1年1か月ぶりのアルバム。ジャケット写真は黒バックにメンバー3人が出演。ポルノグラフィティのアルバムで唯一の日本語表記アルバム[1]
  • Tama在籍時最後のシングル曲のカップリングが収録されていないアルバム。
  • 2001年発売のヒットシングル「アゲハ蝶」「ヴォイス」、このアルバムの3週間前にリリースされたリードシングル「幸せについて本気出して考えてみた」を収録。なお、「ヴォイス」以外はアルバムバージョンとなっている。
  • 昭仁、Tama作の楽曲が増えている一方、前作に多かった晴一作曲の曲が1曲もない。[2]ak.homma作曲も4曲のみである。メンバーはこのアルバムの印象は「いつもより少し内向的」と語っている。
  • 前2作及び次作『WORLDILLIA』で展開されている「デッサン」シリーズの楽曲は、本作には未収録となっている(収録曲「夜はお静かに」の項も参照)。
  • 発売当時はソニー・ミュージックレコーズSME Recordsレーベル)より発売。後に発売元はエスエムイーレコーズ(SME Records)へ移行している。
  • 初回仕様には、リードシングル「幸せについて本気出して考えてみた」とのシングル・アルバムW購入キャンペーン用の応募券が同封された。
  • このアルバム名の「摑む」は旧字体のため、「掴む」と表記されることが多い。

収録曲[編集]

編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ(#1-2,4-7,9-13)、ak.homma(#3,8[3]

  1. 敵はどこだ?
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    戦争についてを歌った曲。
    近年のライヴでは、『横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜』で久々に演奏された。
  2. ラスト オブ ヒーロー
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:ak.homma
    前曲の「敵はどこだ?」とテーマの繋がりがある[要出典]
    ライヴでは『BITTER SWEET MUSIC BIZ』『SWITCH[4]で演奏された。
  3. アゲハ蝶(Red Mix)
    • 作詞:ハルイチ / 作曲:ak.homma
    6thシングル。アルバムバージョンであり、ドラムマシン打楽器などの音が録り直されている。
  4. ハート
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    ベスト盤に収録された。
    近年のライヴでは『ロイヤル ストレート フラッシュ』『BUTTERFLY EFFECT』で演奏された。
  5. Aokage
    • 作詞・作曲:岡野昭仁
    昭仁曰く「故郷因島の思い出を歌った曲」[要出典]。曲名の由来は因島市(現・尾道市)にある「青影トンネル」から来ている。また、「青影トンネル」自体も歌詞に出ている。歌詞は昭仁の実体験を元に書かれた。
    ライヴでは『幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜』で久々に演奏された。
  6. クリスチーナ
    • 作詞・作曲:岡野昭仁
    アルバムに遊びをという発想で作られた楽曲[要出典]
    昭仁が初めて車を買ってうれしかった思いを歌った曲。ライヴ『74ers』で演奏された際に昭仁が語っており、当該ライヴのVHS/DVDにもその発言が収録されている。
  7. n.t.
    • 作詞・作曲:岡野昭仁
    昭仁が好きな漫画『蒼天航路』で関羽が張角に言った「ネイゲン、タツベシ(Neigen Tatsubeshi)」の頭文字から題名がついた[要出典]
    ライヴでは『BITTER SWEET MUSIC BIZ』で演奏された。
  8. ヴォイス
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:本間昭光
    7thシングル。
  9. パレット
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:ak.homma
    ベスト盤に収録された。
    本アルバムのオリジナル曲の中では、ライヴで演奏される回数が比較的多い。[5]
  10. 幸せについて本気出して考えてみた(アルバムバージョン)
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    8thシングル。アルバムバージョンである。イントロに追加されている歌詞は、この曲のデモ曲であった「コメディ2001」という曲からの引用である。
  11. ニセ彼女
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    作詞は昭仁と晴一の2人で担当していたが、最終的に晴一のものになった[要出典]
  12. ビタースイート
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    9thシングル「Mugen」に4th LIVE CIRCUIT 『"Cupid(is painted blind)"』バージョンのライヴ音源が収録された。5th LIVE CIRCUIT 『"BITTER SWEET MUSIC BIZ"』のタイトルナンバーにもなった曲。
    アルバム発売後にミュージックステーションで披露された。
  13. 夜はお静かに
    • 作詞:新藤晴一 / 作曲:Tama
    ピアノを主体としたバラードで、演奏時間は2分38秒と本作最短の曲である。当曲には「夜中には僕たちの音楽を静かに聴いて下さい」というファンに向けたメッセージが込められている。
    仮タイトルは「デッサン#3」[要出典]だが、後に新しく制作された「デッサン #3」[6]とは異なる曲である。

制作・演奏参加[編集]

ポルノグラフィティ
参加ミュージシャン
スタッフ

ベストアルバム収録[編集]

  • 『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』収録(2004年7月28日)
    • ヴォイス
    • 幸せについて本気出して考えてみた
  • 『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』収録(2004年7月28日)
    • アゲハ蝶
    • ハート
    • パレット

脚注[編集]

  1. ^ 1作目の『ロマンチスト・エゴイスト』および7作目の『ポルノグラフィティ』はジャケットには英語表記で書かれている。
  2. ^ 晴一作曲が1曲もないアルバムは、『ロマンチスト・エゴイスト』以来である。
  3. ^ #8は"本間昭光"名義
  4. ^ 当該ライヴのDVD/Blu-ray作品に収録。『SWITCH』ではドキュメント映像中に演奏の様子を確認できる。
  5. ^ 『幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜』『ポルノグラフィティがやってきた』など。
  6. ^ 次作『WORLDILLIA』収録