青梅駅

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青梅駅
Ome Station Station Building 1.JPG
駅舎(2012年3月)
おうめ
Ōme
JC 61 東青梅 (1.3km)
(2.1km) 宮ノ平 JC 63
所在地 東京都青梅市本町192
駅番号 JC62[報道 1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 青梅線
キロ程 18.5km(立川起点)
東京から56.0km
電報略号 オメ←ヲメ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,349人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1894年明治27年)11月19日[1]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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青梅駅(おうめえき)は、東京都青梅市本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線である。駅番号JC 62[報道 1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。駅舎は地上3階・地下1階建てで、1924年青梅鉄道(のちに青梅電気鉄道に改称)の本社として建てられたものである。ホーム形態は1面2線と狭いが、立川駅方面 - 奥多摩駅方面の当駅着電車が同一ホームで乗り換える事ができるというメリットもある。

直営駅で、みどりの窓口(営業時間:8時 - 19時)のほか自動改札機自動券売機自動精算機指定席券売機を設置している[2]。現在「みどりの窓口」を設けている青梅線内の駅は、立川駅を除くと拝島駅河辺駅、当駅のみである。ホームと駅舎は、エレベーターを併設した地下道で結ばれている。

かつては地下街が存在していた[3]

昭和の町として市を挙げて当駅周辺を昭和レトロ化している中、2005年3月2日に「レトロステーション」青梅駅としてオープンし、駅名標などの案内サインやホームと駅舎を結ぶ地下道に昭和風の装飾がされた。待合室も、既存のプレハブに木材を貼り、木造建築物を模したものに改装されている。

かつてここに車両基地(青梅電車区)があった名残りとして、構内には側線が多数あり、車両の留置や夜間滞泊に使われている(一部は宮ノ平駅側線へ回送される場合がある)。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 JC 青梅線・中央線 上り 立川方面[4]
JC 青梅線 下り 奥多摩方面[4]

(出典:JR東日本:駅構内図

一部を除き、当駅で立川方面と奥多摩方面に運行系統が分離されているが、番線による上り下りの区別はない。なお、当駅以西の青梅線は2018年10月より「東京アドベンチャーライン」という愛称が付けられている。

発車メロディ[編集]

近隣に青梅赤塚不二夫会館(現在は閉館)があったことに因み、「レトロステーション」青梅駅の一環で、2005年3月29日から発車メロディに「ひみつのアッコちゃん」のテーマソングが使用されていた[報道 5]。メロディの制作はサウンドフォーラムで、編曲は牧野奈津子が手掛けた。また2006年5月9日からは1番線と区別を付けるため、2番線のメロディが木琴調のアレンジに変更となった[報道 7]。2010年3月には1番線と2番線のメロディが入れ替わったが、2016年10月に元に戻っている。2020年3月31日から、青梅赤塚不二夫会館の閉館に伴い、別の曲に変更されている[報道 6]

ホーム新設工事と今後の予定[編集]

2014年8月22日八王子支社よりホーム新設工事を行うことが発表された。北側に1面増え2面3線になる予定。新設されるホームは現在の2番線に面し、2番線は既存ホームと挟まれる格好となる。現状でも立川方面と奥多摩方面の乗り換えは平面乗り換えが出来るが、この工事により線路容量を増やしつつも平面乗り換えの利便性を維持できるという[注 1]。当初2017年春の完成を予定していたが[報道 8][新聞 1]、JR中央線と青梅線立川 - 青梅駅間に2020年度の目標でオレンジ帯の電車へ2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行うプレスリリースが発表され[報道 9]、これら2つの工事を円滑に進めることから2019年秋完成予定に変更している[報道 10][新聞 1]。なおその後、グリーン車の導入については地上設備の工事に時間を要することが判明したため、当初目標の2020年度から、2021年度以降の向こう5年以内へと延期されている[新聞 2]

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員6,349人である。近年、大幅な減少傾向が続いており、同線で市内の河辺駅羽村市羽村駅小作駅福生市福生駅の半分以下であり、青梅市と隣接するあきる野市秋川駅より少ない。2018年度には隣の東青梅駅をも下回った。観光客誘致や「シャッター通り」の商業振興が大きな課題となっている。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 8,586 [* 1]
1991年(平成03年) 8,795 [* 2]
1992年(平成04年) 8,770 [* 3]
1993年(平成05年) 8,715 [* 4]
1994年(平成06年) 8,693 [* 5]
1995年(平成07年) 8,503 [* 6]
1996年(平成08年) 8,570 [* 7]
1997年(平成09年) 8,311 [* 8]
1998年(平成10年) 8,170 [* 9]
1999年(平成11年) 8,027 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]7,852 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]7,824 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]7,651 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]7,723 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]7,721 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]7,732 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]7,641 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]7,603 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]7,491 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]7,336 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]7,144 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]6,951 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]6,993 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]7,096 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]6,869 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]6,859 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]6,735 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]6,616 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]6,497 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]6,349

駅周辺[編集]

※ 青梅市役所は東隣の東青梅駅が最寄り駅である。

バス路線[編集]

駅前ロータリーにある「青梅駅前」停留所に乗り入れている。都営バス西東京バスで乗り場は異なっており、都営バスは駅を出て右手、西東京バスは駅を出て左手に乗り場がある。西東京バス青梅営業所の担当路線は全て何らかの形で当駅前を経由する。

「青海駅」との間違い[編集]

江東区にあるゆりかもめ青海駅(読みは「あおみ」)とは、同じ東京都内にあり名称が似ていることから両者を混同する場合がある。しかし同じ都内とはいえ、当駅と青海駅は直線距離にして50km程度はあり、移動には2時間弱の所要時間を用する。

実際に青海駅が最寄りのZepp Tokyoヴィーナスフォートでの行事に出演予定だったアイドル歌手が、誤って当駅に来てしまった例が複数にわたり報じられている[5][6][7]

また、2014年9月23日に江東区の中央防波堤埋立地にある海の森公園で開催されたランニングイベントでは、主催者が参加者への案内に最寄駅を「青梅駅」と誤記してしまったため、当日に誤って多くの参加者が当駅に足を運ぶ事態となった[8]

JR東日本八王子支社によると、Zepp Tokyoで大きな行事がある日は誤って青梅駅に来てしまう人が2-3人はいるといい、2019年1月25日から駅構内に「ここは青梅駅」と大書し、誤って訪れた旅客に「青梅駅から青海駅まで」と乗換検索して向かうよう呼び掛けるよう掲示している[新聞 3]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JC 青梅線
  • 特急「おうめ」発着駅(平日のみ)
特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
福生駅 (JC 57) - 青梅駅 (JC 62) - 御嶽駅 (JC 69)
通勤特快(平日上りのみ)・青梅特快・通勤快速(到着列車のみ)(いずれも青梅線内は各駅に停車)
東青梅駅 (JC 61) - 青梅駅 (JC 62)
快速(青梅線内は各駅に停車)・各駅停車
東青梅駅 (JC 61) - 青梅駅 (JC 62) - 宮ノ平駅 (JC 63)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 参考までに同様の構造となっている川越駅では、基本的に中線に高麗川駅方面発着の列車が入線し、両端のホームに入線する埼京線直通列車との乗り継ぎにおいて平面乗り換えができるようになっている。

出典[編集]

報道発表資料[編集]
  1. ^ a b “首都圏エリアへ「駅ナンバリング」を導入します 〜2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、よりわかりやすくご利用いただける駅を目指します〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2016年4月6日), オリジナルの2020年2月11日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200211041325/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdf 2020年6月21日閲覧。 
  2. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月22日閲覧。
  3. ^ Suica200万人突破 - 東日本旅客鉄道、2002年1月18日。
  4. ^ 平成17年3月2日(水) 「レトロステーション」青梅駅オープン!! - JR東日本八王子支社(2005年2月24日付、2011年7月8日閲覧)
  5. ^ a b 「レトロステーション」青梅駅の発車メロディーについて - JR東日本八王子支社(2005年2月24日付、2011年7月8日閲覧)
  6. ^ a b “青梅駅構内のパネル等の一部展示終了と発車メロディの変更について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2020年3月18日), オリジナルの2020年3月27日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200327040546/https://www.jreast.co.jp/hachioji/aas/20200318_01.pdf 2020年3月27日閲覧。 
  7. ^ “「レトロステーション」青梅駅【第2弾】の実施について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2006年3月23日), オリジナルの2017年8月12日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20170812174244/http://www.jreast.co.jp/HACHIOJI/pdf/oume.pdf 2020年6月11日閲覧。 
  8. ^ “青梅駅にホームを新設します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2014年8月22日), オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180819083058/http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20140822/20140822_info_01.pdf 2020年6月11日閲覧。 
  9. ^ “中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2015年2月4日), オリジナルの2019年9月24日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190924030537/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf 2020年6月11日閲覧。 
  10. ^ “青梅駅新設ホームの完成時期を変更します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2016年1月25日), オリジナルの2017年7月1日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20170701105405/http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20160125/20160125_info.pdf 2020年6月11日閲覧。 
新聞記事[編集]
  1. ^ a b “JR八王子支社 青梅駅ホーム増設の完成時期変更”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年1月27日) 
  2. ^ JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期産経新聞』2017年3月24日
  3. ^ 「ゆりかもめ青海駅 と JR青梅駅 違います/ライブ会場に行くはずが…勘違い続出/注意呼びかけ」『読売新聞』夕刊2019年2月16日(首都圏版10面)。

利用状況[編集]

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 青梅市の統計 - 青梅市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目[編集]