青稜中学校・高等学校

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青稜中学校・高等学校
Seiryo mon.JPG
過去の名称 青蘭学院中学校・高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人青蘭学院
設立年月日 1938年(昭和13年)
創立者 青田瀧藏
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(外部混合有)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 13613B
所在地 142-0043
外部リンク 公式サイト
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青稜中学校・高等学校(せいりょう ちゅうがっこう・こうとうがっこう)とは、東京都品川区二葉に所在し、中高一貫教育を提供する進学重視型私立中学校高等学校。高等学校において、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間では、高等学校第2学年から混合してクラスを編成する併設型中高一貫校[1]。校長は元慶大名誉教授の平野敏政。東京都環境学習推進校。1995年現校名と共に共学化、学校改革を推進。近年、東大一橋東工大早慶合格者を伸ばし進学校として知名度をあげてきている。新校舎完成後、偏差値上昇が顕著。

教育の特色[編集]

  • 授業・カリキュラム
  1. 2018年より放課後自習施設Sラボ運用開始 TOMASと提携
  2. 年に三度、全校生徒による一斉校内清掃を行う日を設けている。
  3. 毎年変更するシラバスに基づく授業を行っている。
  4. 数学、英語は、進度別少数授業を実施している。
  5. 週6日制である。
  6. 頭髪検査があり、爪の長さや履いている靴下、髪の色や長さについての検査・指導がある。髪の長さは耳や眉毛にかからない程度とされてある。
  7. 高校三年生は原則文化祭に参加できない。
  8. 英語早朝学習、朝読書、少人数ゼミ、予備校サテライト授業、放課後講習がある。いずれも参加希望制。
  9. 長期の休みには、低料金で各学科の特訓進学講座が開講される。
  10. 年に1回以上、各学年ごとに(高校第3学年を除く)八ヶ岳に所有する青蘭寮という寮で新入生オリエンテーション(新入研修)、野外授業、スキー研修、英語サマーキャンプ(英語研修、夏期休業中に希望者のみ参加)等を開催している。しかし、老朽化により寮が閉鎖されたため、現在、宿泊場所は一般の宿・ホテルとなっている。規則は学校内に準じ菓子、ジュース、遊び道具(トランプなど)、学校で禁止しているものを持って行くことは禁止である。また出発時の服装は制服であり、寮内では私服行動となる。
  11. 定期試験前には「質問の日」を設定する。これは原則月曜日(月曜日が休日の場合は別の日に変更される)に設定され、各教室に教員が配置され、生徒は各自教室に赴いて自由に教員に質問をすることが出来る。この時間中の部活動は禁止される。
  • 高校進学
  1. 内部進学は、原則、全員進学できる。

2018年、首都圏284学習塾の塾長、教室長へのアンケートによる「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキングにおいて2位となった[2]

大学進学実績 東大2、早慶60 早慶・国公立大合格を重視。 早慶上等指定校推薦枠増加。

沿革[編集]

  • 1938年 青蘭学院商業女学校創立
  • 1943年 財団法人化
  • 1947年 学校法人化、青蘭学院中学校・高等学校に改称
  • 1949年 青蘭学院高等学校に定時制課程設置
  • 1967年 青蘭学院中学校休校
  • 1978年 定時制、休課程
  • 1992年 青蘭学院中学校を再開
  • 1994年 高校商業科募集停止、普通科のみとなる
  • 1995年 青稜中学校・青稜高等学校に改称し、男女共学化 学校改革開始

周辺[編集]

  • 校庭が狭さを補完するために、学校から徒歩1分に位置するしながわ中央公園のグラウンドを賃借している。
  • 食堂の設置が無いため、昼食時には道路反対側に位置する品川区立中小企業センターのレストランや近隣のパン屋の利用が許可されている。
  • 大井町駅周辺のイトーヨーカ堂ヤマダ電機LABI品川大井町、アトレ大井町などの商業施設、校舎周辺4軒のコンビニエンスストア、への立ち寄り、アルバイトは禁じている。なお、携帯電話の持ち込みについては長い間、生徒会の申し送り事項となっていたが、2016年冬に初の試行期間が設けられ、2018年1月9日より持ち込み許可が実現した。校内での使用は原則不可。
  • 立地上駐輪場が設置されておらず、自転車通学は不可である。

交通[編集]

学校立地は非常に良く、東急大井町線を利用しての世田谷区方面に加え、横浜方面からの通学者が多い。千葉県からもアクセス良く一学年あたり10人以上通学している。

入試関連[編集]

  • 募集人数
  1. 平成20年度募集は、中学200人、高校130人。受験者割合は、女子よりも男子が多い。
  • 中学入試状況
  1. 中学の志願者数は、3000人、受験数は、2000人を超える。
  2. 平成20年中学入試の日程は、2月1日午前(第1回A)、午後(第1回B)、2月2日午前(第2回A)、午後(第2回B)、2月4日(第3回)の5回の入試があった。
  3. 平成20年中学入試の状況は、昨年度よりも倍率が上昇した。午前入試が比較的合格しやすい。
  • 特待生制度
  1. 入試成績優秀者は、特待生として、入学金と一年間の授業料が免除される。
  2. 入学後は、その年度の成績で、特待生が入れ替わる。

体育祭・学園祭[編集]

6月中旬に体育祭、9月中旬に「青稜祭」(文化祭)が開催される。体育祭は2015年度より中高別となり、高校は大井競馬場、中学はしながわ中央公園で開催される。期日は高校の方が早い。2012年は、9月22日(学校関係者のみ)・23日(一般公開)に青稜祭が行われた。文化祭運営は、生徒主体で行われている。文化祭実行委員は専用の繋ぎを着用している。放送委員主体の体育館イベントの演出を担当する「縁の下」も活躍する。

トピックス[編集]

・2006年には高校在学生が、トリノオリンピックの男子モーグルに出場した[1]

・ジョギング部: 旧来の部活動とは異なり、純粋にランニングトレーニングを楽しむクラブがある。週3回の活動で身体づくりと勉強との両立を目指す。対外試合はなくスポーツ愛好とライフバランスの充実を目的として活動。都内でも珍しく、新しい部活動のあり方として注目されている。

その他[編集]

  • 早大、慶大、明大等 指定校推薦枠を多数保有。
  • 昭和時代には偏差値、進学成績において低迷期あったが、平成以降、校名変更・共学化・中学校開設・進学校化を目指した学校改革が成功し偏差値が大きく上昇。
  • 新鋭進学校の位置づけ。近年東大一橋早慶への合格が増加してきている。
  • 部活動は、運動部ではボウリング部、ダンス部、文化部では吹奏楽部の活動が盛んである。
  • ジョギング部という、純粋にランニングを楽しむユニークなクラブがあり、学業との両立目指す生徒に人気。
  • 女子の制服は、同区内の品川女子学院を抑え、最も可愛い制服ランキングで1位に輝いたことがある。
  • 生徒が屋上に上がることは原則できない(一部例外あり)。
  • 校舎が2014年秋頃に改築された。
  • 自習スペースが充実。2018年よりSラボ運用開始、TOMASと提携。放課後校内で自習が可能。

主な出身者[編集]

関連項目[編集]

脚注及び参照[編集]

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  1. ^ 青稜高校の学校情報(高校受験パスナビ)(旺文社)の「ワンポイント情報」の冒頭による。
  2. ^ 「入学時に比べ大学合格実績が高い」中高一貫校 補習授業が高評価! 9年連続トップは… 安田賢治、夕刊フジ、2018年11月30日配信。